SandBox/栞の悪魔 ―蒸気機関の本―
- 概要
- ふゆたにGMの簡易戦闘ルール
- 主要人物
- 蒸気機構兵団(登場順)
- 帝国軍将軍機(機構将軍)
- 帝国人
- 悪魔
- 専門用語
- 終盤用情報
- 登場した敵(登場順)
- 帝国型蒸気機構自動兵《ジャイアント》MK-Ⅸ
- 帝国型蒸気機構自動兵《タイラント》試作型弐式
- 帝国型蒸気機構自動兵特務シリーズ《ポセイドン》ver2.07
- 帝国型蒸気機構自動獣機兵《レオーネ》
- 帝国型蒸気機構自動兵《ジャイアント》MK-Ⅺ(潜入型)
- 帝国型蒸気機構自動兵《スパーダ》改良型
- 帝国型蒸気機構自動兵 機構将軍伍番機"気炎万丈"《プロクス》
- 帝国型蒸気機構自動兵 機構将軍参番機"百花繚乱"《アントス》
- 帝国型蒸気機構自動兵《スパーダ》改良型
- 帝国型蒸気機構自動兵 機構将軍四番機"捲土重来"《スエロ》
- 帝国型蒸気機構自動兵 機構将軍弐番機"明鏡止水"《ヒュドール》
- 機構将軍壱番機"疾風迅雷"《ヴィント》
- 帝国型蒸気機構自動兵 機構将軍壱番機"疾風迅雷"《ヴィント》
- セッション履歴
- 外伝回(方舟の本)
- セッションGM:ふゆたに様 ページ作成者:夏野
「栞の悪魔―蒸気機関の本―」シリーズの、
主にNPCの情報をまとめたページです。
(このページを作る許可は
てく。さんとふゆたにさんに頂きました。感謝!)
※完結しました!※
ふゆたにGMさん、参加PLの皆さん、お疲れ様でした!
概要 †
悪魔レーゼンの依頼で本の中の異世界にワープして、問題を解決してきます。
レーゼンがいる『図書室』に行くのには転移が必要で、
転移の際に特殊な栞を用いますが、
栞を使ったPCのMPは、移動人数×2点消費され
また、転移している最中に悪夢を見ます。
図書室に到着すると、レーゼンにMPを回復してもらえます。
「蒸気機関の本」の世界観は未来系で、
PC達はアルト人と呼ばれる古代人のように見えているようです。
そのため『機構外装』と呼ばれるパーツを装着して変装をしないと行動できません。
変装中は「自我を持ったアルトコア」を名乗ります。
本の中で置かれている状況は、
湖国と帝国が戦争中で、PC側は湖国に力を貸しています。
湖国は『自我を持ったアルトコア』(後述)に人権を認めていますが、
帝国はアルトコアに人権を認めていません。
また、この世界の人間はアルトコアを内蔵した機構外装を装着して戦いますが
帝国はどういう訳か
自動で動く無人の機構外装を戦場に大量投入してくるため
湖国の国境沿い(本シリーズの舞台)の兵士達は苦戦を強いられています。
ふゆたにGMの簡易戦闘ルール †
ふゆたにさんが考案した、1Rで決着がつく戦闘システムです。
このルールを基本とし、
細かい部分はモンスターの特殊能力など
状況に合わせて補足説明があります。
- ここに掲載されている情報はこのシリーズ中に採用・修正されたところで止まっています。最新の情報はSandBox/1R簡易戦闘のページを確認して下さい。
【戦闘について】
1Rで決着が付きます。PCが先攻、モンスターが後攻です。
敵の攻撃回数はモンスターの残りHPによって変わります。
モンスターの攻撃が終わったときに、PC側の前衛が1人でも立っていればPC側の勝利となります。
- PCは敏捷順に関係なく行動します。敏捷11のPCの魔法ダメージの結果を見てから敏捷20のPCが攻撃手段を決めても問題ありません(<なぎ払い>を行うかどうかなど)
計算方法
1.PCに攻撃させます。
2.モンスターにダメージを与え、残ったHPを6で割り、端数切り上げの回数行動させます。
例:モンスターのHPが25残っていたら5回。 24~19で4回 18~13で3回。 12~7で2回。 6~1で1回。 0で0回です。
モンスターが複数体居る場合、個別にダメージを与えます。
例:HPが25で、1行動につき2回攻撃可能なモンスターを3体相手取っている場合、
PCの行動後に
AがHP20残って、Bを撃破していて、CがHP13残ったとすると
AがHP20で行動4回、Bは行動ゼロ、Cが行動3回なので、Aの2回攻撃が4回、Cの2回攻撃が3回飛んできます。
【宣言について】
強打宣言不可、戦術や遅延などは原則無し(後述)、カバーリングは通常通り。
ガンスリンガーのバーストは、連射できる範囲で可。(例:ビッグで+1、スリンガーは+2まで)
【武器攻撃の命中判定の達成値が回避点より低かった場合】
・打撃レートを-10してダメージを算出する。
・あらゆる武器でクリティカルはしない。クリティカルが12の場合は、打撃レートをさらに-5すること。
・「ファイア・ウェポン」などの魔法によって上昇している打撃レートは無効となる。(<光の牙>や<炎撃>も同様)
- 薙ぎ払いなどで1つの武器で複数の敵に攻撃を当てた場合、ダメージ決定ダイスは敵の数だけ振ります。
- ファイア・ウエポンや<光の牙>等の支援がかかった状態で攻撃を外した場合、支援の効果が掛かっていないR-10のダメージ決定ダイスを振ります。
【シャーマン】
スネア…攻撃回避のペナルティを-1とする。行動一回で消える。
ホールド…攻撃回避のペナルティを-1とする。
ヒーリング…遅延(何回目の行動の後か事前に宣言すること)での行動が可能。
- 複数の敵に攻撃魔法を放つ場合、発動判定が1回、ダメージ決定ダイスが拡大数になります。
【プリースト】
パワー・シールド…戦闘前の準備で使用することができない。
キュア・ウーンズ…遅延での行動が可能。
- 敵の行動の何回目にキュア・ウーンズを発動させるか、敵の手番になる前に決定します。(「フルプレートを着ていて防御力に自信があるので、敵の攻撃の2回目が終わった後にキュアを挟む」など)
【グラップラー】
気功1…遅延での行動が可能。
気功2…回復量を2点とする。任意のタイミングで使用可能。
主要人物 †
マシーナ †
本の中の世界にPC達を呼び出すことができる少女。
湖国と帝国の国境沿いの森の近くの街に住んでいる。
元気はつらつで、少々…いやかなり落ち着きの無いところがあったが、
祖父ヴォールが家を空けることが多くなってからは、少し冷静なテンションになった。
技術士として非常に優秀で、天才という言葉では足りないほどの才能を持っているが
国の試験に合格していないため正式な技術士ではない。
筆記試験が苦手で、機構外装は『動けばOK』と思っている。
この才能に気づいているのは、祖父のヴォールと、第三兵団の団長のシィヴァン。
マシーナは研究中に「アルトコアや蒸気機関の声が聞こえる」と言うことがあるらしい。
天才技術士でもあるシィヴァンに言わせると、
アルトコアや蒸気機関の声が聞こえる、など想像もつかない、とのこと。
マシーナは自分も技術士として軍に協力したいと考えているようだが、
才能を知る者が少ないこと、祖父とPCに止められているので、ずっと大人しくしていた。
- 「その10」にてとうとう、ガーファス団長にその才能を明かすことになった。同時に、祖父ヴォールが元は帝国の技術士だったと知ったが、明るい態度で振る舞っていた。
- 「その11」にて、湖国の技師達と共に将軍機の修理を手伝う技師になった。
- 「その11」にて彼女は人間では無く「アルト時代を復活させる鍵」である「終わりの始まり」と呼ばれる特殊なアルトコアであることが判明したが、マシーナはまだ自分の正体を知らない。
- 「その12」では、病人同然の状態で登場し(実際には蒸気機関の動作不良のようなもの?シャーマン技能で高熱を軽減できる)アルト人としての人格が復活しかかっていた。しかし「おじいちゃん・・・」と呟くこともあり、どちらの人格が勝っているとも言えない。
- 「その12」ではうわごとでアルト語の特殊な言語で何かを言っていたが、言語に特化したPCの耳でもその言語がそうであることが分かっただけで、を理解、解読するのは不可能だった。
- 「その12」の最後に、姿を消したが、それは『終わりの始まり』としての自分を自覚しショックを受け、家から飛び出してしまっただけだった。「その13(最終回)」でPC達が、「その1」でアニを助けた森で彼女を発見、保護した。
「その13(最終回)」で、マシーナはシィヴァンと幼い頃に遊んだ秘密基地で、
昔自分が作ったのであろう「アルト時代の物そのもの」な機構外装を発見する。
(シィヴァンが「マシーナの作る機構外装の仕組みはよく分からない」と言っていたのは
この機構外装を見た時の感想だと思われる)
また、帝国の大軍との決戦前夜に将軍機2機の復元を一晩でひとりでやってのけた。
(1機はヴォールとインジネルが協力して復元)
最終決戦ではPC達に同行し、悪魔フェニクスが
まがい物のアルトコアに捕らえていた帝国人たちの魂を、その手で解放した。
マシーナの秘密基地にあった古代の機構外装の能力 †
【テンポラリ・ブースト】3回だけ使用可能。自身の判定の前に宣言して、判定の修正値を+1する。
【フィジカル・サポート】器用、敏捷、筋力を合計で+6になるように任意の値上昇させる。
【マジック・マスター】魔法を1つ選択する。選択した魔法の「基本消費精神力」を-5する。
【グリモワール】1回だけ使用可能。ラウンドはじめに宣言し、自身の行動とは別に魔法を使用できる。そのラウンドの間、自身の魔力は0となる。
【グッドラック】1回だけ使用可能。自信が失敗した判定を振り直すことができる。
【リザレクション】1回だけ使用可能。HPが0点以下になったとき、生死判定に成功すればHP1で回復する。
- 【マシーナ】 :
- 「 アタシも手伝うって何度も言ってるのに。 おじいちゃんはそれだけはさせれないって。 」「 アタシそんなに頼りないかな。 」 「 一応、雑用みたいな感じで基地には出入りしてるんだけどね。 はーあ。 」
- 【マシーナ】 :
- 「 とりあえず! 」 「 お爺ちゃん、大丈夫よ。 アタシはおじいちゃんの孫だってことには変わらないし 」 「 いやほら、無意識のうちにお爺ちゃんの技に似てたんだなーって思ったらなんかいい気分だしね! 」
- 【マシーナ】 :
- 「 ええええええええええッ?! 」「 アタシ・・・ 」「 アタシ、何でそんな凄い人の孫なのにこんなに筆記試験できないの?! 」
- 【マシーナ】 :
