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SandBox/方舟の本 のバックアップの現在との差分(No.1)


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#contents

#style(class=rule)
- セッションGM:ふゆたに様 ページ作成者:夏野
「栞の悪魔―蒸気機関の本―」シリーズの、
主にNPCの情報をまとめたページです。
(このページを作る許可は
てく。さんとふゆたにさんに頂きました。感謝!)
このページの内容は完結しました。(2018/8/22)
(編集、セッションGM:ふゆたに)

#style(end)

''※完結しました!※''
''ふゆたにGMさん、参加PLの皆さん、お疲れ様でした!''

*概要 [#p5b66e46]
悪魔レーゼンの依頼で本の中の異世界にワープして、問題を解決してきます。
レーゼンがいる『図書室』に行くのには転移が必要で、
転移の際に特殊な栞を用いますが、
栞を使ったPCのMPは、移動人数×2点消費され
また、転移している最中に悪夢を見ます。
図書室に到着すると、レーゼンにMPを回復してもらえます。
大迷宮の深層「図書室」に住まう栞の悪魔レーゼンから依頼を受け、
「―NOA―」と名付けられた本の異世界へ旅立つ。

本の中では、11の国が11の化物に滅ぼされており、
11の国の一部だけが「NOA」と呼ばれる方舟に救われている。
方舟に乗船した街の人々は、一年の準備・調査期間を経て、
NOAに伝わる預言に従ってPC達を召喚したのである。
PC達は、方舟の街の人々と協力し、11の化物を倒していく。
''PC達の存在は、預言の中で「救世主」であるとされている。''

>
「蒸気機関の本」の世界観は未来系で、
PC達はアルト人と呼ばれる古代人のように見えているようです。
そのため『機構外装』と呼ばれるパーツを装着して変装をしないと行動できません。
変装中は「自我を持ったアルトコア」を名乗ります。
方舟の本は、栞の悪魔レーゼン最後の依頼となった。

本の中で置かれている状況は、
湖国と帝国が戦争中で、PC側は湖国に力を貸しています。
湖国は『自我を持ったアルトコア』(後述)に人権を認めていますが、
帝国はアルトコアに人権を認めていません。
>
セッションの基本構造は2話1国構成で、前編と後編で1つの国を救う。
前編で国の概要を把握し、化物の生み出した大型の落とし子を討伐。
後編で化物の本体を討伐し、救世を果たすことになる。

また、この世界の人間はアルトコアを内蔵した機構外装を装着して戦いますが
''帝国はどういう訳か''
''自動で動く無人の機構外装を戦場に大量投入してくる''ため
湖国の国境沿い(本シリーズの舞台)の兵士達は苦戦を強いられています。
方舟に集められた11の街には、街の代表者、召喚士、同行者がいる。
肩書は色々だが、街をまとめる人や、PCを召喚するだけの魔法に長けた人、
11の化物を共に倒すだけの力のある人といった役割を担っている。
それらの存在に関わる預言もあるようだが、
預言のすべてが明らかになっているわけではない。

*ふゆたにGMの簡易戦闘ルール [#x867abc5]
>
ふゆたにさんが考案した、1Rで決着がつく戦闘システムです。
このルールを基本とし、
細かい部分はモンスターの特殊能力など
状況に合わせて補足説明があります。
街の代表者は、『ニンギルス』と呼ばれる代表機関に参加している。
ニンギルスは、預言に従って結集されたものであるとされている。
召喚士は、必ずしも魔法を扱える必要はないが、
多くは優れた魔法使いで、預言の解読に関わっている者もいる。
同行者は「救世主」と共に化物を討つ役割が与えられており、
1人であると預言に定められている。

