SandBox/嵐の島
- この設定は 本採用待ち/セッション利用目的 です。
- 設定者:cf
このページは、エンファータキャンペーン「嵐の島」専用のコンテンツページです。
現在、『嵐の島』セッションでPC全員が利用可能なボーナス †
- 古語会話/読解修得者は難しい言い回しを除く初歩的オーク古語会話/読解が利用可能。
- 雷の石の使用:いつでも任意のタイミングで使用でき、生命3点と引き換えに、器用、敏捷、知力を+6する。効果時間は1R。1Rにつき3回使用可能。セッションを通して何度でも使用できる。
- 命の石:所持している間、生命点の最大値に+4点の修正を与える。セッション中1回のみ、生命点が0以下になっている時、任意のタイミングで生命点を1に戻し、かつ転倒状態から自動復帰できる。
- 精神の石:所持している間、精神点の最大値に+6点の修正を与える。
- ベルニカさんの赤ポーション:いつでも任意のタイミングで使用でき、手番を消費しない。対象PCの生命点を6点回復。PT全体で1セッション1回のみ。
- 防壁の効果:拠点で戦闘を行う場合、PC達の防御点、回避力に+1点修正を与える。
序幕 †
――冒険者達を前に、アーベ公国の『大公』アルベトロ=フェンタールは口を開いた。
「堅苦しい前置きは抜きにしよう。よく集まってくれた」
言いながら、大公は冒険者達を――君達を、その年老いつつも精悍な瞳で見つめる。
何もかも見通すかのような眼光を持つ、このアーベを強力に纏め上げてきた、強き執政者の瞳だ。
「まずは、依頼の概要から話そう。 ――我々アーベ公国は、かの先文明時代の遺産である『港』を通り、この世界のどこにあるのかさえ定かではない『島』に、入植する。その支援を、冒険者でやって貰いたい」
一区切り。大公は君達の反応をまず確認し、ゆっくりと続ける。
「期間は、最短で1日。最長で1週間ほどになるだろう。 ――そう、このグループだけではない。特に固定の枠を設けず、必要に応じて冒険者のグループを編成し、依頼を受けて『島』に行っては、依頼を達成次第、戻って報告してもらう」
便利なものだ、と『港』の即時即応性に幾分かの羨望を滲ませつつ。
「この計画は、ハーフェンと共同で進められている。現地では、アーベ公国代表としてベイン=フェンタール。そしてハーフェン評議会員代表としてアトリー=アウザストラが君達の及ばない部分において指揮を取ることになっている。何かあれば、尋ねることもできるだろう」
言って、一拍。
大公は君達を見回して――立て続けに口を開く。
「何故そんなところに? 性急ではないか? ――そんな顔をしているな。疑問は分からないでもない」
これを見てみたまえ、と大公は、自分の執務机の上から数枚の羊皮紙を手に取り、君達に手渡した。
そこにあるのは、幾つかの数字の羅列。題は【ルアーブルおよびガルファードの人口予想】とある。最後には幾つかのランダエと、そこに所属するセージの署名。
「ルアーブル、そしてガルファードの人口は、年々、増加している。特にルアーブルは顕著だ。これは喜ばしいことでもあるが――残念ながら、我々星霜は『それを受け入れることができる段階』には、未だ達していない」
食料、居住、医療など。
星霜が星霜らしく生きていく為には、様々なものが必要だ。
そしてそれは、星霜の数が多いだけで何とかなるものではない。
「故に我々は、それほど緊迫してはいないものの、近い将来『間引き』をしなければならない。それが疫病か、飢饉か、無理な拡大が故の深淵の攻撃かは、分からんが」
大公は踵を返し、飾られているアーベの旗を見上げ、再び向き直る。
「それならば、私自らが手を下す。『島』の開拓が成功するにしろ失敗するにしろ、我々は生き長らえることができる」
君達を見つめるのは、犠牲を厭わない、迷いない瞳。
「これは賭けだ。だがハーフェンの支援もある。幸い、分の悪い賭けではない。
――さあ、聞かせてくれたまえ。この依頼を、受けるか否か」
現状のおさらい †
- 嵐の島には「テンペスト」と呼ばれる赤いオークの部族と、「カオス」と呼ばれるキメラ人間の部族がある。この2部族が絶賛戦争中。
- 「アーベ公国」としては、現在は「テンペスト」とも「カオス」とも関係は経済的中立。
- 「テンペスト」には「王属派」と「穏健派」の派閥がある。両者は対立こそしてはいないが、関係はやや冷めている模様。また「王属派」はアーベ公国をよく思っていない節がある。
- 「カオス」にも「ブルードマザー」と呼ばれる勢力のようなものが確認され、そちらも「アーベ公国」をよく思っていない模様。
- 「テンペスト」と「カオス」の戦争は、一定のルールを持つかのような陣取り合戦。
- 嵐の島は「星霜vs深淵」のシミュレートを行っていた〈人〉の巨大な実験場――ではなく、パスツェルを研究し、複製するための実験場である可能性が濃厚。
- 地下には巨大な高度文明の遺跡。〈人〉が建造した可能性が非常に高い。上記の可能性を受け、要再調査。
- 嵐の島に関与していたと思われる〈人〉は三人。それぞれ、エルフ女性の<Administrator>アドミニストレーター、人間学者風の<Designer>デザイナー、オーク学者風の<Creator>クリエーター。
- 『海賊竜』オーデンルグや蟲の群れがたびたび拠点を攻撃。対処の必要あり。
ルール †
- 依頼の達成状況によって、キャンペーンの舞台である『島』の状態やその全貌などは次第に明らかになっていきます。これらを確認しながら、幾つか設定されている「終了条件」に辿り着くことで、キャンペーン完了となります。
- 依頼の成否によって、『島』や拠点の状況は変化していきます。場合によっては、冒険者に有利となることも、また不利となることもあるでしょう。これらの変化は、その変化をもたらしたセッションにPCが関わりあろうがなかろうが、一律で適用されます。