- 「 あ、 アタ。 アタシ…… 」「 何で、痛いの …… 」「 何で …… 何で、アタシ…… 違う、のに。 」「 アタシは、アタシはマシーナで、マシーナでしかないのに…… 」
- 「 アタシ、目覚めたら何もかも…… 何か、何もかも自分のせいだって思って。 本当に情けなくなって、どうしたらいいかわからなくって …・・・ 」
- 「 ありがとう。 おじいちゃんがここまで育ててくれたから、アタシちゃんと踏みとどまれたよ。 」「 アタシ、頑張るからね。 おじいちゃんの自慢の孫娘として。 」
- 【マシーナ】 :
- 「 それと、ヴィントに触ってわかった気がする。 この声がなんて言ってるか、本当はなんて言いたかったのか。 」「 ”違ってもいいから仲良くしなさい” 」 「 って。 」「 機械も、人間も。 」「 帝国も、湖国も。 」「 今も、昔も。 」「 全部一緒になったら。 」「 きっと、新しい時代が始まるんだわ! 」
- 悪魔フェニクス討伐後、PC達の身体は元の世界に戻ったので、PC達『特務部隊ノーネーム』の姿を最後に見たのは、マシーナと、道案内役のフュイートだけだ。
老技術士ヴォール †
マシーナの祖父。
湖国の正式な技師で、初期は状況の解説役を担っていたが、
戦況の悪化に伴い基地に呼ばれて技師として働く日が増え、ほとんど家に帰れない時期もあった。
最近は戦況が少し落ち着き、また家に戻れる日もあるようだ。
マシーナの並外れた才能が戦争に使われることがないよう願っている。
- 「その7」では戦闘には慣れていない技師であるにも拘わらず、戦場に駆り出されていた。
- 「その10」で元は帝国の技術士だったことをPC達に明かす。それは何十年も前の話で、本当の名は「アウディ」だった。何故湖国に来たかは、まだ明かされていない。
- 「その11」にて、ヴォールがアウディを名乗っていた頃――帝国第一技師だった頃に「将軍機五機」の開発を手掛け、のちに「将軍機の元にした5つのアルトコアはマシーナという特殊なアルトコアを守護していた」と知った。「マシーナ」の本質を知ったアウディは帝国から逃亡し、湖国に身を寄せ「技術士ヴォール」として「マシーナ」を育てた。
- ヴォールとは、行方無名だった湖国の兵士の名前。ヴォールの父はアウディとマシーナを暖かく迎え入れたらしい。
- 「その12」では、倒れたマシーナの介抱を続ける。PC達と基地に行くということも考えはしたようだが、PC達の勧めでマシーナの傍にいてあげるように、という意見を聞き入れた。マシーナは単なる孫ではなく、将軍機達も、ただの帝国の発明ではない。だがそれでも『マシーナは家族』というPCの言葉と向き合いながらマシーナの介抱をしていたようだ。
- 「その13(最終回)」ではいなくなったマシーナを案じていたが、戻ってきたらいつも通り“祖父として”スパナで殴ってマシーナを叱り、そして抱きしめた。
- 「その13(最終回)」で技術長インジネルと共に将軍機1機の復元をする。
- 【老技術士ヴォール】:
- 「 パイソンを見たか。 あれは全装型の戦闘用機構外装じゃ。 あんなもの、一人で組み上げられる者は、首都でも特級の技術士扱いを受けるじゃろう。 」
- 「 …… この街じゃから、そんなことも知らずに生きておる。 」「 技術士試験に筆記試験が必須で良かったと本当に思っておるよ。 」「 ワシは、あの娘の力が、湖国の中枢に伝わることが、恐ろしいのじゃ。 」
- 【老技術士ヴォール】:
- 「 その時がくれば、ワシも。 」「 マシーナも。 覚悟を決めるしかないということじゃ。 」「 ……。 」「 マシーナも。 」 「 一人の人間じゃからな。 」
- 「 それでも、ワシはマシーナを最も大切にしたいと思っておるし。 」「 それは、変わりゆく状況の中で、大切にするということがどういうことかを考え続けるということでもあるんじゃ。 」
- 【老技術士ヴォール】:
- 「 心配かけおってからにこの馬鹿娘が! 」 スパナが飛ぶ
- はしゃぐマシーナをぎゅっと抱きしめるヴォール。「 …… 。 」 抱きしめてため息をつくだけのヴォール
- ヴォールの正体が正体だけに、湖国に彼が拘束される可能性もあったが、PC達が先手を打って自分たちの正体を明かしたため、人知れずヴォールも窮地を脱していた。(※参考:「ふゆたにGM : インジネルによって爺さんの帝国出身がバレて爺さんが拘束されるっていうルートもあった。」/「その13(終)セッション後雑談より)
アニ †
マシーナの友達。本人も幼いようだが、更に居幼い妹がいる。
父親は兵団の一員であったが森の偵察中に命を落とした。
それを理解できていないようで、帝国と武力衝突が起こる森に父親を探しに行った。
PC達に助けられた時に怪我をしていたが命に別状はない。
アニを助けに行った際にPC達は始めて帝国の機構外装を退けたが、
この事件が元になり、その後も成り行きで蒸気機構兵団に力を貸すことになった。
蒸気機構兵団(登場順) †
機構団長ガーファス †
実質的な依頼人となる人物。
マシーナと『自我を持ったアルトコアの戦士達の旅人(=PC達)』の繋がりを知り、
条件付きでも構わないからと湖国の遊撃隊にPC達を抜擢した。
メガネがチャームポイントで、PCが自分の理解を超えた言葉を使っていると、
自分の中で本来の意味とはズレた解釈をして一人で納得する癖がある。
本人が内心思っているだけなので、
ガーファスがどう解釈しているか知ることが出来るのはPLだけである。
彼はマシーナの才能に気づいておらず、PC達のことは旅人の戦士達と思っている。
そのためマシーナにはPCと軍の橋渡し役を頼んでいる。
終盤の展開で、眼鏡が割れるのが持ち芸と思えるほど「ガーファスが驚くと眼鏡が割れ」た。
「その7」でPC達が基地に足を運ばず戦場に直行した際、ショックと怒りで眼鏡が割れたらしい。
新しい眼鏡を使っているが、前の眼鏡を修理に出しているようなので、
元の眼鏡のデザインがよほど気に入っているようだ。
「その10」にてとうとうPC達の正体がアルトコアではなく人間(や異種族)であると知る。
にわかには信じがたい真実ではあるが、実際に「見て」知ったため何とか納得し、PC達を信じることにした。
(真実を知った際、あまりのショックにより眼鏡がまた割れた)
「その11」では異世界から湖国のマシーナの工房にやってくる現場に立ち会う。
蒸気で真っ白で、何も見えなかったらしいが、
蒸気が切れて気がついたらアルト人もどきの“機構外装装着前”の“ノーネーム”がいることに驚き
眼鏡が既に割れていた。翌日、ヴォールの正体が帝国の第一技師アウディであったことを明かしたとき、
また眼鏡が割れ、手持ちのストックが切れた。
今までは戦場の手伝いなどの指令を出していたガーファスだが、
PC達の方が物事の本質に近い位置におり、
その場で適切な判断が出来ると考え「自由にせよ、諸君らが必要と思う行動を報告し、行動に移せ。」という指示を出す。
「その13(最終回)」では状況に合わせ、
「マシーナ嬢を捜索せよ。」「悪魔ヴィントを撃破せよ!」という指令を出す。
この命令が、特務部隊『ノーネーム』が最後に受けた指令となった。
ガーファスは各兵団に指示を出した後、基地のある街に残り、
マシーナが使っている工房の前に現れたヴィントと同じ能力を持つ自動で無人の機構外装を、
秘書セクレテールと共に迎え撃った。
- 【機構団長ガーファス】 :
- 「 ―――― ノーネームか。 」「 ( フッ…… なるほど。 古代語、アルト時代の言語というわけだな。 意思をもつアルトコアには時折見られる言語だという。 まあ、察するに意味は…… 正義、といったところか ) 」 メガネを抑えてわかった顔をする。
- 「 ( マイルドハゲ! …… アルマゲドンに通じる古代言語。最終戦争、か …… いや、自分たちが戦争を終結させるというわけだ。 ) 」
- 【機構団長ガーファス】 :
- 「 …… なる、ほど。 」「 反吐の出るような話だが 」 「 が。 」「 容易に信じることも、できないような話だが。 」 「 が。 」「 それでも、信用に足るだけの状況証拠は揃っている。 」
- 「 ”特務部隊ノーネーム”。 」「 指令だ! ―――― 湖国基地の作戦部隊として、帝国将軍機、スエロを討ち取れ。 」
- 【機構団長ガーファス】 :
- 「 悪魔との戦争は初めてだが ―――― 何、私も普通の戦争などしようと思ってるならとうの昔にしっぽを巻いて逃げているとも。 」
- 「 …… 湖国は我らの手で守る。 そのための犠牲は勿論あるだろう。 」 「 しかし我らは湖国の誇りをもって、その犠牲を最大限に抑える義務がある。 」
- 【機構団長ガーファス】 :
- 「 、、 いいだろう。 ”ノーネーム”諸君! 」「 帝国基地、プラントへ潜入し、プラントの停止。 及び、そこにいると思われる帝国第一技師――― 悪魔ヴィントを撃破せよ! 」
機構秘書セクレテール †
兵団所属の『自我を持ったアルトコア』のガーファスの秘書。
戦闘能力もあるらしいが、その5現在ではまだ実力は不明。
きっちりとした性格で、無駄なことはあまり話さない。
作戦内容の説明などをしてくれる。
最近、冗談を言うようになった。
- 「その13(最終回)」では、ガーファスと共に街に残り、街にやってきたヴィントのコピーの無人機3体をその戦闘能力をもって退けた。
- 【機構秘書セクレテール】 :
- 「 自我をもち、帝国に与する理由がわかりませんが。 」 「 自我といえど、結局こうして命令を待ち過ごす日々であればどちらにいても同じということなのかもしれません。 」「 私にはわかりませんが。 」
- 【機構秘書セクレテール】 :
- 「 失礼いたします。 」「 壊れていたメガネが直りました。 」「 嘘です。 」
※自分の態度が丸くなったと言われたことに対する、セクレテール自身の自己評価
- 【機構秘書セクレテール】 :
- 「 とすればインジネル技術士長の調整の結果か、あるいは戦闘行動をいくつか繰り返したことによる自我の最適化の結果でしょう。 」
- セクレテールの戦闘力は将軍機未満、団長以上らしい。(※参考「ふゆたにGM : セクレテール氏の戦闘力はまあ将軍機未満兵団長以上くらいあるので結構大丈夫ですw」/「その13(終)」セッション後雑談より)
第四兵団長アヴリル †
暑苦しいノリが印象的。いつも身体を鍛えている(?)
