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第3回:討伐物と楽しい旅の関係性

さて、退治物を何度かやって、NPCの使い方や敵の出し方に慣れてきたら、

もうちょっと違ったシナリオをやりたくなると思います。
しかし、そこでイキナリ難しいシナリオをやろうとすると、
「GM難しい、、、!」になっちゃう。
一歩ずつ、ゆっくりやれることを広げていけばいいのです。

ということで、次は「旅の使い方」に慣れてみましょう。
まずは、第1回のサンプルシナリオを思い出してみて。


『第1回サンプルシナリオ:村でモンスター退治』

  1. 碇亭でボルドかスピアーズから、依頼を聞く。
  2. 村に到着(村への到着はシーン切り替えで一瞬でやっちゃいましょう)
  3. 村長からモンスターの居場所を聞いて、村人たちとPCの楽しいキャラチャをして。
  4. モンスターのいるところに行って戦闘。
  5. 楽しいエンディング。

2の「村に到着」の所は、一瞬で終わらせるようにと書いてますね?
そう、今までは村への移動は一瞬で終わってました。
ですが、この部分を一瞬で終わらせない。
「旅をシナリオに組み込む」のが今回の主眼です。

旅のシナリオに必要なもの Edit

そんなに難しくないです。
決めるのは「村の地図上での場所」と「そこまでの移動時間」「移動方法」だけです。

村の地図上での場所は、3.5の地図を見て決めちゃいましょう。

移動方法は、次の3つが基本です。

  • 陸路で移動できるなら、歩きかムィムィ
  • ファニュール川のそばなら川か歩き
  • 海を渡った島にあるなら

移動時間は、初めのうちは分からないでしょうから、雑談やメッセなどで、
てく。などに「この場所に行くにはどのくらい?」って聞けばいいのです。

旅は道連れ、世は情け Edit

しかし、せっかく旅のシナリオをするにしても
「洞窟を抜けるとそこは――」だけでは、少し物足りないですね?

そういうときは、旅に同行するNPCを付けてしまいましょう。
員や同じ村を目指してる旅人、商人など、
いろんな人を自由に出せるのも魅力です。

村に住んでるNPCと違って、旅をしてるNPCは、いろんな職種や種族を
出せるので、使うNPCの幅を広げるチャンス!

しかし、時間が足りないのであった! Edit

さて、「毎日の食事シーン」や「入浴サービスシーン」や
ちょっと風景描写をいれたり、NPCとの交流を深めたり、
とても旅はのんびりとしていて素敵なものです。

ですが、問題が一つ ――― セッション本編の時間がない!!

ええ、てく。は、あまりに楽しかったので、
旅だけで1セッション時間(4H)を費やし、続き物にしてしまったこともありますw
これはこれで、ちょっと問題ですねっ!

それの解決策は、退治物だと簡単です。
退治する対象が旅の道中で出てきた!

ってすればいいのさ。

さて、ちょっと長くなったけど、そろそろまとめ。
今回のシナリオ例は、こうなります。


『サンプルシナリオ:道中でモンスター退治』
1:碇亭でボルドかスピアーズから、依頼を聞く。
2:村への旅を開始。
3:道中、PCとNPCで楽しいキャラチャをしたり、サービスシーンをしたり。
4:いきなりモンスターが乱入!戦闘!
5:村に行って依頼完了を確認。楽しいエンディング。


これまた簡単ですね!

旅をしながら退治物のサンプルセッションをやってみたので、みんな見てくれよなっ!(所要時間3H)
http://gurrad.verse.jp/log/2010/201009/log20100917d.htm

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