- キャンペーン上、重要な決断は全てPL(PC)の選択に委ねられています。しかしごく一定の条件を満たした場合、自動で選択されることもあります。
- 『嵐の島』キャンペーンでは特殊なアイテムを入手することがあります。しかしながら、それは『嵐の島』関連セッションでしか使用することはできません。また、一個のみ存在するような特別なアイテムは、参加するPCの間で共有することになります。
- セッション外でのGMへのトークも受け付けています。セッション時間内にあったであろうNPCとの会話などを行うことで、新しい発見などが提示される可能性もあります。
マスコンバットでの特殊ルール †
・戦闘部隊の装備が可能。 SandBox/嵐の島/マスコンバット
・接敵の概念はない。あるのは前衛後衛と、攻撃の射程。
20m以上の射程を持つ攻撃は前衛から後衛、後衛から前衛へ攻撃可能。後衛から後衛へ攻撃する場合40m以上の射程が必要。
・強打や回避専念は可能だが、部位狙いやなぎ払いは不可。
・防御ファンブルはなくなり、レベル分は軽減可能。
拠点ポイントについて †
食料:人材:資源:技術:資金という5つのポイントがあり、これらを「拠点ポイント」と呼びます。
これらは主にマスコンバットにおいて部隊を雇用するのに使用する他、様々な場面において消費することで恩恵を得ることができます。
食料:嗜好品なども含む食料全般の量です。
人材:各種専門家や冒険者、また兵員などの総合的な人員数です。
資源:金属、木材、石材などの各種資源量です。
技術:動員できる学院規模またはマジックアイテムなどの量です。
資金:島の開発に投入できるrk量です。資金2点で上4つの他のポイント1点に引き換えることもできます。
資源の消費による戦闘ブーストと判定値ブースト:
マスコンバットの際に規定の拠点資源ポイントを消費することで各種判定値を上昇させることができます。
また探索や知識など各種判定の際に、GMが特定の資源を指定した場合、それらを消費して判定値を上昇させることができます。
マスコンバットにおける規定の資源:
食料1+資源1で任意のタイミングにHPあるいはMPを2d6回復
人材1+資源1で攻撃あるいは呪文の達成値に+1
資源1+技術1でダメージレートに+5
現在の拠点ポイントは、
食料20:人材20:資源16:技術16:資金10
です。
島の状況 †
現在の調査の段階では、『島』には密林が広がり、およそ朝5時から昼16時にかけては温暖で過ごしやすいものの、夕方17時から夜4時にかけては“ライトニング”の力を帯びた雨が嵐となって降り注ぎ、水が電撃を帯びることが分かっています。
島では赤オーク『テンペスト』とキメラ人間『カオス』が互いの生存のために争い合っています。
時折、島内のあちらこちらで戦闘を行なっているらしく、下手な介入は危険でしょう。
詳しくは引き続き、偵察および探索を行う必要があります。
拠点 †
小規模のものが後述する『雷の川』の傍に建設されています。
広くはありませんが、海と川へのアクセスが有り、また多少見つかりにくい位置にあります。
難点は『門』の石室から徒歩で11時間ほど掛かる、離れた場所に存在するという点です。
主に以下のようなものが建設されています。
拠点基盤:川沿い拠点の基盤となる敷地などを指します。
防壁:それなりの高さの壁です。小型陸上動物の侵入を防げます。
見張り櫓:監視のための小高い櫓です。
食料庫:住人の食料を賄います。
治癒師の庵:住人の衛生管理を行います。
立派な家々:住人が雨風を凌げます。
加工場:木材、石材をきちんと加工、貯蓄しておくための施設です。
幽然なる研究棟・第二段階:「嵐の島」特産物の様々な研究を担います。
研究棟付属小資料室:嵐の島に関する資料を貯蓄、編纂する施設です。
小さな川港:川に小舟を出すための施設です。
ザウハウス:『羽毛生命体』ザウガルストのために作られた大型の小屋です。彼(彼女?)が頻繁に駐留しています。
招聘済みの専門家:
ヒーラー:ベルニカ・コトール
ランバージャック:ヨサーク
グローワー:ピンキー・ミンキー
リサーチャー:ストリーネ・ファーレス
コマンダー:オットー・グランドゥ・フォン・レオンバルト
ハンター:ベルーガ
マイナー:ホリスト伯爵
テイマー&シーテイマー:ロト
コック:アントニナ
電撃を帯びた雨と嵐により、それらの影響を完全に受けない場所以外では、夕方から夜にかけて休息しても生命点と精神点を回復することはできません。
『門』の石室 †
『門』を出た先が石室のような小さな地下室となっており、24時間を通して休息を取ることができます。
入口である石蓋は非常に重量がありますが、ソーサラー魔法の<ロック><アンロック>に反応して開閉するようにルーンが刻まれています。外から見ると苔むした平坦な巨石のひとつに紛れ、一見での判別は至難を極めます。
また、嵐が起きている間は魔法に反応することもなくなり、完全に閉じられ、出入りが不可能になります。
雷の泉 †
【『門』の石室】を出て北に3時間ほど歩いたところ、密林がやや開けた場所にある、破壊された人工の噴水です。
直径5mほどの円形で、正四角形を形作る青い床の上、四本の青い柱の中央に位置しています。
雨水を貯めており、手頃な大きさに加工された雷の石がいくつも沈んでいます。
ここでは新鮮な水を手に入れることが可能です。
広場 †
【雷の泉】より西側に3時間ほど歩いたところにある、密林の中の開けた土地です。
過去に開拓された跡がありますが、何があったのか、中断されたようにも見えます。
村を建設する際の候補地となっています。
伐採地 †
【広場】より西方向に1時間ほど歩いた場所にある、建築資材に適した木々が密生する領域です。
近くにテンペストの小霊廟があり、中の隠し部屋には『Designer』と題された人間と思しき男性の壁画と、【未完成の管理者の杖】の一部が存在していました。