よそ者である『ノーネーム(PC達)』にも好意的である。
戦況が厳しいから気にする余裕も無い、と本人は言っているが
朗らかな振る舞いから察するに、
たとえ戦況が良くても自我を持ったアルトコアやよそ者と仲良くしてくれそうである。
現在は湖国と帝国の国境に広がる森林地帯で戦闘をしている。現在は戦況が拮抗しているらしい。
- 【第四兵団長アヴリル】 :
- 「 まあ、このところの森の睨み合いじゃ特務型もちらほら見かけるからな。 俺達も知らねえ新型がいたっておかしくはない。 」「 まあそうだな。 川の上流に《ポセイドン》なんかを仕掛けられるとなおのこと厄介だ。 そういうのを掃除するのが俺の仕事さ。 」
- 【第四兵団長アヴリル】 :
- 「 まあ、アイツらについてはむしろ腑に落ちたってなもんよ。 」 「 旅のアルトコアなんて言うにはあまりに”人が良すぎる”ぜ。 」
技術長インジネル †
基地の技師をまとめる技術士。中性的な見た目で、長髪である。
帝国の機構外装を分解・研究した結果、本来は大量に存在するはずの無い
希少なアルトコアを帝国が『おぞましい技術』で量産しているというところまで突き止めた。
将軍機の解析を進めており、湖国の技術で再現できないか試みていた。
湖国のやり方で再現できる技術と再現できない技術があるらしい。
ヴォールが正体を明かし、マシーナが技師として参加した時、
技術長として当然、「スエロ」の復元を手伝った。
理解を超えた話への耐性がある。
目の前で荒唐無稽な話をされても、とりあえず落ち着いて聞いていられるタイプ。
- 「その13(最終回)」ではヴォールと共に将軍機1機を一晩で復元した。
- 【技術長インジネル】:
- 「 将軍機にはおそらく細工がほどこされている。 」 「 勿論、自動化され、自我に芽生えたアルトコアの戦士が優秀な戦闘能力をもつことは間違いないが。 」
- 「 それにしても、捲土重来――― 百花繚乱。 そんな都合良く、超能力のような力がポンポンと目覚めるとも思えない。 」 「 これまで発見された、《ポセイドン》機や、《タイラント》機がもつような 」「 何らかの”手”を、自我が芽生えたアルトコアに施したと考えるのが自然だよ。 」
- 【技術長インジネル】:
- 「 …… 既に私の理解の範疇を超えることはいくつか起こっているからね。 」「 安心してくれ、私は眼鏡が割れたりはしない。 」
第二兵団長トウェーデ †
顔にある傷により片目を閉じている。
元は帝国の軍人だったが、帝国のアルトコアの兵士にその傷を付けられた。
帝国に復讐するために湖国の軍人となったが、ガーファスに恩もあるらしい。
自我を持つアルトコアには否定的な態度だったが、
『ノーネーム』の活躍により、少し考え方が変わったようだ。
帝国技師フュイートが脱走してきた際、元帝国所属ということで
フュイートをトウェーデが見張っている時間は少し重要視されていたが、
残念ながらPC達が現れるまで、フュイートが口を開くことはなかった。
- 【第二兵団長トウェーデ】:
- 「 ……。 」 「 よくやった、 ノーネーム ――――― 」 と、トウェーデが声をかけたところで
- 【ナレーション】:
- 君たちの姿は無く。複雑な表情ながら、背中の憑き物が少し軽くなったような顔で。 ――――。
- ――――。
- (※参考ふゆたにGM : 「トゥウェーデが帝国を離反した時期は、ヴォールより後で、第一技師が就任するより前っていう際どい時期」/「その13(終)セッション後雑談より)
第三兵団長シィヴァン †
技術士と戦士を兼ねることが出来る才能を持つ。
王都で技術士の試験にも合格している。
『若き天才』と呼ばれているが、
マシーナの才能に気づいているためか、そう呼ばれることに違和感を感じるようだ。
一人称は「あし(わし)」で、マシーナとそう変わらぬ歳だが老人のような話し方をする。
マシーナの古い友達だが、一歩距離を置いている。
勘がかなりよく、セクレテールのデータ曰く、シィヴァンの勘が当たった回数は
「夕飯のメニューを当てた回数が15/19回。
団長の作戦内容を先に言った回数が6/6回。敵の作戦行動について言及し、当たった回数は5/7回」らしい。
- 「その13(最終回)」でガーファスからマシーナやPC達の素性を聞き、全ての謎が解けた、という様子だった。
- 【第三兵団長シィヴァン】:
- 「 無人の機構外装を量産する帝国も。 」「 わけのわからん理屈で外装を作っちまうマシーナもどっちもバケモンじゃ。 」
- 「 バケモンにはバケモノを当てんといかんじゃろと。 」 「 あしの勘は言うとるが。 」
- 【第三兵団長シィヴァン】:
- 「 バケモノにはバケモノを、などと言うたが、まさか本当に悪魔じゃとは思わなんだ。 」 「 まして、人の魂なんぞというオカルトが飛び出るとわの。 」
第一兵団長ヴァーディル †
第一兵団は狭間の遺跡群にやってくる帝国を牽制している。その兵団をまとめるのがヴァーディルである。
きさくなオジサン。
任務で基地を離れていることが多いので、ナンパスポットは基地内ではなく狭間の遺跡群付近の方が詳しいらしい。
どこまで本気なのかは不明だが、『ノーネーム』を疑ってはいないようだ。
単独や少数で帝国側の遺跡に潜入して、調査して無事戻って来れるほどの能力がある。
PC達が帝国側の遺跡を調査した後に消えてしまった時も
「遺跡の門番(ヒュドール)がいなくなった」ことを前向きにとらえ、
遺跡を調査し情報を基地に持ち帰ってきていた。
PC達とほぼ同等の情報と、遺跡の軍事情報(その遺跡には第一基地と繋がる通路がある)を得ていた。
遺跡の性質上、単独潜入かごく少数の精鋭を伴っての調査だったと思われる。
- 【第一兵団長ヴァーディル】:
- 「 まあ俺さんも君たちのことは気になるは気になるけどね。 それこそ、君たちこそ帝国の将軍機でスパイでしたなんてことだって。 」「 あるかもしれないじゃん? 」「 うんうん。 まあ、どっちにしても君たちがスパイならもうかなり詰んでると思うし。 」 「 そうでないなら手を借りないのは損だし。 」「 そう思ったら悪くないカケだと思うよ。俺さんもね。 」
帝国軍将軍機(機構将軍) †
帝国の伝説的発明で生まれた戦闘に特化した、自我を持つアルトコア。
自動で動く無人機よりずっと前から存在していた。
(ヴォールが帝国の第一技師『アウディ』であった時に設計・開発したものが
さらに改造され強化されている)
撃破した将軍機に内蔵されていたアルトコアは、湖国が厳重に管理している。
- 登場順はプロクス→アントス→スエロ→ヒュドール→ヴィント(悪魔憑依)
将軍機の撃破について †
『終わりの始まりマシーナ』の復活の条件は、5つのアルトコアの集合と、
復活の鍵を持つヴィントのコアに触れることだった。
アルト文明の後から栄えてきた今の文明に合わせ
『地上でヴィントが指揮する大戦争を起こし、将軍機全てが撃破され、
最後に将軍機を利用しようとする(湖国の技師の)マシーナが、ヴィントのコア触れること』で
マシーナが『終わりの始まり』として目覚めるはずだった。
実際にはヴィントの人格を悪魔が乗っ取っているため、ヴィントの指示する通りに動くだけでは
マシーナが目覚めるはずがなかった。
最終決戦での将軍機達 †
ヴィント以外の将軍機は、『“終わりの始まり”マシーナ』を守護する5つのアルトコアとしての特性に従い、
「その13(最終回)」で湖国の各兵団の兵力として戦場に投入された。
主であるマシーナが「湖国を守りたい」と思っているので、
マシーナを守るために湖国と協力して戦うのは、彼らにとっては当然のこと。
- 将軍機の参戦は各兵団長に、戦闘開始前夜に伝えられた作戦にも織り込まれていなかったらしく、戦場に現れたとき、兵団長達は驚いていた。(復元に確実性が無かったためと思われる)
壱番機『疾風迅雷』ヴィント(悪魔憑依) †
「悪魔フェニクス」に人格を乗っ取られたヴィントの姿。
メンテナンス中の将軍機は技師の姿に気づけないことを利用して、「帝国第一技師」を兼ねていた。
ヴィントの本来の人格は不明。
- 【機構将軍壱番機"疾風迅雷"《ヴィント》】:
- 「 はじめまして。 ”異界”の諸君。 」「 俺の名はヴィント ――― いや、君たちには帝国の第一技師、と言ったほうがわかりやすいのかな? 」
- 「 それに俺は。 」 「 ”不死”だから。 」「 ――――― 永遠の命、命の輪廻。転生と永生の悪魔。 ”フェニクス” 」
- 「 クク・・・ ハハハハ! もしかして何か勘違いしてない? 」「 もしかして、もしかしてここで俺と戦って勝って大団円とか考えてる? 」
※以下は四番機スエロに見えていたヴィントの姿。少なくとも、野望達成間近になるまでは、
