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ルクス の変更点


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エンファータの人間社会で流通している共通通貨の単位で、省略記号は「rk」です。ルクスは金貨・銀貨の貴金属貨幣で、その大きさ・重量・純度(95%)は厳格に定められています。

ルクス硬貨は銀貨が基本で、1rkの価値があるルクス銀貨と、5rkの価値がある大ルクス銀貨の2種類があります。また、より高額のルクス硬貨もあり、ルクス金貨1枚で20rkの価値があります。なお、1枚で100rkの価値がある大ルクス金貨もありますが、日常生活で使われることはほとんどありません。

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- ルクス銀貨1枚=1rk、大ルクス銀貨1枚=5rk、ルクス金貨1枚=20rk、大ルクス金貨1枚=100rk
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* 通貨の歴史 [#o0fb3c0e]
古の言葉で「光」を意味するルクスの歴史は古く、アルケナル帝国によって造幣された「帝国通貨」が始まりです。この帝国通貨は、帝国初期〜中期に、帝国版図の拡大と共に世界中に広まりました。しかし、帝国の中期以降は、あまりに肥大した経済活動を(絶対量という制限がある)金貨・銀貨の貴金属通貨では賄いきれなくなり、魔法の紙を使った紙幣や、魔晶石を加工した高額貨幣が使われていたようです。

とはいえ、そのような紙幣通貨や高額貨幣は、アルケナル帝国の信用力あって成立するものです。そのため、それら高額の通貨は、繁栄を謳歌していた帝国の中枢部でしか使われず、帝国の辺境地方やそれ以外の地域では、ルクス銀貨・ルクス金貨が流通し、経済の基盤として使われ続けました。
とはいえ、そのような紙幣通貨や高額貨幣は、アルケナル帝国の信用力があって成立するものです。そのため、それら高額の通貨は、繁栄を謳歌していた帝国の中枢部でしか使われず、帝国の辺境地方やそれ以外の地域では、ルクス銀貨・ルクス金貨が流通し、経済の基盤として使われ続けました。
そして、帝国崩壊と共に、「魔法紙幣などの生産及び信用力保証が不可能になった」ため、それらは姿を消し、金貨・銀貨のルクス通貨だけが、その後の世界に残りました。

** レングラート地方のルクス [#m81b96cf]
レングラート地方ではアーベ公国がグラゼルに依頼して、「rkとして流通できる銀貨・金貨」を造幣してもらっています。また、アルケナル帝国時代に造幣された「帝国通貨」も未だに流通しており、現在のアルケナル地方やラクナウ地方で造幣されたルクス硬貨も、交易により出回っています。

なお、地方や国によって造幣されたコインに純度・重量・サイズの違いが発生した場合は、両替商の出番です。その際は、「アルケナル帝国が造幣したルクス銀貨」を1rkとして、それと比べることで計られています。
ですので、何処かの国で造幣された銀貨は実は5枚で3rkかもしれません。ひどい国だと10枚で3rkかもしれません。しかし、それはコインの枚数の話であって、「3rk」という価値は変わらないのです。

* Q&A [#x2725931]

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Q:1rk(ルクス銀貨1枚)は、PLの世界ではどの程度の購買価値がありますか?

回答:1rkは100円に等しいとされていますが、全く違う世界なので、商品の値段がまったく違い、あてになりません。PLがエンファータ世界の品物等の商品価値をイメージする際の参考としてご利用ください。

* 関連カテゴリ [#o37b6ba5]
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