また拠点から伐採地までの間に林道が築かれたため、拠点から1時間で到達することができます。
寺院 †
【広場】より北方向に3時間ほど歩いた場所にある寺院です。
尖塔を持つ古風な石造りの寺院は、神を示す印章がなく、自然をモチーフにしていると思しき装飾がなされています。
寺院を中心に中規模の村があり、そこには赤オーク部族『テンペスト』の中でも、やや温和という意味で異端な者達が暮らしているようです。
海岸線 †
【広場】より南側に2時間ほど歩いたところにある海岸線です。
白い砂浜、青い海という素晴らしいビーチですが、嵐の最中は大荒れになります。
岩場 †
【海岸線】より西側に3時間ほど歩いたところにある岩場です。
ごつごつとした大型の岩が海岸線を埋めており、何かを作ったりするには適しませんが、良い漁場になっているようです。
シーホースが近くの海に多数生息しています。また、『海賊竜』オーデンルグは主にこの沖合から攻撃を仕掛けてくるようです。
雷の川 †
【広場】より西側に2時間ほど歩いたところに、南北の方向へ流れている川幅5~10mの川です。
まだまだ詳細は不明な点があります。
嵐の時間帯は川全体が強烈なライトニングを帯びるため、その時間帯での渡河は自殺行為でしょう。
海側、つまり南方向に現在の【拠点】が存在します。
街遺跡 †
【拠点】から【雷の川】沿いを3時間ほど遡上し、西方向にジャングルを分け入って行くと広がっている、原始的な石造りの街の跡です。
暗黒時代前後相当に作られたものであること以外には、まだその詳細は判明していません。
【拠点】の4倍以上の面積があり、荒れ果てていることから迷路然としていますが、廃墟の中には天井や地下室がしっかりと残っているところもあり、そういった場所では休息が取れるでしょう。
現在、テンペストとカオスがたびたび、激しい戦闘を行っている場所でもあります。
洞窟ジャングル †
【拠点】から【雷の川】沿いを11時間ほど遡上したところにある山岳にある崖に空いた洞窟内に広がるジャングルです。
【雷の川】はこのジャングル内を通っており、水源につながっているものと思われます。
ジャングル内部には嵐の島の一般的なジャングルとはまた異なる植生で満ちており、別種の危険が想定されます。
洞窟滝壺 †
【洞窟ジャングル】内にある、ドーム状の空間です。天井中央から巨大な滝が降り注ぎ、これが【雷の川】を形成しています。
更に奥に行くことも可能です。また、この空間には良質の建築用石材が取れる岩壁があり、ここに採石場が開かれています。
黒い森 †
【雷の川】の西側から【『カオス』の集落】の周辺に広がる鬱蒼とした森です。
この森は嵐の島の通常の植生とやや異なり、より強靭で、より攻撃的な植物に満たされています。
あまりの深さに方向感覚も失ってしまうため、道案内が出来るものなしに踏み入れば、行き倒れることになるでしょう。
『カオス』の集落 †
【雷の川】より西側に5時間ほど歩いたところにある、鬱蒼とした森の中に隠れている集落です。
キメラ人間の『カオス』達が住まう集落であり、嵐を避け、また外的に見つかりにくいようにするためか、住居は背の低い竪穴式となっています。
村のあちこちには赤い石――『命の石』による柱が地面から乱立しており、それが照明代わりになっています。
遺跡 †
【雷の泉】より東側に5時間ほど歩いたところにある小高い山中に存在する石造りの遺跡です。
地中に埋もれているようで、通常の出入口はまだ判明していませんが、調査隊が山中の谷で崩落、侵入可能な穴を発見。探索可能となっています。
青い石、赤い石が見られ、恐らく『島』を神紀文明時代に利用していた〈人〉の遺跡ではないかと考えられています。
巨大な魔法装置なども存在し、『島』にとって重要な施設であった可能性が濃厚となっています。
内部のその広さは、恐らくは島全体に広がっているものと思われます。
小さな家 †
【雷の泉】より東側に3時間、北に2時間ほど向かったところにある小さな家です。
つい最近まで何者かが住んでいたようですが、詳細は不明です。
『石研ぎし者』ヘルディオスの家だったのではないかと、家の中にあった研磨道具から推察されています。
赤オークの村 †
【小さな家】より北に1時間ほど向かったところにある小規模集落です。
密林の中に存在し、地上からでは200mほどまで近付かないと、その存在が分かりません。
現時点では具体的な人口や設備は不明ですが、少なくとも20人以上の赤オークが居住していることが予想されます。
特殊な手がかり †
- 捕らえた斥候との対話により、古語オーク語の初歩的な資料が完成しました。難しい言い回しを除けば、古語修得者なら会話が可能です。
- 『羽毛生命体』の羽根の研究が進んでいます。雷雨に対して完全な耐性を持っていることが分かりつつあります。
- 『雷撃雨対策』の研究が進んでいます。更なる解明には、多様なサンプルが必要です。
- 『肉体変質魔法』の調査が進んでいます。更なる解明には、多様なサンプルが必要です。
- 『雷の石』『命の石』は、現状、原石の状態では殆ど力を持たず、特殊な加工、研磨を行うことによってその力を発揮することが分かっています。
- 『キメラ人間』は赤オークが知り得る何らかの方法で人間に限りなく近い形態に変化させられるようです。
- 島には『――主はこの島に世界の呪を切り分けて封じ込めた。この島か、あるいは世界がその呪を打ち払う時、やがて世界は開かれるであろう』というような伝説があるそうです。
- 『精霊の刃』クレトス曰く「この島は呪われている」のだと言います。
- 『黒い水』の残骸の研究が行われています。魔法生物だということは判明しましたが、それ以外の解明には時間がかかりそうです。
- 『羽毛生命体』ザウガルストは『精神の石』を、『狂乱の炎』クリエムヒルトは『命の石』を好み、また、それら石をじっと見つめていると魅せられたように瞳がとろんと蕩けることが分かっています。