そう感じさせる振る舞いでヴィントを演じ、
自我を取り戻したアルトコアを言葉巧みに騙していたと考えられる。
- 【機構将軍四番機"捲土重来"《スエロ》】:
- 「 疾風迅雷の言葉の通り、風のような男よ。 時に荒々しく、時に穏やかに。 」「 何物にも縛られぬようでありながら、そっと背中を押してくれることも ―――― 」
弐番機『明鏡止水』のヒュドール †
機構将軍弐番機。ウンディーネのわずかな気配の違いを察知し、目を閉じたままでも
隠れている者の位置を特定できるような、達人的な雰囲気。
「アルトコア・マシーナ」と自分たちのアルトコアが眠っていた遺跡の入り口を守っていた。
- 【機構将軍弐番機"明鏡止水"《ヒュドール》】:
- 「 ”終わりのはじまり”は目覚め、今は貴公らのその、機構外装を作成しているわけだ。 」「 そのような些事を、させている場合ではない。 」
- 「 何、 と …… 」「 …… これもまた、 一つの…… 」「 予定、 調和…… 」
- 【機構将軍弐番機"明鏡止水"《ヒュドール》】:
- 「 失礼。 マシーナ様の命により参りました。 」 「 帝国型蒸気機構自動兵 機構将軍弐番機"明鏡止水"《ヒュドール》。 」「 以後、お見知りおきを。 」
参番機『百花繚乱』のアントス †
機構将軍参番機。女性型で、戦闘中に花弁が舞う。
それは自然のものと見間違うほどのもので、花弁には毒があった。
帝国から脱走してきたフュイートを追う任務の途中でPC達と遭遇し、撃破された。
アントス自身は重要機密を知るフュイートを追う任務を「くだらない」と感じているようだった。
- アルトコアの『悲願』を考えれば、帝国にしか益がない任務はくだらないかもしれない。本人は戦うことが好きなようなので、フュイートの戦闘能力の低さがアントスがそう感じていた理由である可能性もある。詳細は不明。
- 【機構将軍参番機"百花繚乱"《アントス》】:
- 「 帝国型蒸気機構自動兵 機構将軍参番機 ―――― "百花繚乱"の《アントス》ですわ。 」「 全くもって感性が貧困ですわね。 」「 ワタクシの名は”美しい”のですわ。 」
- 【機構将軍参番機"百花繚乱"《アントス》】:
- 「 帝国型蒸気機構自動兵 機構将軍参番機"百花繚乱"《アントス》、 ワタクシを置いて戦争だなんて酷い話じゃありませんこと? 」
四番機『捲土重来』のスエロ †
機構将軍四番機。シィヴァンが戦闘したことがある。
プロクス同様、スパーダ改良型2体と共に現れた。
人質交換(湖国軍人・技師=プロクス、アントスのアルトコア)の任務を受けていた(※)。
頭に響くほどの大声を張り上げる。
(※)帝国はアルトコアに「人権を認めていない」ため、
人質交換という表現は湖国がアルトコアに人権を認めていることを暗に馬鹿にしている。
- 同時に、湖国は『自我を認める』という法に従わなければ自国の法を守っていないことになる。あらゆる意味で湖国の法を逆手に取られた形。
2度目の襲撃の時は、『ノーネーム』は帝国製の機構外装を纏っている、
帝国のものであるという主張の下、『ノーネーム』と
ノーネームを整備している技術士であるマシーナの身柄を取り戻すといって襲撃してきた。
少なくともスエロは、PC達の正体に気づいているわけでは無くアルトコアと思っていたようだ。
「“我らが”悲願」を達成する為に行動しているようだが、その悲願の内容は聞き出すことができなかった。
「その12」でマシーナ、ヴォール、インジネルらの手によって戦闘は不可能な状態であるが
人格は完全な状態で復活。
スエロにとって「悲願」は達成すべきものであり、それを達成した後なにを為すかというものではなかったようだ。
(アルト文明が復活し、「機械になったアルト人による終わらない時代」を築き上げる、と考えているくらい)
仲間を信じる熱い性格のようだが、いささか一方的である。
自分が何者かに騙されており、帝国に従っているままでは『悲願』が達成できないことに気づいた彼は
PC達を帝国の遺跡の地下を案内する役になった。
「その13(最終回)」では戦闘機能も完全に復活し、戦場で活躍する。
- 【機構将軍四番機"捲土重来"《スエロ》】:
- 「 帝国型蒸気機構自動兵 機構将軍四番機 ――――"捲土重来"《スエロ》!! 」
- 「 我輩の。 」「 いや、我らが”悲願”のためには 」「 諸君ら、そう。 」 「 諸君らの正体を確かめる必要があった。 」「 この目で。 そう、 この我輩の目で! 」
- 「 始めようではないか、”ノーネーム” ―――― いや、その正体を見せてみよ! 」
- 【"捲土重来"《スエロ》】:
- 「 ”終わりの始まり”を、探しているのだ。 」
- 【機構将軍四番機"捲土重来"《スエロ》】:
- 「 いいや、 我輩の目的は。 」 「 我輩達の目的は、”終わりのはじまり”。 」
- 「 ノーネーム。 その身柄はこの我輩、スエロが貰い受けるぞ。 」
- 「 ”終わりのはじまり”こそが、我が主。 我輩の生まれた意味である故。 」
- 【機構将軍四番機"捲土重来"《スエロ》】:
- 「 ”終わりのはじまり”とはつまり、我輩の ――― いや、我らの悲願であり。 」「 我らの復活。 そう、アルト文明の復活であるが? 」「 我輩はそのために存在し、そのために”終わりのはじまり”を求め、守り、共に在る存在。 」「 ”終わりのはじまり”と共に、終わらぬ時代を築きあげるのだ。 」
- 「 我輩らは第一技師を名乗るものとほとんど接触をしたことがない ―――― 数度のメンテナンスも、本体なのか外装なのかわからぬような姿であった 」「 その身辺はヴィントが警護していたはずだ、つまりヴィントだけは何かを知っている可能性もある ―――― 」「 吾輩も協力しよう。 」
- 【機構将軍四番機"捲土重来"《スエロ》】:
- 「 我輩の! 名を! 聞かせようとも! そう! そうとも、いかにも我輩は ――――― 」
伍番機『気炎万丈』のプロクス †
PC達が最初に出会った将軍機。高笑いが耳につく。
スパーダの改良型2機と共に現れた。
炎による魔法ダメージを与える高い攻撃性能と
自身の能力強化、PC達の敏捷を下げる特殊能力を持っていた。
PC達は「その6」でプロクスと共に現れたスパーダに敗北したが、「その7」でプロクス本人に勝利した。
- 【”気炎万丈《プロクス》】:
- 「 帝国型蒸気機構自動兵 機構将軍伍番機"気炎万丈"の《プロクス》 ―――― アアアン?! 」
- 「 ギャハハハハハハハハハハハハハハハハ! ざまあねえ! ざまあねえなあ! 湖国の戦士はこんなもんかよォ?! 」 「 死体を焼くのは勘弁してやるぜ ――― 」
- 【”気炎万丈《プロクス》】:
- 「 ギャハハハハ、今日はまだしばらく退却命令も出ねえだろうが アアン―――?! つまりイ。 」「 思う存分焼いてやろうじゃあねえのオ―――― ッ?! 」
- 「 ギャハ――――?! 」「 ガフッ …… グ、 まさか、 この…… 」「 将軍 機、 が …… まさ か …… 」
- 【機構将軍伍番機"気炎万丈"《プロクス》】
- 「 アアアアアンンッ?! この程度で”明鏡止水”たあ笑わせんじゃねえぞギャハハハハハハハハハ!!! 」
帝国人 †
帝国技術士フュイート †
「その8」で湖国と帝国の国境の森林地帯でPC達と遭遇。
元から体力が無さそうなところもあり、かなり弱っていた。
「その9」でPC達との面会を強く望んでいた。
彼は帝国の技術士として、徐々に帝国内で腕を上げ地位も獲得したが、
高い地位を得て知ったのは「帝国が作っている自動化された無人機に搭載されているアルトコアは、
戦死した帝国の軍人の魂を機構外装に移したもの」だという秘密を知り、
それはもはや人間のやることでは無いと考え湖国に逃亡してきた。
捕虜として湖国の基地に軟禁されているが、PCの働きかけにより厳しい尋問は避けるよう頼んである。
- 「その13(最終回)」では、プラントへPC達を案内する役目を担った。
- 【帝国技術士フュイート】:
- 「 頼む…… 」「 頼む…… どうか 」「 帝国を 止めてくれ …… 」
- 【帝国技術士フュイート】:
- 「 …… 火は、人が得た原初の技術なんだ。 」 「 命も、また火のように揺らめいて燃えている。 その火だけ消して、燃料を抜くなんて真似は人の所業じゃあない。 」
- 「 もう一度言う…… 帝国を止めてくれ。 俺の直感が言ってる。 湖国は帝国に勝てない。 でも …… もし、それがひっくりかえるとすれば、それはお前たち”アルトコア”の力なんだ。 」
悪魔 †
転生と永生の悪魔“フェニクス” †
アルト時代滅亡直前に、本の中の世界に現れ、
将軍機の壱番機の元となったヴィントの人格を乗っ取った。
