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一般的な村

この項では、レングラート地方における「一般的な人間種族の村」の形態について解説します。

概要 Edit

レングラート地方における「村」とは、基本的に開拓村のことを指します。
開拓村は近隣都市や街の成長、発展は勿論、存続そのものにも欠かせないものであり、樹木に喩えるなら、都市や街は幹であり、開拓村は根や葉であると言えるでしょう。
そのため、開拓村を建設する際には最寄りの都市とその建設する土地の領主の主導で行われることが殆どです。

立地 Edit

まず、開拓村を建設するに当たって、それに相応しい土地があるかどうかが求められます。何もないところに開拓村を建設しても、その後の運営は立ち行きません。人材は限られており、それを無為に消費することは出来ません。肥沃な土地であることや、何かしらの資源が得られる場所など、幾つかの要素を兼ね備えた土地のみが、開拓村を建設するのに相応しいのです。
逆に言えば、相応しい土地がまず最初に捜索され、発見され次第、そこに開拓村を建設するかどうかを決めるのです。

重要視される要素は、主に以下の通りです。

  • 綺麗な水源が存在する:特別言うまでもありません。
  • 何かしらの農業を行える土地がある:開拓村の基本要素です。自身のみならず、近隣都市の食料を賄う役目を持ちます。
  • 何かしらの牧畜を行える土地がある:各種家畜は食料としてだけではなく、交易や軍事の要でもあります。
  • 何かしらの狩猟を行える土地がある:牧畜もそうですが、狩猟の方が食肉や毛皮などの入手手段としては一般的です。漁業もここに含みます。
  • 何かしらの採取を行える土地がある:薬草などを始めとして、野生のものから原材料を取得する生産物は数多くあります。林業もここに含みます。
  • 何かしらの鉱業を行える土地がある:工業の要となります。特に金属資源は深淵との戦いに向けて重要視されています。
  • 近隣都市との交通が容易である:生産物の運搬は勿論、有事の際に冒険者を始めとした戦力が即時に到着出来るかどうかは、開拓村の生命線となります。
  • 他種族の警戒を受けない土地である:他種族――主に狭間の種族であるセファイトエルフのことですが、彼らの反感や警戒を受けない土地であることも重要です。
  • 深淵の勢力圏から大きく離れている:ある種、当たり前のことです。しかしその村を建設することによる利益が、戦力を常駐させるコストに見合うものである場合、強行されることがあります。

規模 Edit

開拓村を建設することが決まった後に、その立地に合わせて「規模を決定」します。
規模を決定するというのは、村を無制限に大きくすることは出来ないからです。ひとつの立地には収容可能な人員の数というものがあり、それを超えた規模の村がそこに存在するということは、少なくはない問題を招きます。それ故に、殆どの開拓村には人口が定められており、それを大きく超えるような場合には、村長が仕分けを行わなければいけません。
立地次第ではありますが、開拓村の人口は通常100人から150人というところです。立ち上げ初期には50人から80人ほどの人数で行われることもあります。
これらの人員は、開拓村を建設することが決まった際に、近隣の都市で「○○村開拓団」として公募が行われます。経験豊富であり、力強いリーダーシップを持つ人物(殆どは元冒険者であったりします。重要な開拓村には、国家や都市所属の専任の人材――怪我などが原因で一線を退いた騎士が割り当てられたりもします)を村長に据え、立地に合わせて農夫や鉱夫となれる若者を募集します。規模が大きいものであれば、それら開拓団に合わせ、建設団が付属で送り込まれたりもします。
そうして結成された開拓団は、現地に到着後、開拓村の設営を行います。
2、3年ほどで村の運営が安定してくると、初期安定のために送り込まれた熟練の人材は引き上げ、代わりに追加の新人が送られてくることもあります。

