ホーム > SandBox > 怪獣狩人

SandBox/怪獣狩人 のバックアップ差分(No.9)


  • 追加された行はこの色です。
  • 削除された行はこの色です。
#contents

#style(class=rule)
- このページは、『怪獣狩人』シリーズの情報をまとめたものです。
- エンファータ世界の様々な場所でのモンスターハントを簡単に行うためのシナリオとして構築しています。
- ロン導師および『怪獣狩人』シリーズは他GMの方も利用OKです。
- 2021年3月16日作成(作成者:てく。)
#style(end)

* ロン導師のモンスターハント [#t935f5c2]

ロン(ローンベルク)は、イスタークの賢者の学院に属している導師です。
総髪で顔に傷がある褐色肌の男で、ヴィサルガが肌に浮かんでいるのでソーサラーだとわかりますが、鍛えられた体に軽装な装いは戦士のようです。

ロン導師は、様々な武器強化魔法や魔法武具を研究しており、自分でも武器を鍛える武器職人でもあります。
今回、様々な特殊能力を持つ魔獣を狩ってその素材を手に入れ、それらを用いた魔法武具を制作する研究・開発に取り組むこととしました。
ロン導師は、様々なエンチャントメント(武器強化魔法)やエンハンスメント(肉体強化魔法)、そして、魔法武具を研究しており、自分でも武器を鍛える武器職人でもあります。今回、様々な特殊能力を持つ魔獣を狩ってその素材を手に入れ、それらを用いた魔法武具を制作する研究・開発に取り組むこととしました。

彼は月光騒動で姿を消したイスタークの最高導師が秘蔵していた2つの宝〈マステレポートのスクロール〉と〈遠見の水晶球〉を手に入れ、水晶球でエンファータ各地の魔法武具素材になりうるモンスターをみつけだし、討伐の冒険者を送り込むこととしました。
そして、その討伐のメンバーとして、浮雲の碇亭の冒険者を選んだのです。

#style(class=rule)
- ロン導師はルアーブルのイーストエンド地区にある堅牢な大邸宅を購入し、そこを本研究のベースとしてます。場合によってはルアーブルなど各地の賢者の学院などと協力するようです。なお、一人称は「俺」、語尾は「だ。」「な。」など男性的なラフな口調です。
- 〈遠見の水晶球〉でモンスターの居場所を特定し、〈マス・テレポート〉の呪文で冒険者たちをその地に送り込みます(帰還時も)。そのため、移動にかかる時間はありません。 ※近場や各種理由があれば、通常の移動手段の依頼もあり得ます。
- モンスターは移動するため、ピンポイントの同定はしにくいことと、未知の場所に直接送り込むのは危険だという理由から、モンスターが生息している所の近くにある集落に冒険者を送り込んで十分な準備ができるようにするのが基本です。
- テレコールアミュレットを冒険者たちに預けます。退治と素材収集が終わったら連絡すると、マステレポートでの送還をします。(または、緊急事態の場合など)
#style(end)

※デザイナーズノート:上記の設定は、移動にかかる問題を解決して、エンファータ各地の様々な舞台を使えるようにするためのギミックです。

* 登場したモンスター [#vaf15d5e]
** 鳴蛇竜ジャアアラガガ ML7 [#c07462cd]
> 
ジャアアラガガ(中サイズ)
ML=7 HP=26/17 MP=12/15 攻撃=15(嘴)/13(薙ぎ払い) 打撃=16/16 回避=13 防御=11 敏捷/移動=10/20
・<鳴甲の音爆>=ラウンドはじめ、すべてのPCに精神抵抗14、R20+7の音ダメージ、抵抗半減、失敗したPCはそのラウンドのあらゆる判定が-1される。
・<毒牙>=牙攻撃が命中した相手は生命抵抗14を行い、失敗すると次ラウンドのあらゆる判定が―1される。なおこれは、鳴甲と重複する。
生息地=ラクナウ/密林、出現=ごくまれ、反応=中立、知覚=五感(暗視)、知能=普通、言語=リザードマン語

