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SandBox/オーガ騒乱 のバックアップソース(No.11)

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#style(class=rule)
-連作型シリーズ「精霊を掴みしもの」のページです。
-設定者:てく。
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* 概要 [#z249e897]

精霊界との深いつながりがあるウォール諸島。その諸島を中心に数多ある『精霊門』をその手に収めんと、双頭のオーガシャーマン・メラグ=ノーグルが策謀す。彼と、彼が仕えるオーガロード、その力を持って、オーガたちの独立を目指しているという。そう、ガルクランの軛から…。
ウォール諸島、そしてオーガの牙を中心に、騒乱の幕が開ける。

* 登場人物 [#t63c0cdd]
** 星霜サイド [#ybad827d]
*** ウォール『子爵』ガラック [#z5fccc4e]
『つまりは、中間管理職の親玉だ』

元冒険者で、スピアーズやボルドが現役の頃の同期。今では、ウォール諸島を(形式上)治めるウォール伯爵の部下となって、様々な実務を担当している。行動派の快活な男性で、ラフな物言いを好む。書類仕事から逃げるためにあらゆる手を尽くす。
正式な称号は『ウォール諸島を統べるザ・ウォール“伯爵”の代理人。行政長官にして大法官、騎士団長たるウォール“子爵”ガラック・ザ・イーグル』

- 初登場:『精霊を掴みしもの:ベヒモスの槌』
http://gurrad.kuron.jp/log/2016/201601/log20160112b.htm


*** 『契約の者』バレナス [#s0b3b620]

ウォール諸島を形作ったという上位精霊ベヒモス。その精霊と最初に契約を交わした者の名をバレナスという。以来、彼の後継者たちは、ベヒモスとの契約を守り続けていた。現代のバレナスは、ミルフというハーフエルフの青年。まだなりたて。
無駄に存在感がすごい白ひげ爺な先代バレナスが後見している。

- 初登場:『精霊を掴みしもの:ベヒモスの槌』
http://gurrad.kuron.jp/log/2016/201601/log20160112b.htm


** 敵サイド [#pfc57b7b]
*** メラグ=ノーグル [#p5a35829]

双頭のオーガで、強力な精霊術士。炎を中心に幾つもの精霊門を支配していると言われている。弟子も豊富。なお、メラグ=ノーグルという名前は、ジャイアント語で『炎』『土』を意味するという。

- 初登場:『精霊を掴みしもの:誇り高き炎の王』
http://gurrad.kuron.jp/log/2016/201601/log20160120d.htm

*** 王の中の王 [#s3c47b93]

独立派オーガたちを率いるオーガロード。メラグ=ノーグルが仕えているという。

** 中立・その他 [#n3aa7e20]
*** 『白龍の』ヴァイス [#ed4f5c60]

ペトラの件などで、浮き雲の碇亭の冒険者とは何かと縁がある、白い鱗が特徴のドラグ。階位はウォーマスター。今回の件においては、独立派オーガを抑えこむために、冒険者達の助力を時々求める。なお、独立派オーガに協力している、氷の力を使う雌ドラグ・レイラードラは、彼の妹。

- 初登場:『精霊を掴みしもの:司祭と四本腕の騎士』
http://gurrad.kuron.jp/log/2016/201601/log20160131c.htm


*** ラーグ=クヴァル [#rc57b61b]

双頭のオーガで、メラグ=ノーグルとは双子。ガラクヴァの高位神官であり、オーガたちからの高い崇敬を集めているという。オーガの牙の奥深くにある集落ハイイルグに幽閉されていたが、救出され、ドラグ・ウォーマスター『白龍の』ヴァイスの保護下にいる。
なお、名前はジャイアント語で『水』『風』を意味するという。

- 初登場:『精霊を掴みしもの:司祭と四本腕の騎士』
http://gurrad.kuron.jp/log/2016/201601/log20160131c.htm


* セッションログ [#wade00f1]