様式 Edit

開拓村には幾つかの欠かせない建築物があります。
例えば防壁や見張り櫓は外敵――深淵種族などの攻撃を阻むために無くてはならないものです。
井戸や貯水池、樽などを始めとした採水、貯水施設も重要です。
穀物、食料庫なども、村人の腹を満たし、収穫物を貯蓄しておくには必須です。
何かあった時に村人全員で話し合うための集会場もひとつはあった方がいいでしょう。
しかし、村の敷地を無闇に広げるのは決してしてはならないことです。その分だけ防壁や見張り櫓の必要範囲や必要数が増えますし、それに伴って警戒のための人員も増やさなくてはいけません。

総合的に考えると、一般的な開拓村の様式は、井戸などの水源があればそれを中央に置いて広場とし、その周囲を住居などで囲み、更にその外縁部に畜舎などを置くことになるでしょう。食料庫は可能であれば集会場の地下などが良いかもしれません。
そうして一通りの村機能をコンパクトに詰め込んだら、それを防壁で囲み、要所に見張り櫓を設置します。村の敷地はどれほど大きくとも、正方形なら一辺が200メートル以内に収まるようにします。狭ければ狭いほど警戒に割く人数を少なく出来、更に防壁の修繕や改修などのコストも低く済むためです。決して、立地や規模に見合っていない広さを確保するようなことはしてはいけないのです。

産業 Edit

開拓村はその産業によって都市に生産物を納入し、都市の交易を支えるのが一番の目的です。
その主産業は主に農産、畜産、狩猟、採取、鉱業の5つです。

  • 農産:クオ麦トウモロコシを主体に、パクライス(米)、バナナ、イモ類、豆類、果物などです。レングラート地方の食文化も参考にして下さい。
  • 畜産:ムィムィなどの多用途家畜を始めとして、牛、豚、鶏など。畜産から得られるものはそのコストからしても高級品となる趣があります。
  • 狩猟:狼や熊、シザーリザードを始めとした野生の獣類を狩り、その毛皮や革、肉を卸します。庶民の衣類や肉料理としては需要の絶えない品です。漁業による海産物も、人々の健康をその方向から保ちます。
  • 採取:薬草などは栽培が難しいものも多く、また、それだけの広大な敷地を安全に確保することも難しいため、野生からの取得に頼っているものが殆どです。林業もここに含みます。
  • 鉱業:銅、鉄、銀などの金属資源は勿論、単なる石であっても建築用に使用するものなどはそれなりに整備された採石場が必要です。

交易 Edit

開拓村の産業で生み出された成果物は、まず近隣の都市との間を行き来する交易商に買われ、その後に都市に運ばれ、そこで更に様々なルートに売られて各地を潤していきます。
開拓村はその殆どが、近隣の都市に存在する商人達のギルドと売買契約を結んでいます。開拓村で生産物を買い、都市に運んで売ることで差額で儲ける交易商はそれらギルドに強く関係を持つ人々なのです。彼らは都市と密接に繋がっているため、開拓村の存在意義からしても、彼らを介して交易を行うのが最も手堅いのです。

セッションソース Edit

開拓村には「戦うためだけの人材」などというものは殆ど存在せず、戦力と言えるほどのものがありません。(出来ることは、防壁の中から弓で矢を射掛けたりするぐらいです)そのため、外敵の集団に対しては耐えることしか出来ません。結果、様々な問題は基本的に冒険者を呼んで対処してもらうことになり、そのため依頼の宝庫となっています。

タイトル
説明文
シザーリザード退治
牧畜を行う開拓村シザーリザードの被害に悩まされています。討伐を行いましょう。
サハギン退治
近隣の川や海岸にサハギンが住み着いてしまった村があります。討伐を行いましょう。
ゴブリン退治
ゴブリンが村の近くに現れ、キャンプを張り始めているそうです。冒険者の出番です。
オーガ撃退
開拓村オーガがやってきて、村人を食料として生贄に寄越せと喚いているようです。勿論、冒険者がやるべきことは一つでしょう。
鉱山の中で
村にある鉱山の中で何かが起き、産業が止まってしまっています。解決せねばなりません。
月夜の晩に
村人の中にどうやらワーウルフが混じり込んでしまったようです。被害を食い止めるためには、冒険者の洞察力とその腕前が必要です。

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