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バード技能
'''バード技能は、遺跡から出土される古代の「呪楽器」という楽器を扱います。この楽器はマジックアイテムであり、意思はありませんが、使用者を選びます。バード技能を持つ人々は、この楽器に選ばれた人々なのです。バード技能の才能がない人が呪楽器を使っても、あまり音の良くない楽器でしかありません。しかし、楽器に選ばれた人(バード)が使うと、音色が増し、また、呪歌という魔法の力を持った特別な旋律を奏でることも可能となります。
バードの「呪歌」を使うには、この呪楽器が必要です。呪楽器自体は、遺跡から時折見つかるもので、種類も様々です。また、普通の人にとっては音の悪い楽器でしかないためか、結構安く市場に流れているのも特徴です。'''
バード技能について †
呪歌の使用について †
フォーセリアのバードと大きく違う点は、呪歌に自由な言語を使用できるという点です。(フォーセリアのバードは、上位古代語の歌を暗記してそれを歌っているだけでした)
呪歌使用時の制限に関して †
- 両手に楽器以外を持ってはいけません。
- 自由に言葉を発することが可能な状態でなければいけません。
- 呪歌用に設定した楽器を使う必要があります。
演奏中の行動について †
- 演奏中は、1ラウンドにつき3mまでしか移動できません。演奏中他者に移動させられた場合も、移動距離が3mを超えると呪歌としての効果は消滅します。
- 【集中】状態ではないので、ダメージを受けたりしても、演奏が途切れることはありません(気絶などした場合は別ですが)。
呪楽器について †
バード技能は様々な楽器を演奏することができますが、呪歌を使用する場合、ソーサラーの発動体のように、各PCごとに1つの楽器を設定しなければなりません。
エンファータにおけるバードの呪楽器は、様々な形状があります。『演奏者の意志でリズムか音階を刻むことが出来る楽器』なら基本的に何でも構いません。そのため、PCは楽器のデータを元に、それよりも有利にならない形状ならば、呪歌用の楽器として所持することができます。
呪歌をするための楽器のデータ的な条件は、以下のとおりです。
用法 | 2Hです。両手を使います。 |
価格 | 呪楽器購入には100rk〜のお金が必要です。 |
形状 | さまざま(タンバリン、カスタネット等リズムを刻めるならば音階を保てなくてもOKです。ただし草笛等、毎回その辺で入手できそうな物は不可です。(前提の100rk以上にひっかかります) ) |
呪楽器武器 †
用法 | 武器としての使用は1Hでも大丈夫ですが、呪歌使用時には必ず2Hとなります |
価格 | (武器の値段+呪楽器値段)×1.5 |
制限 | 武器の高品質化は出来ません。 |
社会点 | 10点 |
形状 | さまざま(例:弓とハープを組み合わせたものなど ) |
武器と呪楽器が組み合わさったものです。初めから武器と呪楽器の両方の用途で使えるよう、古代に作られたものもありますし、武器職人の匠が、呪楽器と武器を組み合わせてしつらえたものなどがあります。形状は様々で、弓とハープを組み合わせたものなどがあります。珍しいもののため、所有には社会点が必要です。
バード技能の追加アビリティ †
バード技能には、技能を取得した時に得られる「共通アビリティ」と、レベルが上がった時に呪歌の代わりに習得できる「選択アビリティ」があります。
共通アビリティ †
名称 | 基準 | 概要 |
<地域知識> | 知力 | ●いろいろな地域の世俗的な情報や俗説を収集することができます。 ●これによって得られる内容は、セージ技能の『知識判定』とは別種のものとなります。 もちろん、知りたいことによっては同一の結果となることもあるでしょう。 |
選択アビリティ †
名称 | 基準 | 概要 |
<聴音> | 知力 | ●聞いた音をそのまま記憶することができます。 ●判定方法はシーフ技能の「記憶術」と同様です。 ただし「記憶術」とは異なり、記憶できるのは音に限定されます。 |
<話術> | 精神力 | ●話すときのしぐさや会話術で聴衆の印象を良くします。 聞き込みなどを行うときも、話術に長け、好印象を抱かせるバードは有利な存在となるでしょう。 ●判定方法はバード技能+精神Bを基準に使用しますが、話術には自動的失敗も自動的成功もありません。 また、対象は自動的に抵抗判定し、その際は「一般技能も含めた最大技能レベル+精神B」で抵抗します。 抵抗に成功されると話術は一切効果を与える事はできません。 |
※抵抗に失敗した場合 やや好印象を持たれます。自分に得がなくても損が来ないならば協力的になってくれます。 | ||
※抵抗に成功した場合 話術の効果はありません。 | ||
いくら達成値が高くなっても対象を奴隷にしたり強制的に命令に従わせる事はできません。 抵抗者がその場でその気になるだけで、しばらくすれば、撤回する事も少なくありません。 |
関連カテゴリ †
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