- 『精霊を掴みしもの:風の祭壇』
http://gurrad.kuron.jp/log/2015/201509/log20150926d.htm
- 『精霊を掴みしもの:水の羽衣』
http://gurrad.kuron.jp/log/2016/201601/log20160106c.htm
- 『精霊を掴みしもの:氷の剣』
http://gurrad.kuron.jp/log/2016/201601/log20160106d.htm
- 『精霊を掴みしもの:ベヒモスの槌』
http://gurrad.kuron.jp/log/2016/201601/log20160112b.htm
- 『精霊を掴みしもの:誇り高き炎の王』
http://gurrad.kuron.jp/log/2016/201601/log20160120d.htm
- 『精霊を掴みしもの:司祭と四本腕の騎士』
http://gurrad.kuron.jp/log/2016/201601/log20160131c.htm
- 『精霊を掴みしもの:不死なる闇の精霊術師』
http://gurrad.kuron.jp/log/2016/201601/log20160131b.htm
- 『精霊を掴みしもの:偽りの魔術師』
http://gurrad.kuron.jp/log/2016/201602/log20160211d.htm
- 『精霊を掴みしもの:疾風迅雷の者』
http://gurrad.kuron.jp/log/2016/201603/log20160312d.htm
- 『精霊を掴みし者:水晶の戦士』
http://gurrad.kuron.jp/log/2016/201604/log20160424c.htm
- 『精霊を掴みし者:精霊の師』
http://gurrad.kuron.jp/log/2016/201606/log20160618c.htm
- 『精霊を掴みし者:災いなる樹の術師』
http://gurrad.kuron.jp/log/2016/201609/log20160918d.html
- 『精霊を掴みし者:氷炎結界の人柱』
http://gurrad.kuron.jp/log/2016/201612/log20161231d.htm
- 『精霊を掴みし者:不完全なる火竜』
http://gurrad.kuron.jp/log/2017/201709/log20170903c.htm
- 『精霊を掴みし者:メルメトの炎の神』
http://gurrad.kuron.jp/log/2017/201709/log20170918c.htm
- 『精霊を掴みし者:大地の手』
http://gurrad.kuron.jp/log/2018/201805/log20180526f.htm


* ビハインド・ザ・シーン [#u1a830fa]

このオーガシリーズの裏テーマ、それは「オーガの設定・データ的可能性を広げる」こと。そのために、このセッションでは、様々なタイプのオーガが登場します。毎回、手を変え品を変えしていますが、他のGMにも運用しやすいだろうデータを幾つか。

** トループオーガ [#g62601e7]

オーガは、ある程度のランクの冒険者になると、急速に雑魚化し、HPが高いだけのただの障害物、という存在になってしまいます。単体でのオーガデータで、高ランクPTに対応するには、オーガロードのデフォルトデータでも心もとなくなるのが実情です。
そこで便利な運用方法が、「オーガ戦士の集団(ユニット)を、1つのモンスターデータとして扱う」こと。下記に、そのサンプルを提示しておきます。

> 
オーガ小隊
ML7 敏10 攻15/15 打16/16 回13 防10 生30/30 精12/12(15)
※転倒無効、範囲ダメージ魔法は+10レート、なぎ払いは命中-1するごとにダメージレート+5(最大-3/+15まで)

- 『精霊を掴みしもの:偽りの魔術師』
http://gurrad.kuron.jp/log/2016/201602/log20160211d.htm

** ジャオガント [#xa308f79]

巨人族であるオーガは、他のジャイアントと混血できうる可能性があります。そういう、他の巨人族の血が混じったオーガはジャオガントと呼ばれています。普通のオーガより一回り~二回りは大きく、その分強力です。

- 『精霊を掴みしもの:偽りの魔術師』
http://gurrad.kuron.jp/log/2016/201602/log20160211d.htm

** アサシンオーガ [#oc9568de]

集落でロードになれるのは、ただ一人。それゆえ、オーガロード級の素質を持つが、ロードになれなかった者達が行き着く可能性の一つが、このアサシンオーガです。メタモルスやレイブンは、そういったロードになれなかった者達を選抜し、暗殺者として様々な技を仕込むと言われています。そうして生み出された存在 ―― 彼らは、恐るべき暗殺の技を持つ、油断べからざる敵です。

データ的には、毒の使用や、特殊な戦闘、マルチアクション(物理攻撃と呪文の同時執行)などの戦闘アビリティを付与できるでしょう。また、非文明的なイメージが有るオーガと違い、アサシンオーガは深淵大都市などの裏社会にも通じており、また、星霜社会の裏面にも出没できうる可能性があります。

- 『精霊を掴みしもの:ベヒモスの槌』
http://gurrad.kuron.jp/log/2016/201601/log20160112b.htm

** オーガラム(4本腕) [#od99cd5d]

オーガラムは、4本の腕を持つオーガです。双頭のオーガと同じく珍しい存在で、大変優秀な戦闘才能を持っていると言われています。データ的には、攻撃回数をさらに倍にしたりと、単体で物理戦闘力をさらに高める事ができるでしょう。

- 『精霊を掴みしもの:司祭と四本腕の騎士』
http://gurrad.kuron.jp/log/2016/201601/log20160131c.htm

** 双頭のオーガ [#ie55c845]

オーガの中には、稀に、二つの頭を持って生まれてくる存在が居ます。そのような者達は、いずれも強力な素質をもつルーンマスター(シャーマンまたはプリースト)で、二つの頭を活かして、同時に複数の呪文を執行できます。なお、彼らは、「●●●(ひとつめの頭の名前)=▲▲▲(ふたつめの頭の名前)」という名前を持ちます。

なお、双頭のオーガは尊ばれますが、オーガは双子を忌み嫌います。双子が生まれた場合、片方は殺すと言われています。おそらくは『「完全なるもの(双頭)」になれなかった者達(双子)』だからと考えられています。

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