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栄光の王城亭

栄光の王城亭は、『古都』ガルファードで古くから続く由緒と歴史のある冒険者の酒場です。アーベ公国の成立とともにルアーブルにも支店を出店し、ルアーブルでも最古参の冒険者の酒場として知られています。
かつてアーベ公国を作り上げた冒険者フェンタールも通っていたというこの酒場は長い歴史があり、ガルファードに本店があることから、『古都』の貴族家がよく仕事を出していると言われています。

栄光の王城亭 概要 Edit

ガルファード Edit

旅人の大路と呼ばれるガルファードの大通りにある店は、かつての貴族家で使われていた、重厚で巨大な石造りの建物です。1階にある巨大な大広間を改装して酒場に、1階の他の部屋を宿泊のための大部屋にしてあります。ホール中央の大階段から2階に上がれますが、2階は選ばれた者たちだけのフロアです。また、2階はかつての貴族の屋敷らしく豪華で、大階段から仰ぎ見れるその煌びやかな空間も、1階冒険者のあこがれを強めます。2階にはそれら冒険者や依頼人がつかえる応接室や客間なども多数あるそうです。

なお、2階にはこの店を統括する先代がおり、『古都』ガルファード貴族家や豪商などから来る重要な仕事を、実力も信頼も厚い冒険者たちに依頼しています。

ルアーブル Edit

ルアーブルにある栄光の王城亭はアドベンチャラ―ストリートの中でも大浴場の反対側にある、広場に面した巨大な建物で、こちらもガルファード店と同じく、1階と2階に分かれています。1階は来るもの拒まずで一見の冒険者冒険者希望者も受け入れていますが、仕事はそれなりで重要な仕事はまず回ってきません。

2階に立ち入れるのは、その宿のマスターからの信頼を勝ち得た冒険者だけで、それら選ばれた冒険者たちには、ガルファード貴族家や大商人などから来た仕事など、重要な仕事が回されると言います。こちらの店を統括しているのがまだ若い王城亭の現当主ですが、その力量は銀翼亭の主人などからも一目置かれています。ただ、重要な案件は、ガルファード店にいる隠居(先代)が取り扱うともいわれています。

王城亭の依頼の傾向 Edit

両店とも、フロアが1階と2階に分かれていることが示す通り、貴族的な階級制の強いお堅い宿として知られています。栄光の王城亭貴族家や豪商たちの依頼も受けることから、そういった任務をきっちりこなし、かつ、機密を保てる優秀な人材を求めているのです。ただ、そういった人材 ―― つまり、2階に上がれる冒険者 ―― に選ばれるのは容易ではありません。

どちらの店も、1階の冒険者たちへのスタンスは「仕事は回す。どれを選ぶかは自由で、その成否は自己責任。では頑張れ」です。店は依頼に関する情報を提供し、冒険者が求めるものを売りますが、助けたりはしません。依頼を達成すれば報酬と評価がもらえ、失敗したらそれまでです。
特に栄光の王城亭以外にろくな宿がなかったかつては、依頼と冒険者志望者が集中したため、リスクの高い仕事で集まってくる冒険者を選別していたと言われています。1つ目のPTが壊滅しようが、2つ目、3つ目を送り込めばたいていの問題は解決できてしまい、冒険者の仕事は成功報酬後払い制ですから、その方法でも依頼人の懐も困らないからです。

ランクシステムなどで冒険者の実力が評価しやすくなったことや、モンスターデータなど知識が普及し危険を評価しやすくなったことで、リスクは減りましたが、それでも今でも選別は厳しく、身の丈に合わない依頼を受けてしまったり危険を過小評価して犠牲になる冒険者たちもいるようです。ただ、宿の仕事をこなし評価されれば2階に上がれ、それはつまり成功が約束されることから、この宿を選ぶ冒険者志望者も多くいます。野心に燃える若いものは、自分が失敗するなんては思わないものです。

栄光の王城亭冒険者 Edit

栄光の王城亭冒険者は、全体的に若いのが特徴です。1階に出入りする冒険者は(2階に上がれるほど)力をつけるか、さもなくばドロップアウトするかだけですし、2階にいる冒険者貴族家と繋がって出世(玉の輿なんてのも)するため、20代後半くらいで引退してしまうのです。

