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SandBox/サウス合宿

  • てく。GMの「サウス合宿」を纏めたページです。

サウス合宿とは Edit


今回の依頼だが、簡単に言えば、2週間ほどサウス騎士団で働いてもらうという内容だ。よろしく頼むぞ、二等兵たちよ。

サウス合宿とは、浮雲の碇亭冒険者たちが、期間限定(2週間程度)で、サウス騎士団の正式な兵士となることです。二等兵として騎士団の小隊に所属し、深淵との戦いを始め様々な任務に従事します。

サウス騎士団サウス砦 Edit

サウス砦は、ノース砦とともに、アーベ公国の大陸にある東の国境を守る大規模な要塞です。そのサウス砦に詰め、砦と周辺を守るのがサウス騎士団です。

サウス騎士団の組織体系 Edit


アーベ公国には6つの主要な騎士団がある。近衛騎士団ルアーブルに居て大陸領土を守るアーベ騎士団、大陸国境を守るサウス騎士団ノース騎士団ガルファード騎士団、そして海軍だ。そのうちの一つ、サウス騎士団には5つの師団があり、それぞれ騎士隊長が指揮している。

5つの師団 Edit

サウス騎士団は、5つの師団に別れます。第1師団は騎士団長直属で、第2~第5はそれぞれ師団長(騎士隊長)が統率し、担当領域の防衛などの任務を行っています。

第1師団
騎士団長直属の部隊です。ルーンマスター(ソーサラーシャーマンプリースト)やスリンガーなど、多彩な才能を持つものたちが多数います。
第2師団
サウス砦からみて南側が担当領域です。アーファスの盾(山脈)やサウス湿原南にある平野・開拓村の防衛などを担当しています。
第3師団
サウス砦からみて北側が担当領域です。サウス砦の周囲および英雄の頂方面、ノース砦との間にある平野・開拓村の防衛などを担当しています。
第4師団
サウスファニュール川、デルタ、サウス湿原を担当しています。海軍出身者が多い、水に慣れた部隊です。
第5師団
遊撃を担当する部隊です。

騎士団の階級 Edit


浮遊石で降りてきた少尉様には、まずは洗礼を御見舞することにしている。

レングラートアルケナル地方の軍・騎士団では「将>佐>尉>曹>兵」というアルケナル帝国時代から続く軍階級が採用されています。この階級は複数の部隊や軍(騎士団)で任務を行う際に、または組織内において、指揮系統を一本化しやすいという利点があります。
なお、騎士だからといって必ず階級が得られるというわけでなく、指揮官に向かないと判断された騎士たちは、上等兵扱いで騎兵隊の一員となります。

【将】上級大将、大将、中将、少将、准将
騎士団長、師団長の地位です。なお、サウス騎士団のエルンスト騎士団長は中将ですので、サウス騎士団に大将位はいません(ノース騎士団のガリバルディ団長は大将です)。また、ボードワン第5師団長は大佐です。
【佐】大佐、中佐、少佐、(准佐)
上級騎士として複数の部隊(中隊、大隊)を統括します。
【尉】大尉、中尉、少尉、(准尉)
主に一つまたは複数の小隊を指揮する現場指揮官の中級騎士たちです。なお、貴族出身のエリート騎士は小隊長として少尉の地位から始まります。
【曹】先任軍曹、軍曹、(准曹)
兵士たちを束ねる存在で、軍の背骨と呼ばれるほど重要な者たちです。歴戦の叩き上げが選ばれます。なお軍曹たちを束ねる軍曹は先任軍曹と呼ばれます。また、一時的に下士官として兵たちを取りまとめる者を、准曹と呼ぶことがあります。
【兵】上等兵、一等兵、二等兵 
一般兵たちです。

