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オーガ のバックアップソース(No.1)

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オーガは深淵に属する種族であり、特にガルクランのドラグ氏族に忠誠を誓っています。オーガたちは、配下種族(ガルクランに従う深淵種族)の中でも肉体的に強いため、純粋な ―― つまり、物理的な ―― 力を尊重します。そのため、より強力な(物理的)力を持つドラグの支配を受け入れるのです。

オーガたちは、深淵の森や、深淵の森以外の内陸に、部族単位で集落を作って生息しています。その各部族を率いるのは、主にオーガロードたちですが、ドラグが直接統治している部族もありますし、ガラクヴァを信仰するオーガプリーストなどが支配する部族もあります。

オーガは、別名を「人喰い鬼」といいます。その名の通り肉食性で、特に好むのは人肉(人間・エルフ・ハーフエルフなど)です。このことが、人間たちにとって、最大の脅威となっています。
また、数体程度のグループを組み、獲物を求めて遠くまで旅立つことも珍しくありません。手下のゴブリン・ボガードたちと共に内陸の開拓村を襲って村人全員を血祭りにあげたり、町から遠い内陸の街道に潜んで商人や旅人、冒険者を襲うなどすることもあり、非常に危険です。ちなみに、オーガの集団は、レベルの低い冒険者たちの死因の、結構な割合をしめます。

オーガは、ボガードを弟分として連れ歩くことがよくあり、また、ゴブリンたちを鉄拳と恐怖、そして村を襲った際の分前という利益で使役します。また、ゴブリンのことはほとんど半奴隷のように思っているので、ヘマをしたゴブリンを見せしめに殺すなどしょっちゅうです。ただ、ゴブリンはオーガたちにとっても不味い食事なのか、あまり食べることはないようです。

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