SandBox/ホブリザードマン
- 案作成:coralfred
リザードマンとは、スケイル諸島などの沖合に集落を作って暮らしている、爬虫類型の種族です。
グリィラルやテルミナスの近親種として知られ、同じく沖合に生息するディーラなどとも少なからず因縁があります。
リザードマン種族には本来、スレイブ(奴隷階級)とノーブル(貴族階級)という二つの種類があります。
スレイブリザードマンは、知性や体格でノーブルに大きく劣り、魔法を使うことができません。
ノーブルリザードマンは、スレイブと比べ知性や体格に優れ、竜語魔法を使えるなど、ノーブルとスレイブには生まれながらに大きな差があります。
ですが、最近スレイブリザードマンの中に体格に優れ、ノーブルほどではないにしろ、知性もある個体が現れ始めました。
これがホブリザードマンです。
原因はリザードマン達が数多く暮らしているスケイル諸島などで、戦いで生き残った優れた血筋の子供が突然変異することで生まれた説と、グリィラル族やテルミナス族と言った他種族と子をなし、雑種として生まれた説の二つがあり、そのどちらかではないかと言われています。
スレイブリザードマンの集落では、卵を一か所に集めてまとめて世話する風習があるため、ホブリザードマン達の卵もその中にいつの間にか紛れ込んでいます。ですので、実際の肉親を知る者はごく少数と言えるでしょう。
彼らはそう言った微妙な立ち位置から、多くのスレイブを統べるノーブル達との間に、中間管理職として採用される事や、中にはただ黙々と命令されることに疑問を持ち、自ら故郷を去ることで自由を得る者もいます。そういった過程で自由を得たホブリザードマンこそが、冒険者を始め、傭兵や剣闘士となるのです。
また、彼らはノーブルリザードマンのように竜語魔法を扱うことができません。
爬虫類のような容姿から差別を受けることも少なくありませんが、テルミナスなど星霜の者と親しい種族が増えた最近ではそういった風潮も少なくなってきており、その優れたフィジカルから戦士として、頼れる仲間としての見方が強くあるようです。
ホブリザードマン 容姿 †
二足歩行をした爬虫類のような見た目をしています。
爬虫類の頭部に人間のような二足歩行の身体、丈夫な尻尾、爬虫類の丈夫な皮膚(鱗)を持ちます。
色や見た目は様々ですが、どこからどうみてもトカゲ人間であることには変わりはありません。
竜の末裔であるテルミナス族やドラグと比べて、より爬虫類的な(ワニ・イグアナ、トカゲなどの)動物的印象を受けるのが特徴です。
平均身長 男:190cm 女:2m
成人年齢 身体の成長が止まった頃(15~20前半)
平均寿命 80歳 (最大寿命は100歳前後)
使用言語 共通語 リザードマン語
生活費 2D×40rk
種族の参考イメージ †
※このイメージは一例に過ぎません。
※爬虫類にも様々居るように、ホブリザードマンにも様々な特徴を持つ者が居ます。
種族データ †
能力値 †
・能力ダイス
A 1D+2 B 1D+2
C 2D+1 D 1/2D (出目の半分端数切り上げ)
E 1D+6 F 1D+4
G 1D+6 H 1D
所持金:1D+1 ×200rk
- 平均:器用度:11 敏捷度:14.5 知力:9 筋力:17 生命:17 精神:13
- 最大・最高:器用度:6/16 敏捷度:8/21 知力:4/16 筋力:12/22 生命:12/22 精神:8/18
(A最高/最低:8/3) (B最高/最低:8/3) (C最高/最低:13/3) (D最高/最低:3/1)
(E最高/最低:12/7) (F最高/最低:10/5) (G最高/最低:12/7) (H最高/最低:6/1)
(器用度 期待値:11) (敏捷度 期待値:13.5) (知力度 期待値:10)
(筋力度 期待値:17) (生命度 期待値:17) (精神度 期待値:13)
種族ルール †