ただ、亭主の眼鏡に適って2階に上れる冒険者の実力は確かで、2階の冒険者たちは、ランクシステムでいえばAランク以上と言われています。ただ、王城亭はランクシステムを採用しておらず、1階か2階か、そして2階の者も「名持ち(二つ名持ち)」かそうでないか、くらいの分け方をしています。二つ名持ちはSランク級と言われています。

なお、王城亭の冒険者は、人間が大半です。ハーフエルフが少々おち、それ以外の種族は本当にごくわずかとなっています。ガルハドラなどは1階にすら立ち入ることもできないでしょう。

人物 Edit

“先代”ロイヤルミスト Edit

ガルファード店を統括する男で、栄光の王城亭の先代当主です。ロイヤルミストとは「高貴なる者の秘密を隠す」という意味合いだそうで、王城亭の当主が代々つけている名前です。今はルアーブル店の息子が当主ですが、その頭脳と長年の経験がもたらす眼力いささかも衰えを見せず、『古都』の貴族たちからの信頼も篤いため、きわめて重要な依頼は先代が取り扱っていると言われています。

“現当主”ロイヤルミスト Edit

  • 人間/20後半~30頃/男性

品の良い黒のスーツを身をまとい、白手袋をした、丸メガネに細目の物腰柔らかな青年です。先代の息子で、現当主としてルアーブル店を統括しています。いつも微笑みを絶やさない青年ですが、発する言葉は時に、心を見透かしたり、弱みをえぐるような鋭さがあります。ソーサラーセージシーフの技を修めているそうです。なお、彼が身につけている眼鏡は、この店に代々伝わるもので、相手の力量やアイテムにかかっている魔法などを見抜くことができるマジックアイテムだと噂されています。

その他のスタッフ Edit

受付嬢
両店の1階にいるスタッフで、冒険者の登録や依頼の受発注処理などの業務を行っています。はきはきとした明るい喋りと、にこにこした笑顔を絶やしませんが、冒険者とのかかわり方はテンプレート的で、「お疲れ様でしたっ」「次も期待していますっ」とは言いますが、それ以上のねぎらいの言葉をかけたりはしません。面倒な発言などは笑顔でスルーです。そんな風に、絶やさぬ笑顔の裏に自分を隠すのは、特定の冒険者を贔屓せぬようにするため、そして、喪失によるショックを防ぐためと言われています。両店とも、受付嬢は何人かおり、いずれも元冒険者として、知識や経験を積んでいます。
受付嬢バーニィ(アーシャ)
村を家出して冒険者になったという元アローンライナーで、縁があって受付嬢になりました。受付嬢としての名前はバーニィですが、本名はアーシャです。1階で売れ残ってしまった、しかし放置しておくのは危険な依頼を、アーシャとして浮雲の碇亭冒険者の協力を仰ぎ、解決しました。
黒服
1階と2階をつなぐ大階段に佇んでおり、許されざる者の立ち入りを遮っています。黒服は1人だけでなく、2階にも別の黒服がいます。彼らは引退した2階の冒険者たちで、ロイヤルミストと栄光の王城亭への篤い忠誠心を持っています。

著名な冒険者 Edit

キング・オブ・ルアーブル Edit

かつて王城亭でもトップクラスだった冒険者で、引退後は剣闘士に転身。現在では『キング・オブ・ルアーブル』の異名を持つ、ルアーブルの頂点に立つ剣闘士と言われています。冒険者時代に鍛え上げた高いレベルのファイターとしての技と、剣闘士として高いレベルの技量を持ち、その戦いぶりは華麗にして王者の風格があると、剣闘ファンから絶大な人気があります。

2階の冒険者たち Edit

2階に出入りする二つ名持ち冒険者の中でもとくに有名な人たちをここで紹介します。

『栄光の獅子』レオニダス
20代後半の人間男性で、見事な体躯を持つ戦士です。王城亭でトップの戦士が名乗る二つ名『栄光の獅子』を現在冠しています。体躯と戦士としての技量だけでなく、知略・武略にも優れており、PTのリーダーとして数多くの依頼を成功に導いてきました。なお『栄光の獅子』の称号は、今では『キング・オブ・ルアーブル』と呼ばれる剣闘士も現役時代に名乗っていたそうです。

登場セッションログ Edit

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