ホーム > SandBox > バード技能改訂案

SandBox/バード技能改訂案 の変更点


#style(class=rule)
- 2014/01/28:管理人TEKの改正案を記載しました。ページ下部の「改正案(by TEK)」をご覧ください。
#style(end)

#contents

「魔力を上げるのにレベルを上げる必要があるけどレベルを上げて習得するほど魅力ある呪歌がない」
「習得したい呪歌はあるけど魔力を上げる意味が薄いものばかりだから、レベルを上げる価値が薄い」
「使いづらい呪歌が多すぎる」
「シティじゃないとほとんど使えない」
「500点分の価値がない」
――以上のように大絶賛なバード技能の改訂案。

*前置き [#j00edde3]
取り敢えず「戦闘面」を強化するつもりはあんまりありません。もし強化するとしたら1000点技能に格上げするレベルですし。
柔軟性とか多用性とか、使い勝手的な感触的部分を強化していく方向。

**課題1:シティじゃないとほとんど使えない [#y6e7e68b]
たぶん使い勝手的な部分では一番ネックな部分。
「対人での情報収集」では一強のバードですが、いかんせん「聞き込み」に目標値を要求するGMが少ないことや、そもそもあんまり聞き込みしないPLだったりPCだったりするので。
案としては、以下の基本技能の実装。

: 聞き耳 | シーフ、スカウト、レンジャーのものに準じる。遠くの音、小さな音を正確に聞き取る能力。
装備制限あり。
: 調べ耳 | 雑多な音の中からそれぞれを聞き分ける能力。装備制限なし。
: 音知識 | その「音」がどういった音なのかを正確に判断する能力。(人の声なのか、足音なのか、怪物の声か、反響音か)達成値が高ければ、それが声真似なのか、魔法や幻覚から発された音かどうかもある程度まで判断可能。

この3つは野外でも使えるので、情報収集に関しては相当マシになるはず。

**課題2:呪歌のどうしようもなさ [#j99b6452]
効果が微妙な癖して使い勝手が悪いのが原因。
まあ、効果が微妙なのは、500点技能だからあくまでもそれに見合った範囲内で。
実際、強力なのも多いので(レクイエム、ヒーリング)その辺りはバランスを取りたい。
具体的案としては、追加の呪歌の実装か、基本システムの変更。

***追加呪歌一例 [#x7dffc6e]
: ディスカバリー | 探検家を称える賞賛の旋律を奏でる。この呪歌を聴いているものは探索など視覚を使った行為判定の際に+2の修正を受ける。
: ジャミング | 聴覚を刺激する激しい旋律を奏でる。この呪歌を聴いているものは聞き耳など聴覚を使った行為判定の際にジャミングの達成値と優越判定を行い、技能判定の方が低かった場合、その最終達成値に-4の修正を受ける。
: セレニティ | 聴覚を鋭敏にさせる極めて静かで穏やかな旋律を奏でる。この呪歌を聴いているものは聞き耳など聴覚を使った行為判定の際に+2の修正を受ける。
: リザーブド | 大変よく響く豪奢な旋律を奏でる。呪歌の効果範囲内の「音をコントロールする呪文または類似の効果」を演奏中は全て無効化する。呪文やその効果が目標値を持つ場合はリザーブドの達成値と優越判定を行う。
: デイブレーク | 夜明けを想起させるアップテンポの旋律を奏でる。この呪歌を聴いているアンデッドの自動再生を止め、更にこの呪歌を聴いている「アンデッドと魔法生物以外」の者は精神抵抗に+1の修正を受ける。
: エモーション | 感情を想起、誘発させるそれぞれの呪歌を習得する。具体的な効果は状況によるが、強制的なものではない。
ハピネス:「歓喜」「陽気」を呼び起こす調子の良い旋律を奏でる。
レイジ:「憤怒」「憎悪」を呼び起こす力強い旋律を奏でる。
サッドネス:「悲嘆」「諦観」を呼び起こすもの悲しい旋律を奏でる。
テラー:「恐怖」「絶望」を呼び起こすおどろおどろしい旋律を奏でる。
ムーディー:「情欲」「愛欲」を呼び起こす蠱惑的な旋律を奏でる。

