ホーム > マーピープル

マーピープル

マーピープル達は美しい声と、鱗やヒレ、エラなどといった魚のような特徴を併せ持つ人型の種族です。
船を駆り、交易を行いながら集落で旅する遊牧の民であり、乗馬(?)術に優れ、イルカやヒッポカンポスなどを飼いならし、海上で戦うことにかけては非常に優れています。
マイペースながら自由を貴ぶ性格であり、クオ＝ルートによって生み出された種族とされ、星霜の者に属しています。
しかし、フェンランとは異なり、自由には苦難がつきものという意識が強く、クオ＝ルート神への信仰は厚いものとなっています。
また、家族など親しいものへの情にも厚く、有事の際は非常に勇敢な性格になるなど、海の様に様々な顔へと変化する面があります。

種族特徴 †

種族スペック †

マーピープルの外見 †

　下半身が二股に分かれた魚の体であり、スレンダー。上半身は人間のような褐色や黄色い肌やマーマンのような青肌などを持ち、所々下半身と同じ色の鱗と背びれが生えており、腕は肘から手の先にかけてヒレと鱗、水かきが生えています。顔は基本的に人間に近いですが、頬にエラ、耳にヒレが生えており、足には発達した尾ひれが生えています。上半身の鱗やヒレは個体差があり、少ないものもいれば多いものもあります。耳ひれ、背びれ、尾びれ(足)だけは必ずどの個体にも生えています。

マーピープルの性格 †

　マーピープル種の性格は住んでいる地域によって多少異なりますが、基本的に普段はマイペースであり、近親への情に厚く、戦いの時になると勇ましい、といった特徴があります。普段はのんびりと漁をしたり歌や踊りを楽しんだりしていますが、集落が移動する時期になると危険もより増える為、多少娯楽にふけったりもしますが、気を抜いたりはしなくなります。

種族設定 †

マーピープルの誕生話 †

　マーピープルは元々1人の女性マーマン、いわゆるマーメイドだったとされています。
彼女は陸の<人>に恋をし悩んでいたところにクオ＝ルートが現れて問いかけた後、彼女の望みを聞いて陸でも生きられる体にしたそうです。
　そのマーピープルとなった女性は沢山の障害を乗り越えつつも無事男性と結ばれることができ、沢山の子をもうけました。
しかしその後、彼女たちはその見た目の為に陸に住む人々に追われたり、海賊に狙われたりしました。船で海に逃げた者達がマーピープルの始祖とされています。

マーピープルの歴史 †

　マーピープル達はその後、船で各地を転々としていきましたが、海の獰猛な生物や嵐や台風などといった天候、海賊の襲撃など多数の困難を経験しました。そんな経験を繰り返すうちにマーピープル達はクオ＝ルートに祈りを捧げ海の生き物を味方にし、扱う術を身につけ、海上の戦いに長け、生き抜いてきました。
　そしてマーピープル達は時に人とも交わっては数を増やして次第に各地へと広がって行きます。始めのうちはマーマンと混同され、或いは人として認識されていませんでしたが、その海上での騎馬による戦闘能力の高さや容姿や声が目立ったためやがて知れ渡り、クオ＝ルート神を信仰していることから、星霜として認められるようになりました。

マーピープルの集落 †

　マーピープルは基本的に船の上に住み、集まったものを集落としています。小さい規模の部族であれば、多数の小型～中型船を鎖などでつないで、その上に家を建てヒッポカンタスなどに曳かせていますが、規模の大きい部族になると中型の船を寄せ集めて作られた小さな人工島に家を建て、クジラなどの生物に曳かせています。海のどこかにはマーピープルだけが住む巨大な人工島もあるとの噂もありますが、はっきりとは確認されていません。
　集落は一定期間ごとに移動し、その海の海産物を取りきらないようにしています。
また、イルカ、あるいはクジラの他、シーケトルという肥えた哺乳動物を牧畜しており、肉や乳飲料はその生物から入手します。
　最近では静かな島や海岸に集落を立てる場合があります。その場合であっても、イルカやヒッポカンポス等を飼いならし、船で漁に出ることには変わりはないでしょう。

マーピープルの生活 †

　マーピープル達は遊牧と漁を行いながらある程度決まった場所を転々としています。漁で得た魚や遊牧している生物から食物を得ては、交易品を運んだり飼育した生物を売る事で金を得て陸の食べ物や鉄製品などと交換して生計を立てています。
　マーピープルにとっては陸の食料は栄養などの面から必要なものであり、また貴重なものであるため、完全に陸から離れることもできません。なので、外洋を回遊するマーピープルの種族は少ない事でしょう。
　マーピープル達は普段は魚を狩猟したり歌を唄いながら気ままに暮らしたりと非常にのんびりとして牧歌的なものです。しかしだからと言って彼らを侮ってはいけません。彼らは海上に置いては非常に高い戦闘力を誇っているからです。故にマーピープル族の船は海賊と遭遇しても正攻法で攻められることはまずありえません。下手に相手をしては沈められるのは自分たちの船なのですから。

ラクナウ地方のマーピー †

レングラート地方ではあまり人の町では見かけることが少ないマーピープルですが、ラクナウ地方では少々異なります。というのも、ラクナウ地方においては、ラクナウ王国がマーピープル種族を交易や対敵対海賊への強力な力となることから、積極的に交流を図っていたため、ラクナウでは陸においてもマーピープルはあちこち確認されております。

種族ルール †

水中適応能力 †

出自表 †

キャラクター作成掲示板では、上記の中から1つが提示されるので、そこに『出自表「番号」から選択』と書かれていた場合、下記の対応する出自表「番号」から１つを選んでください（指定された表の中にあるものならどれを選んでも構いません）。また、これはPC用の生まれ表であり、ＮＰＣや種族一般の職業割合を示しているものではありません。

出自表「１」 †

出自表「２」 †

出自表「３」 †

種族専用魔法・武器 †

バブルコーティング：楽器や呪楽器に使うことで水中での演奏、呪歌が可能になり、武器に使用することで、水中でも使用が可能になる装着アイテム。ただし武器に使用する場合はクリティカル値が+1されます。　楽器：200rk　武器:必要筋力×100rk　必要社会点10　セッション終了ごとに1D50を振り、1が出た場合消滅。ただし、このアイテムを使用した場合、武器強化魔法として扱い、魔化武器や銀武器には使用できない。武器強化魔法をかけても達成値に関わらずかかる事はない。

《アクア・プロテクト》：武器や矢弾に使用すると水中でも使用できるようになる呪文。ただし、攻撃点にペナルティ-1がかかる。

Q&A †

Q,マーピープルは水中で突撃行動が可能か。 †

A.可能です
マーピープルは水をしっかりととらえて泳ぐことができるため、槍による突撃行動が可能になります。ただし、フェンランチャージと違って槍限定なので、特に書いてはいません。

関連 †

• 種族