ラクナウの密林に住む大型の蛇で、頭から背中の中腹辺り、そして尾に、特徴的な形状に発達した「鳴甲」と呼ばれる突起状の甲羅が発達しています。鳴甲の名の通り、この甲羅を大きく鳴らすことで、聞くものの動きを鈍くしその体にダメージを与えます。また、その嘴は麻痺毒を注ぎ込むという危険な敵です。

ジャアアラガガは縄張り意識が強く、密林の森の広い範囲を支配します。とはいえ、その縄張りを犯さない限りは、危険ではなく、他の大型の獣からの被害を防いでもくれるため、聖なる獣として崇められる場合もあります。

なお、データは中型サイズのものです。密林の奥には、成長し、より大きな存在になったものもいるようです。
また、この怪獣の鳴甲や嘴は魔法的な効果がある、または魔法的親和性が高いと言われています。

http://gurrad.kuron.jp/log/2021/202103/log20210315b.html

** 炎飛竜リオレウス ML8 [#bfa3809a]
>
リオレウス
ML=8 HP=30(19) MP=12(16) 攻撃=15(牙)/16(爪)/16(爪)/15(尾) 打撃=18/17/17/17 回避=14 防御=12 敏捷/移動=12/50 
・<火炎弾>=ラウンド初め、2d6を振って10以下が出たPCは火炎弾を受ける。抵抗15の炎系魔法ダメージ。R20+8/抵抗減少
・<掴み投げ>=爪攻撃が命中したPCは生命抵抗16に失敗すると、さらに生命B分ダメージを受け、次ラウンドの回避がー1される(重複)
生息地=火山、出現=ごくまれ、反応=敵対的、知覚=五感(増光)、知能=動物なみ、言語=なし

火山地帯に生息する飛竜で、ワイバーンなどよりもずっと強く、飛竜の王、天空の王者などと呼ばれています。
上記のデータは通常の個体ですが、それでもワイバーンを凌駕しています。また、これより強い個体や亜種もいるようです。

リオレウスは「天空の王者」の名の通り、飛行力に優れており、三日三晩飛び続けるほどができると言われています。大変縄張り意識が強い彼らは、その飛行力を生かして上空から縄張りを見張っているのです。そして、縄張りに入ったものはそれがどんな大型の獣であれ襲い掛かります。
なお、雌はリオレイアと呼ばれ、雄のリオレウスとつがいになった場合、大変仲睦まじいそうです。

http://gurrad.kuron.jp/log/2021/202103/log20210316c.html

** 鎌蟹ジェネラルギザミ ML6 [#jebc83f0]
>
ジェネラルギザミ
ML=6 HP=26(16) MP=9(13) 攻撃=14(大鎌)/14(大鎌) 打撃=15/15 回避=12 防御=12 敏捷=10
・<水ブレス>=ラウンド最後、1人を対象に抵抗13の水ブレス、R20+6(抵抗減少)
生息地=洞窟(水辺)・沼地・火山、出現=稀、反応=中立、知覚=五感(増光)、知能=動物なみ、言語=なし

ジェネラルギザミは、大型の甲殻類モンスターです。
普段はねぐらの中でのんびり過ごしていますが、危険を感じると敢然とその脅威に対して襲い掛かります。
大型生物の頭蓋骨などをかぶって装甲にしており、その鋭い大鎌は肉を容易く切り裂きます。また、被っている頭蓋骨の構造を利用して水ブレスを撃ってきます。

