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パンターム

『流れ着くものの街』パンターム

最大の特徴は街の構造。パンタームの町は湿原と暗礁に囲まれた地盤の悪い土地の上にあるのですが、無数の廃をその上に沈め、足場とすることによって広い土地を確保しています。
これらのはかつてサウス砦周辺で起こった、ドラグ・ウォーロード率いるガルクランとの大戦で傷つき沈みかけた軍や輸送です。
そのためその名残として街のあちこちにのマストが林立しており、地面を掘るとかつての甲板が顔を覗かせます。
大戦の際、舵や帆を失い川に流されたが河口付近に漂着し、そこを商人や旅人が休憩所として利用しはじめたことからこの街が始まりました。
街ができてからもサウス大河でギルマンマーシュマンに襲われて壊れたなどがこの街に捨てられるなどして街の範囲は更に広がりつつあります。

歴史 Edit

(未記載)

特記事項 Edit

水の民の国「シェルル」 Edit

「シェルル」は<人>の時代にアーベ公国の南部〜シェルウィンド湖に存在したといわれる国で、水を操る魔法・技術に長けた人々が住んでいたといわれます。
一説ではシェルルとはケルルの森ケルルの語源となったともいわれます。
彼らの治水技術は現在のレングラートの技術とはくらべものにならないほどのものであり、彼らの遺した遺跡は水門や橋、上下水道、ダム、地下港、水中都市、巨大といった水に関するものが非常に多いです。
水害や治水の必要性に常にさらされるレングラートの研究者は彼らの技術に強く興味を抱いており、冒険者に寄せる発掘や調査の依頼は後を絶ちません。
ただし現在は<竜>の侵攻によってその文明は失われ、年月の重みに晒された結果その痕跡の多くはサウス湿原シェルウィンド湖の底に眠ることとなっています。
パクタック種はシェルルが滅んだのちに生まれたとされますが、シェルルの技術の中には水を清めるものもあり、パクタックの賢者たちの間でもシェルルの技術は興味を抱かれています。
パンターム冒険者宿はシェルルの遺跡を目当てにやってくる冒険者や研究者で常に賑わっています。

名所 Edit

パンターム外港-浅瀬 Edit

パンターム周辺の海は遠浅で大型舶は街に停泊することができないため、大型は岸からやや離れた小島に造られた外港に停泊します。
外港とパンターム市内の間の浅瀬地帯はレッサーヒッポを利用して人や物品を運搬します。
また干潮時には浅瀬は完全に陸地となるため、海底に築かれた道を直接馬車が行き来することもできます。
面倒な構造ですが、この浅瀬地帯に護られているおかげでパンタームの町は海賊による襲撃がほとんどありません。
ただし週に一度の干潮時は海賊が狙ってくる時もあるため、その間は港周りの警備が強化されます。

また外港から離れた浅瀬地帯はレッサーヒッポが放牧されており、養殖が盛んに行われています。
元々レッサーヒッポの飼育技術は隣国リューンスの獣使いからもたらされたものですが、栄養分に富んだサウス大河河口の汽水域は餌である魚や海藻が豊富であり、レッサーヒッポを育てるのにとても都合がいいのです。
レッサーヒッポの養殖はパンタームを代表する産業であり、ここで育てられたレッサーヒッポサウス砦ルアーブルなどにも輸出されます。