人物 Edit

将官 Edit

エルンスト騎士団 Edit

  • 役職:サウス騎士団 団長/中将 バロンボルト伯爵
  • 属性:人間、男、20歳後半
  • カラー:Thistle

サウス騎士団を率いる団長エルンスト・サーギュネス・バロンボルトは、アーベ公国の古都ガルファードの大貴族バロンボルト侯爵家の直系です。まだ20代後半の弱冠ながら、極めて優秀な司令官として知られています。

ライドネル第2師団長 Edit

  • 役職:サウス騎士団 第3師団長→第2師団長/少将
  • 属性:30代の将
  • カラー:Tan

フルネームは「パーヴェル・ギデオン・ライドネル」。アルケナルの流れをくむ名門貴族で、様々な戦果を持つ優秀な将だと言われています。とはいえ、長いこと、第3師団の指揮を先任大隊長のグラシエル大佐に任せて、自分は自室から一歩も出ていません。その理由については色々と取りざたされていましたが、最近、レイブンと戦った際にかけられた呪いが原因ではないか、と観測が上がっています。
実際、倒したレイブンに「男と話すと発狂する」という呪いをかけられていたのですが、それも解除され、クルル=ラケィトの防衛戦から復帰。サウス軍の立て直しに尽力しました。刻印戦争終結後は、戦死したアンドリュー少将の後任として、第2師団を指揮することになりました。

グラシエル第3師団長 Edit

  • 役職:サウス騎士団 第3師団 先任大隊長→第3師団長/准将
  • 属性:人間、女、20代
  • 外見:金髪の長いストレートヘア、豊かな胸、美人。
  • カラー:Snow

第3師団を実質的に統率していた先任大隊長で、刻印戦争後、第3師団長に昇格しました。
女性であり、しかもこの若さで先任大隊長になっただけあり、大変頭が切れ、胆力と武力に優れています。氷鉄の女と呼ぶ者もいるそうで、規律に大変厳しいともいわれています。とはいえ、部下や同行のものを細やかに把握したり、共に戦うものを助け、その盾になるなど、冷徹そうな二つ名とは裏腹な面も持ち合わせています。なおボードワン大佐のことはあまり好いてない模様。

刻印戦争では、その高い戦闘力で敵将の撃破に貢献した他、第3師団の将兵を統率してよく戦いました。彼女の第3師団は英雄の頂サウス砦周辺を防衛する軍であり、彼女の指揮により、その軍の損傷率を少なく抑えていたのです。それが、刻印戦争最後の深淵の総攻撃を耐え抜く、大きな力となりました。
そして冒頭でも記載しましたが、刻印戦争後、准将に昇格。名実ともに第3師団長となったのです。

ファン・カルロ第4師団長 Edit

  • 役職:サウス騎士団 第4師団長/准将→少将 元伯爵
  • 属性:人間、男、50頃
  • 外見:パイプが似合う渋い男。グレーの髪。
  • カラー:CadetBlue?

ファン・カルロ・ブリスティク・デ・ラ・ドラマルクは、名門貴族の「元」当主です。ドラマルク伯爵家は交易を生業とする貴族家で、ファン・カルロも若い頃から海を股にかけて商団を指揮していました。
しかし邪竜騒動をきっかけに伯爵位を息子に譲り軍隊に転身。海軍で活躍したあと、より深淵の脅威が濃いサウス騎士団への異動を求め、現在ではサウスファニュールとデルタを守る第4軍の師団長として働いています。
刻印戦争では裏方として、深淵の攻撃が激しくなり、第4師団の犠牲も増える中、サウスファニュール河からシェルウィンド湖、そして最前線までの水運を維持。その功績で、戦後、少将に昇格しました。

ボードワン第5師団長 Edit

  • 役職:サウス騎士団 第5師団長/大佐→准将
  • 属性:人間、男、20歳後半
  • 外見:歴戦の戦士風の青年。髪がワイルドに逆立っている。
  • カラー:OliveDrab?