本当に狙っていたのは『終わりの始まり(マシーナ)』のアルトコアだった。
アルト文明滅亡の直前に現れ、『“終わりの始まり”マシーナ』を乗っ取ろうとしたが、何らかの理由で失敗。
やむを得ずヴィントを乗っ取り、
他のアルトコアと共に、自分が再び起動する日を待ち続け――とうとう、アウディ(ヴォール)に見つけられたのだ。
その日から彼の計画は実行に移されていったと思われる。
ヴィントは『マシーナ』を守護するアルトコアの中でも特別な機能を与えられており、
全ての将軍機が撃破され、最後にヴィントのコアにマシーナが触れることで
マシーナが『終わりの始まりマシーナ』として復活するよう、アルト人によって設計されていた。
彼は自分を『不死』と言ったがそれはアンデッドという意味ではなく、
永遠の命と命の輪廻を支配する『転生と永生の悪魔』という意味だった。
シャーマンのセンスオーラで見ても、精霊力は将軍機として至って正常である。
「その12」では将軍機としての特殊能力を使って防戦しながら逃亡。(処理としては1Rのみ戦闘する)
「その13(最終回)」で帝国のプラントでPC達と戦闘し、撃破された。
本の世界を掌握することが目的で、
その地が戦争で人が滅んだ更地であってもかまわないと彼は言う。
それは、フェニクスが命の転生を司っているからなのだろうか。
倒された後、帝国軍人の魂が残るプラントに憑依したが、
マシーナによってプラント内の機構外装が正常な状態に戻されたため、何も出来なくなった。
- 【機構将軍壱番機"疾風迅雷"《ヴィント》】:
- 「 はじめまして。 ”異界”の諸君。 」「 俺の名はヴィント ――― いや、君たちには帝国の第一技師、と言ったほうがわかりやすいのかな? 」
- 「 それに俺は。 」 「 ”不死”だから。 」「 ――――― 永遠の命、命の輪廻。転生と永生の悪魔。 ”フェニクス” 」
- 「 クク・・・ ハハハハ! もしかして何か勘違いしてない? 」「 もしかして、もしかしてここで俺と戦って勝って大団円とか考えてる? 」
- 【機構将軍壱番機"疾風迅雷"《ヴィント》悪魔フェニクス】:
- 「 棺桶? 随分だなあ。 」 「 どれもまだ。 ちゃんと生きているっていうのにね。 」「 あ、いや。 ”コレ”はたった今死んでしまったかな? 酷いことするよね。 」
- 「 これでチェックメイトだ。 君たちは俺に負けて、”終わりの始まり”は俺のものになるからね。 」「 ハハハハハハ!! 勝てるとでも? 」「 いいよ、相手をしてあげる。 君たちには”終わりの始まり”を連れてきてもらった恩があるからね! 」
- 転生を司る悪魔だけに、本当に「倒せ」たのかは定かでは無いが、少なくとも帝国の軍事力を完全停止させるほどのダメージは負わせた。湖国とPC達は勝利し、レーゼンとフェニクスの今回の“ゲーム”は、レーゼンの勝ちと言えるだろう。
専門用語 †
機構外装 †
本の中の世界で、人間が当たり前に付けている便利な道具。
動力は蒸気で、アルトコアを内蔵しており、人々の生活を豊かにしている。
ほとんどのものは作業用や工業用に開発されたもの。
人間が装着して使うことが前提となっているので『機構“外装”』と呼ばれている。
部分的なものもあれば、全身を覆うものもある。
マシーナは技術士の才能があるため、動物の形をしたロボットのようなものも作っていた。
見た目はSF的で、PCが身につける際は容姿については
無茶降りしてもマシーナが大体応えてくれる。(いわゆるスチームパンク系)
マシーナの機構外装について †
「その9」から「その10」の間に本の中の世界の時間が進み、湖国が得た情報は
「マシーナがPC達に施している機構外装は、帝国の将軍機との類似点が見られるもの」だった。
『ノーネーム』とマシーナは、帝国と何か関係があるのでは、という疑いが掛けられそうになったが、
PC達は「自分たちがアルトコアですらない」ことを明かして窮地を脱する。
マシーナの作る機構外装に帝国の技術の癖が見られるのは、
祖父であるヴォールがかつては帝国の技術士だったため。
- 「その12」でマシーナが倒れたが、参加したことのあるPCはマシーナが作っていたものを、初参加のPCはヴォールがシャープで適当な物を装着してくれた。
アルトコア †
機構外装を自動的に動かすプログラムのようなもの。
個体差があり、希少なものはAIのように学習して自我を持つことがある。
PCたちは自我を持ったアルトコアに変装して、湖国の依頼を請けている。
アルトコアの仕組み †
まっさらな学習機能(ソフト)が積まれたハードって感じで
情報を受け取って、反応を返すっていう単純な機能を持ってるのが基本のアイテム。
繰り返し同じ作業をすることで作業を学習する。
希少なアルトコアほど、学習能力が高く、次第に応用が利くようになっていって
自我をもつに至るモノもある。(※ふゆたにさんの原文ママ)
- アルトコアを内蔵した機構外装の例
- 腰に装着し、第三の腕として使う。お茶を入れることが出来るので、物を拾ったり移動させたりするための物と思われる。この外装に内蔵されているアルトコアは、単純作業をいくつか学習している。
自我を持ったアルトコア †
上述のアルトコアが学習を繰り返した結果、自我が芽生えたアルトコア。
人間のように振る舞い、人間のように生活する。
かなり希少な個体で、アルトコアが自我を持つことは滅多に無い。
自我に目覚めたアルトコアも、機構外装ではなく剣で戦うことができたり
不思議な力(魔法のような力)を持っていることが多いため
アルト人と自我を持ったアルトコアの共通点が研究されている。
『自我を持ったアルトコアの戦士』が旅をして悪人を成敗したりする話は人気があるらしい。
- 「その10」以降の情報から考えるに、実際には「自我を思い出しかけているアルトコア」のことを「学習を繰り返し、自我が芽生えた」と今の文明の人間は解釈している様子。
帝国の機構外装とアルトコア †
機構外装とアルトコア、そして人間は基本的に三点セットである。
アルトコアが自我を持っている場合のみ、機構外装とアルトコアのセットでも自発的に動ける。
しかし帝国はどういうわけか、
自我を感じない無人の機構外装を戦場に何度も投入している。
なぜ、無人の機構外装を大量投入できるのか――このシリーズの大きな鍵であった。
帝国の無人機について(その1) †
第四兵団長のアヴリル曰く
- 【第四兵団長アヴリル】:
- 「 補給線や技師を抱えてる部分には大抵《シールド》を積んでる。 《ランス》は大規模戦になると《スパーダ》より厄介だな。 」「 まあ、このところの森の睨み合いじゃ特務型もちらほら見かけるからな。 俺達も知らねえ新型がいたっておかしくはない。 」「 川の上流に《ポセイドン》なんかを仕掛けられるとなおのこと厄介だ。 」
≪シールド≫:防衛向き
≪ランス≫:攻撃向き
≪スパーダ≫:攻撃、防衛の両方に優れるが、複数機投入となると≪ランス≫に劣る。
帝国の無人機について(その2) †
「その9」にて、帝国の技術士フュイートの証言により
帝国の自動の無人機に搭載されているアルトコアは遺跡から出土したものではなく、
「帝国の生きた軍人の魂を機構外装に移したもの」だと判明。
その魂を使われた帝国軍人は「戦死した」扱いに帝国軍上層部で情報が改竄され、
帝国の一般兵や技術士達には真実を知らされていない。
これを知った人間は、まともな神経の持ち主であれば、帝国のやり方に反感と疑問を持つだろう。
その例が脱走してきた技術士のフュイートである。
- 魂を移す作業は「帝国のプラント」で行われており、無人機が統率を取れた動きを保つよう、軍人としての魂の記憶を生かすため、機構外装が破壊されるまではプラントに帝国軍人の肉体も冷凍保存されていた。
特務部隊『ノーネーム』 †
PC達が湖国から依頼を請けるときに使っている部隊名。
アルト人 †
本の中の世界の古代人。
PC達と同じように、剣や魔法で戦っていたという伝説が残っている。
今の人間にはできないロストテクノロジーを持っていた。
なぜ、剣や魔法を使う技術や呪文が失われてしまったかは不明。
エンファータでいうところの<人>のような存在。
PC達はマシーナ達から見るとアルト人に見えるらしい。
エルフやセージブロッサムなどは、珍しくてたまらない。
- 「その11」にて、滅亡前に自我を機械に写す技術を完成させ、「アルトコア」として自分たちを残したと判明した。
狭間の遺跡群 †
湖国と帝国の国境付近にある、アルトコアが眠っていた遺跡群。
アルト時代がエンファータの今の時代とイメージが近いこともあり、
PC達が見ても「かつて重要な役割を担っていた遺跡」というイメージだった。
アルトコアは掘り尽くされたとみられるが、詳細は不明。