特殊なアイテム †
グループ内で一人のみ所有可能 †
これらを所有したい場合、セッション開始時に申し出てください。
ただしグループ内で一人に限られる上、セッション終了後に一時預かりとなります。
- 『風紡ぐもの』ヴィーアシエルの鱗
- 『羽毛生命体』ザウガルストと別れる時に受け取った一枚の灰色の鱗。『肉体変質魔法』の影響が見られる。
- 青色、赤色、栗色の羽根
- 非常に上質な毛をした一枚羽根。それぞれ『羽毛生命体』ザウガルストと同種族のものの羽根。雷雨を完全に弾く。
- 石剣『ウィンドスレイヤー』
- 1H+1H 必要筋力15 攻撃力修正±0 打撃力R20 クリティカル10
『石研ぎし者』ヘルディオスが所有していた二振り一組の石のサーベル。青い石と赤い石を組み合わせたような特殊な石材で構成されており、金属製と同等の硬度、切れ味を誇る。『雷の石』使用中は、必要筋力が5に低下する。
2刀流せずに1本だけ持とうとすると、重すぎて持つことができない。 - 『炎の指輪』
- 装飾品 必要筋力0
『狂乱の炎』クリエムヒルトの巣の中の寝床にあった、命の石を加工して作られたと思しき指輪。装備者が与える炎ダメージに+2の修正を与え、更に装備者がシャーマン技能を持つ場合、無拡大の<ファイア・ボルト>を精神点消費なしで発動できる。 - 『不完全な管理者の杖』
- 1Hスタッフ 必要筋力6
『Designer』の石室内に安置されていた豪奢な杖――の中央部分。長さ60cmほどのスティックで、ヴィザルガに似た緻密な文様が刻まれている。装備者が唱える<ライトニング>の最終消費精神力を-1、打撃力を+R10。 - 『デザイナーのノート』
- 2Hメイス 必要筋力1 攻撃力修正±0 打撃力R10 クリティカル12
青色の羽毛生命体が所有していた、<Designer>のものと思われる辞典サイズの金属装丁本。凄まじい魔力を秘めているが、その内容は未だ不明。また開くことができず、内容を読むことができない。
全員が使用可能 †
- 雷の石
- 『嵐の島』において、電撃を帯びた水から雷の力を取り除き、蓄える性質を持つ青い石。
いつでも任意のタイミングで使用でき、生命3点と引き換えに、器用、敏捷、知力を+6する。効果時間は1R。3回まで効果は重複する。セッションを通して何度でも使用できる。 - 命の石
- 『嵐の島』において原住民がその力の寄り処としている赤い石。生命の鼓動を感じる。
所持している間、生命点の最大値に+4点の修正を与える。セッション中1回のみ、生命点が0以下になっている時、任意のタイミングで生命点を1に戻し、かつ転倒状態から自動復帰できる。 - 精神の石
- 『嵐の島』地下遺跡において入手した黄色い石。精神の波動を感じる。
所持している間、精神点の最大値に+6点の修正を与える。
現在持出不能 †
- 『針』
- 嵐の島の管理者が作り出した、パスツェル研究データの大部分が詰まっていると思われる針。非常に緻密なルーン文字が刻まれている。黒の水に突き刺すと、黒の石を作り出すことができる。
- 黒の石
- 島の研究データを元に再現されたパスツェル。使用すると割れてしまうなど、本物には至らないものの、それでも莫大な力を秘めている。
戦闘の宣言時または生死判定の前に使用することが可能。そのラウンドの間全ての能力値を+24し、生命点と精神点を全快させる。
ラウンドの終了時に効果も終了し、その時点で再び生命点と精神点を全快させる。他の石とは同時に使用できない。
島内の組織的勢力 †
『嵐の島』に存在が確認できている一定以上の規模を持つ勢力です。
赤オーク部族『テンペスト』 †
友好度:非友好的
赤い肌を持つオークです。レングラート地方で知られているオークより肉体的、精神的にあらゆる点で優れており、バーサークを行うことを厭いません。しかし代償にというべきか、神への信仰を失っているようです。
また「女性」が存在しないという、種族として歪な性質を持っています。
『テンペスト』穏健派 †
友好度:中庸
『精霊の刃』クレトスが率いる一派です。
『テンペスト』の一般的なオークほど気性は荒くなく、温和で異端な者達が属しています。
女性に一定以上の興味はあるようですが、かといって無闇に襲い掛かるというわけではなく、十分な対話が可能です。
主に【寺院】に拠点を置いているのが確認されています。
キメラ人間『カオス』 †
友好度:中庸
人間の特徴を一部残しつつも、動物や魔獣の姿を色濃く持つ種族です。
「獣80%人間20%」ほどの状態と「人間80%獣20%」ほどの状態の姿を持ち、それぞれで異なる能力を持つようです。
任意の変身により双方の姿を行き来することができますが、ある方法により強制的に変身させることも可能なようです。
『命の石』を重要なものとしているらしく、彼女らの集落には決まって『命の石』の柱が存在します。
また「男性」が存在しないという、種族として歪な性質を持っています。
しかし他種族の助けを借りずとも、その個体数を増やすことが可能なようです。
『ブルード・マザー』 †
友好度:不明(敵対的の可能性あり)
『カオス』の一派閥のものと思われる名前です。古代語での綴りはBrood Mother、意味は“卵抱く母”です。
蟲使いを有しており、それをもって『テンペスト』および『カオス』との交易妨害に動いたのが、この勢力だとする考えがあります。
名前以外に詳細はほぼ不明ですが、警戒すべきでしょう。
出現した特殊なNPC †
友好的 †
『石壁親方』ガルグ †
ストーンメーソン7 アーキテクター5 ブラックスミス3
拠点建設隊のリーダーとして起用されたドワーフの男性です。
自分の目で見たものしか信用しない、という職人気質の男で、気難しいところが多分にあります。
とはいえその腕は確かであり、拠点の増築などでは頼ることとなるでしょう。
『羽毛生命体』ザウガルスト †
