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トランスコンバット技能 のバックアップ差分(No.8)


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- テストプレイ用のデータを掲載したページです。
- 2019年9月23日作成、作成者ふゆたに
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トランスコンバット技能は、素手や素肌を武器や防具のように使えるモンスターの一部に身体を変じて戦闘を行う技能です。

* 基本の戦闘ルール [#g3981fec]

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- 経験点ベースは1000(ファイター、プリーストなどと同じ)。
- トランスコンバット技能の習得には、社会点「50」が必要。
- トランスコンバット技能は、習得時とレベルアップ時にレベルに応じた【自動習得アビリティ】を習得する。
- トランスコンバット技能習得時には、同時に「ウェアブル技能」を習得しなくてはならない。
- 【自動習得アビリティ】以外のアビリティは「ウェアブル技能」によって習得する。
- ファイター技能と同様に、攻撃や回避などの判定を行うことができる。
- 武器や防具、盾を装備したままトランスコンバット技能を発揮することはできない。
- ただし、変化中であればロック(投擲)を武器として使用して攻撃することができる。
- グラップラー技能の前提となる戦闘技能ではない。
- グラップラー技能の「オーラマスター系」選択アビリティはラジャスに干渉するため、習得できない。
- 全身に、変化のための魔術刻印「ラジャス」が刻まれており、隠したまま力を発揮することはできない。
- 戦闘開始と同時に両腕を1Hの武器に変化させ、全身を覆う体毛や甲羅、甲殻などを防具とする。
- 戦闘開始時に変化しないことも可能であり、その場合は戦闘中であれば任意のタイミングで変化をしてもよい。
- 変化には、戦闘時の興奮状態を利用しており、一度変化すると戦闘終了まで解除されない。
- 武器は自身の筋力と同じ値の必要筋力の1Hのクラブ、剣、斧、槍のどれかとして扱う(投擲不可)。
- 武器の種別については戦闘開始時にどれか一つを選択し、戦闘中の変更にはアビリティが必要となる。
- 防具は自身の筋力の半分(切り上げ)の値の必要筋力とし、発動中はソフト・レザーと同等の扱いとする。
- この技能によって得た武器や防具のデータを他の技能で使用することはできない。
- 戦術、体当たりなどはファイター技能同様に使用可能とする。
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#clear

* 戦闘ルール [#c17ba271]

| 行動 | 解説 |h
| 命中 | 【トランスコンバット技能Lv+器用度B】を基準値に行う。 |
| 回避 | 【トランスコンバット技能Lv+敏捷度B】を基準値に行う。 |
| 追加ダメージ | 【トランスコンバット技能Lv+筋力B】が基準になる。 |

* 設定 [#vd3a30be]
 トランスコンバット技能とは、身体の一部をモンスターのような姿に変じて戦う技能のことです。身体を変じる力は、身体に刻まれた魔術刻印「ラジャス」に依るもので、ラジャスを隠したまま力を発揮することはできません。また、ラジャスによる変化は、敵対者と対峙する興奮をきっかけとするものがほとんどで、その変化を戦闘以外に活用できる例は稀です。
 この技術は大陸のほとんどが深淵の森におおわれて、果てしなく広がる浅瀬海を根城に果てしないゲリラ戦を繰り返しているティテュス地方にて、深淵に残っていた魔法技術・知識を回収して体系化されたものと言われています。深淵から得たものとはいえ、星霜の身体にも転用できていることから、遥か古代には星霜の月の魔法の一部であった(シェイプチェンジなどと同系統の変身魔法)とする学者もいますが、その起源は明らかになっていません。
 トランスコンバット技能の取得には、魔術刻印「ラジャス」が必要です。ラジャスが身体に適合するかは、血統や種族ではなく、個人の素質によるものだと言われています。ラジャスは成熟と共に成長、変容していきます。そのラジャスによって変じる姿も変容していくわけですが、その変化は「ウェアブル技能の成長」として扱われます。
 ラジャスは、成熟の証として、他者に受け継ぐことも可能です。自分のラジャスを他人に伝承した場合、基本的に自分のラジャスと技能は失われますが、極稀にそれらを失わない者もいるといいます。なお、高レベルのトランスコンバット技能保有者から受け継いだからといって、高いレベルで技能を保有する、といったことは起こりません。あくまで、1レベルの技能として再スタートするのです。
 つまり、ラジャスを手に入れる方法は、ラジャスを授ける力をもつ魔術師による儀式を受けるか、既にラジャスを手に入れたトランスコンバット技能保有者から受け継ぐか、そのどちらかです。ラジャスを授ける力をもつ魔術師がティテュス地方以外にいることは稀ですが、他の地方でティテュス出身の魔術師から力を授かったり、深淵の魔術師が実験のつもりで星霜に与えたりする、ということもあり得るでしょう。
 ラジャスをもつトランスコンバット技能保有者は、地域によって「特異的な存在」として扱われることもあります。それ故に、戦いを生業とするだけではなく、一般技能などをもって星霜社会に溶け込んでいるといった者も少なくありません。

* 自動習得アビリティ [#h22222f3]
|LEFT:140|LEFT |LEFT |c
|アビリティ名称| 概要 | 効果 |h
|Lv1<ビーストハート>| トランスコンバット技能の習熟度、ラジャスの成長を現す。 |武器の打撃力と防具の防御力に「トランスコンバット技能Lv」を足すことができる。|
|Lv1<バイタリティ>| 戦闘中に高い治癒能力を発揮できる。 |ラウンド開始時に宣言し、回避修正を-1してラウンド終了時にHPを2点回復する。|
|Lv3<アヴォイダンス>|獣としての本能を呼び起こし、治癒の隙を作らない。|<バイタリティ>によって受けている回避修正へのペナルティを0にし、宣言を不要とする。|
|Lv5<サヴァイヴ>|本能的に、致命傷を避けることができる。|一度の武器による攻撃で5点以上のHPが減るダメージを受ける場合、ダメージを2点軽減することができる。|

上記の技能は、1レベルであればトランスコンバット技能の習得時に、3レベルや5レベルであればトランスコンバット技能がそのレベルに達した時に自動的に習得されます。


** レングラートでの基本的な扱い [#p4ff524b]

レングラート地方における、トランスコンバット技能とウェアブル技能の基本的な扱いを以下に掲載します。

①ティテュス地方発の魔法的戦闘技能として、冒険者や交易商人、学院、軍人など為政者などには知られ始めています。特に知名度は設定しないので、知りたい人は好きに知っていて構いません。

②ルアーブルの学院では、ティテュス地方にあるパンドラムの学院と接触して、ラジャスを研究し体系化しようとする動きが始まっています。 

③新しい技術であり、トランスコンバット/ウェアブル技能に対する拒否感や偏見などはありません。そもそも、ラジャスを知ってる人はこの技能がどういうものなのか承知しています。ただし、変身して戦うのを見た(何も知らない)村人Aが心臓発作に襲われることはあるかもしれない。それは未知数です。

* 運用上、注意が必要となる種族 [#vd3a30be]
** ユニスロス [#vd3a30be]
刃の忌避:変化させる武器の選択肢から、剣と斧が削除されます。
唯一絶対の角:変化をしてもユニスロスの角が消えることはありません。

** カマラム [#vd3a30be]
巨人の肌:変化した防具はソフトレザー相当のため、防御レートを+5しますが、回避修正を-1します。

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