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知名度:5

ルアーブル市の地下に広がる大迷宮の一層部分の一部を利用して作られたのが通称『穴蔵街』です。
大迷宮は〈人〉が創り出した、その構造を変化させる迷宮として有名ですが、これは二層以下の話であり、一層目は水路区画などの大迷宮の循環系を含む関係からか、不変のものとなっています。これを地下街として利用しているのです。

* 歴史 [#qd3887fd]
(未設定)

* 特徴 [#zc0155b1]
ルアーブル市の地下からその周辺に掛けて大きく広がる大迷宮一層の内、穴蔵街となっているのは主にルアーブル市に隣接する山側の区画です。
大迷宮に頻繁に潜る冒険者達の拠点であり、彼らにとって役立つような商売を営む者が多く住み着いています。またドワーフ達もここを好んで住居とする関係から、小規模ながらルアーブル市の鍛冶場としても知られています。また地下という性質上、時刻を問わず一定の薄暗さで落ち着いた空気が流れており、騒音も問題にならないという点で、酒場なども多く存在します。入り組んだ道の奥には、怪しげな店や宿も居を構えているとか。

* 名所 [#v9cbde4d]
**水路区画 [#u2afe42d]
大迷宮の二層より下から送られてくる排水を浄化し、再び送り込むための設備が存在する区画です。
網目状に張り巡らされた水路からなるこの区画は、この下に広がる大迷宮二層以降の複雑さを暗示させる存在です。
〈人〉の時代の設備だけあって、ここで浄化された水は大変綺麗なものになっており、ルアーブル市の水源はここを間借りしている形です。
二層以降に突入するための入口も多く、二層から上がってきたモンスターが徘徊していることもあります。排水の中には下層で力尽きた冒険者の遺品が流れていることもあり、駆け出しの冒険者には悪くない稼ぎ場でもありますが、処理槽として存在していることがあるブロブのプールには注意しなければなりません。

**鍛冶場と酒場 [#h5d71402]
レングラート地方のカラッと熱い地上に比べて落ち着いた空気が流れている穴蔵街ですが、ここだけは年中を通して熱い空気と活気ある生活音が立ち込めています。
ここにはルアーブル市に居を構えるドワーフ達の住居が多く存在し、その関係上、鍛冶場と酒場の密集地となっています。近付けば、鉄を鍛造する音、そして豪快なドワーフ達の笑い声が響き、酒の匂いが漂ってくることでしょう。
大迷宮の探索から帰還した冒険者達はまずここの鍛冶場で武具の修理を頼み、そして酒場で祝杯を上げるのです。

**地下露天通り [#h5006827]
穴蔵街と水路区画の合間にある幾つかの通路を指して、そう呼ばれます。
この僅かな空間では、大迷宮に挑む冒険者達が最後の待ち合わせや打ち合わせに利用したり、そんな彼らを目当てにした露天商が冒険に必要な小物などを置いたりしています。
迷宮内に出没することがある冒険者相手の追い剥ぎや強盗はここで獲物を見繕うことも多く、注意が必要です。

// 軽く記載するだけにして、特筆すべきものは別ページにして一覧を構築してください。

*セッションソース [#y9eefda4]

* 関連カテゴリ [#f47ef491]
-[[エンファータの地理>Category/地理]]
--[[レングラート地方]]
---[[アーベ公国]]
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