『羽毛生命体』ザウガルスト
Zawgalst, The Featherfull One
ML6 敏4 攻13 打22 回避13 防13 生32/32:18 精32/32:18
もっふもふ:ダメージロールを受ける時、それはクリティカルしない。魔法ダメージを-2。常動
愉快な森の仲間の召喚:ぷちトレントを召喚する。
ほんわかアロマ:ラウンド開始時、敵全員の精神点に抵抗不能の1点ダメージ。
直立歩行する巨大なフクロウのような生き物です。栗色の体毛をしています。
言語は話しませんが、道具を扱う、特定の固有名詞やフレーズは岩に彫ることで筆談に使えるなど、それなりの知能を持っているようです。
遭遇時は『風紡ぐもの』ヴィーアシエルを守るようにして調査隊の前に立ち塞がりましたが、餌付け、ヴィーアシエルの治療などにより、一定の友好は獲得できたようです。
彼以外にも「仲間」がいるようです。また、赤いオークとは敵対的な関係にあるようです。
――が、詳しいところは言語を話さないため、明確ではありません。
【拠点】近くの【雷の川】沿いで釣りをしている姿が拠点駐留者の間でよく目撃されています。
『雷刃』ナーデウス †
『テンペスト』の若い赤オークで、精霊戦士の一人です。
小遺跡――オークの戦士達の魂が眠るという石室にて、冒険者達に助けを求めました。
正確なところは不明ですが、言動から穏健派に属しているものと思われます。
すぐ熱くなる性格ですが、礼儀正しくもある性格のようです。
中庸的 †
『精霊の刃』クレトス †
Cretos, Blade of The Elements
ML8 敏24 攻19 打20 回避19 防11 生22/22:18 精22/22:18
石の精神:達成値20以下の精神状態異常無効
精霊魔法の行使:精霊魔法7レベルまでを魔力9で行使
精霊剣:MP4点を消費し、ダメージに+4、ダメージを-4して全体攻撃のどちらかを選択可能
精霊の癒し;MP2点を消費し、HP4回復
赤オーク部族『テンペスト』穏健派のリーダー的存在です。
独特の精霊術を使いこなし、また、卓越した武技の使い手でもあります。
何人かの弟子を取っているようで、ヘルディオスはそのうちの一人のようです。
武人らしい性格であり、老獪な言葉を操るため、その声には重みがあります。
交渉隊との接触に際し、拠点建設の際に攻撃を行わないこと、また使者を立てることを約束してくれました。
主に【寺院】を拠点としているようです。
『探求の一矢』ヴォージン †
すらりとした、他の赤オークに比べ頭ひとつ抜けている背丈を持つ『テンペスト』の赤オークです。
変わった弓を背負っており、荒々しい雰囲気はなく、精悍な印象があります。
拠点建設の際、5人ほどの一団と共に見張り役としてやって来ました。
一見した性格はやや淡泊な気があり、彼が師と仰ぐクレトスと似て武人めいたところがあります。
『蒼き雷虎』ヴェンを友として連れ歩いています。
主に【寺院】を拠点としているようです。
島内の探索を行うに辺り、支障のない範囲内で助言などの協力を得ることができます。
『二つ名不明』ローカス †
『テンペスト』所属の比較的小柄な赤オークで、飄々とした態度に一風変わった言葉を操り、腰に2つの石の手斧を帯びています。
目や鼻が利くようで、恐らくは斥候のような役割を負っているものと思われます。
実力はそこそこはあるようですが、具体値は不明です。
『雷閃』シャンガ †
『テンペスト』の若い赤オークで、精霊戦士の一人です。
小遺跡――オークの戦士達の魂が眠るという石室にて、冒険者達に助けを求めました。
落ち着いていますが、用心深くもある性格のようです。
『風紡ぐもの』ヴィーアシエル †
Virsiel, The Wind Weaver
ML6 敏36 攻18 打12 回避19 防11 生16/16:15 精22/22:16
シェイプシフト<ライトニング・コアトル>:能力多数付与 常動
ライトニング・マニューバ:飛行 常動
ライトニング:一直線上に魔法16点ダメージ
ライトニング・ニードル:物理12点+魔法9点の絶対命中攻撃
キメラ人間種族『カオス』をまとめるリーダー的存在です。
調査隊と接触、その際にかつて治癒を受けたことに感謝を示し、拠点建設の際に攻撃を行わないこと、また使者を立てることを約束してくれました。
ただし、命の石の提供の代わりに、アーベ公国が『テンペスト』と結んだ取引と同価値の取引をこちらに提供すること、という取引も要求するなど、リーダーとして『テンペスト』との対決を見据えた考えも十分に持ち合わせています。
灰色肌のガルハドラじみた人間の姿と、灰色の飛竜のような2つの姿を持ちます。
爬虫類じみた頭部に、皮膜の翼。人間の女性的な胸部、胴部に、下腹部から下は蛇。
その姿は神紀文明時代に存在したと言われる翼持つ蛇「コアトル」に酷似しているようにも思えます。
体色は全体的に灰色で、石のような硬さを思わせる鱗に身体の一部が覆われています。
現在負傷中で、生命点が大幅に低下しています。
主に【『カオス』の集落】を拠点にしているようです。
『狂乱の炎』クリエムヒルト †
Criemhilt, Fury of Blaze
ML6 敏4 攻14 打22 回13 防13 生32/32:18 精32/32:18
もっふもふ:ダメージロールを受ける時、それはクリティカルしない。魔法ダメージを-2。常動。
狂乱の炎:炎属性ダメージを受けた時に発動する。クリエムヒルトのMLを12、敏捷を18に上昇させる。全判定、目標値がそれに伴い上昇する。通常攻撃は炎属性物理ダメージとなる。反応:暴力的になる。精神効果:目標値20。
火柱の召喚:「狂乱の炎」を受けている時に行使する。周囲30mに存在する対象は1d6。5以上の場合、精神抵抗目標22で炎属性魔法ダメージ20点(抵抗16点)を受ける。手番消費なし。
