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クオ麦

クオ麦は、正式名称を『クオ=ルートの麦』といい、大いなる海に逃れた人々に対しクオ=ルートが与えた恩恵の一つと言われています。レングラート地方に自生する植物で、主食・加工品の重要な原材料の一つとして栽培されています。
というのも、この麦に似た植物は、小麦が本来生育できないこの熱帯地方でも育つほか、海水を好む性質があるためです。(小麦は、高温で水が多すぎる環境では生育しません)

そのため、諸島の町や村の周囲、特に海岸側でよく栽培されており、海水を畑に引きこんだり撒いたりして育てます。入江を使ったり、溜池を作ったりしてクオグラ農法で育てている場所もあります。この植物は、性質も麦に似ており、エールの原料になるほか、粉にしたものを他の穀物の粉と合わせて、パンや麺、粥として食します。(性質的には大麦に近いでしょう)

クオ麦を使った代表的料理 Edit

オートミール、ポリッジ
乾燥させて潰したクオ麦を水で煮こむ料理で、よく食されています。いわゆる「お粥」。干し果物などを入れたり、ガルム(魚醤)などで味を整えたりします。
黒パン
挽いて粉にしたクオ麦を焼いたパンで、干し果物などを入れることもあります。こちらもレングラートでよく食されている主食です。
パスタ
挽いて粉にしたものを水で練り合わせて生地にし、ヌードルにして食べます。

アルケナル小麦 Edit

温帯湿潤なアルケナル地方では、PL世界で一般的な「小麦」も栽培されています。
このアルケナル小麦レングラート地方にも輸出されており、
この粉で作られた「白パン」は、柔らかく上品な味で、上流階級に人気です。

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