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ポート・ガルハザード

『裏切り者の港』『霧の街』ポート・ガルハザード

この都市の歴史は古く、その基盤は〈人〉が作ったと言われています。アルケナル帝国の時代には、帝国の中枢 ―― 内陣と呼ばれた、今は海に没した大地 ―― と、辺境を分ける街として栄えた大都市です。『霧の街』とも呼ばれるポート・ガルハザードは街全体が霧に覆われており、街の中の構造が自由に移動することで知られています。

アルケナル帝国滅亡後、この街は完全に深淵の手に落ちました。また、この街は星霜の『裏切り者』たる奴隷商人や海賊たちが攫ってきた星霜の人々を売り飛ばす街としても知られています。

歴史 Edit

アルケナル帝国の御代、この街は、帝国中心部『内陣』と辺境地方の出入り口として、繁栄していた街でした。その歴史は古く、この都市の基盤は〈人〉が作ったと言われています。その地政学的重要性から、帝国の主要都市の一つとして大いに賑わい、厳重に防衛されていた都市です。

アルケナル帝国末期の深淵の大侵攻も、その厳重な防衛と、古代からの魔法の霧の防衛を使うことで持ちこたえましたが、その間に帝国本体が滅亡。その際、時の太守が、多数の星霜種族を提供する見返りに、侵攻しないよう交渉したと言われています。そのため、この街は『裏切り者の港』と呼ばれるようになりました。ですが、深淵は時間を掛けてゆっくりとこの都市の支配を確立。この都市に住んでいた多くの星霜の民は、奴隷に落とされたとされています。

『裏切り者の港』の名にふさわしく、街には多くの『裏切り者』 ―― 深淵に忠誠を誓った星霜や狭間の民 ―― が住んでいます。また、この街には、攫われてこの街に投げ込まれた星霜狭間の者、先祖代々、逃げることもできず住み着いている星霜の民も多くおり、深淵の支配に虐げられています。

都市構造 Edit

ポート・ガルハザードは、元々はアルケナル帝国の大都市であり、つまりは星霜の街のため、街を征服した深淵種族もその全容を未だに把握し切っていません。また、街には、〈人〉時代の遺跡などから出たガーディアンゴーレムなどが徘徊しています。

魔法の霧に覆われた街 Edit

ポート・ガルハザードは街全体が霧に覆われており、街の中の構造が(都市内を)自由に移動することで知られています。そのため、ここでは都市内の地図はほとんど役に立ちません。この街でまったく移動しない場所は、港、大門、そして支配者の塔だけと言われています。

『門』による移動 Edit

この街には、アルケナル帝国時代から『門』が設置されていました。帝国滅亡時にその『門』アル=グラム神殿地下の隠し部屋に移され、今ではこの街でその存在を知るものは誰もいません。『門』としては完全に機能するため、『港』からここを利用してこの街に進入することが可能です。

街の名所 Edit

アルケナル帝国滅亡後、街の西端に増設された施設です。星霜の奴隷商人や海賊などが、攫った奴隷たちをこの街で売り飛ばすため、この港を利用します。
支配者の塔
街の中央にある、支配者が住まう巨大な城です。運河の堀で囲まれており、許可あるものしか城の中に立ち入ることは出来ません。
奴隷市場
アルケナル帝国時代の劇場を利用した施設です。攫われて集められた奴隷たちは、ここでガルクランや『裏切り者』、小金持ちのオーガゴブリンなどが参加する競りにかけられます。
牧場
星霜の若い(とても質の良い)男女を育てている、いわゆる『深淵の牧場』です。
アル=グラム神殿
敷地内は神殿が深遠に蹂躙された際に呼び覚まされたという亡霊たちが徘徊する廃墟です。亡霊たちは生けるものを見るとワイトのように魂を奪う攻撃をしてくるため、今では誰も寄り付きません。しかし、ナインズ神官がいれば、然るべき儀式で暫くの間は彼らをなだめることが出来ると言われています。
三色テント
大商人ザルバールの天幕です。

