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*概要 [#x417bd99]
 ナーガは別名『蛇の一族』と言い、コブラに手足が生えたような奇妙な人の姿をしています。全身深い緑~深い青色の鱗に包まれており、尻尾もトカゲか蛇のような爬虫類特有のそれをしています。
 顔は胴体と一体となっており、丸く横に膨らみ、胸元には独特の奇妙な模様を持っています。
 シャーマン・ソーサラー技能は一切使用することができませんが、ドラグと同様にドラゴンプリースト技能を使用することができ、稀にプリースト&ダークプリースト技能を使用できるものも存在します。
 毒の精製を非常に得意としており、非常に多岐に渡る毒を生成して牙を通して噛みつき、相手に毒を与える事が出来ます。
 また、人間に変身することができ、隠密行動を得意としているため、斥候・暗殺の役割を果たしています。
 深淵では珍しく、元々水中に適応した体であり、水中にいる間は深淵の森を離れているペナルティの進行を大きく遅らせることができます。(ただし、深淵の森に戻らなければ回復もしません)。
 彼らはナーギニーと呼ばれる自分たちの祖先であり、ガラクヴァの眷属を信仰しており、巨大な水竜であったナーギニーに近づくため、研鑽を積むものが多いです。しかしドラグと違い、一方でナーギニーに近づくのではなく、ナーギニーに従い、教えを実行しようと考える者も存在します。
 それ故、ドラゴンプリーストかプリースト&ダークプリーストのどちらかを取得しているという特異な種族です。極々稀にドラゴンプリーストとプリースト&ダークプリーストを取得しているものも存在するそうです。

*ナーガの性格 [#q1f75ba5]
 ナーガの性格の特徴として挙げられるのが、残忍さと冷酷さです。彼らは感情を表に殆ど表さず、淡々と行うべきことをこなします。ドラグのようにストイックな面もありますが、戦いは手段の一つであり、それ自体を重要視はせず、正々堂々さを嫌っているものも多く、計画や作戦などを正確にこなすことに美学を感じています。一言で言い表すならば『仕事人』といったところでしょうか。
 しかしその為、単独で行動する者がほとんどで、同族他種族問わずあまり複数で行動することは無いようです。
 また、感情を表に表すことができない事が災いし、演技などといった行為は苦手であり、とりわけ感情を露わにするという事については、とりわけ不得手とします。
 尤も、それは努力によって改善できる事項なため、全てのナーガが演技がへたくそというわけではありませんが、いずれにせよ好ましいものではないようです。

*他の氏族との関係 [#v27bff3d]
 ナーガはドラグに対しては、竜になる事を志す者同士として共感は覚えていると同時に、正々堂々と戦う力があるドラグにどこか嫉妬心を抱いており、一方ドラグも卑怯な手段も躊躇わず、毒などの暗殺を得意とするナーガに対して、あまりよい感情を抱いていません。しかし、お互い協力し合うことにはあまり躊躇いはありません。
 レイヴンとは基本的に相性の良い関係です。レイヴンの立てた緻密な作戦を実行することに喜びを得る者も少なく無く、レイヴンも冷静で正確に計画を実行するナーガに種族的に信頼を感じています。しかし、その他においては感性が大きく異なる為、ビジネス上の良いパートナー意外にはなりえない関係でもあります。レイヴンも自身の毒より多様で強力なそれを使うナーガに対して内心警戒しています。
 メタモルスに対しては、斥候・諜報を得意とする者同士ライバル心のようなものを強く感じています。が、しかし、メタモルスはラクナウ地方では深淵の森内部においてもあまり多く見かけることは無く、非常に珍しい為、そもそも接点が無く知りようがないといものも少なくありません。ただ、彼らの必要以上なまでの悪趣味な残忍さについては理解しかねており、美しくないと感じています。
 アタナトイに対しては、ドラグのアタナトイに対する感情とまったく同様の感情を抱いています。
 ペトラとはお互い良好な関係を保っています。また、ナーガはペトラの落ち着きのある思慮深い知性を非常に気に入っており、ペトラもまたナーガの毒を警戒する必要が一切ない為、性格的には良いパートナーとなっています。しかし、両者の活動圏の差から、森の外で両者が共に現れるということはまずありえないでしょう。

