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SandBox/エメラルドが守りし血統(廃棄エメゴ) のバックアップソース(No.1)

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#style(class=rule)
- ページ作成者:夏野
夏野GMの「エメラルドが守りし血統」(略称:廃棄エメゴ)
シリーズについてまとめたページです。
#style(end)

*概要 [#n174744a]
ルアーブルの資産家レイム・ジュメリーの依頼を請けて
エメラルド・ゴーレムというゴーレムを破壊していく物語です。
>
エメラルド・ゴーレムのステータスは
ストーンゴーレムのモンスターデータを少しだけ弄っています。
そして、最も大きな特徴は、特殊能力の
「武器はクリティカルしない」が削除され、
代わりに別の特殊能力を持っていることです。

**「廃棄エメゴ供養」とは [#xdea7ae0]
エメラルド・ゴーレムはモンスターレベルが高く、
防御力、HPも高いので、そうホイホイ
短いスパンで出せるモンスターではありませんでした。
ですが折角作ったデータなので、
「最低限、今ある分」はPC達に倒して欲しいと考えています。
そこで、「依頼が来た、即現地、戦闘」というスタイルで
残りの3体分だけでもセッションを立てる予定です。


*廃棄されたエメラルド・ゴーレムとは [#r5ab6345]
エメラルド・ゴーレムはジュメリー家の血統を守るために
レイムの遠い先祖の
高レベルのソーサラーが研究・開発していたゴーレムです。
完成体のエメラルド・ゴーレムとその設計図とも言える『作り方を書いた石版』は
レイムの依頼により、第1回でPC達に破壊してもらいました。
しかし先祖が研究中だったり、失敗作だったりした
不完全な個体と研究内容が、
ジュメリー家の血を継ぐ者でないと入ることが出来ない
隠し研究所に格納されており、ソーサラーマジックで封印されています。

ですが最近になって、レイムとどの程度の親戚かは分かりませんが
研究所の封印を解いて
エメラルド・ゴーレムの研究所に侵入しようとする者が現れたようです。
その者はエメラルド・ゴーレムに認められるほどは
ジュメリー家の血が濃くないのか、
研究所の警備システムのトラップに引っかかって逃げ出しました。
これはレイムが他の冒険者を雇って後を追わせているそうです。
研究所を開いた者は魔法で構築されたシステムに不審者扱いされ、
ゴーレムの封印だけを解いてしまうためPC達に襲いかかってきます。
:【レイム】:|「 少なくとも、吹き飛ばされた侵入者は、資格は示すことが出来た。 しかし入り口の罠に襲われた。 」
:|「 ジュメリー家の血を持つ者なのでしょう。 」「 どの程度の血の濃さで、我々の一族と認識されるのか。それが問題ですね。 」

**エメラルド・ゴーレムとパスツェル [#c2ed4ea5]
レイムの先祖はパスツェルを使ってゴーレムの研究を進めていました。
しかし、完全体のエメラルド・ゴーレムからは
パスツェルが出てこなかったことから、
「パスツェルが手に負えなかった」か「パスツェルは使うべきでは無い」と
どこかで考えを変えたと予想出来ます。


*登場人物 [#de750913]
**レイム・ジュメリー [#p25b694c]
知名度15(ノーブル、マーチャントであれば13)
ソーサラーの素養を持ったジュメリー家の現当主です。
先祖代々続く宝石の展覧会で初めてPC達と顔を合わせました。
家にあったエメラルド・ゴーレムを倒してもらった今は、
護衛を雇いルアーブル各地の隠し研究所を探して回っています。
エメラルド・ゴーレムを見つけるとPC達に依頼を出します。
ゴーレムを作り出す研究の内容が外部に漏れるのを恐れており、
研究資料は全て抹消しています。
貴重な研究対象を積極的に壊す人物であるため、
学院にはあまりよく思われていないでしょう。(彼自身はランダエで魔術を学んでいます)

同じ護衛を長期で雇い続けると、
資料を抹消しても覚えられてしまう可能性があるため
定期的にA寄りのBランカー程度の腕の護衛を入れ替えています。
エメラルド・ゴーレムを破壊できるほどの腕を持つPC達は
レイムにとって、かなり特別な存在です。
エメラルド・ゴーレム関係の問題は、自分にしか手に負えない問題と思って、
相手がどんな強敵でも冒険者の到着を
ゴーレムの足止めをしながら現地で待つような人間でしたが、
PCに諫められ、今は無謀は控えているようです。
:【依頼人レイム】:|「 手に負えない守護者を持てる可能性を、作ってはいけない。 」
:| 「 私の代で終わりにします。 」

**レイムのステータス [#e77e5b48]
器用:11 敏捷:13 知力:16 筋力:11 生命:12 精神:17
(HP 12/12 MP:17/17 敏:13) 石(20,8,8,6,6,6,4,4,4,3,3,3,1,1,1)
ソーサラー1+1、セージ1

