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ソーサラー技能
ソーサラー技能とは、「5つの月」の力の恩恵により紡ぎだされる古代語魔法を理解し、行使することができるスキルの事です。高位のソーサラー(師匠)に学び、厳しい訓練と勉強を積み、素養が認められた者のみがこの技能を取得できます。
ルーンマスター技能の中でも特に難易度が高く、突発的に取得するものでない為、この技能の所持者は学者や研究者肌、生粋の魔術師の家柄ということが多いでしょう。その為、冒険者になるソーサラーの者たちは見聞を広めるためであったり、実践的に魔術を極める為などの理由が見られます。後方支援が多いですが、多彩な呪文を使用できる為、様々な状況に対応することができます。
以下からはSWルールブックに掲載されているソーサラー技能について、エンファータでの扱いについて解説します。なお、エンファータでは、世界観的に変更が多い冒険者技能です。アレクラストのソーサラーとは異なる設定のため、下記の説明を必ず読んでください。
ソーサラーの特徴 †
5つの月の力 †
エンファータの魔術師たちは、大地を照らす5つの月から力を受けているといわれています。これら“月”は、神話によると〈神〉が〈人〉と大地を照らすために創りだしたものです。その月の光には〈人〉などにたいして不思議な力を及ぼす魔力があり、その力の使い方を学んだ人たちが魔術師と呼ばれています。
ソーサラーの歴史 †
〈人〉がこの力に気がついたのは、神話の時代だと言われています。そこで、〈人〉は、月と星を占うことを覚え(セージ技能)、そして精霊魔法や神聖魔法とは違う別の魔法体系を創りだしたとされています。また、この力の使い方を覚えた〈人〉は、今ではソグティヴァナと呼ばれる魔法文明を作り出したといわれています。今でも残るルアーブルの大迷宮や大規模な遺跡は、この文明によって作られたといわれています。
そのソグティヴァナ文明は〈竜〉によって崩壊し、その時代の強力なソーサラーたちは、文明とその蓄積が〈竜〉に完全に滅ぼされぬよう、自らの手で重要な施設を封じ、死に絶えたといわれています。現在のソーサラーは、その時代のソーサラーたちの末裔です。
上記が、神話で語られているソーサラーです。今のソーサラーは、先祖の残した遺産から魔法体系とその技術を作り直している段階です。また、基本的に、ソーサラーは祖先の血を引いているから魔法を使えるのであり、そのため、ソーサラー魔法は、血を引かないもの(魔法的素質がないもの)は習得できません。
ソーサラーになれる種族 †
人間・エルフ・ハーフエルフは、基本的にその血を受け継いでいるようですが、様々な種族は、ソーサラー魔法をデフォルトで習得できません。これは、神話的理由によるものです。もっとも、歴史に隠された何らかの理由により、そういう種族の中にも、ごく稀に、素養を持つものもいるんですが。
ソーサラーになるには †
ソーサラーになるには、師匠となるソーサラー(普通は5レベルかそれ以上です)に師事する必要があります。そこで数年ほどソーサラーの訓練と勉強をします。この段階で素養がないと判断された人は賢者・学者を目指したり、別の道を歩むことになります。その修業を積んだ者は、師匠が執り行う最終儀式を受けます。そこで紋様が現れた者だけが、“魔術師”として、メイジスタッフ(発動体)を与えられるのです。
こういったソーサラーの訓練や勉強は、学院や師匠となるソーサラーがいるランダエで行うことができます。学院に学びに来る者の中にはソーサラーになる為というものも少なくはないでしょう。もちろん、途中で挫折したり、素養が無くなることができなかったものも少なくありません。
ソーサラー技能のルール †
基本ルール †
- SWルールブックにあるとおり、ソーサラー魔法を使用できます。
- SWルールブックにあるとおり、ソーサラー魔法の使用には装備制限がかかります。
- SWルールブックにあるとおり、呪文書が必要です。
- SWルールブックにあるとおり、呪文使用には発動体が必要ですが、「発動体なしの魔法使用ルール」も使えます。
- ソーサラーが呪文に使用する言語は、シンプルに「ルーン語」と呼ばれます。また、「古語」言語を自動的に習得します。
- SWルールブックにあるとおり、セージ技能と経験値負担軽減があるので、ソーサラー技能を修得したPCは、自動的にセージ技能も1レベル所有します。
- キャラクター作成時にソーサラー技能を習得していない場合、そのPCが後からこの技能を習得するには、【社会点50点】が必要です。これを費やすことで、「以前から暇を見て勉強・訓練していた結果が実った」などの理由で、稼働後のPCでも、ソーサラー技能を習得することが可能です。
- 呪文の発動条件は、「発動体が必要」で「両手の身振りが手ぶりが必要」「詠唱が必要」「ソーサラー装備制限あり」です。(発動体なしの呪文使用も可能です。SWルルブのルールに従ってください)|
ヴィサルガについて †
- この魔法体系を使用するものは、「胴体の一部(肩〜腹部までのどこか)」と「両手〜腕」にルーン語で構成された特殊な紋様(ヴィサルガ)が現れています。技能レベルが上昇した場合、紋様はさらに大きく複雑になります。
ソーサラーは、「手・腕」「体」に特別な紋様(ヴィサルガと呼ばれています)が浮かびます。ただし、手のひらおよび顔・頭には、ヴィサルガは出ません。この紋様は、魔法的素養がある証であり、月から力を受け取る役割を果たしています。ヴィサルガはルーン語で構成されたデザインで、人によってそれぞれ異なります。より詳しい情報は「ヴィサルガ」のページをご覧ください。
呪文と詠唱 †
ソーサラーの呪文は、すべて師匠から習い覚えるもので、詠唱の仕方なども、古くから決まっているものです。そのため、ソーサラーは師匠からもらった魔法書を毎日読んで、詠唱の文句が間違わないように覚える必要があります。そのため、スペルブックは必携ですが、なければ呪文が使えないというわけでありません。
なお、実際に呪文を使う際には、ソーサラーは、詠唱と両手の動きで紋様から力を引き出し、発動体から呪文の効果を導き出します。その動きと詠唱は、まるで舞を舞って歌っているようにみえることから、別名を『舞踏魔術』とも言います。
ソーサラー専攻 †
18/01/06に、上記「ソーサラー専攻」のルールが追加されました。
このルールはソーサラーの義務ではなく、あくまでの、ソーサラーPCのキャラ付のためのフレーバー的要素です。
正メンバーになる †
ルアーブルなどにある賢者の学院の正式メンバーとなるためのルールです。
正メンバーの位階 †
- 「最高導師−導師長−導師−准導師―助手(学士)―学士」という階位が存在しています。
賢者の学院の正メンバーとなったPCは、学院の仕事に生活のある程度を費やすことになります。
追加魔法&追加使い魔 †
- ソーサラー追加魔法:追加魔法についてはこちらをご覧ください。
- ソーサラー専攻:選考を選ぶことでさらに追加の呪文を選択できます。こちらをご覧ください。
- 追加使い魔:使い魔についてはこちらをご覧ください。