サウス騎士団第5師団の師団長。エルンスト騎士団長の就任時に登用され今の地位に付きました。騎士団長の腹心と見なされています。以前の経歴は不明ですが、エルンスト団長の元従士か、バロンボルト家に縁がある何処かの貴族・元貴族の子弟だと言われています。
刻印戦争では、深淵の将『裏目』『跡目』との戦いでエルンスト騎士団長を守るため負傷し、療養していましたが、復帰し、敵の軍師『跡目』を捉えるのに大きな功績を果たすなど、活躍しました。終戦後、その功により、准将に昇格しています。

佐官(上級騎士 Edit

ペイナード大佐 Edit

  • 役職:サウス騎士団 第5師団 参謀/大佐
  • 属性:人間、男、40代
  • 外見:眠たげなまぶたのおっさん。ポマードでしっかりオールバックに固めた黒髪。いつもタバコを吸ってる。
  • 口調:一人称は「僕」。語尾は だなぁ など、端々にオヤジ臭さが出る。
  • カラー:DarkOliveGreen?

第5師団に長く勤める部隊長です。何事にもほどほどに手を抜く飄々としたオヤジですが、砦の表も裏も熟知していると言われています。その為、第5師団の実質的な運営を任されているとも。
刻印戦争では、第5師団だけでなく、サウス全軍の作戦立案や、ノース、そしてエルフたちとの連携など、多方面で活躍し、大佐に昇進しました。いずれは、サウス騎士団に新設される参謀長の地位につくと言われています。

グリオール大佐 Edit

・役職:サウス騎士団 第3師団 第2大隊長 中佐→大佐
・属性:人間、男、40代
・外見:筋肉質な強面面構え、モヒカンっぽい髪、ヒゲ。

たたき上げの大隊長。地位としては先任大隊長当時のグラシエル准将(当時:大佐)と同格の大隊長ですが、グラシエル大佐の実質的な副官として、隊のことをあれこれ管理しています。大佐の判断には全幅の信頼を持っていますが、若くて強い大佐の自信に多少不安になることもあるのか、色々とお節介を焼くこともあるようです。
刻印戦争後、大佐に昇格。大佐の副官的ポジは変わらずです。

ネアン少佐 Edit

  • 役職:サウス騎士団 第2師団 参謀
  • 属性:人間、男、30頃
  • 外見:堂々たる佇まいの、才気あふれる青年。
  • カラー:Plum

第2師団長アンドリュー少将の一門で、彼の参謀を務めています。様々なボードゲーム、カードゲームには滅法強く、彼の作戦立案は一見素晴らしい戦果を約束するものに見えます。とはいえそれは机上の空論であり、兵の犠牲を顧みないものばかりなのですが…。
刻印戦争ではシュタウベル中佐によって彼の作戦立案を利用され、そのため、しばらく自主的に謹慎していました。第2軍の新たな指揮官となったライドネル少将が、きっとネアン少佐をうまく使いこなしてくれるでしょう。

キーン少佐 Edit

・役職:サウス騎士団 第1師団 無任所官
・属性:人間、男、若い

第1師団に所属する少佐。父親は高名なアル=グラムの高司祭だったそうで、その縁故により任官されたという。戦士としての訓練も軍人としての訓練も受けていないザ・一般人。しかし、部隊指揮を任されるポジションに置かれなかったため、登用された経緯を含め、それらの事実を知る者は騎士団でも少数である。それにしても若い。誰かが少尉と少佐の地位を間違ったんじゃないかってくらい若い。
ドナスターク軍曹曰く『無自覚の策士』。騎士団長は少佐の秘められた可能性に期待しているようだ。なお、プリ―スト1が生えました。さらに刻印戦争で酷使されたため、プリ―ストレベルも順調に育っているようです。

サンカトゥール少佐 Edit

  • 役職:サウス騎士団 第5師団→第2師団出向→第5師団/中尉→大尉→少佐
  • 属性:人間、男、30才前半
  • 外見:整えたヒゲを持つ。なお紅茶が好き。
  • 口調:一人称は「私」。部下に対しても、ですます調の丁寧な口調を崩さない。
  • カラー:LightGoldenrod?

