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言語ルール
レングラートでの言語習得のルール †
言語習得のルールは、SWの基本ルールと同じです。また、冒険者技能「セージ」「バード」を所有する場合など、以下の条件によって、追加の言語を習得できます。
追加言語習得ルール †
- ソーサラー、シャーマン、プリースト技能は、それぞれ『魔法言語』を自動的に習得します。
- ソーサラー技能は、『古語』の「読み書き」「会話」を自動的に習得します。
- セージ技能は、レベルが上昇するごとに、魔法言語・遺失言語を除く言語の「読み書き」「会話」から1つを選んで習得できます。
- バード技能は、レベルが上昇するごとに、魔法言語・遺失言語を除く言語の「会話」から1つを選んで習得できます。
- セージやバード技能を習得しなくても、地方語・種族言語・NPC言語を、「読み書き」「会話」をそれぞれ【社会点25点】で覚えられます(読み書き会話両方共を習得するには社会点が50かかるということです)。
- ただし、社会点を費やして覚えられるのは3言語までです。なお、魔法言語・遺失言語は、この方法では習得できません。
ただし、「レングラート」では、【社会点】を使用することで、言語の「読み書き」「会話」を覚えられます。(※2言語まで。モンスターの言語、古語、魔法言語を除く)
母国語について †
PC種族の母国語について、一覧を掲載しています。
種族名 | 生まれ | 母国語 |
人間 | ― | 地方語(共通語を含む) |
ハーフエルフ | 人間社会生まれ | 地方語(共通語を含む) |
エルフ社会生まれ | エルフ語 | |
エルフ | ― | エルフ語 |
ドワーフ | ― | ドワーフ語 |
クラケット | ― | 地方語(共通語を含む) |
パクタック | ― | パクタック語 |
フェンラン | ― | エルフ語(訛りが強いです) |
オーク | ― | 地方語(共通語を含む) |
ボーンレット | ― | ボーンレット語 |
ライグル | ― | ライグル語 |
セージブロッサム | ― | エルフ語 |
NPC種族の母国語 †
なお、エンファータ大陸の共通語は、レングラートの人間言語と同一のものです。ですので、人間社会の地方語を母国語に持つキャラクターは、母国語として共通語を選ぶことが出来ます。その場合、初期言語は共通語しか得られませんが、知力6以上で共通語の読解が可能になります。
様々な言語の解説 †
様々な言語について、解説しています。
地方語 †
エンファータ大陸の人間達が日常的に使用している言葉には、方言などの細かな区別を無視してもなお膨大な種類があります。それらを細かく分けることに意味はないため、大まかに、「大国や地方ごとに地方語がある」と覚えておけば問題ありません。
ただし、地方語はあくまでキャラクター設定上のフレーバーであり、基本的に人間社会では共通語で通じるということを念頭に置いてください。GMは、地方語によって、セッション進行に支障がでないようにしてください。
種族言語 †
エンファータ大陸には無数の知的種族が暮らしており、その中には独自の言語を発達させているものも少なくありません。人間との交流が盛んな種族ならば共通語が通じるケースもあるでしょうが、多くの言葉を知っておいて損はないでしょう。
中にはその種族でなければ困難な音を持つ言語もあり、他種族が習得した場合は「意思疎通は可能だが稚拙」というレベルにしか到達出来ません。
言語名 | 文字の有無 | 解説 |
エルフ語 | ○ | エルフ氏族の他に、フェンランたちも使用する言語です。地域や種族によって幾つかの方言があります。 |
ドワーフ語 | ○ | ドワーフたちの使用する言語です。場所によって方言程度の違いが発生します。 |
パクタック語 | × | パクタックたちの使用する言語です。喉袋を利用した独特の旋律を用いた会話を行います。求愛行為等で大きく膨らませていたと言われていますが、現在はあまり大きく膨らませることはしません。 |
リザードマン(グリィラル)語 | × | グリィラルたちの使用する言語で、ルールブックのリザードマン語と同じ言語です。爬虫類独特の骨格による発音があるため、他種族には発声できない単語が存在します。 |
ボーンレット語 | ○ | ボーンレットたちの使用する言語です。手振りも併せることで語数を減らせる言語で、ボーンレットたちは戦闘時に、非常に短い言葉で複雑な行動を指示し合います。これは俗に「戦闘言語」と呼ばれていますが、他の種族の者が使いこなすのは非常に困難です。 |
ライグル語 | × | ライグルたちの使用する言語です。遠吠えのような長い声の中で繊細に旋律を操る事により、その遠吠えに意味を持たせ、離れている相手と意思の疎通を行う事もできるそうです。 |