自然の加護:6レベルまでの精霊魔法を魔力9で詠唱、身振り手振りなし、手番消費なしに行使可能。「狂乱の炎」を受けている時、6レベルではなく8レベルまで、魔力12で行使可能になる。
直立歩行する巨大なフクロウのような生き物です。赤色の体毛をしています。
その3m近い巨体の割には非常に臆病な性格で、自分より遥かに小さい相手にも怯えて縮こまる姿が見られます。
知能は高く、言葉を操りはしないものの理解はしている風であり、非常に豊かな感情を身振り手振りで表現します。
『羽毛生命体』ザウガルストと体色以外は全く瓜二つの姿であり、しかし彼(彼女?)を極端に恐れる傾向があります。
しかし、文字通り『火が点く』と、その様相は一変します。全身が燃え盛る――まるでフェニックスのような姿になると、金切り声のような鳴き声を上げ、目を血走らせ、目に付く全ての動物に対し攻撃を行います。
この暴走状態は日中の日差しに長時間当たることでも発生するため、現在彼(彼女?)は、拠点近くの【雷の川】の岸から木製の浮き輪を浮かべ、そこに【漬けられて】います。
見知らぬ人が近寄るとひどく怯えますが、なんだかんだで【拠点】の住人以外は近寄らない環境になったため、却って気は楽そうです。
友好不明 †
『二つ名不明』ガグ †
骨飾りをじゃらじゃらと大量に身体や衣服へ結わえ付けている『テンペスト』の赤オークです。
ニタニタとした気味の悪い笑みを浮かべているのが特徴です。
拠点建設の際、10人ほどの一団と共に見張り役としてやって来ました。
『二つ名不明』青色の羽毛生命体 †
『羽毛生命体』ザウガルストや、『狂乱の炎』クリエムヒルトと同じ種族であると思わしき、直立歩行するフクロウのような生物です。
全身が鮮やかな青色をしているのが特徴であり、また前二匹と違って、どこか落ち着いた佇まいを持っています。
<コンシールセルフ>類似の能力、<シースルー>類似の能力を使うことが判明しています。
また、『テンペスト』と交流があるようです。
『二つ名不明』イオス †
幾つもの輪っかを重ね合わせたような姿をしている、ゴーレムと思しき金属稼働物です。
地下の遺跡、中央区画に鎮座し、その核である白い球体を淡く輝かせています。嵐の島において、アドミニストレーターの代理を行う人物をサポートする機能も持ち合わせているようです。現在は魔力不足でスリープモードに入っている模様。
古語を話すことから、ある程度の知性を与えられていることが分かりますが、動力源が不足しているのか、その動作、および発声は緩慢です。
『二つ名不明』四足竜型魔獣のカオス †
【街遺跡】でテンペストとカオスが戦闘を行っている際に重傷を負って離脱したのを発見。治癒することで手助けを行いました。無事に戦場から離脱できたものと思われますが、以後の消息は不明です。
『二つ名不明』クーテ †
二足歩行の半獣半竜タイプのカオスです。
【採石場】が蟲に襲われた際に行方不明になったドワーフ作業員を捜索に出た冒険者が【湿地帯】にて遭遇し、行方不明になった作業員をペットにする、なとど言って拘束していました。要請の結果、作業員は穏便に開放してもらったとのことです。
作業員の証言やクーテ本人の発言から、【採石場】を攻撃した蟲使い本人であり、また『ブルードマザー』勢力の一員である可能性があります。
『二つ名不明』ゼンガーラント †
竜のような、亀のような姿をした、体高15m以上、体長30m以上の巨大な生命体です。
【湿地帯】にて遭遇報告がありますが、詳細は未だ不明です。
敵対的 †
『石研ぎし者』ヘルディオス †
Helldious, The Stone Sharpener
ML6 敏30 攻18x2 打14x2 回18 防9 生22/22:16 精17/17:15
ライトニング・リフレックス:器用、敏捷、知力+12 常動
エレクトロキュート:宣言タイミングに1人対象に<弛緩撃>
ライトニング・エンレイジ:宣言タイミングに任意切り替え 器用+12、筋力+24、敏捷-12 行動束縛、精神効果を除去、無効化
第一次先行調査隊が遭遇した『赤いオーク』です。薄青の雷光を纏い、目にも留まらぬ速度でソウルブランドに似た2刀を操ります。
斃され、死体はルアーブルにて『ブリザーベイション』状態で保管、調査されています。
身に着けていた武具、所持品は賢者の学院で調査中です。
『大地を揺るがす』ザッハルグ †
まるで廃船のような巨躯を持つ『テンペスト』の赤オークです。
寡黙で落ち着きを持っているその姿は、巨像のようでもあります。
拠点建設の際、10人ほどの一団と共に見張り役としてやって来ました。
また、現在のところ、『テンペスト』との交易品の取引において、その輸送を担っています。
『石研ぎし者』ヘルディオスとは友人であったらしく、それを打ち倒した冒険者達に敵意を抱いています。
その巨体通りに一撃が非常に重いパワーファイターであり、『雷の石』の使用にも長けているのか攻撃も素早いという恐るべき戦士です。
『海賊竜』オーデンルグ †
Ordenlg, The Sirenia Dragon of Pirate
嵐の島の周辺海域を回遊していると思われる首長竜です。
詳細は不明ですが、遠間で見てもその体長は恐るべきものであり、遥か昔から棲息している可能性があります。
現在のところ、唄のような鳴き声で同じ水棲生物を大幅に強化する能力や、それらを指揮する能力を有していることが推察されています。
一般モンスターデータ †
執政官のお部屋 †
限定執政官ベイン=フェンタールとアトリー=アウザストラのお部屋です。
近況 †
「――今から行う実験の内容および関連物は、出禁のものとするよ」
嵐の島、研究棟。
その最奥の一室に集まった、嵐の島に出入りするAランク以上の冒険者の前で、ベイン=フェンタールはそう宣言した。
「もし漏れることがあったら、相応の処置を取らせてもらうからそのつもりで。 ――ストリーネ女史」
「はい、これを」
「ありがと」