レイムはエメゴ系のセッション毎に500点の経験点を入手し、成長しています。
また、動いているエメラルド・ゴーレムの近くでは
ゴーレムの影響でソーサラーレベルが1上がります。
(1レベルソーサラーであれば2レベルソーサラーになる。消費も2レベル基準になる)


*レイムと隠し研究所・エメラルド・ゴーレムのリンク [#z8f354b4]
【 我が血族のみこの扉を開くことができる。資格を示せ 】
合い言葉:『 ジュメリーの血と魔力に応えよ 』
=レイム自身のMP2点を使って隠し研究所の扉を開きます。

遺跡の扉の石版は基本的に、筆記体の癖が強く読めません。
ジュメリー家の者が資格を示すと石版の古語が明滅します。

また、エメラルド・ゴーレムはジュメリー家を守るために作られた物なので、
主を判別し、単純な命令を聞こうとします。
エメラルド・ゴーレムに命令を与える際、レイム自身のMPを2点消費しますが、
廃棄されたゴーレムは、いわば不良品なので必ず判別してくれるとは限りません。
消費するMPは魔晶石で代用することは出来ません。
自身の精神力を多く使うので、
他の魔法を使うためにレイムは魔晶石を大量に持ち歩いています。


*撃破されたエメラルド・ゴーレム [#bd938873]
**エメラルド・ゴーレム(完全体) [#cee5db72]
ML:9
特殊:武器はクリティカルしない、炎魔法はクリティカルしない、
精神的な攻撃は無効、毒・病気に冒されない
  1R目のみGMが攻撃、回避、抵抗のダイスを振る。2R目以降固定値になる

**エメラルド・ゴーレム(試作品) [#ma6702c2]
ML:9
特殊能力:炎魔法はクリティカルしない、精神的な攻撃は無効。毒、病気に冒されない
     闇色の衝撃波:前衛全員に20R+8の魔法ダメージの衝撃波、精神抵抗の目標15(抵抗減少)
     主の守護:主には攻撃しない、主がMP2を消費して命令することで敵の判別をする(魔晶石不可)
     主の命令を聞かない(不良品):ラウンドの最初にGMが1dを振り、出目が4以下の場合主の命令を聞かない。
               ※主が命令しない・できない状態なら1dの判定が無くなる。

**白いレッサー・ドラゴン(※外伝) [#i906be32]
ML:10
特殊:前方半径20mに炎を吹く(精神抵抗17、20R+10の魔法ダメージ)抵抗減少
 咆哮による恐怖(精神抵抗17)、炎は無効、毒・病気に冒されない、不眠
  再生:???(この特殊能力は怪物知識判定時の達成値が20以上でないと分からない)

※撃破後に特殊のデータ開示
  再生:このモンスターのHPが0以下になった時、本体が消滅し周囲半径30mのPCのHP、MPを回復する
  ※生死判定に2回失敗して死亡したPCは生死判定に1回失敗した扱いになる。


*見つかっている石版の内容 [#w3daff58]
※読みやすいよう加筆修正済
>
神話の二部八節で、アグラ=イヴァナが人に黒き石を与えた。
その時点では『扱えるかどうかは汝ら次第』とあり、
これを使用しても、悪いものではないはずだった。
しかし二部十節で、人は愚かにもパスツェルを奪い合ったとある。
そして多くの血が流れ多くの思いを受け、最終的には<竜>が、
ガラクヴァ現れた。それゆえにパスツェルは危険視される。
だが、しかし。
深淵だけがパスツェルを扱えるという先入観は捨てる。
私は証明してみせる、
アグラ=イヴァナが人に黒き石を与えたのは間違いではなかったのだと――。
我が一族を守護する特殊なゴーレムを<創造>することで。

>
私はジュメリー家を守るために研究を重ねてきた。
だがこの個体は駄目だ。パスツェルの影響なのか、制御しきれない。
これでは我が家の血の混ざらない者――たとえば伴侶――が、ゴーレムに殺されてしまう。
まただ。また失敗だ。
本当は破壊していきたいが、
この場所は“私の血によって”封印し、研究所の場所は他に移し、
新しいゴーレムを作ることにする。
完成品を作り上げるその日まで、私は諦めない。


*セッションログ [#j9477f6e]
第1回「エメラルドが守りし血統」
http://gurrad.kuron.jp/log/2017/201704/log20170402d.htm
第2回「エメラルドが守りし血統 ~闇を抱えたゴーレム~」
http://gurrad.kuron.jp/log/2017/201704/log20170411e.htm
※パスツェルはティファレスに預けられた。
http://gurrad.kuron.jp/log/2017/201704/log20170414b.htm
外伝「エメラルドが守りし血統・外伝 ~禁忌への挑戦の代償~」
http://gurrad.kuron.jp/log/2017/201704/log20170414b.htm
※強い再生能力を持つ白い竜だった。

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