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SandBox/バード技能改訂案 のバックアップ(No.3)


「魔力を上げるのにレベルを上げる必要があるけどレベルを上げて習得するほど魅力ある呪歌がない」
「習得したい呪歌はあるけど魔力を上げる意味が薄いものばかりだから、レベルを上げる価値が薄い」
「使いづらい呪歌が多すぎる」
「シティじゃないとほとんど使えない」
「500点分の価値がない」
――以上のように大絶賛なバード技能の改訂案。

前置き

取り敢えず「戦闘面」を強化するつもりはあんまりありません。もし強化するとしたら1000点技能に格上げするレベルですし。
柔軟性とか多用性とか、使い勝手的な感触的部分を強化していく方向。

課題1:シティじゃないとほとんど使えない

たぶん使い勝手的な部分では一番ネックな部分。
「対人での情報収集」では一強のバードですが、いかんせん「聞き込み」に目標値を要求するGMが少ないことや、そもそもあんまり聞き込みしないPLだったりPCだったりするので。
案としては、以下の基本技能の実装。

聞き耳
シーフスカウトレンジャーのものに準じる。遠くの音、小さな音を正確に聞き取る能力。
装備制限あり。
調べ耳
雑多な音の中からそれぞれを聞き分ける能力。装備制限なし。
音知識
その「音」がどういった音なのかを正確に判断する能力。(人の声なのか、足音なのか、怪物の声か、反響音か)達成値が高ければ、それが声真似なのか、魔法や幻覚から発された音かどうかもある程度まで判断可能。

この3つは野外でも使えるので、情報収集に関しては相当マシになるはず。

課題2:呪歌のどうしようもなさ

効果が微妙な癖して使い勝手が悪いのが原因。
まあ、効果が微妙なのは、500点技能だからあくまでもそれに見合った範囲内で。
実際、強力なのも多いので(レクイエム、ヒーリング)その辺りはバランスを取りたい。
具体的案としては、追加の呪歌の実装か、基本システムの変更。

追加呪歌

ディスカバリー
探検家を称える賞賛の旋律を奏でる。この呪歌を聴いているものは視覚を使った技能判定の際に+2の修正を受ける。
ジャミング
聴覚を刺激する激しい旋律を奏でる。この呪歌を聴いているものは聴覚を使った技能判定の際にジャミングの達成値と優越判定を行い、技能判定の方が低かった場合、その最終達成値に-4の修正を受ける。
セレニティ
聴覚を鋭敏にさせる極めて静かで穏やかな旋律を奏でる。この呪歌を聴いているものは聴覚を使った技能判定の際に+2の修正を受ける。
リザーブド
大変よく響く攻撃的な旋律を奏でる。呪歌の効果範囲内の「音をコントロールする呪文または類似の効果」を演奏中は全て無効化する。呪文やその効果が目標値を持つ場合はリザーブドの達成値と優越判定を行う。
デイブレーク
夜明けを想起させるアップテンポの旋律を奏でる。この呪歌を聴いているアンデッドの自動再生を止め、更にこの呪歌を聴いている「アンデッドと魔法生物以外」の者は精神抵抗に+1の修正を受ける。
エモーション
感情を想起、誘発させるそれぞれの呪歌を習得する。具体的な効果は状況によるが、強制的なものではない。
ハピネス:「歓喜」「陽気」を呼び起こす調子の良い旋律を奏でる。
レイジ:「憤怒」「憎悪」を呼び起こす力強い旋律を奏でる。
サッドネス:「悲嘆」「諦観」を呼び起こすもの悲しい旋律を奏でる。
テラー:「恐怖」「絶望」を呼び起こすおどろおどろしい旋律を奏でる。
ムーディー:「情欲」「愛欲」を呼び起こす蠱惑的な旋律を奏でる。

ちなみに追加呪歌の取得社会点は、
「15+15*(既に取得した追加呪歌の数+1)」
の予定。

基本システム変更

端的には、歌い終わった瞬間に効果が切れるものに関しては、歌い終わったラウンドから次のラウンドの終わりまでは効果を発揮するものとする変更。つまり10秒間の余韻的なもの。

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