サンカトゥール・ド・トゥールーズは、貴族家の長男で、箔をつけるためにベルアダームに送り込まれました。とはいえ箔をつけるためだけが目的なので、最前線から遠く離れた後方が任地で、主に補給や兵の募集・管理などを担当していました。しかし、そこで軍隊運用や軍隊のあり方についての様々な提言をまとめた本をかき、これがエルンスト団長の目に止まり、サウス騎士団に招聘されたのです。
サウス騎士団では第5所属で実戦指揮経験を積み、最近、一時的に第2師団へ異動しています(その後、深淵の森除去作戦の功績で大尉に昇進し、第5に復帰)。オーガの牙部隊指揮官や、対エルフとの折衝など、幅広い方面で活躍しています。
刻印戦争でも多方面の戦線で堅実な働きぶりを見せ、少佐に昇格しました。

尉官(中級騎士 Edit

メルート中尉 Edit

  • 役職:サウス騎士団 第5師団→第1師団→第4師団→第3師団→第5師団/少尉→中尉
  • 属性:人間、男、20才
  • 外見:ゆるく縮れた髪の優男
  • 口調:一人称はあまり使わない。上官に対しては「自分」。素は結構タメ口歓迎な若者。
  • カラー:MediumPurple?

メルート・オルシーニは貴族家の5男で、社交界で当てもなく過ごしていた青年でした。しかし、家長の命により突如サウス騎士団に入団させられます。遊び好きな普通の若者としての面も散見されますが、任務に対しては真摯で、部隊が少しでも安全に戦えるよう寝ずに文献を調べたり作戦を考えるのが常です。
元は第5所属ですが、第2の部隊を援護した際、若者らしい遠慮ない発言で第2から不評を買い、エルンスト団長の直属に。その後、第1での幾つかの活躍し、第4師団に送られました。なお弓は苦手。その後、深淵の森除去作戦の功績で中尉に昇進。現在は第3師団グラシエル大佐の下に所属。
その後、サンカトゥール大尉の後任として、オーガの牙部隊指揮官を命じられ、オーガ戦役終結まで傭兵などの雑多な兵たちで構成された部隊を指揮します。古くからガルファード貴族たちに傭兵戦力を提供して身を立ててきたオルシーニ家出身の彼らしく、雑多な兵たちを上手くコントロールしていたようです。その後、オーガ戦役(オーガ騒乱)終結に伴い、残務処理を終えて第5師団に復帰しました。

言語:古語(会話・読解)、下位ガルクラン語、上位ガルクラン語(会話・読解)、ジャイアント語

ライコネン中尉 Edit

・役職:サウス騎士団 第2師団 中尉
・属性:人間、男性、若い
・高級装備のイケメン

貴族家出身のライコネン中尉は、とかく華がある尉官で、その装いと華々しい戦いぶり、そして兵への思いやりある扱いで兵士たちからも人気があります。才能もある将来有望な人物ですが、エルンスト騎士団長が進めている冒険者の編入・協働には批判的で、サウス湿原にあるエバーグレーズ野営地の防衛戦では、バックアップに呼ばれた冒険者たちに皮肉を言う事もありました。なお、その野営地を襲った深淵から味方の兵を助け出すために負傷し、意識不明の重体となって療養中。
しかし治療の甲斐あり、回復した彼はサウスファニュール河中流の中州島に巣食った深淵勢力を撃破するなど華々しい活躍をします。