ミステールの大神殿 Edit

ミステールとはかつてサウス砦を守ったクオ=ルート神官戦士で、彼女がサウス砦を訪れた際ドラグ・ウォーロード率いるガルクランの大軍勢がサウス砦を襲いました。
ミステール自身はドラグ・ウォーロードとの決闘の果てに相討ちし、主をなくしたそのは他のと同様にパンタームに流れ着きました。
しかし激しい戦いにも関わらずこののマストは穴ひとつ空くことがなかったため、英雄の一人として数えられるようになったミステールの威名とともにこのにはクオ=ルートの加護があるとして各地に話が広まり、
以降このは「海に浮かばないが神官が常にいる唯一のクオ=ルート神殿」としてこの町の名所になります。
なぜならこのの主であるミステールは亡くなっていますが、彼女との加護を求めて各地のクオ=ルート神官がやってきてここに泊まるため実質的にいつでも神官が存在する場所として重宝されているからです。
ここにやってきたクオ=ルート神官は自分ののマストを洗った後大神殿に掲げて干し、クオ=ルートの加護をもらうという習わしがあり、マストが乾くまで神官がとどまるのです。
なお、神官でなくともを持つ者ならば自分ののマストを同じように干そうとしますが神殿のマストは優先的に干すスペースを譲る、というのが暗黙の了解となっています。
このためこの場所はクオ=ルート神官信者たちの出入りが激しく、彼らが集まって各地の海の情報を交換する場所としても利用されています。

パンタームの川賊ギルド Edit

パンタームにはルアーブルでいう海ギルド、陸ギルドにあたる盗賊ギルドはなく代わりに川賊ギルドというものがあります。
基本的には他の町のシーフギルドと変わりはありませんが、パンターム川賊ギルドの構成員はルアーブルの陸・海ギルドの元構成員が多く、両ギルドとの確執が根強くあります。
ギルドの規模もトリュアートキャスパールに次いでアーベ公国でも3番目の規模をほこっています。(ただし大きさはトリュアート(キャスパール)を10とするとパンタームギルドは3〜4といったぐらい)
支配領域が離れているため表だってルアーブルの両ギルドと争うことはありませんが、万が一キャラクターがルアーブルの両ギルドの構成員とばれた場合は川賊ギルドに因縁をふっかけられる危険性はあります。

ルアーブルの陸・海ギルドとかかわりを持つPCはパンターム川賊ギルドでの情報収集は難しいですが、陸・海ギルドは川賊ギルドの動向を監視するため密偵をこの町に派遣しています。
ギルドの正規メンバーならば密偵とつなぎをとって彼らから情報を得ることが可能となります。

犯行の手法はギルマンマーシュマンと商が争っている間に漁夫の利を得ようとしたり、
狙った商を目立たない暗礁におびき寄せて座礁させたりなど知恵をきかせたものが多く、ギルドの場所も週ごとに位置を変えたりなど慎重な肌を持っています。
またサウス湿原で多く採取できる毒物を巧みに利用することでも知られ、暗殺用、戦闘用は勿論、襲撃に眠り草の煙幕を使ったり、捕えた相手を拷問・脅迫するときにも毒物を使います。
支配領域が離れている割にルアーブルの両ギルドから警戒されるのはこの特徴のためでもあります。

なお、犯行手法自体は悪質ですが、彼らは表社会を極端に混乱に陥れることを嫌います。(どんな犯罪もほどほどの程度で終わらせる)
なぜならパンタームの治安を悪化させすぎるとサウス砦の補給や戦力にも影響が出てしまい、やりすぎれば深淵勢力の侵攻を招いてしまうという危惧をギルド長がもっているからです。

サウス湿原 Edit

パンタームから東部にかけて広がる湿原です。
詳しくはサウス湿原の項を参照

デルタ Edit

サウス大河の河口付近、パンタームとはほぼ隣接する中州地帯です。
この地域はその水に恵まれた土地ゆえにパクタックの集落が無数に存在しています。ゆえに水田も多く広がっています。
同時にサハギンギルマンの住処も多く、常にパクタックサハギンギルマンとの諍いが存在する危険区域です。
パクタックたちは人間たちと協力関係にあり、深淵との共同戦線だけでなくパクタックの米を人間が買い取り人の生み出したものをパクタックが買い取る商売上の関係もあります。
またサウス砦へ向かうを付近の流域に詳しいパクタックが案内することも多いです。

