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ノース諸島

氷の海、ノース諸島

ノース諸島の周辺海域ではフラウ(とフェンリル)の力が極端に強まっています。
あまりに氷の精霊たちの力が強いため、この海の水はシャーベット状になっており緩やかに流れております。
この海は氷の海と呼ばれます。
その酷寒な気候と凍てついた海により、舶は通ることができません。また食糧となるものもごく限られています。
原住民といえる知的生物は最南端のオーロラ島に住む白狼ライグルぐらいしかおらず、内部の状況の大半は未だ謎を多く残しています。
現在では一攫千金を求めてやってきた冒険者たちが、オーロラ島にある港町ロランを拠点に『パティ』を用いて冒険・調査を行っています。(パティについては後述)
その他、エンファータでは貴重な氷を商品として買い付ける商人なども出入りしています。

歴史 Edit

(書きかけ、しばしお待ちを)

特徴 Edit

地域 Edit

『最南端』オーロラ島 Edit

ノース諸島の最南端にある島で、東部に広がる『霙の森』には白狼ライグルが住んでいます。西部には『ロラン』という港があり、そこは氷の海の財宝や自然物を求めてきた商人や冒険者が滞在しています。
オーロラ、という氷の海近辺で見られる夜間に光の幕が下りる現象が比較的手軽にみられることで知られ、観光に来た富裕層も稀に見られます。

『不凍港』ロラン Edit

どこからともなく金とスリルを求めてきた冒険者たちが集まってできた港町です。町といっても冒険者技能を持たない一般人はほとんど存在せず、施設もごく限られています。
人口の大半は冒険者冒険者相手に商売をする商人、乗り、学者、そしてパティを手なずける調教師(霙の森から出たライグルが多い)で9割を占めます。
全人口は外部から来た人間が150人ほど、常住している者が50人ほどです。
この港の周辺の海は海流の関係で渇きの海から海水が流れてくるため年を通して凍ることはありません。
大陸などから来た冒険者はここでからパティに乗り換えて、氷の海を探索します。
どこの国に属している街でもなく、街を仕切るのは何人かの常住する商人です。治安は彼らに雇われた冒険者によって守られています。
賢者の学院の支部も存在し、ここでしか採れない自然物や遺跡の研究が進められています。ただし支部といっても掘っ立て小屋も同然で、職員も3人しかいません。このため冒険者の手を借りるのが日常茶飯事です。

『霙の森』 Edit

ロランの東一帯に広がる針葉樹林です。元々島に住んでいた白狼ライグルが住んでいます。彼らは元々パティを手なずける技を持っていました。
冒険者が島にやってきた最初の頃は彼らと衝突することがしばしばありましたが、冒険者側からはライグルのパティを手なずける技術や彼らの採ってきたオーロラの欠片などが貴重で
ライグル側からは人間が持ち込む島の外の珍しいものに興味を示しました。その結果現在は霙の森とロランの街は相互必要以上の干渉はせず、に何度か互いに物々交換をすることで友好関係を保っています。
白狼ライグルたちは『イグルー』という詰められた雪に穴を掘った家に住んでおり、中には毛皮が敷き詰められています。見た目に反して寒さをよく防ぐ快適な住処です。

『外縁部』グレイトアイスバーグ Edit

オーロラ島よりも北にある外縁部はグレイトアイスバーグ(アイスバーグ、氷山塊)と呼ばれる島々が点在しております。
なお、レングラート地方で氷海はノース諸島域しかないので口語ではアイスバーグと呼ばれるのが普通です。

解氷期 Edit

グレイトアイスバーグは年に数回から十数回、氷の海全体のフェンリルの力が弱まる解氷期に激しく溶けます。そして海域全体が躍動するように島々や氷山を移動、浮上、沈没させ、やがてフェンリルが力を再び強めるとまた元のシャーベット状に固まります。
そのせいでこの一帯は年に何度も地形を変えます。そのため地図などあってなきの如しであり、まさしく生きている自然といえます。
かつてはこの年に数回、それもごくわずかの期間にしか起こらない解氷期(といっても10度以下の気温ですが)にだけこの島に立ち入れました。ただ立ち入れることはできても食糧や環境の問題で長期滞在は不可能でした。

