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SandBox/模擬戦拡張ルール/エキスパンション・ルール

拡張ルールの構成 †

拡張ルールは、以下３つの種類に分かれています。

• アドバンスド・ルール*1
• エキスパンション・ルール*2
• マスター・ルール*3

アドバンスド・ルールが基本的な拡張ルールとなり、段階的に拡張ルールの内容を追加・改編しています。

この投稿は、エキスパンション・ルールの解説となります。
事前にアドバンスド・ルールの投稿をお読みください。

エキスパンション・ルールの概要 †

アドバンスド・ルールに、新たに『アクションスキル』を追加し、アクションスキルに対応する一部ルールを改訂します。

アクションスキル †

アクションスキルは、単純になりがちな攻撃・回避の流れに刺激をくわえるアトラクションです。
毎ラウンド行動宣言時に、スタンス6項目と以下6項目の計12項目から、いずれか２つを選択することができます。
なお、スタンスを選ばず「アクションスキルを２つ選択」・アクションスキルを選ばず「スタンスを２つ、及び同一スタンスを重複して選択」は可能ですが、「同一アクションスキルを重複して選択」は不可とします。

アクションスキル名

概要

アクションブレイク

相手側の行動を阻害します。
使用したＰＣは、行動宣言直後に［２Ｄ６＋冒険者レベル＋知力ボーナス］のダイスロールを行い、基準値を設定します。
相手側のＰＣは、攻撃点・回避点・アクションスキル判定時に、この基準値を超えられなければ判定ロールに－２点のペナルティを負います。

デフレクト

攻撃を受けた際、自身の武器によって相手の攻撃を受け流して無効化します。
相手の攻撃点を目標値として［２Ｄ６＋戦闘技能レベル＋器用度ボーナス－２］の判定ロールを行い、成功すれば攻撃を回避したことになります。
この判定に失敗した場合でも攻撃に対して回避行動をとることができますが、その際は－２点のペナルティを負います。
なお、デフレクトの判定時には、武器や盾の装備による攻撃点の修正（正負ともに）を加味しなければなりません。
また、盾をデフレクトに使用することができ、判定ロールに盾による回避点ボーナスを付加することができます。
但し、盾によるデフレクトを試みた場合、判定の成否に関わらず、そのラウンド中は盾による回避点ボーナスを受けることはできません。
スタンスによる攻撃点の増減値は、成功判定ロールに加えません。
スタンスによる回避点増減値を成功判定ロールに加えることができます。但し、その場合、回避点での増減はありません。

ノックバック

攻撃が命中した場合、攻撃点の数値に関わらずノックバック判定を行う、もしくはノックバック判定の目標値を２点増加させることができます。

スタンアタック

攻撃が命中した場合、打撃点の数値に関わらずショック判定を行う、もしくはショック判定の目標値を２点増加させることができます。

コンバージ

任意のアクションスキル１つを対象に、成功判定、または抵抗判定のいずれかを１点増加させることができます。

スタンスリカバリー

スタンスによるペナルティを軽減できます。
攻撃点・回避点ならば1点、打撃点・防御点ならば2点です。

スタンス・ルールの改訂 †

前述のアクションスキル導入に伴い、『スタンス6項目から、いずれか１つを選択』から、『スタンス6項目、及びオプションスキル6項目の計12項目から、いずれか２つを選択』に変更します。
なお、オプションスキルを選ばす、「スタンスのみ２つ選択」や「同一スタンスを重複して選択」も可能です。

エキスパンション・ルールに則った戦闘の流れ †

①模擬戦開始
↓
②イニアシチブ判定
↓
③行動宣言　←　スタンス・アクションスキル宣言追加
↓　　　↓
↓　　　③-2 ノックバック回復・ショック回復判定、一部アクションスキル判定追加
↓　　　↓
④行動速度が速いＰＣの行動　←　ノックバック・ショック判定、一部アクションスキル判定追加
↓
⑤行動速度が遅いＰＣの行動　←　ノックバック・ショック判定、一部アクションスキル判定追加
↓
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作成者メモ欄 †

完了

作成：老犬

1. *1 アドバンスド・ルール: SandBox/模擬戦拡張ルール/アドバンスド・ルール
2. *2 エキスパンション・ルール: SandBox/模擬戦拡張ルール/エキスパンション・ルール
3. *3 マスター・ルール: SandBox/模擬戦拡張ルール/マスター・ルール