ちなみに追加呪歌の取得社会点は、
「15+15*(既に取得した追加呪歌の数+1)」
の予定。

***基本システム変更 [#o47278de]
端的には、歌い終わった瞬間に効果が切れるものに関しては、歌い終わったラウンドから次のラウンドの終わりまでは効果を発揮するものとする変更。つまり10秒間の余韻的なもの。

*感想、意見に対する返答 [#d5be4231]
>
・追加呪歌に関して
探索や聞き耳の固定値増加は確かに強力ですが
歌唱している時/していない時で数値を上下させなければならず、受動側にとって負担になると感じました。
効果を固定値増加ではなく、達成目標値が2低下する等への変更を提案します。
あと、探索と聞き耳は同時に振る人が多いのでいっそ【ディスカバリー】【セレニティー】を統合してしまった方が良いのではないでしょうか。
(勿論、両方を覚えていること前提で)
それぞれ個別にダイスを振るよりは処理や進行がスムーズになると思います。

目標値を低下させる、では、確か処理に困るケースがあった(ちょっと詳しい内容を思い出せないのですが)気がするので、上昇分に関してGM側で処理してもらえば、実質的に目標値が低下したのと同じなので、問題ないと思われます。
【ディスカバリー】【セレニティー】については、どっちか選べ、ってことです。
書き忘れてますが、これらは精神効果なので。

>
・<聞き耳>
シティセッション風味でしたがやはり聞き耳を活用する場面は多かったです
単純にシーフ、スカウト、レンジャーと可能な技能は多いですが大抵それらを重複して取っているPCも多いので使用可能な人数が相対的に増えると言う意味では利便性は増していると思います、
個人的には設定的にそういった技能(特にシーフ)を取りづらいPCの手持ちぶたさの改善策の一つとしても有用かと
・<調べ耳>
1回しか使えませんでしたが単純に聞き耳の情報の精度を上げる手段としては便利
ただ性質上バードよりもシーフと兼業した方がより活用できる能力では有ると思います。

個人的には調べ耳に関しては「聞き耳の強化ツール」という方向性を考えています。
現在でもそうですが、どちらかというとより明確な方向で。受動的効果なものですね。

>
バード技能提案まとめ
・調べ耳の削除
・音知識をセージ限定版に変更
・補助呪歌の数値を下方修正
・キュア効果上昇呪歌実装
・音真似(聞いた音を真似る)実装
・調べ耳削除
>素直に聞き耳追加でいい気はするなあ 
>今まで聞き耳でしてたことをわざわざ調べ耳で分離させて、それがバードでしかできないって面倒この上ない 
>聞き耳系じゃなくて、音感的な扱いにならんのかしら。細かい音は聞こえないけど、聞き分けはできる、みたいな
>聞き耳で一本化のほうが妥当か
僕もこの部分は同意見であり、聞き耳・セージ以外の回答を用意せねばならず手間でした、また、PC側からもダイスが増えて煩雑という声もちらほら。
仮に実装するにしてもパッシブスキルの方がいい気がします。
・音知識をセージ限定版に変更
>音知識はセージの限定版。 くらいが一番分かりやすいんですかね? 
>音知識も結局セージで代用出来るのかどうかっていうのは気になるところ。知識ってついてると
>あんまり細分化するぐらいなら、聞き耳でいんじゃないかなあっておもっちゃうところがあります。<バードの音判別とか耳とか 
これも同じく。バード専用で分かるというのには若干の違和感。
専用回答を用意するのも手間なので、共通化がいいと思います。
・補助呪歌の数値を下方修正
>+2はちょっと大きいなあ、とは思いますねw 
>なんていうか+2ってでかすぎて便利使いするのがためらわれるレベル
>使いどころが限定されるとはいえ、リソース消費なしだからなあ<+2でかい
>固定値であがるのはやっぱりでかい。つよい。 
>正直ポンポン使えて+1でも強いと思うけど
>呪歌に関してだけいえば他のものが軒並み+1なことも含めて+2にする理由はないと思いますね 
今回のセッションではバードお二方に協力して頂き、探索補助呪歌を使用してもらいました。
終始使用タイミングが難しそう。敵(野生動物とかも含め)に気づかれるリスク等を背負っており、気軽に演奏できない。呪歌全般的に言えることですが。
固定値について、僕はやっぱり増加式ではなく目標値低下を推します。
あと+1にするのなら両呪歌を合体させて選択式とかでも。
・キュア効果上昇呪歌実装
>キュアの回復量+1の呪歌とかどーですかねっていう思いつき 
>まあなんか現状の追加だと結局使い勝手良いのって何ってなりそうなので自分が
ぱっと思いついた使い勝手良さそうな単なる案でした。 
現状、戦闘中まともに使える呪歌はレジスタンス、マーチ(敵にも効果あり)、実装予定のデイブレークくらいなので増やしていいと思います。
手番消費して使う価値はありそう。
・音真似(聞いた音を真似る)実装
>効いた音を楽器で再現する、とかは便利そうですね。
面白そう、という事で。声真似とか出来ればロールの幅が広がると思います。
あと個人的な。上記の音真似に合わせ<話術><聴音>を基本アビリティ、または追加呪歌の方へ入れることを提案します。
理由は前レスと同じく。