ベインの前のテーブルに、後ろで控えていたストリーネが3つのものを置く。
小さな銀皿。『黒の水』が入ったガラス容器。『針』。
「――こっちについては、何人かは知ってると思う」
ベインがまず、黒の水を示して言った。
「肉体に触れるだけで精神に干渉する力を持つ黒い液体。原住民の姿を模すこともできる、謎の多いものだ。恐らく、島の地下の至る所に媒介していると僕は予想している」
そして、容器の蓋を開け、銀皿の中に黒の水を落とした。
黒の水は、とぷん、とスライムを思わせる粘性のある流れで皿の上に薄く広がる。
「――これは、先日、ある冒険者が発見したものだ」
ベインが次に示したのは、針。
「一見すると太い裁縫針だけど、よく見ると緻密なルーンが無数に刻まれている。詳しい内容は調査中だけど、多分、僕達には到底理解できないだろうね。これを――」
針を手にしたベインは、その先端をゆっくりと黒の水に近付けた。
冒険者達が見守る中、針が黒の水に触れる。 ――瞬間、きゅうっ、と黒の水は一つの球体――黒の石に変化し、ころん、と皿の上を転がった。
ベインは無言で黒の石を摘み上げて、光に掲げる。
吸い込まれるかのような独特の光沢。虚無のような黒一色でありながら、渦巻くような動きが表面に見て取れるそれ。
――まさか。
――そんな。
――ナインズよ。
冒険者の幾人かがそう漏らす中、ベインははっきりと告げた。
「これがこの島の実験――パスツェルの再現だ」
執政官への意見箱と励ましのお便り †
依頼に対する意見や今後の方針への助言をどうぞ。
- 次回はいよいよ本格的に拠点建設を開始することになりますが、その前に『羽毛生命体』の勢力に接触しておくことを進言いたします。 『羽毛生命体』は『赤いオーク』と敵対的な関係を持っており、また状況的な推察から『キメラ的生命体』との関係があるとみられます。 彼らは限定的な形ですが私たちと交流をすることができ、食物や文化もある程度共通しています。 また『羽毛生命体』の一人、ザウガルストからその勢力に案内してくれるでしょう。 -- メーヴェ? 2013-05-19 (日) 15:29:47
- 以上のことから利点としては 1赤いオークへ対する共闘の可能性。積極的に戦闘に参加してもらわなくとも、情報の点から協力が出来る。最低でも中立に持ち込めるだろう。 2拠点を立てる事前に知らせることで彼らとの不必要な争いを避けられる。 3彼らが何らかの資源や技術を持っていれば、それを目当てに交易が可能となる。 -- メーヴェ? 2013-05-19 (日) 15:30:28
- 懸念材料としては ・こちらを侵略者と見做される可能性。 ・現時点で接触している『羽毛生命体』はザウガルストのみであるため『羽毛生命体』全体の方針・特徴とかけ離れている可能性がある。 もっとも以上の二点は少なくとも勢力と接触することで緩和が可能かと思われます。 -- メーヴェ? 2013-05-19 (日) 15:30:55
- 彼らの接触の際の対策としては、嵐の島に存在しない珍しいものを持っていくこと(不溶氷や水の化石、金銀宝石類などの貴重品、チョコレートや酒、煙草、菓子類などの嗜好品) 更に、嵐の島の住民はソーサラー技能について無知な可能性があるためソーサラーの力を示すことで『赤いオーク』へ対する強力な力になると印象付けさせられると思われます。 実際『赤いオーク』はソーサラー魔法について無知でした。 -- メーヴェ? 2013-05-19 (日) 15:31:30
- 私見として『羽毛生命体』のような友好的になりうる現地の知的生命体については極力彼らの平穏を脅かさないようにすべきと考えます。 島はライトニングを帯びた雷雨に晒される過酷な環境であり、彼らのように雷雨に耐性を持ち、さらに知性を持つ者を敵に回せば手ごわい障害になるでしょう。 現状敵対する可能性のかなり高い『赤いオーク』という問題がある以上、二正面作戦は過酷といえます。 また協力関係になれば現地の資源や環境を十二分に活用することができ、島の開発や交易の大きな力となりうるでしょう。 -- メーヴェ? 2013-05-19 (日) 15:32:08
- 赤オークのクレトスは交渉に足る相手であり、彼との交渉により、近隣の赤オーク部族『テンペスト』と諍いを起こすことなく、拠点建設にこぎつけることが出来た。しかし、赤オークと我々の間は、「交渉/交易可能な中立の立場」を維持しており、それは今後も続けるべきだ ―― 少なくとも、島の状況がよりよく見えるまでは ―― 。そして、この中立の姿勢は、羽毛生命体およびキメラ生物とも、交渉し結んでおくべきである。 島の諍いに巻き込まれずに、島の探索を行い、平和裏に諸問題を解決するフリーハンドを維持しつづけるためには、今は『全方位中立』と『島の人物と、個別に友好を深めていく』という方針で進めるのを進言する。また、進言した方針に則り、俺は、クレトスおよび赤オーク部族『テンペスト』との関係性構築を主として動こう。 -- ソル? 2013-05-27 (月) 02:54:13
- カオス集落へのマーケティング調査報告 嗜好品類や食糧は好評、逆に宝石や衣類などは彼らの文化に不必要なもののようでした。彼らは外洋に出ることもないため航海用品なども販売は困難かと思われます。 逆に彼らは動物の皮革や毛皮、宝飾類は不要・あるいは価値を低く見ているため交易対象として有力な資源だと思われます。現地の珍しい生き物なども候補となりうるでしょう。 -- メーヴェ? 2013-06-19 (水) 14:49:46
- 拠点がある程度安定してきたら、島の探索を再開すると思われるので、探索ルートの候補をいくつか上げておきます。 1:小舟などを用いて島の外周を一周してみたいところです。 島の大きさが把握できればどれくらいの移民が住まわせられるか、資源の量はどれほど見込みがあるかの概要が掴めるのと、奥地への探索よりは比較的難易度が低いと思われるからです。 ただし報告にあった『海賊竜』の存在など懸念材料はやはりあります。 -- メーヴェ? 2013-06-19 (水) 14:55:24
