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賢者の学院

エンファータにおける魔術師(ソーサラー)の高等学問組織です。エンファータ各地の主要都市にあり、ソーサラーセージが集って研究をしたり、また、そうしたものを育成しています。なお、互助組織としてはランダエもありますが、賢者の学院はより高度な研究・学問を行うための組織であり、ソーサラーセージの中でも優秀な者のみが入会を認められます。

この「学院」では、遺跡などから見つかる古代文明の知識・アイテムなどを収集し研究し、さらに、ソーサラー魔法のさらなる発展(古代文明記の知識・技術の復活ですが)のための研究などが行われています。また、かなり充実した図書館があり、ここは、ソーサラーセージ、認められた学者なども閲覧することが可能です。

組織の特徴 Edit

賢者の学院と国家 Edit

信者からの寄進や無償奉仕で成り立つテンプル、自分で稼ぐシーフギルド海賊団などと違い、賢者の学院は、各地の統治者と結びつくことでその勢力を拡大して行きました。そのため、国家と深い関わりを持っています。統治側としても、ソーサラーの魔法やセージの学問は深淵と対抗する際などに有用なため、積極的に資金援助するのです。

そのため、賢者の学院は国の首都や主要都市にあり、巨大な建物を擁しています。実際問題として、危険なマジックアイテムや貴重な蔵書・品物を守るためにはそのような堅牢な建物が必要ということでもありますが。

学びの場 Edit

賢者の学院では初等教育は行いませんが、ランダエなどから推薦されてきた有望な学生を受け入れるための寮があり、そこでは、ソーサラーになるための専門教育を行っています。また、通いでも大丈夫なようで、寮にいる人も、外出などは比較的自由です。遊び歩いて勉学が疎かになっても自分の責任ですしね。
また、ソーサラーになるのは狭き門で、ここの学生でも、学生は100人くらいいても、ソーサラーになれるのは毎年わずか数人、というのが普通です。

ランダエとの違い Edit

ランダエが私塾なら、賢者の学院は「研究のための大学」です。そのため、まずもって、規模や設備などの充実度ではランダエ学院には太刀打ちできません。また、ランダエの学問機能は、ランダエ長の性格と実力によって大きく変わります。

万巻の蔵書 Edit

賢者の学院は、各地の貴族が所蔵する書物や遺跡に収められていた書物を収集しています。それを研究することで、失われた知の発掘や新たな知の発見を目指すのです。この図書館は大抵建物の地下にあり、正メンバーであるソーサラーセージが閲覧できます。
なお、特別な許可があれば、メンバー以外の閲覧も許されます。

学院の階級と所属 Edit

  • 学院は「最高導師−導師長−導師−准導師ー助手(学士)ー学士」というヒエラルキー構造になっています。
  • 学院に所属する賢者(セージ)の場合でも「賢者長−賢者ー賢者補ー助手(修士)−修士」という形になっています。

学院のメンバーは、だれにでもなれるものではありません。上記の寮からソーサラーになった者も、希望する地のランダエを紹介されます。そこで、実践的に技を磨き、実力を磨いたものだけが、学院正メンバーとなれるのです(PCでいうなら、社会点とお金をはらうということ)。

レングラート地方賢者の学院 Edit

ソーサラーセージたちが集う賢者の学院は、都市の規模やその地の学問の伝統などがないと成り立たないものです。そのため、レングラート地方でも賢者の学院の数は極めて少なく、以下の都市にしかありません。

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