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パスツェル

エンファータの神話に登場する「黒き宝珠」のことです。強力な創造の力を秘めているとされ、パクタックなど、様々な種族の誕生にも関わっていると言われています。

しかし、今のパスツェル深淵の森を生み出す宝石として知られており、星霜の者たちから畏れられています。深淵の手から奪ったり、遺跡などから手に入れたパスツェルは、深淵の森のような悪しき創造の力を生み出せぬよう、九大神テンプルに奉納して浄化するか、大海に投げ捨てる のが一般的です。
深淵の森は海ではその力を失うため、その基となるパスツェルも同じように海の底に沈めてしまう、ということです)

特徴 Edit

パスツェルは黒いダイヤモンドのような宝石で、光を通さない真っ暗な色ですが、透明感があり、光のない所でもキラキラと細やかな煌きがその縁に現れるという、不思議な宝石です。その特徴から、見る人が見ればパスツェルを他の黒い宝石と明確に区別できます。

また、〈人〉の時代に発見されたパスツェルは、ガラクジェム時代やその後を経て細かく分割されているため、今では指先くらいの大きさのものが一般的です。ただ、それよりも大きなパスツェルもあります。大きくなるほど秘められた魔力も莫大なものになると言われています。

パスツェルの魔力 Edit

星霜の者には、パスツェルの力を引き出す技や呪文は伝わっていませんが、深淵の者にはそれが伝わっており、彼らはパスツェルを触媒に儀式を行うことで「深淵の森」を生み出すことができます。

一般的な小指の先くらいの大きさのパスツェルでも、その中に秘められた力は恐るべきもので、ガルクランは然るべき儀式をすることで、そこそこの大きさの深淵の森をそのパスツェルから生み出せます。これが握りこぶし大やそれ以上のものになれば、その力は計り知れないものとなるでしょう。

なお、パスツェルを《センス・マジック》した場合、強力な魔力の輝きを見て取れます。

パスツェルを飲み込む Edit

ヴェルラグに関する神話などでは、時折「パスツェルを飲み込んで神の力を得る」という記述があります。
それを試すのは自由ですがおすすめしません。パスツェルは魔法の劇毒のようなもので、それを飲み込むと、殆どの物は力に耐え切れず、深淵の化物になったり、その他致命的な副作用を引き起こすと言われています。

パスツェル信仰 Edit

ガルクランの一員である種族「ペトラ」は、神話にある最も巨大なパスツェル(ガラツェル)を彼らの神として崇め、パスツェルを神の御体の一部として大事にしています。この信仰により、ペトラは様々な奇跡を執行できますが、ペトラ以外の者がパスツェル信仰をしても、それらの奇跡は習得できません。また、人族の世界では、パスツェル信仰は邪神の教えとみなされています。

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