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ティテュス地方 のバックアップソース(No.1)

ティテュス地方は、世界の南側にある領域です。
この地は、かつて、アルケナル帝国の時代、「外陣」と呼ばれていた豊かな地方でした。しかし、帝国の中枢である「内陣」と呼ばれていた地方が、帝国分離の大儀式の失敗で海に沈み、エンペラーズロスト海となった余波で大津波に洗われて、今では巨大な浅瀬の海となっています。

 ティテュス地方の大陸部分は、ポート・ガルハザードから東に延びる広大な深淵の森に覆われており、乙女の竪琴など、海岸部のわずかな土地のみが深淵の森に覆われていない地となっています。星霜はティテュス地方の最東端にあるパンドラムと呼ばれる大きな地方と、ティテュス地方を占める巨大な浅瀬海に依って、深淵と激しいゲリラ戦をしています。

ティテュス地方の星霜の拠点は、東の果てにあるパンドラムです。
ここは、かつて帝国時代、最も勇気ある独立心に富んだものたちが住んでいたと言われていました。また、繁栄する帝国時代においても、深淵の脅威を忘れなかったともいわれており、深淵の森を防ぎ大地の豊穣を保つ儀式を欠かさなかったと言われています。その結果、帝国末期の深淵の大侵攻においても、パンドラムはその独立と安全を保ちきり、この地方における星霜の重要な拠点となりました。

また、ティテュス地方を占める浅瀬海も、星霜の味方です。
かつての山々や台地などが無数の諸島を作り、アルケナルのフォレストフォートレスのような海の森も広がるこの地は、星霜だけでなく様々な狭間種族の拠り所となっています。

勿論、深淵とて、星霜たちを自由にさせておくつもりはなく、海に強いモンスターや深淵種族などを使役し、浅瀬海の制圧に動いています。もともと、この浅瀬海の元となった大地には、帝国時代に、深淵が密かにパスツェルを埋めて密かに呪いをかけていた場所も多くおり、また、浅瀬だからか、そこに浮かぶ島なども深淵の森に適応するところも数多くあるのです。

ただ、大陸部に広大な森があるとはいえ、深淵にとって本質的にはこの地は後背地です。また、ドラグ・グランドロード・ガンディリオたちが立身したオーガ大乱の中心舞台となって消耗した地でもあります。そのため、星霜と狭間の激しい抵抗を一挙に制圧する十分な戦力がなく、それが、いたちごっこのようなこの地方の戦乱にさらに拍車をかけています。

かつて、今ではラッタウに居るレイブン・サーヴィスロードのミュールストロフがこの地に赴任してきた際には、その作戦により星霜や狭間にも激しい被害が出たそうで、デルストークの死の手と恐れられています。
現在は、この地方に、ドラグ・グランドロード・ガンディリオ配下の、4人いるドラグ・ウォーロードの一人がいますが、効果的な作戦は出来てはいません。ただ、最近、新しいウォーロードが赴任したそうで、深淵の動きに変化が出るのではないかと、警戒されています。

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