30年前に湖国と帝国の間で起こった「大きな争い」の後に、帝国の支配下になった。
帝国は今も、この遺跡について調べているようだ。
- 帝国と湖国の感覚であれば「遺跡はアルトコアが出土する場所」となるため、重要施設であったという発想にはなりにくいらしい。つまり、資源が尽きた遺跡をまだ調査するのは、少し不自然である。
「その7」でプロクスは遺跡の碑文が残っている場所(遺跡としての役割を持つ場所)を焼いて回っていた。
帝国側は、碑文の内容を自分たちだけ入手して消してしまいたいのか、
他に理由があって焼き払っていたのかは、現状では謎である。
帝国側の遺跡と将軍機達の唱える「悲願」“終わりの始まり” †
「アルトコア・マシーナ」とそれを守護する5つのアルトコアが安置されていた遺跡は
将軍機の弐番機のヒュドールがその入り口を守っていた。
帝国側の遺跡であるためか、碑文は全て無事だった。
PC達は「終わりの始まり」についての記述を発見し、『終わりの始まり』とは
滅亡したアルト時代の復活のことだと知る。
アルトコアとはアルト時代の人間の人格を機械に写したもの。
現存するアルトコアには、元々は全てに人格があったのだ。
しかし、自我を保ったまま、もしくは思い出すほど高性能なアルトコアはごくわずかで
大半のアルトコアは時が経てばアルトコアから自我が失われていく。
その自我を復活させるための特殊な能力を与えられたアルトコアが
「マシーナ」であり、マシーナの能力を持ってすればアルト人の人格は復活し、いずれはアルト時代を取り戻せる。
将軍機達は、湖国とPC達の傍にマシーナがいることを既に知っている。
PC達が元の世界に帰り、消えた後もヴァーディルが単身にて調査し
上記の情報の他に「帝国の第一基地と直通の通路がある」ということを突き止めた。
また、2度目に遺跡に入ったPC達の調査で、
”終わりのはじまり”として保管されていたアルトコア(マシーナ)は、
その機能であるとこの、”アルト文明復活のための機能”については、いわゆる魔法的なパワーであり
それをコントロールする人格というのは極めてピュアな状態で保存されていたということが分かったが、
「なぜ」そういう状態で保存されていたのかは分からなかった。
- PC達の予想では「発見され、目覚めたときにその文明に合った人格になるため」「純粋な状態(アルト人に近い思想)でないと力を行使できない」などがあるが、どれも予想であって確信ではない。
帝国のプラント †
ヴィントのアルトコアの自我を乗っ取り、第一技師になりすました悪魔フェニクスが、
帝国軍人の魂を機構外装に移していた工場。
帝国技師フュイートはこれを見て、帝国を出ることを決意した。
先代の第一技師アウディ(ヴォール)は、こうなることをなんとなく恐れて、マシーナをつれて湖国へ逃亡した。
普通の生産設備とは思えない、バイオテクノロジーを使った設備がある。
魂を抜かれた帝国軍人の身体は、フラウが舞うほど低温な部屋に保存されていた。
無人機が倒されてしまうまでは、軍人の身体は生きているようである。
将軍機 †
アヴリルやシィヴァンが手を焼くほど強い、兵団長クラスの個体。
「自我に芽生えたアルトコア」であることが特徴で、5体いる。
元は「アルトコア・マシーナ」を守護するアルトコアだったが、
帝国第一技師時代のヴォールが将軍機として設計した。
5機の名前もヴォールが名付けた。
ヴォールが設計した当時の将軍機は今ほどの戦闘能力は無かったらしい。
それぞれがコードネームを持ち、
それに応じたアルトコアの能力も持っており、その戦闘能力はPC達が敗北を喫することがあるほど強い。
シィヴァンの話と、プロクスの発言から察するに、将軍機が戦場に居られるのは限られた時間であるか、
将軍機が命令を絶対としており、目的を達すると敵将(湖国の将)を前にしても撤退するようである。
- 各個体の特徴や性格、能力は「機構将軍」の項と、戦闘データを参照のこと。
終盤用情報 †
※終盤の展開でどんでん返しで一気に公開され、得た情報ですので、そのまま残しておきます。
追記はしていないので、最終回直前までのものです。
本文に情報は反映済みですが、読み方によってはこちらの方が分かりやすい可能性があります。
マシーナ †
アルトコアの「将軍機」達が「終わりの始まり」として探していた存在で、
その正体は「必ずアルト文明を復活させる者として、特別な機能を与えられた」特殊なアルトコアである。
マシーナの身体は、蒸気機関と魔法のハイブリッドのような、理解の外の理屈で動いている。
だが、普通の人間にしか見えないほどのアルトコアとしては、ヴォールがその人格を育てた。
マシーナは「その11」現在では、まだ自分がアルトコアであることを知らない。
「その12」では病人同然の状態で登場。
高熱にうなされ、うわごとで「今は失われたアルト時代の言語、
それも古語とかいうものではなく、大変特殊な言語」を呟き、
これまでのマシーナとは違う人格を宿しているとすら言える状態だった。
この状態になったきっかけは、将軍機の修復を行っているときだったようで、
突然、機関を切った外装のように(糸が切れた人形のように?)、マシーナは意識を失ったらしい。
- つまり、ヴォールの育てた『孫娘マシーナ』としての人格が危ういということ。
- 一方で、PCからの呼びかけには「おじいちゃん・・・」と反応するなど、『孫娘マシーナ』の人格も確かに存在している。
- マシーナが『終わりの始まり』として完全復活する条件は『将軍機になった5つのアルトコア』の力が必要で、特に壱番機となったヴィントが占める割合が大きい(スエロ曰く『鍵』)。5機全てが撃破され、ヴィントのコアに接触することで『終わりの始まり』として完全復活する。
アルトコア †
アルト時代が滅亡する前に、人格を機械に移す技術が完成したもの。
文明が滅亡していく中、アルト人は「己(=人格)」を機械に写す技術を完成させた。
それがアルトコアの真実である。
しかし、アルトコア自体は不完全なものが多く、
時が流れると共にほとんどのアルトコアからは自我が失われた。
ごく一部の個体だけが人格を徐々に取り戻したりしている。
(それが、今まで「学習を重ねて『自我を得た』希少なアルトコア」と思われていたもの)
つまり現存する全てのアルトコアに、アルト人(古代人)の人格が封じられている。
この人格は、マシーナの能力で解放することが出来る。
帝国第一技術士アウディ(=湖国の老技術士ヴォール) †
将軍機5機を設計した帝国の天才技術士。
将軍機の現在の名前も、ヴォールが名付けた。
帝国技術士時代に
帝国の遺跡から将軍機の元になる5つのアルトコアと、マシーナのアルトコアと人型の素体を入手。
マシーナというアルトコアの本質を知り、帝国からマシーナだけを連れて逃亡し、
湖国の技術士として働いていた。帝国からマシーナを連れて逃げたのは、ある「予感」があったから。
- 【老技術士ヴォール】:
- 「 アルト人たちは、一体何を思ってそのような存在を作り上げたのか …… 」「 じゃが、人と機械の境目が無くなっていきそうな、恐ろしい予感を…… ワシは感じたのじゃ。 」
5つのアルトコアとマシーナというアルトコア †
アルトコア「マシーナ」を5つのアルトコアが守護する形で安置されていたらしいが、
アルト時代を知らないヴォール(アウディ)は、アルトコアを発掘する過程で
5つのアルトコアとマシーナを発見し、それが守護する何かだったというのは後から知った。
「その12」にて、『終わりの始まり(=マシーナ)』のアルトコアは、
『アルト文明の復活機能』を使うときには魔法のような力を行使するものであると判明。
また、極めてピュアな状態で保存されていた。
なぜそういう状態で保存されていたのかまでは、PC達の調査では分からなかった。
将軍機の唱える「悲願」である「終わりの始まり」 †
アルト時代の復活のこと。
マシーナの能力を持ってすればアルト人の人格は復活し、いずれはアルト時代を取り戻せる。
そして、アルトコアは機械であるがゆえに、永遠のアルト時代を築くことが出来る。
将軍機達は、湖国とPC達の傍にマシーナがいることを既に知っている。
- 「その12」にて、『終わりの始まりマシーナ』の復活には『将軍機が全て倒されている』ことが条件だと判明したが、最後の将軍機であるヴィントを悪魔が乗っ取っていたので、他4機は悪魔にだまされていただけだった。
- 『マシーナ』と5つのアルトコアがある遺跡に侵入され、将軍機5機が倒された場合、帝国側からヴィントが指揮する大戦争を仕掛けて、ヴィントはわざと負ける手はずになっていた。壱番機ヴィントは倒せていないが、大戦争自体は始まってしまった。(湖国にいる『マシーナ』が技師であれば、将軍機の技術を湖国で転用するためにヴィントに触れるはず、と考えていたと思われる)
