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Category/宗教 のバックアップ(No.2)


エンファータ大陸では、九大神という神々が居り、人間社会はその神々を信仰しています。それぞれ、秩序や自由、幸運、愛、知識、芸術、技術、生死、勇気を主に司るそれら神々は、人間の生の営みを見守り、頑張る者を助ける存在です。大地神や自然神など、自然を司る神が(信仰されて)いないのも特徴です。
また、破壊を司るガラクヴァを筆頭に、人の生を(人間からすれば)いわば悪に導く、様々な邪神たちがいます。この邪神たちは、ガルクランをはじめとする敵対種族や、ダークプリーストなどに信仰されています。

九大神

エンファータの星霜の民が信奉する九大神アル=グラムアグ=ヴァアグラ=イヴァナヴァル=ノレルクオ=ルートソル=パルティガ=タルナト=テルタレ=ティオン)です。ナインズとも呼ばれます。

信仰について

エンファータに住む星霜の民は、九大神の全員を信じています。神々を持たない狭間の民ならともかく、実際に神々がおり、プリーストの奇跡が日常的にある世界において、無信仰であったり信仰心が極めて薄いというのは、異端な存在なのです。

信者とは

『特定の神の教えを熱心に信奉し実践する人』を信者と呼びます。これは、テンプル神殿)に所属しているかどうかは関係ありません。一般人でもプリーストでも、上記の基準に当てはまる人はその神の信者です。
ただし、信者は、その神しか信じていないわけではありません』。九大神信者は、九大神の全員を信じています。その中でも特定の神への忠誠心や敬愛が強い、というだけのことです。

テンプルについて

エンファータ九大神テンプルは、エンファータの各地にあり、レングラートにも様々な形で存在しています。エンファータの九大神は、神話で人に自助努力を命じており、そのため、テンプルの役割は人間社会のインフラを肩代わりすることではなく、人々のサポートをすることがメインとなっています。
また、どのテンプルも、(特に)奇跡などを使える神官は、中にとどまるのではなく積極的に外に出て人々を救い、〈竜〉に奪われた大地を取り戻す活動をすべきだとされています。そのため、ルアーブルのような大都市であってもテンプルは慢性的に人員不足であり、人々のサポートという仕事以外は、あまり手がまわらないのが現状です。

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