デゼール少尉 Edit

・役職:サウス騎士団 第5師団/准尉→少尉
・属性:人間、男、30代前半
・外見:温和な、見方によっては気弱そうな印象を受ける男

デゼールは長らく上等兵の地位にあり、斥候として働いてきました。最近、『乙女座の刻印』を用いた深淵部隊の質的な向上により、サウス騎士団では(知恵のついた敵によって狙われることで)前線指揮官が負傷する事例が後を絶たず、そのため、斥候として敵の攻撃をかわす経験を積んだデゼールが下士官に任用されたようです。
しかし、上等兵はスペシャリストだが指揮才能が高くないのが一般的で、准尉自身も自覚しているからか、指揮官としての決定に際しては消極的な面も見られます。

その他尉官 Edit

ウィルビン大尉
第2師団所属。いささか薄気味悪い雰囲気を漂わす男です。アンドリュー少将によって最近任官されたそうで、素性などは不明です。

戦死 Edit

アンドリュー 第2師団長 Edit

アンドリュー・ベルンファルト・フォン・デアベルク少将は、大変由緒ある家柄出身の将です。その家柄、そして押し出しの強い姿と、その通りの良い声と発せられる立派な言葉も相まって、順調に出世してきました。彼はよく軍事教本にかかれているような金言を口にし、その中でも」『高い柔軟性と機動性をもって』が口癖だと言われています。なお(以下略)

刻印戦争において、アンドリュー少将は第2軍の精鋭を率いて、ノース騎士団の部隊と共にケルセットの密林の南側に最前線を構築。深淵と対峙しました。少将と第2軍は、長大なアーベ南部国境を管理してきた経験から、防衛網の構築と運用には長けていたのです。しかし、ドラグ・ウォーロード・『独眼』ペルセライガの大侵攻により、その防衛網も粉砕され、少将も数多の部下とともに討ち死にしました。

ブリトン中佐(准将) Edit

・役職:サウス騎士団 第2師団/大尉→少佐→中佐→戦死(准将)
・属性:人間、男、40代
・外見:たいへん横に肥えた巨漢

ブリトンは、昼行燈と呼ばれ、ただ食って寝ることだけにしか興味がないと思われていた人物です。しかし、それは能ある鷹は爪隠すの例で、実際には才能を隠していたようです。その真の能力を見抜いていたエルンスト騎士団長の抜擢で、深淵の森除去作戦においては第2・第4の選抜部隊を統率。危なげなくパスツェルの除去に成功するなど、実力を発揮しています。その後も深淵の大攻勢への対応で功績をあげ、少佐に昇格。冷静沈着な作戦指揮、将兵への公正な扱いで信頼されており、他の軍との共同作戦ではよく指令として働いています。

ただ、第2軍にしては異色の才能がアンドリュー少将などに嫌われ、戦線から遠く離れたアーファスの盾の防衛を任されていました。しかし、深淵戦争の激化で、アーファスの盾にいた軍団を最前線に引き連れていく時、敵の攻撃を受け戦死。

ミスクージ少佐 Edit

・役職:サウス騎士団 第2師団/少佐→戦死(大佐)
・属性:人間、男、若い
・外見:押しに弱そうな、冴えない顔
・口調:気弱

刻印戦争において、アンドリュー少将のもとで、最前線のサウス第2軍の事務処理を一手に任されていた青年。ドラグ・ウォーロード・『独眼』ペルセライガの大侵攻にて戦死。

引退・除隊・異動 Edit

カイナン大尉 Edit

・役職:アーベ海軍 → サウス騎士団 第4師団/大尉
・属性:人間、男、40代
・外見:豊かな口ひげを蓄えた、潮風が似合いそうな将
・口調:いかついながらも、冗談を飛ばしたりもする