*ナーガの祖『ナーギニー』 [#zd063ac2]
 ナーギニーとはナーガ達が崇める祖先の事です。遥か太古、ナーガの祖先であるナーギニーと彼女の子供たちは、<人>の争いに巻き込まれ、大地を追われ、島々を追われ、深海へと追放されていました。何もない深海では何も食べるものが無く、ナーギニーも子供達は日に日に飢えていく一方でした。そして、その空腹が限界まで達した時、ナーギニーは子供たちに自らの肉体を差し出し、子供たちは泣く泣くナーギニーの肉を食べて生きながらえました。
 そんな折、<人>の争いから生まれ出たガラクヴァ神が出でては、<人>の営みを破壊し尽くし、それを見たナーギニーの子供たちは深海より大地に出ては、ガラクヴァに感謝とナーギニーの蘇生を乞いました。
 ガラクヴァ神はそれを聞き入れ、ナーギニーを蘇生させ、ナーギニーとその一族はガラクヴァ神に帰依しました。その後ナーギニーは非常に多大な功績が認められてガラクヴァ神より血を分け与えられてそれを飲み、神格を得たと言われています。

・ナーギニー
・本質:毒
・司る側面:病気、鬱、癒し
・誓い:大地を蝕め、浄化せよ
・戒律:冒せよ、侵せ。さすらば生殺を握らん。
 
*戦闘データ [#g6905cf9]
ML:5 知名度:12
 敏捷:12 移動:12/12(水中)
 知能:高い 知覚:五感(暗視)
 攻撃:牙14(7) 打撃:12+毒
 回避:14(7) 防御:9
 HP/抵抗:22/15(8)
 MP/抵抗:18/15(8)
 言語:共通語、ガルクラン語、その他言語
 知覚:五感(暗視)
 特殊能力:
 ●水中適応
 ●炎無効、毒無効、アイアンストマック
 ●爬虫類・ドラゴン族と意思疎通可能
 ●水流ブレス(竜語魔法のファイアブレスの亜種/魔力7/MP5を消費します):R10+魔力Crt12の水流弾を放ちます。抵抗に失敗した場合対象は転倒します。
 ●毒ブレス:(竜語魔法のファイアブレスの亜種/魔力7/MP5を消費します):自身が使用できる毒を霧状にして吐く事が出来ます。抵抗に失敗した場合、生命抵抗目標値を再度振り、目標値ヴェノムマスターLv+9の抵抗をしなければなりません。
 ●竜語魔法4Lv/魔力6※『サモン・レプタイル』『カウンター・スピリット』が使用可能(それ以外の4レベルまでの魔法はすでに身につけてます)
 ※稀にプリースト(ガラクヴァ)も存在する。その場合は、ブレスは1日に1度しか使用できず、『サモン・レプタイル』『カウンタースピリット』は使用不可能。
 ●人化:ナーガは人間に変身することができます。ただし、化けることができるのは、必ず決まった姿にしか化けることができず、性別も自らと同じものにしか変身できません。
 ※また、人化した場合はステータスは変わらず、毒を使用する場合-4のペナルティが発生します。
 ●邪竜の猛毒:ヴェノムマスター技能を冒険者レベルと同じレベルまで取得しています。
 ●毒の血:1点以上物理ダメージを受けた時、血が飛び散り、攻撃してきた対象あるいは接敵している相手にランダム(飛び道具の場合)に猛毒の血によるダメージを与えます。



ML5敏捷度12移12/12(水中)攻撃点:牙14打撃点:牙12+毒 回避点:14防御点:9HP20/15MP18/15

特殊能力:水中適応、炎無効、毒無効、アイアンストマック、爬虫類・ドラゴン族と意思疎通可能、
水流ブレス(竜語魔法のファイアブレスの亜種/魔力6/MP5を消費します):R10+魔力Crt12の水流弾を放ちます。抵抗に失敗した場合対象は転倒します。
毒ブレス:(竜語魔法のファイアブレスの亜種/魔力6/MP5を消費します):自身が使用できる毒を霧状にして吐く事が出来ます。抵抗目標値は魔力などに問わずLv+7点となります。
竜語魔法4Lv/魔力6※『サモン・レプタイル』『カウンター・スピリット』が使用可能(それ以外の4レベルまでの魔法はすでに身につけてます)
※稀にプリースト(ガラクヴァ)も存在する。その場合は、ブレスは1日に1度しか使用できず、『サモン・レプタイル』『カウンタースピリット』は使用不可能。
人化:ナーガは人間に変身することができます。ただし、化けることができるのは、必ず決まった姿にしか化けることができず、性別も自らと同じものにしか変身できません。
	また、人化した場合はステータスは変わらず、毒を使用する場合-4のペナルティが発生します。
邪竜の猛毒:ヴェノムマスター技能を冒険者レベルと同じレベルまで取得しています。

