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時計

時計(とけい)とは、時間を計る道具です。これには、水時計や砂時計のように何分が経過したかを知るもの、日時計のように現在が何時なのかを知るものの2種類があります。
また、何時なのかを知る時計としては、マジックアイテムとしての時計(魔法時計)と、ドワーフなどの時計職人が作る時計(機械時計)の2種類があります。魔法時計は今では作る技術が失われましたが、機械時計は少数ながら生産され、懐中時計などの形で流通しています。

時計歴史 Edit

エンファータにおける時計歴史は古く、ナインズ九大神)の神話にも「時を測る道具」が登場します。また、ソグティヴァナ文明やガラクジェム文明などの遺跡からもマジックアイテムとして発見されることがあり、また、そういった遺跡の仕掛けの中には明らかに時間に基いて動作するものもあります。

ナインズ神話における時計 Edit

ある時、〈神〉は空の大地より豊穣の大地を眺め、そこに双子の〈人〉を認めた。
その男女の双子は、岩を削り、岩に印を描いていた。

ナインズ神話において最初に時を測ったのは、ソル=パルレ=ティオンの2柱とされています。
神話にある「岩を削り、岩に印を描く」という行為は、〈神〉が作りし5つの月と星々の動きを観測し、それを記していたものとされ、つまりは占星術を行っていたとみなされています。
月と星々の秘密を解き明かす占星術をこの2柱が創りだしたことによって、その動きの周期性が体系化され、そして『時』となった。だからこそ、ソル=パルは『時間』を司り、レ=ティオンは『運命』を司るようになったと、言われています。

ソグティヴァナ文明、ガラクジェム文明の時計 Edit

時は過ぎ、〈人〉の高度な文明が花開いたソグティヴァナ期とガラクジェム期においては、時間を精密に測るマジックアイテムが多数作られたと言われています。ただ、この時代にはアル=グラム ―― つまり太陽 ―― がおらず、ソグティヴァナの魔法は月に立脚しているため、この両文明の計時法は5つの月の動き、その中でも、魔力の源といわれる白い月ウエルに立脚したものでした。

また、文明が極めて発展したこの両文明期においては、時計の形状なども洗練され、手に収まるような小型のものから、遺跡全体を活用した極めて大規模なものまで、様々な時計が生み出されたと言われています。そのうちの幾つかは現代でも残っていますが、祭器クラスの力を備えているものが多く、至宝の一つとして厳重に扱われています。

暗黒時代の時計 Edit

〈竜〉によって両文明が崩壊し、星霜が大地から追われた暗黒時代においても、占星術と時を計る技術は失われず残っていました。この時代に作られたというマジックアイテムは、太陽の動き ―― 我々にとって馴染み深い一日の単位 ―― に基いて作られているものが散見され、時代が下るごとに、それが主流となっていきます。
とはいえ、夜の時間(月と星)に立脚した時計も作られており、今でも、天球儀などのマジックアイテムとして残存しています。

また、両文明が誇る魔法技術が失われたこの時代においては、魔法に依らない様々な時計も生み出されました。その中でも特徴的なのが、「水時計」「砂時計」「日時計」でしょう。
特に「日時計」は、ソグティヴァナガラクジェムの両文明期においては存在しないもので、太陽の力の象徴ともみなされました。今でも、多くのアル=グラム神殿には敷地の何処かに日時計が設置され、それに基いて鐘の音を鳴らし、人々に時を告げています。

アルケナル帝国時計 Edit

星霜の勝利の時代であるアルケナル帝国期には、再び強力な魔法文明が花開き、時計も洗練されていきました。
この時代の時計は装飾が施されているものが多く、時間が来ると曲を奏でたり、人形が踊ったりするマジックアイテムなどが有名です。しかし、帝国は魔法時計を作る職人を抱え込んだため、帝国滅亡とともに技術は失われ、現在では作り方はわかっていません。そのため、この時代の魔法時計は、貴重な工芸品として、貴族などに高く取引されています。

また、この帝国期においては、魔法に依らない時計も発展していきました。その原動力となったのがドワーフです。月の魔法(ソーサラー魔法)を使いこなせないドワーフたちは、時を計る道具をその類まれな職人技で作り出し、やがてそれは機械時計として一般化していきました。
とはいえ、機械時計は、継続したメンテナンスが必要なものです。アルケナル帝国の滅亡によって直せる職人の数がへったため、次第に壊れていき、今では当時の機械時計は殆ど見られません。

現代の時計 Edit

テンプルの鐘と街の「時間」 Edit

都市に住む一般の人々にとって、時計というのはそう重要なものではありません。
街にはかならずあるテンプル神殿)は、早朝~昼~夜の1時間ごとに鐘を鳴らすため、1時間という単位が、行動の基本となっています。PLのように分単位で縛られるような生活を送っていないといえるでしょう。約束なども「昼3つの頃(午後3時)」など、鐘の音に合わせた形で交わされるのが普通です。

村の「時間」 Edit

村においては、都市(街)よりも、さらに時間はルーズです。
「家のひさしに影がさす頃」「白き月があの山から登る頃」など、地元住民なら分かるような時間の測り方をします。

時計・水時計 Edit

時計や水時計、またはローソクを使った火時計なども、必要に応じて使われます。
これらは(今では遺跡発掘物の)魔法時計や、時計職人が作る機械時計より廉価なため、入手しやすいといえるでしょう。

機械時計 Edit

帝国滅亡後も僅かに生き残ったドワーフ時計職人が、その技術を着実に継承しつづけたため、現在でも機械時計は少数ですが作られ、入手することが出来ます。

特に人気なのは懐中時計で、携帯性に優れていることから、長や商人、行政官、貴族などが求めています。高額なものですが、分単位で時間を知ることができるため、冒険者などが購入することもあります。装飾があまりないシンプルなものから、貴族向けに宝石や金銀細工の様々な装飾が施されたものまで多数あります。

貴族の間では、時計はステータスの一つとみなされており、約束などをする際に、互いの時計を見せ合って、その装飾を褒め合う(そしてステータス比べをする)こともあります。

また、時計職人たちの中には、アルケナル帝国で花開いた魔法時計に近づこうという動きもあり、大きな据置型時計は様々な仕掛けが施されていたりします。これらは貴族に珍重されています。

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