- ヴィントの人格は悪魔フェニクスが乗っ取っているため、大戦争だけが始まった。
復活した将軍機スエロ †
PC達の頼みで優先的に修復された将軍機。
しかしマシーナの突然の不調もあり、戦闘機能の復活まではさせられなかった。
話は、見た目は反応の印象に反して、かなり通じた。
マシーナが『終わりの始まり』として目覚めていないことにショックを受け、
どうすればマシーナが目覚めるのか語った。(=将軍機が全て撃破されればよい、という話)
その会話の過程で、スエロはヴィントの傍ににいる誰かによってヴィントがまだ倒されていないと理解。
自分(達)が謀られていたと知り、
帝国の第一技術士を護衛する将軍機の壱番機ヴィントの場所を教え、
PC達と同行して帝国側の遺跡に突入。
スエロ自身は『悲願』の達成をゴールと見ているところがあり、
『悲願』を達成し永遠のアルト文明を復活させた後どんな世界にするのかは、深く考えていなかったようだ。
(アルト文明が復活し、「機械になったアルト人による終わらない時代」を築き上げる、と考えているくらい)
PC達は、スエロを伴って帝国側の遺跡に再潜入したが
そこで待っていたのはスエロの知る
「壱番機ヴィント」ではないヴィント…悪魔に乗っ取られたヴィントだった。
帝国側の遺跡 †
「その11」「その12」でPC達が突入した帝国領にある、『マシーナ』と5つのアルトコアが安置されていた遺跡。
ヴァーディル(遺跡担当の兵団長)が調査した結果、帝国の第一基地と繋がっていた。
(ヴァーディル自身は、可能性の高さを確認した時点で撤退しているが、
その後PC達が突入し、実際に繋がっていたので情報が確定した)
登場した敵(登場順) †
帝国型蒸気機構自動兵《ジャイアント》MK-Ⅸ †
名称=帝国型蒸気機構自動兵《ジャイアント》MK-Ⅸ ML=6
知名度=13 敏捷/移動=10/15
出現数=単独~数体 出現頻度=まれ
知能=命令をきく 反応=命令による
攻撃点=機構腕:14×4 打撃点=15×4
回避点=13 防御点=11
生命点/抵抗=24/16
精神点/抵抗=--/14
特殊能力=アルトコア"多腕"(通常攻撃が4回の腕攻撃になる)、精神無効、病毒無効
生息地=蒸気機関の本 言語=無し 知覚=疑似
- 通常の簡易戦闘ルールで戦闘が行われた。(1R簡易戦闘実装前)
帝国型蒸気機構自動兵《タイラント》試作型弐式 †
名称=帝国型蒸気機構自動兵《タイラント》試作型弐式 ML=7
知名度=13 敏捷/移動=15/15
出現数=単独~数体 出現頻度=まれ
知能=命令をきく 反応=命令による
攻撃点=機構腕:15×2 打撃点=17×2
回避点=14 防御点=11
生命点/抵抗=24/17
精神点/抵抗=--/15
特殊能力=アルトコア"暴君"(半径10m以内のPCはラウンド終わりに冒険敏捷14、失敗するとR10+7の魔法ダメージ)、精神無効、病毒無効
生息地=蒸気機関の本 言語=無し 知覚=疑似
- 機構将軍「プロクス」登場まで、この戦闘以下の戦闘は1R簡易戦闘ルールで行われた。
帝国型蒸気機構自動兵特務シリーズ《ポセイドン》ver2.07 †
名称=帝国型蒸気機構自動兵特務シリーズ《ポセイドン》ver2.07 ML=7
知名度=13 敏捷/移動=10/10
出現数=単独~数体 出現頻度=まれ
知能=命令をきく 反応=命令による
攻撃点=機構槍:14×2 打撃点=17×2
回避点=13 防御点=12
生命点/抵抗=24/17
精神点/抵抗=--/15
特殊能力=アルトコア"海王"(通常行動の前にPC全員へ生命抵抗14、失敗するとHPを4点減少&ラウンド終わりまで魔法使用不可&攻撃回避-2)、精神無効、病毒無効
生息地=蒸気機関の本 言語=無し 知覚=疑似
帝国型蒸気機構自動獣機兵《レオーネ》 †
名称=帝国型蒸気機構自動獣機兵《レオーネ》 ML=7
知名度=13 敏捷/移動=16/20
出現数=単独(つがい) 出現頻度=ごくまれ
知能=命令をきく 反応=命令による
攻撃点=牙:14/爪:15/爪:15 打撃点=17/16/16
回避点=14 防御点=11
生命点/抵抗=25/17
精神点/抵抗=--/15
特殊能力=アルトコア"百獣の王"(通常行動前に一度だけ、PC全員に精神抵抗14、失敗すると回避-2&魔法の出目5以下をファンブルとする状態。)
生息地=蒸気機関の本 言語=無し 知覚=疑似
※つがいで登場し、PC側とNPC側で1体ずつ倒した。
帝国型蒸気機構自動兵《ジャイアント》MK-Ⅺ(潜入型) †
名称=帝国型蒸気機構自動兵《ジャイアント》MK-Ⅺ(潜入型) ML=6
知名度=13 敏捷/移動=10/15
出現数=単独~数体 出現頻度=まれ
知能=命令をきく 反応=命令による
攻撃点=機構腕:14×4 打撃点=15×4
回避点=12 防御点=11
生命点/抵抗=18/15
精神点/抵抗=--/14
特殊能力=アルトコア"多腕"(通常攻撃が4回の腕攻撃になる)、精神無効、病毒無効、忍び足、潜伏
生息地=蒸気機関の本 言語=無し 知覚=疑似
※3体出現した。
帝国型蒸気機構自動兵《スパーダ》改良型 †
名称=帝国型蒸気機構自動兵《スパーダ》改良型 ML=7
知名度=13 敏捷/移動=12/17
出現数=単独~数体 出現頻度=まれ
知能=命令をきく 反応=命令による
攻撃点=機構腕:14×2 打撃点=17×2
回避点=14 防御点=12
生命点/抵抗=28/17
精神点/抵抗=--/15
特殊能力=アルトコア"剣豪"(回避判定に成功したPCは、次の回避判定を-1する。この効果は4回まで重複し、回避判定に失敗することで失われる)、精神無効、病毒無効
=将軍機"気炎万丈"《プロクス》(???【スパーダのHPを合計28点以上削れば解放】)
生息地=蒸気機関の本 言語=無し 知覚=疑似
- その6攻略時点では、敗北した。
- 「将軍機"気炎万丈"《プロクス》(???)」の能力は、PC側がスパーダのHPを合計28点以上削った場合、後述のプロクス本体の「特殊能力=アルトコア"気炎万丈"」が戦闘形式に合わせて使用される予定だったとのこと。
帝国型蒸気機構自動兵 機構将軍伍番機"気炎万丈"《プロクス》 †
名称=帝国型蒸気機構自動兵 機構将軍伍番機"気炎万丈"《プロクス》 ML=8
知名度=13 敏捷/移動=12/17
出現数=単独 出現頻度=ごくまれ
知能=人間なみ(命令をきく) 反応=敵対的(命令による)
攻撃点=腕:15×2 打撃点=17×2
回避点=15 防御点=12
生命点/抵抗=28/18
精神点/抵抗=--/16+2
特殊能力=アルトコア"気炎万丈"(ラウンドはじめ、PC全員に精神抵抗15、R10+8の魔法ダメージ、失敗したPCはラウンド終わりまで敏捷度を-6する、抵抗減少)
=機構将軍伍番機(精神無効、病毒無効、精神抵抗+2、炎無効)
=プロクスの炎(HPが5点減るごとに【攻撃点+1】【打撃点+1】【攻撃回数+1】【防御点+1】【魔法ダメージ+1】)
生息地=蒸気機関の本 言語=共通語 知覚=疑似
- 通常の簡易戦闘ルールで戦闘が行われた。
帝国型蒸気機構自動兵 機構将軍参番機"百花繚乱"《アントス》 †
名称=帝国型蒸気機構自動兵 機構将軍参番機"百花繚乱"《アントス》 ML=8
知名度=13 敏捷/移動=16/20
出現数=単独 出現頻度=ごくまれ
知能=人間なみ(命令をきく) 反応=敵対的(命令による)
攻撃点=扇子刃:16×2 打撃点=16×2
回避点=15 防御点=12
生命点/抵抗=22/17
精神点/抵抗=--/16+2
特殊能力=アルトコア"百花繚乱"(PCは行動内容を宣言後、精神抵抗15、失敗すると行動の対象をGMが決定する。拡大数の変更などはできない。)
=機構将軍参番機(精神無効、病毒無効、精神抵抗+2、魔法ダメージ減少+2)
=アントスの毒花(ラウンド終わり、PC全員はHPを2点失って生命抵抗15、失敗すると攻撃&回避&武器攻撃の打撃修正を-1する。-4まで累積。)
生息地=蒸気機関の本 言語=共通語 知覚=疑似
- 通常の簡易戦闘ルールで戦闘が行われた。
帝国型蒸気機構自動兵《スパーダ》改良型 †
名称=帝国型蒸気機構自動兵《スパーダ》改良型 ML=7
知名度=13 敏捷/移動=12/17
出現数=単独~数体 出現頻度=まれ
知能=命令をきく 反応=命令による
攻撃点=機構腕:14×2 打撃点=17×2
回避点=14 防御点=12
生命点/抵抗=28/17
精神点/抵抗=--/15
特殊能力=アルトコア"剣豪"(回避判定に成功したPCは、次の回避判定を-1する。この効果は4回まで重複し、回避判定に失敗することで失われる)、精神無効、病毒無効