街の特徴 Edit

気候 Edit

温暖湿潤なアルケナル地方に属していますが、大陸の高い山々からそう遠くはないこの地には、冬にはフェンリル風と呼ばれる大陸からの冷たい風が強く入り込みます。そのため、ポート・ガルハザードには、春夏秋冬の四季が存在します。

住民構成 Edit

ポート・ガルハザードは、ヒエラルキーによっておさめられている街です。

支配者
この街を治めるガルクランです。
上位ガルクラン
街に数十人いる、高レベルのガルクランです。
下位ガルクラン&上位深淵種族
ガルクランオーガの高位(ロードやチーフ・司祭階級など)など、街の支配階級であり、上位ガルクランの部下などとして活躍しています。この街の一般市民の1グループであり、数百人~千人以上存在します。
裏切り者
人間など、星霜や狭間の民で積極的に深淵に仕えている者たちです。「協力者の腕輪」というものをつけています。これは「深淵ではないものの深淵に協力する者である」ことを示す一方、裏切りを防ぐためのアイテムで、街から遠く離れたり、あるいは裏切りが発覚したとき魔法の力で装着者を死に至らしめると言われています。また、これを外せるのは、この街の支配者だけと言われています。
数十人~数百人ほど居るという彼らの目的は様々です。力に魅せられて深淵同様のことをやっている者や、あえて深淵に協力することで、この街の星霜狭間の者などを助けようとしている者もいます。
深淵種族
ゴブリンボガードオーガサハギンギルマンなどの深淵種族です。また、狭間種族ですがケンタウロス傭兵や衛兵などもこのランクに入ります。この街の一般市民の1グループであり、数千人(匹?)います。
奴隷
この街の数万の星霜狭間の者のうち、3~4割が深淵種族以上の階級層の奴隷となっています。
彼らは「奴隷の首輪」というものをつけていて、ガルクランや、あるいは深淵種族の財産になっています。首輪には奴隷の名前、主人の名前とその所有の証明が刻み込まれており、魔法の鍵とセットになっています。この鍵を使う方法以外で首輪は外れません。また、鍵に向けて魔力を込めると、首輪のサイズは自在に変化するため、鍵を持つ主人は、奴隷を好きなときに殺すことが出来ます。また、街から遠く離れても、これは発動します。
奴隷たちは一見悲惨なように見えますが、意外とそうではありません。誰かの所有物であるということは、無闇に殺されることは少ないということですから。この街の一般市民の1グループであり、ガルクラン深淵種族にこき使われながらも生き続けて、そして死んでいきます。
浮民
数万の人族のうち、6割ぐらいを占めます。自由ではありますが、この階級制度において最もヒエラルキーが低い存在で、誰に何をされても文句を言う場所はありませんし、その辺りをうろついている深淵種族がひょいと捕まえて食べても問題になることはありません。人狩りの対象となることも多く、この街の一般市民の1グループではあるのですが、深淵種族にとっては野山をうろついている獣のようなものです。彼らは、街の片隅で、寄り集まって暮らしています。一部、レジスタンスなども存在しますが、その勢力は微々たるものです。

組織 Edit

ケンタウロスの衛兵 Edit

この街の保安業務を務めている、狭間種族のケンタウロス衛兵たちです。狭間種族ではありますが、この街のケンタウロスたちは故郷をガルクランたちに抑えられていると言われ、そのため、職務に対しては凶暴なくらいの熱意で対処すると言われています。
しかし、元は狭間種族であるため、場合によっては星霜種族に対しても(自分の立場が悪くならない程度の)手心を加える場合もあるかもしれません。

人物 Edit

『三色の主』ザルバール Edit

「気前よく対価を支払う者はいつでも歓迎だよ」

モノクルをかけた、猫科ライグルのような姿をした商人で、街の中に『三色テント』という天幕を構えています。その実態は、ライグルではなく異世界の住人だと言われており、常に姿が見えないデーモンたちに守られていると言われています。
彼は、高位のソーサラーウォーロックであり、デーモンのことに詳しく、また、様々なマジックアイテム類を取り扱う商人です。まったく値引き交渉に応じませんが、約束・契約を極めて重視する商人であり、その意味でも信頼できる相手です。

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