ゲッツ・カイナンは、たたき上げのため地位はまだ大尉ですが、ガレーを使った海戦のスペシャリストです。
ゲッツは古代の英雄の名前、カイナンも神話にその名が出てくる人物で、どちらも名前・家名として使われてもおかしくないのですが、「海難ゲッツ」という意味にもとれるため、乗りだった若いころからよくからかわれていたそうです。しかし、海軍に入ってからのカイナンの働きぶりは目覚ましく、ガレーを使って数多の海賊を血祭りにあげてきました。そして、今ではカイナンの名は『敵(海賊など)に海難をもたらす者』として味方の兵からは信頼され、敵からは恐れられています。
今回、ケルセットの密林での深淵の大攻勢に対する対応と、セファイトエルフとの連携を進めるにあたり、ファン=カルロ第4師団長が招聘しました。風の流れが無秩序なシェルウィンド湖や複雑な川の流れで構成されたサウスファニュール河上流を制するのに、彼のガレーに関するノウハウは役に立つからです。
刻印戦争後、アーベ海軍に戻りました。

シュタウベル中佐 Edit

・役職:サウス騎士団 第2師団 参謀
・属性:人間、男、40代後半
・外見:グレー総髪、中年男

立場上はネアン少佐の上官で、優秀な情報官でしたが、ネアン少佐の権勢は強く、現在は、少佐が参謀長や少将と話をつけた作戦書類などに、ただハンコを押すだけの存在になっています。そのため、ネアン少佐とは仲が良くありません。

しかし、若いころから40代まで、30年近くにわたって人生をサウスに捧げてきた彼にとって、現在の境遇は耐えられるものではありませんでした。そんな彼を、名の知られていない、彼曰く『万能なる神』の邪神が接触。シュタウベルはその邪神の信仰に堕ちてしまいます。信仰にのめり込み、全能感に浸り、サウスもアーベも星霜も、そしてナインズも捨てた彼は、自分の立場を利用したある作戦を立案するのです。それは、憎きネアンを破滅させ、そしてサウスとその将兵を滅ぼすものでした―――。その計画は成功しましたが、素性が暴露し、逃亡したところを逮捕拘束されました。しかし、ほぼ廃人のようになっています。

サーベイト大尉(除隊)
家の力に物を言わせて、他の騎士団で安全に階級を上げて、華々しくサウスデビュー。第5師団の小隊を任された男です。ここで適当な戦果を上げて佐官(上級騎士)に昇格するはずが、演習中の大失態で解任されました。なお彼が実戦を指揮したのはわずか1回ながら、無謀な突出により戦死者1名、重傷者・負傷者多数を出すなど、無能と言わざるをえない人物でした。

軍曹・兵士 Edit

第5師団 Edit

ドルク先任軍曹
第5師団の先任軍曹の一人でペイナード中佐の下についています。短く刈り込まれた灰色の髪とヒゲが特徴の、軍隊生活も長い大ベテランで、何人もの軍曹を育ててきました。
アッシュ軍曹
第5師団の軍曹の一人です。20台後半の叩き上げで、軍曹になって2年。遠慮なく腹パン鉄拳制裁をします。俗に「サウス合宿」と呼ばれる冒険者入隊案件において、その受け入れと鍛錬を担当することが多くあります。今はサンカトゥール中尉のサポートで第2に異動しています。その後、深淵の森にかかわる作戦でダメージを受け、一時離脱。エルンスト団長の元にいたあと、第5師団に復帰。