古語(古代文明語) †
神話時代に使われていたとされる言語です。エンファータ大陸に残る遺跡に書かれているのは、この文字です。また、遺跡にいる魔法生物が使用しています。
ソーサラー技能にとっては必須で、自動的に古語の会話・読解が可能になります。もちろん、セージ・バード技能でも習得可能ですが、ルールブックの記述のように、セージ技能習得時に最初にこの言語を習得する必要はありません。
NPC種族の言語 †
以下の言語は、NPC種族やモンスターが使用する言語です。
なお、この言語は、社会点によっては習得できません。習得にはセージ技能かバード技能が必要です。
言語名 | 文字の有無 | 解説 |
下位ガルクラン語 | × | インプ、グレムリン、マーシュマン、コボルト、ゴブリン、ボガード、サハギン、ギルマン、オーガーなど、深淵に従う種族たちがコミュケーションを取るための共通言語です。文字はなく、会話のみで、また、片言程度の会話しかできません。(例:「アレ ウバエ」とか) |
上位ガルクラン語(※取得制限あり) | ○ | ガルクラン(ドラグ、レイブン、メタモルス、アタナトイ、ペトラ)が使う言語です。下位ガルクラン語を習得し |
ゴブリン語 | × | ゴブリンや、ホブゴブリン、ボガード、コボルトの使用する言語です。元々はエルフ種の言語からの派生言語で、それを独自に変化させ、自分達の言語にしました(日本の漢字を変形させていったカタカナのようなものです)。 |
マーマン語 | × | マーマン、テルキーネス、サハギン、ギルマンたちの使用する言語です。 |
ケンタウロス語 | × | ケンタウロスたちの使用する言語です。 |
ジャイアント語 | × | オーガや巨人たちの使用する言語です。 |
インプ語 | × | インプ、グレムリン、マーシュマンたちの使用する言語です。 |
ハーピィ語 | × | ハーピィたちが使用する言語です。 |
ミノタウルス語 | × | 恐らくミノタウロスだけが使用する言葉です。 |
魔法言語 †
以下の言語は、魔法を使用するのに使用します。
それぞれ、ソーサラー技能、シャーマン技能、プリースト技能、ドラゴンプリースト技能によってのみ習得できます。
言語名 | 文字の有無 | 解説 |
ルーン語 | ○ | ソーサラー技能習得者のみ(自動取得) ソーサラー技能の「呪文」を使用するための言語です。 中心となる「鍵」と呼ばれる単語の組み合わせと、それに多重に形容詞・助詞の役割を持つ単語を重ねて、同時に複雑な複数の意味を表現する言語体系で、会話より文字でその真価を発揮します。日常会話には不向きです。 |
精霊語(サイレント・スピリット) | × | シャーマン技能習得者のみ(自動取得) シャーマン技能の「呪文」を使用するための言語です。 語彙のほぼすべてが、自然に元から存在しているものに限られています(そうじゃないと精霊が理解できない)。そのため、日常語に比べればかなり不便ですが、意思の疎通も可能で、精霊とコンタクトをとることもできます。 |
神聖語(ホーリー・プレイ) | ○ | プリースト技能習得者のみ(自動取得) プリースト技能の「奇跡」を使用するための言語です。 神聖語を使う者同士の日常会話にも使用できますが、基本的に装飾過剰・儀礼的な言語で、不向きです。また、神に助力をお願いするための言語ですから、人相手に使うのは不謹慎と考えられています。 |
暗黒神聖語(デーモン・スクリーム) | ○ | ダークプリースト技能習得者のみ(自動取得) ダークプリースト技能の「奇跡」を使用するための言語です。 暗黒神聖語を使う者同士の日常会話にも使用できますが、基本的に装飾過剰・儀礼的な言語で、不向きです。また、神に助力をお願いするための言語ですから、人相手に使うのは不謹慎と考えられています。 |
〈竜〉語(ドラゴン・ロアー) | ○ | ドラゴンプリースト技能習得者のみ(自動取得) ドラゴンプリースト技能の「破力」を使用するための言語です。 ドラゴンの咆哮のような力強い響きの単語で構成される言語です。日常会話に使用できるものなのかは明らかになっていません。 |
遺失・非存在言語 †
以下の言語は存在が確認されていません。存在しないものと考えてください。そのため、セージ技能、バード技能、社会点、その他いかなる方法によっても習得できません。
言語名 | 文字の有無 | 解説 |
フェアリー語 | ○ | 存在しません。 状況に応じて、エルフ語やオリジナル種族語、また共通語などに読みかえて下さい。 |
上位ケンタウロス語 | × | 存在が確認されていません。 |
上位ジャイアント語 | × | 存在が確認されていません。 |
修正ログ †
関連カテゴリ †
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