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クラケット

SWのグラスランナーと同じく、耳が少し尖っているのを除けば、人間の子供のような姿をしています。寿命は人間とほぼ同じですが、クラケットは成人してからは全く老化しません。性格も好奇心旺盛で、一つところに留まっていられず、かなり突飛な行動をしたりもします。理性より感性・感覚を大事にする種族と言えるでしょう。
「なるようになる」「明日は明日の風が吹く」という非常に楽観的な性格をしており、楽しいことに目がありません。そしてとてもおしゃべりです。そのような性格なので、寿命を全うしてベットで往生する者はあまりおらず、大半は（事故などにより）突発死してしまうとすら言われています。

種族スペック †

種族設定 †

出自不明な種族 †

クラケットの由来を知っているものは誰もいません。そして、クラケットたちは、そのようなことに全く関心を持っていません。他の種族から指摘されれば、むしろ、ソル＝パルの筆すらも、セフィロトの葉すらも、自分たちを捕まえることはできなかったと、自慢に思うくらいでしょう。
彼らの最大の特徴は、その極めてすばしっこい小さい体と、魔法の才能を全くもたないことです。このことから、一部の人間の学者は、クラケットは別の世界から来たのではないかとすら考えています。

放浪の種族クラケット †

クラケットは放浪の種族で、ハイティーンになると、草原にある繁殖地（コロニー）から外に飛び出して、気の向くまま、あちらこちらへと旅をし始めます。そうして数年くらい旅して周り、道中でよい伴侶が見つかれば、二人して繁殖地に戻り、子をうみます。
といっても、子供が３歳くらいになったら、夫婦は別れて、また思い思いの旅に出てしまいます。そういう子どもたちは繁殖地に残されて、同世代の子たちとわいわい遊び、自分より若い子の面倒を見ながら、繁殖地を守る“大人”たちに守られます。クラケットも、40代くらいになると流石に落ち着いてきて、繁殖地に留まるようになるのです。

クラケットの行動 †

とはいえ、このような種族のため、組織性は全くありません。繁殖地は互いに離れており、それぞれ独立しています。また、繁殖地が何らかの防げない危険や面倒にさらされれば、繁殖地それ自体をさっと引越しして移動させてしまうくらい、土地に対しても執着がないのです。
また、コロニーの多くは、人間社会に近い草原にあります。クラケットは、大きくなってまず最初に旅に行くのは人間の街と言われるくらい、人間社会にするりと紛れ込む種族です。やはり、人間社会の街は活気があり、その分目新しいことや面白いことに不足していないからでしょうし、金属加工など技術を持たない彼らにとって、人間の作る品々は大事なモノなのです。

レングラートでのクラケット †

レングラートのクラケットは、アーべ公国の草原など、いくつかの場所にコロニーを持っています。そこから旅をしてルアーブルなど大きい都市に行きますが、その土地に長期に留まることは稀で、あちこち流れ歩いて、定職にもつきません。それでも、クラケットは餓死したり不具合な生活を強いられたりはしないんですが。

種族ルール †

出自表 †

キャラクター作成掲示板では、上記の中から1つが提示されるので、そこに『出自表「番号」から選択』と書かれていた場合、下記の対応する出自表「番号」から１つを選んでください（指定された表の中にあるものならどれを選んでも構いません）。また、これはPC用の生まれ表であり、ＮＰＣや種族一般の職業割合を示しているものではありません。

出自表「１」 †

出自表「２」 †

出自表「３」：特殊テーブル †

種族専用魔法・武器 †

Q&A †

関連 †

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