「 ツヴァイだぜ 」「 フィーだぜ 」「 フェンだぜ 」「 ゼクスだぜ 」「 ズィーブだぜ 」「 ノインだぜ 」「 ツェーンだぜ 」

  • 第5師団第7小隊 指揮官:メルート少尉(1,2,3)→サーベイト大尉(4)→サンカトゥール中尉(5,6)→ペイナード中佐(8,9)→デゼール准尉(21)
  • ドライ:サーベイト大尉の指揮で戦死。二階級特進で上等兵に。
  • ツヴァイ:小隊のメンバーたちをまとめるしっかり者。
  • フィー:元料理人。諸々不運なことがあって店を潰して今に至る。とはいえ調理イップスで、最近まで料理は作りませんでした。ドライの死をきっかけに立ち直り、今はまた店を出すのが夢。
  • フェン:惚れっぽい。商売女に惚れてその後を追って除隊したことも。
  • ゼクス:孤児院出身。超寡黙な男。
  • ズィーブ:元狩人。今は斥候として働いている。料理は激マズ。
  • アハト:フィーに次いで料理がうまい。フィーが本気出すまではアハトが一番美味い料理を作ってました。除隊して料理屋を開く。
  • ノイン:孤児院出身。果てしなく喋るムードメイカー。
  • ツェーン:アハトの代わりに最近入った青年。

第4師団 Edit

クアレン軍曹
第4師団所属。メルート少尉が指揮する部隊の軍曹です。元は第2におり、規律には人一倍厳しい。海軍出身者が多く自由闊達な気風が濃い第4ではやや浮いた存在ではあります。


「 ハッ。ウノ二等兵です! 」「 ドス 」「 ドゥレス! 」「 クアトロ! 」「 スィン! 」「 セイス! 」「 イエーテ! 」

  • 第4師団第12小隊 指揮官:メルート少尉(7)

第3師団 Edit

伝令スピー・ドゥ上等兵
第3師団所属。虎より早い、オンとオフの切り替えも早い、名前の通りスピード抜群の男。グラシエル大佐親衛隊の一人。腹パンはご褒美です、とよく言うが、色々と要領がいい男のせいか、腹パンを食らうことはほとんどない模様。
斥候フェン・ラーン上等兵
第3師団所属。グラシエル大佐親衛隊の一人。大佐が危ないところを助けたい!という夢を持っているが、いつもその夢は踏みつぶされる。

第2師団 Edit


「 エヌ一等兵です 」「 ドゥ 」「 ドロー 」「 クアトル 」「 サンク 」「 シス 」「 セット 」

  • 第2師団第17小隊 指揮官:サンカトゥール中尉(9)
  • クアトル、サンク:斥候。
  • セット:伝令。

第1師団 Edit


「 よろしくであります!('◇')ゞ 」「 わいわい(・ω・)(*'▽')(*'ω'*) 」

  • 第1師団第9小隊。軍曹は任務が終わったら結婚すると約束したフィアンセを残して二階級特進(T"T)

その他 Edit

サルドゥラ騎士団
イドを拠点とし、周辺の貴族家が運用する小規模な騎士団。メルフィーロ伯爵家が中心となっている。騎士団長はメルフィーロ子爵(伯爵の後継息子)。メルフィーロ伯爵家は第2師団長のアンドリュー少将と血縁関係にあり、第2の何人かの士官はこのサルドゥラ騎士団出身らしい。