- 2:拠点のある雷の川添いに上流を探索。 やはり水源の調査は重要なのと、川沿いならば迷うこともないこと、小舟などを用いれば比較的移動や運搬が容易なことが理由として挙げられます。 -- メーヴェ? 2013-06-19 (水) 14:58:24
- 3:以前発見した、西の山にあった遺跡の探索です。 状況からして<人>の遺跡に思われ、肉体変質魔法の施された生物や加工された雷の石・命の石など、この島の謎を解明するヒントとなるものの痕跡がありました。休憩地点となりうる設備があり、更に現地住民の支配領域とは関係がなさそうなこともあり、内部の状況にもよりますが探索しやすい場所と考えられます。 -- メーヴェ? 2013-06-19 (水) 15:02:18
- あとこれはわたし以外の探索者へのリクエストなんですけど、 赤オーク側にもマーケティング調査を行ってほしいですね! 交易に有力な資源や商品の把握として。 さしあたっては穏健派が存在するという「寺院」へ食料や装飾品を送るのがいいかなと。 武器類など戦争に提供できるものはダメですが、非戦闘用のコモンルーンなどは貴重品と交換するのにうってつけかも。 -- メーヴェ? 2013-06-19 (水) 15:06:00
- オーデンルグの歌で海から拠点が攻撃されることがわかったので、沿岸の海底を調査したいです。リスクはありますが、いずれ港などを作る際には必要となることですし、食糧確保、安全性確保の面からも有用と思います。 またオーデンルグの巣が近海に存在すると推定できるので、そこを探索することでオーデンルグ対策のヒントが得られると思います。 ただし夜になると海は雷で荒れるので、雷対策の研究が進んでからやるのがいいと思います。 -- メーヴェ? 2013-07-22 (月) 01:07:49
- 一つ、思い出した事を。 テンペスト達は青い石、赤い石以外にも天石、地石などといった石材を使っているようです。 採石場が欲しければ、寺院のテンペスト族にそういった場所の位置を聞いてみるというのも一つの手かと。 無論、ただで教えて下さるとは考え辛いので何らかの交渉が必要になるでしょうが・・・ -- ホルスティーネ? 2013-08-03 (土) 02:39:17
- 謎だらけの嵐の島の中でもとりわけ謎の多い羽毛生命体。 この島の謎を解くための重要な鍵の一つと思われるので、観察日記をつけることにします。
●ザウガルスト(栗色)
・対人関係:カオス寄り、テンペストが嫌いな様子。青い羽毛生命体のことを嫌っている様子。
・石などへの反応:精神の石を好み、近づけると暴走しそうな兆候を確認。、安全のためそれ以上は近づけず。また精神の石の入手先である黒い水の断片を近づけると断片が激しく反応した。命の石に対しては無反応。雷の石は嫌いな様子。
・能力:精神の石との関係から、「精神のないものに精神を与える」という能力だと思われる。(セージ達成値22結果)ぷちトレントも植物に精神を与えることで味方につけていると考えられる。
・気になること:定期的に行方をくらませて、どこかへ姿を消し、また戻ってきます。ひょっとしたら巣のような場所へ帰っているのかもしれません。跡をつけてみたいところです。
・その他:必要筋力30ほどの巨大な釣竿を所有。釣りへの達成値+2の効果の特別製(魔法はかかってない)。ただし釣りは下手。
●クリエムヒルト(赤色)
・対人関係:仲間はいない様子。人見知りが激しく、臆病。特にザウガルストに対して異様に恐怖する。
・石などへの反応:火や命の石を好み、近づけるとフェニックス化し暴走する。精神の石、雷の石に対しては無反応。
・能力:激しい炎を発生させる。常人がこの炎に飲まれれば命はないだろう。
●青い羽毛生命体
・対人関係:ガグと行動をともにしていたことからテンペスト寄りだと思われます。
・石などへの反応:不明
・能力:インビジリティ、あるいはコンシールセルフに似たような術で姿を消してしまう。またシースルーに似たような術でこちらを監視していた。カウンターセンスの効果があったことから魔法的なものと断定。
追記:ウインドスレイヤーや炎の指環などは生命の石が素材に使われていますが、見せてもクリエムヒルトが暴走することはありませんでした。よって加工の際に暴走の条件が失われるようです。-- メーヴェ?
追記2:テンペストの祭司長ガグがテンペスト全員に羽毛生物を傷つけるてはならない、という命令を出しているようです。ただそれ以外のことは何も下の方には言われておらず、羽毛生物は機密かつ重要な立ち位置にあると思われます。-- メーヴェ?
依頼 †
SandBox/嵐の島/依頼
SandBox/嵐の島/依頼/拠点拡張履歴
実績 †
キャンペーン『嵐の島』において冒険者達が達成した実績です。
“Sharpen than Sharpen ―― ヤツよりも鋭く” |
『石研ぎし者』ヘルディオスを撃破した |
“Assume Here a Campground! ―― ここをキャンプ地とする!” |
【拠点】の基盤を完成させた |
“Power of The Three ―― 3つの力” |
【赤の石】【青の石】【黄色の石】を獲得した |
“Fire Fighting ―― 消火活動” |
『狂乱の炎』クリエムヒルトの火を消火した |
“Economic Diplomacy ―― 経済的外交” |
『テンペスト』と『カオス』双方との交易を同時に開始した |
“Cross The LIGHTNING ―― 雷の川を渡れ” |
【小さな川港】の建設を完了した |
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