-ここに掲載されている情報はこのシリーズ中に採用・修正されたところで止まっています。最新の情報はSandBox/1R簡易戦闘のページを確認して下さい。
*ソロモンの預言 [#r4412cd0]
NOAに集められた11の国と、その街はNOAの中央施設にある「ソロモンの預言」に従って化物に立ち向かっている。
預言は中央施設に「石版」として安置されており、謎の文字で書かれている文章が時を経て、古代語へと変化するようだ。
謎の文字で書かれている内容についてはソル=パル神のインスピレーションでも読み取ることが出来ず、
古代語へと変化する時を待つ以外に読み進める方法はない。
預言の記述については、末尾の「ソロモン」と書かれた文字から、ソロモンが書いたものと考えられている。
現在判明している預言の内容は以下の通り。
 ・NOAが空中に浮かぶ巨大船、11に分かれる大地であることの説明
 ・NOAの中央施設の機能(転送、召喚の機能、預言の石版など)
 ・集められた11の国と街の名前
 ・11の化物の名前と、二つ名
 ・街の「代表者」を集めた代表機関ニンギルスの結成について
 ・ニンギルスの取り決めに従い、1年間は街の安定と「召喚士」の育成に努めること
 ・1年後、「召喚士」が中央施設の部屋にて、「救世主」を召喚すること
 ・召喚を行う国の順番
 ・救世主と共に化物を討伐する「同行者」を一人、選出すること

【戦闘について】
1Rで決着が付きます。PCが先攻、モンスターが後攻です。
敵の攻撃回数はモンスターの残りHPによって変わります。
モンスターの攻撃が終わったときに、PC側の''前衛が''1人でも立っていればPC側の勝利となります。
-PCは敏捷順に関係なく行動します。敏捷11のPCの魔法ダメージの結果を見てから敏捷20のPCが攻撃手段を決めても問題ありません(<なぎ払い>を行うかどうかなど)
最終局面「生命の海」を前に、以下の内容が判明した。
 ・11の国すべてを救うことで、大地震が起こる
 ・大地震の発生時、NOAの転送システムにより住民はすべてNOAの上へ転送される
 ・大地震により11の国の大地が繋がり、「生命の海」が湧き出る
 ・救世主と一人の同行者が「天命の書版」を手に入れることで、最後の国へ辿り着く
 ・最後の国を救うことで、救世が果たされる

''計算方法''
1.PCに攻撃させます。
2.モンスターにダメージを与え、残ったHPを6で割り、端数切り上げの回数行動させます。
例:モンスターのHPが25残っていたら5回。 24~19で4回 18~13で3回。 12~7で2回。 6~1で1回。 0で0回です。
生命の海が枯れた後、以下の内容が判明した。
 ・最後の国は図書の国ビブリオテークという名前であること
 ・ビブリオテークへ天命の書版を納めることで、救世が果たされること
 ・ビブリオテークへの同行者は1人までであること

モンスターが複数体居る場合、個別にダメージを与えます。
例:HPが25で、1行動につき2回攻撃可能なモンスターを3体相手取っている場合、
PCの行動後に
AがHP20残って、Bを撃破していて、CがHP13残ったとすると
AがHP20で行動4回、Bは行動ゼロ、Cが行動3回なので、Aの2回攻撃が4回、Cの2回攻撃が3回飛んできます。
*最終局面「生命の海」 [#r4412cd0]
大地震の後、11の国が繋がった大地は「生命の海」と呼ばれる謎の液体による洪水で満たされた。
液体とはいえ、それは新たな「大地」であると定義され、陸上のように液面の上を歩くことができる。
生命の海からは、魔術的な力で常に新たな生命が生まれ続けており、異常なスピードで生存競争が行われている。
現在はまだ原始的な生物が多いが、新たな特徴をもつものもおり、生存競争の結果、進化は進み続けている。

【宣言について】
強打宣言不可、戦術や遅延などは原則無し(後述)、カバーリングは通常通り。
ガンスリンガーのバーストは、連射できる範囲で可。(例:ビッグで+1、スリンガーは+2まで)
生命の海の中央部には、円形のエリアが存在し、そこで生まれた生命は軍隊のような統制された行動をとる。
この軍隊の長こそがキングーという名の存在であり、天命の書版をもつと思われる存在でもある。

【武器攻撃の命中判定の達成値が回避点より低かった場合】
・打撃レートを-10してダメージを算出する。
・あらゆる武器でクリティカルはしない。クリティカルが12の場合は、打撃レートをさらに-5すること。
・「ファイア・ウェポン」などの魔法によって上昇している打撃レートは無効となる。(<光の牙>や<炎撃>も同様)
-薙ぎ払いなどで1つの武器で複数の敵に攻撃を当てた場合、ダメージ決定ダイスは敵の数だけ振ります。
-ファイア・ウエポンや<光の牙>等の支援がかかった状態で攻撃を外した場合、支援の効果が掛かっていないR-10のダメージ決定ダイスを振ります。
キングー打倒後、生命の海は中央の円形エリアにすべて飲み込まれ、枯れ果てた。
生命の海から生まれた残骸が地上を闊歩している状態ではあるが、元の大地が取り戻されたのである。
ニンギルスは、海を飲み込んだ中央の大空洞の調査を進めながら、復興の計画を立てている。