**ヴェノムマスター技能 [#i6755844]
以下の中から任意の毒をレベル種類取得しています。抵抗目標値は魔力などを問わずヴェノムマスターLv+9点となります。
また、毒は牙を通して使うだけではなく、小瓶に流し込んだりすることが可能です(その際達成値が-2減少し、密封して1週間、晒して1日経つと効力を失います)。使用する場合、毒の使用法は注入のみとなります。
1Lv~
・破壊毒Ⅰ:R10+Lvダメージの毒を与える。
・麻痺毒Ⅰ:18Rの間、器用・敏捷を使用する判定に-1のペナルティが発生する。
・恐怖毒:1R後から18Rの恐慌状態に陥らせる。
・免疫毒:対象は18Rの間生命抵抗に+2のボーナスを受けます。
・睡眠毒:1R後から1時間の睡眠状態へと陥らせる。
3Lv~
・沈黙毒:対象は発話が一切できなくなります。
・破壊毒Ⅱ(前提:破壊毒Ⅰ):R20+Lvダメージの毒を与る。
・麻痺毒Ⅱ(前提:麻痺毒Ⅰ):対象は18Rの間、器用・敏捷を使用する判定に-2のペナルティが発生する。
・幻覚毒:対象は18Rの間、幻覚に襲われ、敵味方を認識できなくなる(コンフュージョンと同等)。
・溶解毒Ⅰ:R10+Lvダメージを与えます。この毒は毒無効の対象にも有効です。抵抗不可。
・虚弱毒:対象は1R後から18Rの間生命抵抗に-2のペナルティを受けるようになります。
5Lv~
・催眠毒:対象は思考が働かなくなり、知力が-6される。この時知力が0以下で行動不能に、知力が6以下で一切の戦闘オプションが使用不可能になる。
・破壊毒Ⅲ(前提:破壊毒Ⅱ):R30+Lvダメージの毒を与える。
・麻痺毒Ⅲ(前提:麻痺毒Ⅱ):対象は即座に行動不能に陥る。
・致死毒:対象は18R後死亡する。この毒は毒性値が-2される。
・自白毒:対象は質問されたら正直に答えなければいけなくなります。
・蝕む毒(破壊毒Ⅱ):対象は18Rの間、毎R、R10+Lvの毒を受ける。
・舞踏毒:対象は2R後から踊り狂い続け、丸一日の間踊り続けることになります。攻撃、回避判定に-4のペナルティが付きます。
・石化毒Ⅰ:対象は敏捷が-6低下する(回避、行動順も変化)。敏捷が0以下になった場合、完全に石化。
7Lv~
・弛緩毒:対象は1R後から18Rの間、器用、敏捷、筋力のいずれか任意のもの一つが6点減少する。
・狂化毒:対象は18Rの間、バーサーク状態になる(特殊神聖魔法、バーサークに準拠)。
・治癒毒:対象はR10+Lv点のHPを回復することができます。ただしこの毒による回復は一つの対象につき1日に一度のみ有効です。
・溶解毒Ⅱ(前提:溶解毒Ⅰ):R20+Lvダメージの毒を与え得る。この毒は毒無効の対象にも有効。抵抗不可。
・停止毒:この毒を受けた対象は毒が解毒できるまで一切の生命活動が止まる。その場合老いることも無くなる。この毒は魔法毒扱いになる。
・快楽毒:対象は強い幸福感を覚え何をされてもすべてが快感、幸福に感じます。
・石化毒Ⅱ:対象は即座に石化する。この毒は毒性値が-2される。
9Lv~
・蘇生毒:18R以内に死亡した死体に用いることで、蘇生を行うことができます。ただし肉体欠損していた場合は不可能です。また、生命点の回復には別の手段が必要です。
基本的なナーガはファイター技能5+スカウト技能3orシーフ技能5&ドラゴンプリースト技能4orプリースト技能4&ヴェノムマスター技能5を備えています。
また、ナーガがドラゴンプリースト7Lv魔法であるシェイプチェンジをした場合、レッサードラゴンは以下のようにデータが変更されます。

モンスターレベル=10
知名度=10
モンスター名=レッサー・ドラゴン(ナーガ)
敏捷度=10
移動力=10/30(水中)
出現数=単独
出現頻度=ごくまれ
知能=低い
反応=中立
棲息地=海底、湖、その他
言語=リザードマン語
知覚=五感(暗視)
攻撃点=牙:17/鉤爪:18/鉤爪:18/尻尾:17
打撃点=19+毒/19/19/19
回避点=15
防御点=15
生命点=50
生命抵抗=24
精神点=20
精神抵抗=19
特殊能力=・前方扇形60度半径20mに水流を噴く(抵抗値17、R10+10Crt12(転倒あり))
・水中適応
・咆哮による恐怖(抵抗目標17)
・炎無効
・水精霊による魔法はすべて無効。
・毒、病気に冒されない
・不眠

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