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SandBox/空中大陸/ハンラブト

ハンラブトは、体長3mほどの巨人族に属する種族で、象の頭をしています。その力はものすごく、木々をへし折って振り回し、岩を遠くに投げることができるほどです。かつてハンラブトは地上に住んでいた種族の一つと言われていますが、今では長らく目撃がなく、失われた種族といわれていました。

伝承によるとハンラブトは哲学的で温厚な種族として知られ、現在のプリ―ストのものとは違う奇跡を使う力があったと言われています。しかし、その性格は2面性があり、一度狂暴になると手が付けられず、その巨体と力に任せて周囲を破壊しつくすと言われています。

高層域/ハーフェンのハンラブト? †

高層域/ハーフェンにおいても、ハンラブトは失われた伝説の種族とみなされていました。フェルスターンを中心に住む人々がこれまでハンラブトと遭遇したことはなかったのです。
しかし、最近、ザールの求めに応じて高層域/ハーフェンを探索する冒険者たちが、今まで未探索だった空島においてハンラブトと遭遇しました。彼らは武器・鎧などを備え、空を飛ぶ生き物を駆っているようで、社会性を感じられますが、その実像はまだ不明です。

しかし、明らかになったこともいくつかあります。まず、この地におけるハンラブトは、〈人〉の遺産を破壊すべく動いているようです。そして、人を「裏切り者」と呼び憎んでいる。この憎しみがなぜ生まれたのかはまだ不明ですが、血に刷り込まれているほど強烈なもので、ために、交渉は極めて難しい相手となっています。

高層域の伝承 †

ハンラブトは、伝承では、人々の祖　――　〈人〉　――　が、ハーフェンに連れてきたそうです。大地に根ざす優しいハンラブトたちは、地上から離れたのを嘆き、空の寒さに震えて、皆死んでしまったと言われています。

著名なハンラブト †

ストームヴァルスト

アンカー島に住まうハンラブトで、ぼろぼろの服をまとう野蛮な姿をしています。しかしその知恵と武力は高く、ナインズやガラクヴァとは違う奇跡を使うことができます。彼は人をみても自身の怒りの衝動を抑えられるようですが、気を抜くと危険とのこと。アンカー島を探索することを許可してくれました。

ハンラブト?のデータ †

ML：7　敏捷：10 移動：15　攻撃：15/15　打撃：16/16　回避：13　防御：11　HP：26（18）　MP：12（15）
特殊能力：※鼻（石の投擲などにより、遠距離攻撃も可能）、巨躯の破壊者（薙ぎ払いペナ半分）、不屈（HPマイナス後も生命抵抗成功で継続戦闘可能）、巨体（近接で頭狙いは-6になる）、バーサーカー（自由なタイミングで発動可能/攻撃+2、打撃+4、回避-2、精神・生命抵抗+2/精神魔法は+4）

ハンラブト戦士のデータです。遭遇個体がまだ少ないため、これが一般的なのかはわかりません。