カレントターミナル Edit

ケルルの森の南端、サウスファニュールの河口、パンタームとはデルタを挟んだ対岸に位置する流域の通称です。
こちらもパンタームと同じく、サウス砦での大戦で破損したやそのほかの漂着物が流れ着く土地なのですが、ケルルの森の獣と繁茂する木々を嫌ってかこの場所には人は集まらず土地の整備がなされませんでした。
結果、多くの川賊やケルルの森の獣、洪水などで上流から流されてきたケルセットの密林のモンスターなどが住み着く危険地帯となっています。
特に川賊はここを根城にしてデルタやサウス大河流域の商を襲うことが多く、地元のパクタックたちは頭を悩ませています。
それとは別にケルルの森に隠れ住む海賊たちとここの川賊たちが諍いを起こすこともあるそうです。
パンターム川賊ギルドの支部もどこかにあるそうですがここの川賊全てが川賊ギルドの支配下にあるわけではありません。そのため中には「やりすぎる」川賊もいるそうです。

人物 Edit

『泥濘の』トランザ  Edit

かつてはトリュアートの幹部だった男で、トリュアートから離反しパンタームに川賊ギルドを作りました。離反の原因は明らかではありませんが、トリュアートギルド長『赤銅の』ペリューカともめたそうです。このためトリュアートからその首に高額の懸賞金がかけられています。
ですが、高位のソーサラーでもある彼は、常にシェイプチェンジで他人になりすましており、演技も一級品であるためその尻尾を掴むことができずにいます。また、彼と連絡がつくのは少数の信頼できる側近だけとされます。

時と場合によって非情な決断をすることもあれば敵に温情を与えることもあり、かなり気まぐれな判断に見えますが、最終的には彼の利益に結び付ける才能に長けています。しかし、先見の明に富むとも、余興や諧謔を好むとも、何も考えていないともいわれます。
二つ名の『泥濘』は何を考えているか見通すことができないが、大抵はろくでもないこと、という彼の特徴からトリュアートがつけた蔑称ですが、当人は気に入っているようです。

『空磯の海鳥亭』ホワイテクス Edit

「年齢というのは、経験の皺の数で決まるもんだからな」

グレイテクスの父親で、40すぎまで現役冒険者だった凄腕です。リスク管理も抜群で、受けた仕事は必ず妻に知らせたりして、なにかあった時のバックアップも用意するくらい、安定感のある仕事をしていました。しかし、馴染みの冒険者の宿の親父がメタモルスによって乗っ取られたのまでは見抜けず、窮地に陥ります。
しかし、日頃の用心深さのおかげで、グレイテクスたち冒険者に助けられました。そうして最後の仕事となった冒険後、パンタームにある冒険者の宿『空磯の海鳥亭』の主人となり、今は仕事を回す側に立っています。

セッションソース Edit

レッサーヒッポ捜索』ランクC
放牧していたレッサーヒッポの子供がギルマンに奪われた。デルタ流域を捜索し、レッサーヒッポが彼らのランチになる前に救出してほしい。
『シェルルの水門の探索』ランクB〜C
サウス湿原でシェルルの民の遺跡と思われる水門跡が発見された。現地の学者を護衛しつつここを探索し調査の助けにせよ。
サウス砦までの商の護衛』ランクC
兵站を運ぶ商人を護衛し無事にサウス砦まで送り届けよ。ただし大河流域にはギルマンや川賊たちの動きが活発になっている。くれぐれも注意せよ。
『裏切り者の始末』ランクAB
トリュアートギルドで横領をしていた元ギルド員がパンターム方面へ逃げ延びた。始末をつけたいところだが場所柄大勢のギルド員を送って始末するのは得策ではない。
そこで表向きは犯罪者の捕縛の依頼として第三者越しに冒険者宿に依頼を送るのでトリュアート正規メンバーであるプレイヤーは他の冒険者と協力して対象を捕まえてほしい。
なお、パンタームギルドトリュアートと敵対している。元ギルド員も簡単にはパンタームギルドの保護は受けられないであろうが、くれぐれも注意してほしい。

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