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シーフギルドの情報と情報料

シティセッションにしても、アウトドアにしても、ＰＴが情報を集める必要がある場合は数多く存在します。ここでは、セッションの情報収集に関するアドバイスおよび、その時に利用できそうなレングラートの情報ソースについて記載します。

「キャスパール（陸）」「トリュアート（海）」の情報窓口 †

ルアーブル市の中では、「キャスパール（陸）」「トリュアート（海）」も、自分たちの縄張りの中のことなら詳しいですし、それ以外のことも、それなりには情報を収集しています。また、市の外に関することでも、トリュアートは海賊や島々など海に関する情報が集まり、キャスパールは内陸部や遺跡など陸に関する情報が集まります。

ただ、ルアーブル市は大都市で、人の移り変わりも多い港町です。そのため、特に人に関する情報は、ギルドでも集めにくいものです（十分な情報料を出してくれるなら、人手を割いてある程度調べてくれたりはします）。有名人ならともかく、無名の一般人のことなどほとんど知らないと言っていいでしょう。
また、ＮＰＣが程度「有名」か「無名」かは、【技能レベルと知名度】の（一般技能＆冒険者技能の）レベルによる知名度が、参考になります。
情報の値段と信頼性は、どのくらいが妥当ですか？

情報の値段は、どのような情報かによって変わります。最重要機密の情報は、軽く数万はいくでしょう。それ以前に、いくら金を積まれても「知らない」よ、という次元のこともよくあります。高ランクのセッションは、ＰＣが求める情報も自然と価値が高くなることが多いので、もうすこし高めに設定してもよいでしょう。
また、ギルドの情報は（売ったものに関しては）正確です。不正確または裏取りが不十分な場合、「裏はまだとれてない」と、不確実情報であると明らかにします。情報の正しさは、プロの情報屋として譲れない一線であり、意図的にウソをついたり不確実な情報を平気で流すようでは、シーフ達からの信頼は得られないのです。ただ、ＰＣたちから得た情報（ＰＣたちがギルド窓口にしてきた質問も、立派な情報です）を、別の誰かに売ることはあります。もちろん、買うＮＰＣがいれば、ですが。

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