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パゴダ の変更点


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主に深淵の森の内部やこれから深淵の森にする予定の場所に建てられる、ドラグ氏族の住居兼祭祀場です。
最大の特徴はパゴダの主であるドラグがこれまで鍛錬のために壊した岩や、これまでに倒した生き物、星霜種族の骸や武器、防具などを素材として造られていることです。要するに死体の塔というわけです。いわばそのドラグのこれまでの戦果や強さをそのまま表現した建物なのです。

外見は塔のように高く積み上げられていたり、山のように盛り上がらせたものなど様々ですが、髑髏や武器などを目立たせるように並べたり、入り口の前に飾っていることが多いです。そして、特に自らが強敵と認めたものの死骸は塔のてっぺんや祭祀場の中心などにある種の敬意をもって据え置きます。また、窓のような光を取り入れるものは無く、内部は暗闇になっています。
ドラグ自身が鍛錬の一環として建てることもありますが、規模によっては配下種族を率いての大工事を行うこともあります。

** ドラグの誇り [#m05b780b]
このパゴダの大きさがドラグの種族内での地位と名誉をそのまま表しており、当然ながら階級が高いほどより多く、より巨大なパゴダを所有しています。単なる住居であるだけでなく、ドラグの誇りそのものであるため、これを壊そうとしたり、侮辱しようとした者に対してはたとえ同族であっても苛烈な制裁・戦いは避けられません。
しかし基本的にどのドラグでも自らの誇りを知らしめるために、深淵の種族かつある程度信頼を置ける者ならば出入りは自由にさせています。

例外的に不死族のみはこれに近寄ることを禁じており、彼らの元締めであるアタナトイ氏族の侵入は決して許しません。
これはドラグの中で不死者がパゴダに近づけばパゴダが不死化してパゴダとしての形を維持できなくなるという話が広まっているからです。
しかしパゴダ自体がガラクヴァの力がとどまりやすいことと、生前は強力な戦士だったものの亡骸が素材に使われていることも多いため、優秀な手駒を入手するためにパゴダを狙うアタナトイもいるそうです。ただし表だって争うわけにはいかないので、アタナトイが狙うのは何らかの理由で既に主となるドラグがいなくなったパゴダです。

* 祭祀場としてのパゴダ [#nb91447e]
「破壊されたもの」「死んだもの」を素材とするパゴダはまさしくガラクヴァの破壊の教えを体現した神聖な場であり(星霜の文化で言えば神殿に近いものです)、それゆえにガラクヴァを信仰神とするダークプリーストの儀式を執り行うときに好まれます。特にドラグが中心となって深淵の森を広げる際には、十中八九このパゴタの内部においてパスツェルを据えて、深淵の力を広げる儀式を行います。
「破壊されたもの」「死んだもの」を素材とするパゴダはまさしくガラクヴァの破壊の教えを体現した神聖な場であり(星霜の文化で言えば神殿に近いものです)、それゆえにガラクヴァを信仰神とするダークプリーストの儀式を執り行うときに好まれます。特にドラグが中心となって深淵の森を広げる際には、十中八九このパゴダの内部においてパスツェルを据えて、深淵の力を広げる儀式を行います。

パゴダの内部に窓が全くないのは、儀式を得意とするペトラ種が昼夜問わず活動しやすいようにするためでもあります(そもそもドラグも暗視で光がなくても活動できますが)。パゴダの内部でダークプリースト技能(ガラクヴァ信仰のみ 場合によってはドラゴンプリースト技能にも影響が出るかもしれません)を行使した時、通常より+2の魔力ボーナスが得られます。

パゴダの中でも特に巨大なものは、聖域として扱われ主であるドラグが亡くなった後も同族やオーガー種などによって丁重に管理されます。巨大なパゴダは祭祀場としてだけでなく要塞としても重宝され、ガルクランの戦略上でも重要な拠点となるのです。
また一定以上の大きなパゴダには闘技場が存在することがあり、決闘を受けたドラグの神聖な戦闘の場にされたり、ドラグやその配下種族が鍛錬を積む場として使われたりします。(おそらく賭けの場として使うことはないでしょう、闘技場であると同時に神聖な場所ですから)


* セッションソース [#nbe61e96]
ドラグ自体が高レベルであることと、ドラグがいなくともここを守る配下種族のたまり場になっているため、ここを舞台とするなら必然的に高ランクセッションになるでしょう。

- 深淵の森の除去とガルクランの討伐(SAランク)
ドラグを主とする深淵の森の一部を取り除くために送られた冒険者たち、パスツェルが安置されているのはパゴダの内部であると明白。しかし討つべき敵もそこに待ち構えているでしょう。時を待たずしてパゴダは血を血で洗う戦いの場となろう、果たして冒険者たちはパスツェルを破壊できるだろうか、それとも逆に討ち果たされてパゴダの門前に飾られる運命となるのか。

- 建設中のパゴダの破壊(SABランク)
深淵の森にほど近い地域にパゴダを建設しようとするゴブリン、ボガード、オーガの群れを確認した。冒険者たちは彼らを追い払い。亡骸を弔うことでパゴダの建設を阻止しなければならない。

- 主なきパゴダの探索(SABランク)
既に前任の冒険者が主であるドラグを討ち果たしたパゴダの中に不気味な気配がする。調べてみるとパゴダの素材から造られたアンデッドたちが湧いている。自然発生かもしれないがアタナトイがかかわっていることが十分に考えられる。冒険者たちよ、捜索後彼らの妄執を断ち、パゴダを打ち崩せ。

* 関連ページ [#y78419a7]
[[ドラグ]]

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