- 体型が人間と違うために防具(鎧)はオーダーメイドとなる: 防具(鎧)の価格が標準の3倍。
- 強靭な足腰:『水泳』『登攀』『幅跳び・高跳び』の判定に対し+1ボーナスを得る。
- 暗視能力を持つ。
- カメレオンの皮膚:静止状態かつ息を止めている場合であれば体色を一時的に、ある程度、周りの風景に合わせた迷彩にすることができる。 MPを2消費することで、潜伏判定に+1修正を受ける。
- 特典種族のため、使用には初回PL特典か、二万点特典か、GMP特典使用が必要。
- 取得禁止技能:ソーサラー技能を取得できない。
- 取得制限技能:出自表によるもの以外でプリースト技能を取得する場合、社会点50が必要。
- 『ホブ・アイアンストマック』:効果はルールブックP162の『アイアン・ストマック』と同じです。胃に入ったあらゆるものを消化し、栄養とする。MP3消費。
- 『ホブ・コミュニケートレプタイル』:効果はルールブックP162の『コミュニケート・レプタイル』と同じです。爬虫類との意思疎通が可能となる。知能が低い動物には感情と腹具合しかわからない。MP3消費。
- 一部の武器と体質的に相性が良く、ムーンファングかソードガントレットを使用する場合、両武器の打撃修正を+5する。(グラップラ―技能の<強撃>との併用不可。)
- 血族特性:一部の種族ルールを変更することができる。(下記参照)
血族特性 †
- 『血族特性』は、PCが稼働すると、変更できない。(一度でもそのPCでチャット又はセッションをすると変更不可)
- 人間的な血族:種族ルールである「強靭な足腰 ( 種族ルールの水泳、登攀、幅跳び、高跳びを全て一括で含む ) 」「暗視」「カメレオンの皮膚」いずれかの特性を無効化することで、防具(鎧)の価格を通常の三倍から、通常の二倍に変更する。
- 野性的な血族:種族ルールである「強靭な足腰 ( 種族ルールの水泳、登攀、幅跳び、高跳びを全て一括で含む ) 」「暗視」「カメレオンの皮膚」いずれかの特性を無効化することで、いずれかの種族ルールを一つ強化する。(下記参照) ※また、「人間的な血族」との併用はできません。
- 野性的な血族 詳細
- ・「強靭な足腰」を強化する場合、効果を、『水泳』『登攀』『幅跳び・高跳び』のすべての判定に対し、+2ボーナスを得る。 に変更する。
- ・「暗視」を強化する場合、暗視に加え、グラップラー技能<盲眼>と同じ効果を得る。
- ・「カメレオンの皮膚」を強化する場合、効果を、静止状態かつ息を止めている場合であれば体色を一時的に、ある程度、迷彩にし、MPを2消費することで、潜伏判定に+2修正を受ける。 に変更する。
- 『血族特性』を使用する場合、キャラクターシートの「取得元技能」の「能力/呪歌/魔法名」にボーナス量を含めて記載すること。
出自表 †
- 出目2
- リザードマン社会 出自:『1』『2』から選択。+一般技能「グラディエーター」技能Lv1 社会点10/60
- 出目3~11
- リザードマン社会 出自:『1』から選択。
- 出目12
- リザードマン社会 『1』『2』から選択。
出自表『1』 †
- ・戦士/傭兵
- ファイター技能 Lv1 経験値:2500/3500 社会点:10/10
- ・軽戦士
- シーフ技能 Lv1 経験値:2500/3500 社会点:10/10
- ・狩人
- レンジャー技能 Lv1 経験値:3000/3500 社会点:10/10
- ・術師
- シャーマン技能 Lv1 経験値:2500/3500 社会点:10/10
- ・知恵の語り部
- セージ技能 Lv1 経験値;3000/3500 社会点:10/10
- ・語り部
- バート技能 Lv1 経験値:3000/3500 社会点:10/10
出自『2』(特殊テーブル) †
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