破片の遺跡群 Edit

この島々にはどういうわけかいくつもの遺跡が確認されております。発見された文字から古代王国時代のものと推測されてはいますが、その全貌は明らかになっておりません。
ですが、これまでわかっていることからこれらの遺跡群は元々一つの巨大な遺跡であり、何らかの理由で砕け散り、点在する島々になったとみられています。
そのためこれらは破片の遺跡と呼ばれています。
そのことから空中大陸にあった巨大な遺跡が墜落したのでは、という説を唱える学者もいます。他にも複数の説があります。
これらの遺跡は解氷期による地形の変化のたびに新しいものが発見され、これまで行けた遺跡に行けなくなったりします。
また氷の海に漂流し沈んだ古い舶なども同様に浮上して発見されることがあります。

中心部『不可能の玉座』ブリック島 Edit

ノース諸島中心部にある諸島最大の島は『不可能の玉座』と長らく呼ばれておりました。
この島は頭頂部に「返し」のあるキノコのような形状の構造をしており、その高さは低い場所でもゆうに100mはあります。
更に台地の上は吹雪の伴った強風が吹いておりフェンランが空を飛んで近づくのも難しかったからです。
そのため長年存在は確認されてはいても到達は不可能といわれ、不可能の玉座の上には死後の国がある、黄金郷がある、などといわれていました。

オーロラ Edit

とはいえ、同時にこの島には他にない魅力がありました。夜が訪れる度にこの島の中心部から天を衝く七色の光が空に向かって伸び、その光はやがてシャワーのように夜の空に降り注ぎます。
それはオーロラと呼ばれ、レングラートでも珍しい神秘と美しさを放つ景色となっています。オーロラが見える範囲は氷の海の一帯に限られます。
また、氷の海には拳ほどの大きさの七色に煌めく石が時折見つかることがあり、それはその美しさからオーロラの欠片と呼ばれています。
オーロラの欠片は宝石として扱われ、高値で取引されるため、オーロラの元があるであろう不可能の玉座に挑む冒険者は数多いるのです。

冒険商人ブリックス Edit

しかしほんの20年前にブリックスという冒険商人が不可能の玉座に入り口になる洞窟があることを発見しました。
ブリックスはこの洞窟が一見深い氷に閉ざされた洞窟に見えましたが、よく調べるとここが巨大な遺跡であることがわかりました。
アイスバーグ周辺に散らばった遺跡群の中心だった場所ともいわれていますが詳細についてはまだ調査中です。
ただ、何度かの捜索の末、不可能の玉座の上、つまり台地の上に上ることに成功しました。
酷寒による障害、ガーディアンや寒冷地に住むたくましい獣たちの攻撃を掻い潜り、遺跡のや仕掛けに挑みました。
そして不可能は破られたとしてかつての名称を改めてこの島に自分の名前を付け、島はブリック島と名づけられました。
ただし、台地には上ることはできましたが、未だに不可能の玉座の内部の大半は未知のままです。

ブリックの王冠 Edit

更にこの話にはさらに続きがあります。なんとブリック島は外縁部から見える台地の上にさらに高い台地が聳え立っていたのです。
やはりこの台地も遺跡であり、入り口は発見されましたが、不可能の玉座よりも更に手ごわいガーディアンらの存在、そしてさらに高く急な構造によって頂上は未踏破です。
そしてこの台地の遺跡にもブリックは名前をつけました。『ブリックの王冠』と。
勿論オーロラが湧く元があるのはこの王冠の頂上かと思われます。
現在ブリックスはこの王冠も踏破しようと考えており、時折冒険者を募って調査に乗り出しますが未だ登頂は果たせていません。

名物・生物 Edit

  • パティナージュ
    雪上、水上を航行できるシャチの仲間。島のライグル達が飼いならし、輸送手段に使われている。
    詳細はパティナージュの項
  • オーロラの欠片
    貴重な石。高値で取引される。
    詳細はオーロラの欠片の項
  • 火の化石(フロギストン)
    この島でしか取れない暖かい石。カイロ代わりに使われる。しかし、長時間熱い所にあったり火をつけると破裂する。
    詳細は火の化石の項
  • 不溶氷(エターナルフローズン)
    暖かい所でも解けることが無い氷。ただし、砕いたりして小さくなると普通の氷のように溶けだす。

人物 Edit

(未記載)

セッションソース Edit

(未記載)

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