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トリュアート の変更点


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ルアーブルのシーフギルドの一つ。海賊行為のサポートや海や島に関わる裏事を扱う、ルアーブルやアーベ公国の海側で起る様々な裏事を扱う犯罪組織で、『海』とも呼ばれています。ルアーブルの港「シャークポート」やシースラムもシマにしています。現在のギルド長である『赤銅の』ペリューカが興したシーフギルドで、すでに長い年月が経っていますが、相変わらずトップはペリューカのままです。
ちなみに、ルアーブルおよびアーベ公国の本土側で起こる様々な裏事は「キャスパール」が取り仕切っています。こちらは『陸』とも呼ばれています。

ギルドの気質としては、キャスパールよりおおらかで、人情味が厚いと言えるでしょう。ただし、もちろん、犯罪組織ですので犯罪行為もそれが収益になるなら、ためらいません。

* 組織の特徴 [#c4b92d63]

** ギルド長『赤銅の』ペリューカ [#v53b9395]

元々は海賊を生業としていた人物で、赤銅色に焼けた肌と溌剌とした印象からは年齢を読み取る事ができません。生涯現役と自ら新米の教練に当ったり、情報窓口に立つ事も多く、ギルドに開放的な印象を与えています。
元がフリーオンの海賊で、そのためか、トリュアートの組織構造は海賊の様式を取り入れていますし、キャスパールや南バルバロスがやるような汚れた商売は大嫌いなのです。

** 組織の構造 [#r23994bf]
トリュアートの長である『赤銅の』ペリューカは元海賊です。そして、海賊が組織化する時は、必ず決まったパターンがあります。それは、「船」単位で組織化するというもの。「船」は、水先案内人だけいても動かない。水夫だけいても動かない。船長が必要。さらに、医者や神官がいないと病気の時に困るので、最小単位であると同時に、「船単独で動けるあらゆる機能」を持っています。

この思想で構築されているトリュアートの組織は、いわゆる「軍管区」システムを採用しています。第一から第九までグループがあり、それぞれのグループは「担当エリア」が決まっています。そのエリアの中で、あとはどう稼ぐかはご自由に、という仕組みです。
なお、娼館や賭博場は、館ごとに各グループの持ち物です。だから、お互い仲良くしつつも、お互いの競争は激しいです。また、ルアーブルの港「シャークポート」はギルド長の直轄。シースラムは幾つかのグループが分割してシマにしています。

*** 中心たる”零” [#bc2b70b8]

中枢機能は必要なので “零”というグループがあります。これは、冒険者シーフには馴染みの深い「窓口」や、内部的な懲罰部隊とかが含まれてるグループで、長の直轄です。また、ルアーブルの港「シャークポート」やその周辺も管轄しています。

*** 組織の統治 [#q3394fc8]

トリュアートの組織体系は、各グループがお互いの足を引っ張ったり、お互い無関心になったり、分裂するリスクがあります。そのため、それぞれのグループがエリア外に無関心になることを防ぐルールや仕組みもあります。簡潔にいうと、『仲間のミスをカバーしない奴はペナルティ』というものです。
また、広域な商売は、”零”が指揮をとります。ペナルティ理論とその統率で、各セクターがばらばらになるのを防いでるのです。

** 海賊との関わり [#n750d869]

海を縄張りにするシーフギルドとして、ルアーブルに来るの海賊達は皆、トリュアートとの関わりをもっていますが、海賊達に正規メンバーはほとんど存在しません。これは縛られる事を嫌う海賊達の気性のためであり、ギルドでも彼らの行動を把握しきれないのが現状です。

** 組織の収入源&仕事 [#m375d7eb]

トリュアートの主な収益は窃盗、故買、情報、賭博、娼館、交易、人材の斡旋であり、「人身売買」や「薬の密売」「ガルクランとの付き合い」などの汚れた仕事は、組織として拒否します。
特に、港の1つを抑えており海に強い組織ですので、自前の船を使った交易(密輸)や、情報の扱い、海賊などへの人材の斡旋、サポートなどが収益の大きな柱となっています。ちなみに、海賊へのサポートの一例としては事故や捕縛により人手が足りなくなった船に人員を補充したり、収穫を買い入れたり等です。

* 正メンバー [#o7b77d0a]

正メンバーの多くは、第一〜第九いずれかのグループに所属しており、それぞれのグループに関する仕事をしています。正メンバーを育てるのは、どのグループも「有用な人員を獲得する」のに重要ですので、積極的です。また、グループ内で様々な仕事をさせることで、広い経験をつませるのも特徴です。

なお、正メンバーといっても、組織の仕事だけをしているわけではありません。特に下っ端は、上役から呼ばれて仕事を命じられた時以外は、なにをしようが自由です。ですので、独自の才覚で仕事をするのも構いません。美味しい話には目がないのがシーフですし、ギルドも『上納金を支払う』『下手を打ったら自分の責任』という2条件で、独自の活動を許容しています。

** 正メンバーの階級 [#i4de7f62]
:最高幹部|第一~第九グループのトップやギルドマスターの腹心たちです。
:幹部|各グループの幹部たちで、複数の顔役を率いています。
:顔役|ギルドメンとしてギルドのために多くの功績を上げると、幹部から顔役として引き立てられます。顔役になると何人かのギルドメンの面倒を見ることになります。ただ、そのギルドメンの不始末は自分のペナルティとなるため、配下との信頼関係構築や、ケツを持つのは大事です。
:ギルドメン|顔見世を済ませ、いくつかギルドのために働いて信頼を獲得すると、正メンバーになるように誘われます。どこに所属することになるかは、それまでの付き合いの結果となるでしょう。ギルドメンは、正メンバーではない舎弟を面倒見ることがあります。

* その他 [#s21297bc]
** 名称の由来 [#s2ca975d]

トリュアートとは、長がぞっこん惚れたマーメイドの名前だと言われています。

** 窓口の場所 [#gffeeb83]

ルアーブル市のシーゲイト地区、シャークポート近くの裏道にある「人魚の夢」という酒場にあります。酒場のマスターに特定の酒を2つ注文し、扉の前のテーブルに陣取る人に声をかけ、その酒を1つおごると、扉の奥に入れてくれるという仕組みです。
ルアーブル市のリバーエンド地区、シャークポート近くの裏道にある「人魚の夢」という酒場にあります。酒場のマスターに特定の酒を2つ注文し、扉の前のテーブルに陣取る人に声をかけ、その酒を1つおごると、扉の奥に入れてくれるという仕組みです。
扉の奥は地下への入口となっており、地下には窓口以外にも、正メンバーが多数寝泊まりしています。
* 関連カテゴリ [#uead53a0]
-[[世界観>Category/用語]]
-[[組織>Category/組織]]

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