なお、ジェネラルギザミは美味だそうですが、悪食とされており、美食家や貴族などからは忌避されています。とはいえ、その味からか密かな需要があり、高値を出して求め、自信の素性を隠すために覆面をしてまでも食する上流階級のものもいるそうです。
それほど忌避されている理由ですが、ジェネラルギザミの名前に答えがあります。この動物の名前は、アルケナル帝国時代にとある将軍を文字通り切り刻み、食べてしまったからだと言われています。その将軍の息子はのちに皇帝となっており、そのため、この生き物は不敬ということで忌避されました。

http://gurrad.kuron.jp/log/2021/202103/log20210320c.html

** 迅獣竜ナーガクーガーML8 [#wcca6f71]

> 
ナーガクーガー
ML=8 HP=30(19) MP=12(16) 攻撃=15(牙)/16(爪)/16(爪) 打撃=16/15/15 回避=16 防御=12 敏捷/移動=21/30
・<迅速なる竜尾>=牙攻撃の代わりに、薙ぎ払い 15/17 に変更可能。
・<怒り>=HPが半分になると、全ての物理攻撃の命中、ダメージが+1。また、ラウンド最後に、全員に対して尾棘を飛ばす。命中14、ダメージ15。
・<音に弱い>=音弾が命中した場合、6ラウンドの間、回避-2される。
生息地=森(ラクナウ/カイラスの道)、出現=ごく稀、反応=敵対的、知覚=五感(暗視)、知能=動物なみ、言語=なし
※音弾:ふもとのカイラスバードで手に入る。グラップラー専用武器につける。命中すると、6ラウンドの間、上記の効果を発揮する。

ナーガクーガーは、ラクナウの白き霊峰カイラスに至る山道に生息するモンスターです。カイラスを目指す巡礼のものたちを襲い、地元ではカーママーラ(悪しき魔物)と呼ばれています。豹を思わせるしなやかな肉体と暗闇に紛れる暗色の体毛をもっており、獰猛かつ狡猾で、好戦的な性格のモンスターです。パスツェルによって生み出されたとも言われています。
飛竜属に分類されるそうですが、獣のような体でもあり、前脚に翼がついているため飛ぶのは苦手で、高い所から滑空するといいます。

なお、このモンスターは奇襲攻撃が得意です。危険感知判定を行い、12以上が出ない場合、奇襲攻撃をされます(回避ペナルティはありません)。

http://gurrad.kuron.jp/log/2021/202103/log20210326d.html

** 影蜘蛛ネルキュラ ML7 [#w79700d2]

>
ネルキュラ
ML7 HP=25(17) MP=15(15) 攻撃=15(鋏角)/15(鋏角)/14(針) 打撃=16/16/15+毒 回避15 防御=11 敏捷/移動=10/24(糸)
・<蜘蛛の糸>=毎ラウンド頭に全員冒険者敏捷15。絡まったPCは、絡まるごとに敏捷度がー6される(0にはならない)。また、絡まったPC は次ラウンドに前衛位置に引き寄せられる。
・<毒針>=毒針攻撃を受けたものは生命抵抗15。失敗するとR10+7。また、一時的に肉が柔らかくなり、防御点が-1される(累積ー4)。
・<炎に弱い>
生息地=森(深淵の森/密林)、出現=ごく稀、反応=敵対的、知覚=五感(暗視)、知能=低い、言語=なし

深淵の森に巣くう蜘蛛の魔獣です。自分の縄張りとした場所に腹部から産出する強靭な糸を用いて巨大な巣を作り上げ、そのテリトリー内に迷い込んできた獲物に積極的に襲い掛かります。狡猾で、縦横無尽に張り巡らされた糸で立体的に攻撃してくる危険な相手で、深淵の森ではオーガすら捕食してしまうと言われています。
また、この魔獣は、深淵の森だけではなく、それ以外の森にも出てきて巣を作ることがあり、最近ではティテュスで目撃/被害報告が出ています。

なお、この蜘蛛の黒い毛皮は燃えやすく火に弱いのですが、本当の皮は白色で、火に強く、大変奇麗な色合いをしています。また、その糸も火にとても強く、マグマに沈めても燃えないと言われています。

ページ新規作成

新しいページを投稿できます。

TOP