調べ耳については前述したので割愛。受動的効果にすることを考えています。削除でいいかもしれませんが。
音知識に関しては音感が関わるので、セージでは分からない分野になります。調べ耳に統合するか削除の方向。
追加呪歌の効果云々に関しては元々要調整なので。+1のほうが、消費する社会点コスト、また自分の手番を演奏に消費するという手間を考えて適切だと思えるならそのように修正することも考えています。
キュアーの効果上昇の呪歌に関しては追加候補の中に。内容の是非はともかく。
音真似の追加、<話術><聴音>を基本アビリティにというのは尤もな意見だと思いますのでそれも検討です。

* 改正案(by TEK) [#ia746467]

この案は、まだ検討中です。特に追加呪歌の種類についてはそうです。

** 基本ルール [#b7f48a36]
#style(class=rule)
- 選択呪歌を、下記の通り追加します。なお、いくつかの呪歌については、習得に一定のレベルを必要とします。
#style(end)

** 追加呪歌案 [#g309f460]
: ジャミング | 聴覚を刺激する激しい旋律を奏でる。この呪歌を聴いているものは聞き耳など聴覚を使った行為判定の際にジャミングの達成値と優越判定を行い、技能判定の方が低かった場合、その最終達成値に-4の修正を受ける。
: エモーション | 感情を想起、誘発させるそれぞれの呪歌を習得する。具体的な効果は状況によるが、強制的なものではない。
ハピネス:「歓喜」「陽気」を呼び起こす調子の良い旋律を奏でる。
レイジ:「憤怒」「憎悪」を呼び起こす力強い旋律を奏でる。
サッドネス:「悲嘆」「諦観」を呼び起こすもの悲しい旋律を奏でる。
テラー:「恐怖」「絶望」を呼び起こすおどろおどろしい旋律を奏でる。
ムーディー:「情欲」「愛欲」を呼び起こす蠱惑的な旋律を奏でる。
: マイスター | [バード3レベル以上] 器用度を使った判定に+1します。

※追加呪歌は募集中です。

** 基本コンセプト [#j77f9207]
- ''追加アビリティの提案について'':聞き耳を付加するのは、他技能の重要なアビリティと重複してしまうので、望ましくありません。スカウト技能を習得しましょう。他にご提案いただいたもののうち「調べ耳」は運用が難しいですし、「音知識」はGM判断に委ねるべき性質のものかと思います。
- ''追加呪歌について'':レベルに応じて多少強力な効果がある呪歌も取得可能とする、とすれあ、バードレベルを上げる意味も高まるかと思います。ですので、1案として「マイスター」という呪歌を入れてあります。呪歌案を募集中です。&br;なお、提案されている呪歌のうち、私の案に掲載されてないものは、運用が難しかったり、バランスが悪いなどの理由で採用見合わせということです。
- ''追加呪歌について'':レベルに応じて多少強力な効果がある呪歌も取得可能とする、とすれば、バードレベルを上げる意味も高まるかと思います。ですので、1案として「マイスター」という呪歌を入れてあります。呪歌案を募集中です。&br;なお、提案されている呪歌のうち、私の案に掲載されてないものは、運用が難しかったり、バランスが悪いなどの理由で採用見合わせということです。
- ''追加呪歌の社会点による習得'':バードの呪歌は、レベルに関係なく効果を発揮できるものが多いので、社会点などで追加取得できるのは望ましくありません。

ページ新規作成

新しいページを投稿できます。

TOP