=将軍機"捲土重来"《スエロ》(???【スパーダのHPを合計28点以上削れば解放】)
生息地=蒸気機関の本 言語=無し 知覚=疑似
※将軍機"捲土重来"の能力
アルトコア"捲土重来"(ラウンド終わり、PC全員に冒険敏捷18、失敗したPCにR20+8の物理的なダメージを与える。
ただし、達成値が足りない分だけ防御修正値をマイナスすること。)
- 1R簡易戦闘で戦闘が行われた。なお、スエロのお付きのスパーダ改良型を倒しただけで、この時点ではスエロ本人は倒していない。
帝国型蒸気機構自動兵 機構将軍四番機"捲土重来"《スエロ》 †
名称=帝国型蒸気機構自動兵 機構将軍四番機"捲土重来"《スエロ》 ML=8
知名度=13 敏捷/移動=10/12
出現数=単独 出現頻度=ごくまれ
知能=人間なみ(命令をきく) 反応=敵対的(命令による)
攻撃点=腕:16×2 打撃点=17×2
回避点=14 防御点=13
生命点/抵抗=30/19
精神点/抵抗=--/16+2
特殊能力=アルトコア"捲土重来"(ラウンド終わり、PC全員に冒険敏捷18、失敗したPCにR20+8の物理的なダメージを与える。ただし、達成値が足りない分だけ防御修正値をマイナスすること。)
=機構将軍四番機(精神無効、病毒無効、精神抵抗+2、刃武器のクリティカル+1)
=スエロの岩(このモンスターに接敵したPCの攻撃が命中した場合、命中した数だけ攻撃16/打撃17の反撃を行う。)
生息地=蒸気機関の本 言語=共通語 知覚=疑似
- 通常の簡易戦闘ルールで戦闘が行われた。
帝国型蒸気機構自動兵 機構将軍弐番機"明鏡止水"《ヒュドール》 †
名称=帝国型蒸気機構自動兵 機構将軍弐番機"明鏡止水"《ヒュドール》 ML=8
知名度=13 敏捷/移動=16/20
出現数=単独 出現頻度=ごくまれ
知能=人間なみ(命令をきく) 反応=敵対的(命令による)
攻撃点=小剣:16×2 打撃点=17×2
回避点=15 防御点=12
生命点/抵抗=26/18
精神点/抵抗=--/16+2
特殊能力=アルトコア"明鏡止水"(ラウンド終わり、このモンスターを対象にして行った攻撃などをすべて、同じ達成値、ダメージでそれぞれのPCへ与える。)
=機構将軍壱番機(精神無効、病毒無効、精神抵抗+2、「ノーム」無効)
=ヒュドールの雫(このモンスターの攻撃を受けたPCは、防御力を半分にしてダメージを受ける。)
生息地=蒸気機関の本 言語=共通語 知覚=疑似
- 通常の簡易戦闘ルールで戦闘が行われた。
機構将軍壱番機"疾風迅雷"《ヴィント》 †
ML=10 HP=-5/20 MP=--/18+2 攻撃=-- 打撃=-- 回避=18 防御=13 敏捷/移動=24/30
特殊:アルトコア"疾風迅雷"(???)
機構将軍壱番機(精神無効、病毒無効、精神抵抗+2、魔法の対象となって抵抗した場合術者にR0+10の魔法ダメージを与える)
ヴィントの旋風(このモンスターに攻撃するとき、-4までの任意の値で回避点を下げてよい。攻撃後、下げた回数だけ、攻撃点17/打撃点18の攻撃を受ける。)
- 1Rのみ、通常の簡易戦闘ルールで戦闘が行われた。ノーデータの状態で始まり、PC達が様々な攻撃手段を用いて最終的に暴いたデータが以上のもの。
帝国型蒸気機構自動兵 機構将軍壱番機"疾風迅雷"《ヴィント》 †
名称=帝国型蒸気機構自動兵 機構将軍壱番機"疾風迅雷"《ヴィント》 ML=10
知名度=15 敏捷/移動=24/30
出現数=単独 出現頻度=ごくまれ
知能=人間なみ(命令をきく) 反応=敵対的(命令による)
攻撃点=腕:17×2 打撃点=18×2
回避点=20-2 防御点=13
生命点/抵抗=26/20
精神点/抵抗=--/18+2
特殊能力=アルトコア"疾風迅雷"(回避点-2。ラウンド終わり、行動順が遅かったPC3人に精神抵抗17、R10+10の魔法ダメージ、抵抗減少。最も遅かったPCへのダメージはR20に変更する。)
=命長ければ恥多し(生命力ボーナスの値が「3」のPCの精神抵抗を-1、生命力ボーナスの値が「4」のPCの精神抵抗を-2する。)
=機構将軍壱番機機構将軍壱番機(精神無効・病毒無効・精神抵抗+2・このモンスターが魔法の対象となって抵抗した場合、術者にR0+10の魔法ダメージを与える)
=ヴィントの旋風(このモンスターに攻撃するとき、-4までの任意の値で回避点を下げてよい。攻撃後、下げた値と同じ回数だけ、攻撃点17/打撃点18の攻撃を受ける。)
生息地=蒸気機関の本 言語=共通語 知覚=疑似
- 「その12」からダメージを持ち越した状態で登場。通常の簡易戦闘ルールで戦闘が行われた。
セッション履歴 †
- その1(再):http://gurrad.kuron.jp/log/2017/201711/log201701122b.htm(簡易戦闘)
- その2(再):http://gurrad.kuron.jp/log/2017/201712/log201701208c.htm(1R簡易戦闘)
- その3:http://gurrad.kuron.jp/log/2017/201712/log201701226d.htm(1R簡易戦闘)
- その4:http://gurrad.kuron.jp/log/2018/201801/log20180108c.htm(1R簡易戦闘)
- その5:http://gurrad.kuron.jp/log/2018/201801/log20180120b.htm(1R簡易戦闘)
- その6(敗北):http://gurrad.kuron.jp/log/2018/201802/log20180217c.htm(1R簡易戦闘)
- その7:http://gurrad.kuron.jp/log/2018/201803/log20180303d.htm(簡易戦闘/将軍機戦:プロクス)
- その8:http://gurrad.kuron.jp/log/2018/201803/log20180310d.htm(簡易戦闘/将軍機戦:アントス)
- その9:http://gurrad.kuron.jp/log/2018/201803/log20180319b.htm(1R簡易戦闘)
- その10:http://gurrad.kuron.jp/log/2018/201803/log20180321c.htm(簡易戦闘/将軍機戦:スエロ)
- その11:http://gurrad.kuron.jp/log/2018/201803/log20180324b.htm(簡易戦闘/将軍機戦:ヒュドール)
- その12:http://gurrad.kuron.jp/log/2018/201803/log20180328d.htm(簡易戦闘)※特殊
- その13(最終回):http://gurrad.kuron.jp/log/2018/201803/log20180331d.htm(簡易戦闘/ラスボス戦:将軍機ヴィントと悪魔フェニクス)
- (※特殊:「その11」はヴィントの顔見せ回であり、「1RのみPCが通常の簡易戦闘ルールでモンスターを攻撃する」戦闘だった。この1Rで情報が判明すればするほど、次の回のモンスター戦で開示される情報が増えるとのことだった。最終回ではセージチェック成功でフルデータが開示された。
- 最終回に登場したモンスターは、「その12」で受けたダメージを引き継いでいた。
外伝回(方舟の本) †
- 栞の悪魔 ―方舟の本・機関の国”マキニスタ”前編―:http://gurrad.kuron.jp/log/2018/201807/log20180707f.htm
- 栞の悪魔 ―方舟の本・機関の国”マキニスタ”後編―:http://gurrad.kuron.jp/log/2018/201807/log20180717c.htm
概要 †
悪魔レーゼンから請ける依頼も最終段階に来た。(PC達は知らない)
レーゼンが執筆するNOAでは、11の国が滅亡の危機に瀕し、預言を受けた順に救済されていた。
NOAに選ばれた国に、かつて「蒸気機関の本」として関わった国「マキニスタ」があった。
マキニスタはPC達に救われた後、デウス・エクス・マキナ(マシーナ)が建国した
アルトコアと人間が共存する国である。
しかし人間として育てられたマシーナは、いつの時代にだろうか、
寿命の無いアルトコアは人間の死を見送るしかできないことを嘆き、
アルトコアの記憶を消去、再起動させる法を作ったらしい。
NOAに選ばれた他の国と同じく、マキニスタも滅亡の危機にあった。
PC達は再び、この地に干渉することになる――。
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