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セレスライト

『星の揺り籠』セレスライト

『そうだな――眠れる怪鳥、ってところか』 - ラッタウドラグ・グランドロード「ガンディリオ

白い肌に、薄桃色の髪と翼。持つ蛇の鱗は純白。黒系の肌、髪色が主体のレイブン氏族において、そのような特異的なアルビノの外見を持つ彼女こそが、レングラート地方レイブン氏族の頂点に身を委ねるアークロード、セレスライトです。
非常に卓越した魔法技能を有し、特に儀式系魔法の達人であるとされています。その能力、知識、魔力から織り上げられる大魔法は容易に一個軍隊を吹き飛ばし、堅牢な都市を焦土と化すとまで言われています。
とは言え、その重要性からか高位ガルクランの中では最もその姿を露出させる機会が少なく、普段はラッタウの奥深くで、星霜をいかに苦しめて滅ぼすかについての研究に余念がないのだろうと噂されています。

詳細(知名度:18) Edit

『星の揺り籠』というソーサラー技能を示す隠喩を二つ名に持つだけあって、セレスライトレイブン氏族における「最も高貴な血筋を持つ者」の一人であり、それはすなわち、非常に卓越した魔法技能、そしてその天性的な才の持ち主であることを意味しています。ソーサラーシャーマンの魔法技能に精通し、また自らでは扱わないながらも、異界の術――ウォーロックの魔法についても熟知していると言われます。こと「魔法」についての知識ならば、並ぶものはいないとまで言われるほどです。

しかしその『揺り籠』という部分が示す通り、彼女は極めて怠け者――というか、何よりも眠ることが大好きな性分であると言われています。性格も穏やかなもので、心優しい少女の一面も持っています。ただし、それはあくまでも友人に対してのみのもので「トボけててもレイブン」と彼女の親友に言わしめるほど、根っこは紛うことなきレイブンです。一に睡眠、二に微睡み。三、四が魔法研究で、五に敵をいかに苦しめるかを考えている、と言われるほどなのです。

そんな彼女は、軍事に関してはあまり心得がなく、また睡眠時間が削られるからという理由で、自身の副官であるレイブンロードのミュールストロフに自身の権限の殆どを委任しています。
セレスライトミュールストロフをよく知らない者は、ミュールストロフが魔法以外に何も知らない小娘をだまくらかして上手いこと権限を握っていると言われていますが、セレスライトはアークロードになってから知り合ったはずのミュールストロフに確かな信を起き、自身の権限を任せているのです。両者の間に何があったのか――それは、二人のみが知っているのかもしれません。

深淵におけるセレスライト Edit

  • 下記情報は、マスタークラス以上のガルクランか、そのクラスのガルクランに教えてもらう以外の方法では、知ることができません。なお、下記情報は知名度10(マスタークラス以上のガルクラン)です。

来歴 Edit

セレスライトが一躍有名になり、記録に登場するようになったのは、あるオーガの一族がガルクランに反旗を翻し、名を揚げようとした事件をガルクランの仲間と共に解決したことによります。
それ以前の彼女の経歴については、全くの不明です。レイブンのオーバーロード達も、彼女のような優れた血筋の逸材が何故それまで全く知られていなかったのか、首を傾げているとまで言われています。
とにもかくにも、ガルクラン・ロードに匹敵する実力を持っていたオーガ・セイヴァーを下したその事件において、今まではレイブンの一小娘に過ぎなかった彼女の名声は跳ね上がり、それが切っ掛けとなって深淵世界にその名を知れ渡らせた彼女は、有象無象の敵に囲まれ――しかし、ただの一度も害されることなく、レイブン・アークロードの席に居座りました。
その隣に立つ副官のレイブンロード、ミュールストロフと共に、彼女はレイブン氏族の中でも恐れられています。

ステータス Edit

所有アビリティ(一例) Edit

〈〈高貴なる血統〉〉:所有している全てのルーンマスター技能の魔力値に恒久的に+2の修正を与える。
〈〈双つ術〉〉:自分の手番に二系統のルーンマスター技能から二つの呪文を同時に行使することが出来る。
〈〈魔の指先〉〉:魔法拡大を行う際、それによって増加した消費精神力を最終計算値から半分にする。
〈〈苦悶の魔力〉〉:ダメージ魔法を行使する際、そのダメージ値に+2の修正を与える。

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