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深淵の森 の変更点


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「深淵の森」とは、神話にある「〈竜〉の後から深淵より溢れ出る森」と言われています。
ガラクヴァ〈竜〉が作り出したといわれ、それ以外の土地に生きる者たち(人族や、狭間の種族たちなど)にとっては、そこに長くとどまると、きわめて不可思議な変化が起きる危険な土地でもあります。
この土地は、ガラクヴァの子と呼ばれるガルクランたちの故郷でもあります。彼らはそこで生まれ育ち、その森を「世界を癒す地」と呼んでいます。深淵の森こそ、ガラクヴァが世界に与えた癒しの地、少なくともガルクランたちにとってはそうなのです。

* 深淵の森の特徴 [#e84d3901]

- 深淵の森は、黒き宝珠(パスツェル)を使い、「深淵の森」化の儀式をすることで誕生します。
- 深淵の森の中にはあちこちにパスツェルが埋まっており、そのパスツェルを取り除き破壊することで、深淵の森は普通の地へと戻ります。通常、そういったパスツェルは、ガルクランたちに守られています。
- 深淵の森は、海および海に囲まれた島には、発生することができません。
- 深淵の森の奥深くには、「始原の森」があるといいます。ガラクヴァが”ガラツェル”を使って生み出したものであり、それを取り除くことは神々にすら不可能です。また、始原の森はこれ以上の拡大も縮小もしません。

* 森とパスツェル [#r6bccfca]

「深淵の森」は、黒き宝珠<パスツェル>によって作られ、維持されます。
長い歴史の間に、大陸の多くを覆うように広がった深淵の森は、ガルクランがパスツェルを使って生み出したものです。そのため、深淵の森のあちこちには、儀式によって深淵の森を作るよう定められた黒の宝珠(“パスツェル”)があります。これらは、ガルクランによって護られていますが、この黒き宝珠を取り除き破壊すれば、その周囲の深淵の森は力が弱まり自然の森へと変わるといわれています。

* 深淵の森の拡大 [#bc2b2488]

人間やその他種族が「深淵の森」の中にいると悪影響があるように、ガルクランが森の外に出ると、遅行毒に侵されたようにじわじわと体が弱まります(森に戻ってしばらくたてば回復します)。
それなのになぜ外に出てくるのか?それは、「深淵の森」が世界すべてを覆うとき、世界は癒され完全なものになるとガルクランたちは信じているからなのです。そのために、ガルクランは森の外に出て、森を広げようとします。外の世界を飲み込み、世界を完全なものとするために。

* 海を超えられない森 [#gfbd63b9]

「深淵の森」には大きな特徴があります。それは【周囲を海で囲まれた土地 ―― つまり、島には発生しない】というものです。深淵の森の木々が海水に弱いわけではありませんが、深淵の森は、なぜか海には達しません。
その理由として、賢者たちは、「深淵の森は大陸から切り離されたところでは極めて力が弱まるため」と考えています。賢者ほど学がない者たちは、クオ=ルートの加護と考えています。いずれにしても、深淵の森を避けるために、エンファータの人々が海に逃れたのは間違いないでしょう。

なお、この「島」という定義ですが、やはり人為的な手で作り上げた程度(たとえば、海沿いの町や砦などで、堀を掘って海水を注ぎ込むなど)では、深淵の森の力はほとんど弱まりません。せいぜい、避難する時間が多少増える程度です。

* 大陸最深部にある「始原の森」 [#p1e3b4e3]

深淵の森の奥深く、大陸の最深部には「始原の森」という巨大な森があると言われています。「始原の森」は、ガラクヴァ<竜>が作り出したといわれ、これを取り除くことは神々にもできないと言われています。そしてその地中深くにはガラクヴァ<竜>と<ガラツェル>が眠っているとも。
…もっとも、そこまで行ったものはいません。その周りには、何千キロもの深淵の森が広がっており、数多のガルクランに護られているのですから。

* 関連カテゴリ [#b5be6079]
- [[Category/地理]]
- [[エンファータの地理>Category/地理]]

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