セッション履歴 Edit

  • 第3回:残党狩りのピクニック http://gurrad.verse.jp/log/2017/201707/log20170726d.htm
       ドナスターク◇トニー◆オルテンシア◇ピーター◆ネラシェム◇エディ◆ユージナ◇
       ボードワン隊長、メルート少尉、アッシュ軍曹
  • 第4回:中身なき輝き http://gurrad.verse.jp/log/2017/201707/log20170729b.htm
       ネラシェム◇ユージナ◆てくGM◇サンティマ◆ゴスペル◇トニー◆エディ◇
       ボードワン隊長、サーベイト大尉、メルート少尉、アッシュ軍曹
  • 第5回:崖っぷちの中尉 http://gurrad.verse.jp/log/2017/201707/log20170730c.htm
       ゲンマ◇ダオレン◆ホフタワー◇ヴァーゼ◆
       ボードワン隊長、サンカトゥール中尉、アッシュ軍曹
       ※ダオレン死す(蘇生)
  • 第7回:沼で土木警備 http://gurrad.verse.jp/log/2017/201708/log20170819c.htm
       オルテンシア◇トニー◆ドナスターク◇エディ◆レムリス◇リリィ◆イザベル◇
       ファン・カルロ第4師団長、メルート少尉、クアレン軍曹
  • 第8回:中尉の危機を救え http://gurrad.verse.jp/log/2017/201708/log20170820d.htm
       ダオレン◇ネラシェム◆エディ◇
       ペイナード中佐、サンカトゥール中尉、ドルク軍曹、アッシュ軍曹
       ※エディが一等兵に昇進
  • 第20回:竜の餌 http://gurrad.verse.jp/log/2018/201808/log20180824d.htm
       オルテンシア◇ドナスターク◆ゴスペル◇エイナル◆てくGM◇ダオレン◆ホフタワー◇ユーラティオ◆
       サンカトゥール大尉、ペイナード中佐
       ※ダオレン一等兵に昇進
  • 第21回:乙女座の敵と斥候 http://gurrad.verse.jp/log/2018/201808/log20180831b.htm
       ダル・マッグ◇ダオレン◆ゲリコ◇カレット◆アルグリオス◇オルディ◆てくGM◇シェルヴェーン◆
       ボードワン大佐、デゼール准尉(第5所属)
  • 第24回:0216 シェルウィンドの魚座の刻印 
       http://gurrad.verse.jp/log/2019/201902/log20190216c.htm
       ダオレン◆トラモント◇ユーラティオ◆ニル◇ドミニク◆ズィズィ◇ジョルジャ◆てくGM
       ファン=カルロ第4師団長、カイナン大尉、『青鬼』バガン軍曹
  • 第25回:0217 サウスファニュールの魚座の刻印 
       http://gurrad.verse.jp/log/2019/201902/log20190217d.htm
       てくGM◇ダオレン◆キク◇サンティマ◆ユーラティオ◇オルテンシア◆
       ペイナード中佐、ブリトン少佐、ライコネン中尉、メルート中尉
  • 番外編:アストロロジカル・サイン〈黄道十二宮〉―双魚宮① 02.23―    
       http://gurrad.verse.jp/log/2019/201902/log20190223b.htm
       てくGM◇キク◆ダオレン◇ユーラティオ◆ジョルジャ◇
       ペイナード中佐、エルンスト騎士団長(BS)
  • 番外編:アストロロジカル・サイン〈黄道十二宮〉―双魚宮⑤ 03.02―
       http://gurrad.verse.jp/log/2019/201903/log20190302b.htm
       エディ◇クローガー◆ダオレン◇ドナスターク◆てくGM◇ジョルジャ◆
       エルンスト騎士団長、サンカトゥール大尉 ※ダオレンが大尉に忠誠を誓う(引退)
  • 番外編:アストロロジカル・サイン〈黄道十二宮〉―双魚宮⑧ 03.16―
       http://gurrad.verse.jp/log/2019/201903/log20190316b.htm
       ダラス◇パンダウェル◆アーダ◇エディ◆セレナ◇ジョルジャ◆カイ◇キク◆てくGM◇
       ペイナード中佐、ボードワン大佐、グラシエル大佐、サンカトゥール大尉、メルート中尉
  • 第27回:サウス合宿27:アーファスの盾のケンタウロス/アストロロジカル・サイン〈黄道十二宮〉―0511
       http://gurrad.verse.jp/log/2019/201905/log20190510c.htm
       ドナスターク◇ギャレット◆てくGM◇セレナ◆クラージュ◇シロツメ◆ジョルジャ◇
       ペイナード中佐
  • 番外編:アストロロジカル・サイン〈黄道十二宮〉―双児宮6.7 / 裏目の呪い ―
       http://gurrad.verse.jp/log/2019/201906/log20190607d.htm
       ジョルジャ◇エディ◆てくGM◇
       エルンスト騎士団長、ボードワン大佐、ペイナード中佐/賢人ゲブラー
  • 準尉:エディ 軍曹:ドナスターク、トニー 一等兵:ダオレン、サンティマ

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