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ルクス のバックアップソース(No.1)

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エンファータの人間社会で流通している共通通貨の単位で、省略記号は「rk」です。ルクスには「大ルクス」と「小ルクス」があり、大ルクスは金貨、少ルクスは銀貨です。
ルクス硬貨は銀貨が基本で、1rk、5rkの2種類があります。また、より高額のルクス硬貨もあり、ルクス金貨1枚で20rkの価値があります。なお、ルクス硬貨の大きさ・重量・純度(99%)は厳格に定められています。

* 通貨の歴史 [#o0fb3c0e]
古の言葉で「光」を意味するルクスの歴史は古く、アルケナル帝国によって造幣された「帝国通貨」が始まりです。この帝国通貨は、帝国初期〜中期に、帝国版図の拡大と共に世界中に広まりました。しかし、帝国の中期以降は、あまりに肥大した経済活動を(絶対量という制限がある)金貨・銀貨の貴金属通貨では賄いきれなくなり、魔法の紙を使った紙幣や、魔晶石を加工した高額貨幣が使われていたようです。

とはいえ、そのような紙幣通貨や高額貨幣は、アルケナル帝国の信用力あって成立するものです。
そのため、それら高額の通貨は、繁栄を謳歌していた帝国の中枢部でしか使われず、帝国の辺境地方やそれ以外の地域では、ルクス銀貨・ルクス金貨が流通し、経済の基盤として使われ続けました。
そして、帝国崩壊と共に、「魔法紙幣などの生産及び信用力保証が不可能になった」ため、それらは姿を消し、金貨・銀貨のルクス通貨だけが、その後の世界に残りました。

** レングラート地方のルクス [#m81b96cf]
レングラート地方ではアーベ公国がグラゼルに依頼して、「rkとして流通できる銀貨」を造幣してもらっています。また、世界の他の地方でも似たようなものです。地方や国によって純度・サイズの違いも発生しうるため、そういう際は両替商の出番ですが、すべての基準は、「アルケナル帝国が造幣したルクス銀貨」を1rkとした場合で計られています。

何処かの国で造幣された銀貨は実は5枚で3rkかもしれません。ひどい国だと10枚で3rkかもしれません。しかし、それは枚数の話であって、「3rk」という価値は変わらないのです。

* 関連カテゴリ [#o37b6ba5]
- [[世界観>Category/世界観]]

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