【シャーマン】
スネア…攻撃回避のペナルティを-1とする。行動一回で消える。
ホールド…攻撃回避のペナルティを-1とする。
ヒーリング…遅延(何回目の行動の後か事前に宣言すること)での行動が可能。
-複数の敵に攻撃魔法を放つ場合、発動判定が1回、ダメージ決定ダイスが拡大数になります。
*図書の国"ビブリオテーク" [#r4412cd0]
NOAの中央施設、預言の石版が安置されている部屋で隠されていた石扉に刻まれていた名前。
石扉には異界への転送魔法が用意されており、図書の国ビブリオテークが行き先として指定されている。

【プリースト】
パワー・シールド…戦闘前の準備で使用することができない。
キュア・ウーンズ…遅延での行動が可能。
-敵の行動の何回目にキュア・ウーンズを発動させるか、敵の手番になる前に決定します。(「フルプレートを着ていて防御力に自信があるので、敵の攻撃の2回目が終わった後にキュアを挟む」など)
図書の国ビブリオテークは、乱雑に積み上げられた本と本棚が埋め尽くす巨大な空間。
奥の一画には、大迷宮「図書室」と全く同じ間取りの場所があり、そこには眼鏡をかけた少年が足を組んで座っている。
その少年こそ、「ティアマト」の役割を受け持った存在であり、自身を「ソロモン」と名乗る。
少年は、天命の書版を手に入れることで、NOAの世界が独立し、自身を神として救世が果たされると語った。
これまでの預言や、化物の存在はすべて、「この世界の神話」を作り上げるためである。

【グラップラー】
気功1…遅延での行動が可能。
気功2…回復量を2点とする。任意のタイミングで使用可能。
>
少年の正体は栞の悪魔レーゼンをエンファータに召喚した<人>である。
別の世界で神の子として生まれたソロモンとはまったくの別人。既に消えたソロモンの魂に触れた過去をもつ。
ソロモンの魂に触れたことで、栞の悪魔の召喚が可能となった。<人>としての姿は既に無い。
栞の悪魔レーゼンへの命令権を発揮することで、自身の魂を「ティアマト」の身体と重ねている。
彼の本来の目的は、レーゼンとソロモンの合作とも言える「NOA」の世界を独立させて、
独立できた巨大な世界で現在のエンファータを上書きして消去することにある。
#ref(http://gurrad.verse.jp/paint/data/IMG_004436.png,177x250)
彼の真の名は「ゲーティア」。
エンファータを不完全な世界であると信じ、すべてを一からやり直すという野望をもったウィザードである。
ティアマトの身体に宿ったまま打倒され、魂ごと消えることとなった。

*主要人物 [#r4412cd0]
**マシーナ [#p29a0ef6]
本の中の世界にPC達を呼び出すことができる少女。
湖国と帝国の国境沿いの森の近くの街に住んでいる。
元気はつらつで、少々…いやかなり落ち着きの無いところがあったが、
祖父ヴォールが家を空けることが多くなってからは、少し冷静なテンションになった。
技術士として非常に優秀で、天才という言葉では足りないほどの才能を持っているが
国の試験に合格していないため正式な技術士ではない。
筆記試験が苦手で、機構外装は『動けばOK』と思っている。
この才能に気づいているのは、祖父のヴォールと、第三兵団の団長のシィヴァン。
マシーナは研究中に「アルトコアや蒸気機関の声が聞こえる」と言うことがあるらしい。
天才技術士でもあるシィヴァンに言わせると、
アルトコアや蒸気機関の声が聞こえる、など想像もつかない、とのこと。
*栞の悪魔レーゼンとソロモン [#r4412cd0]
ソロモンとは、別の世界で神の子として生まれた異界の神候補。本を愛する少年であったとされる。
元となった世界ごと滅んでしまったため、ソロモン自体は既にどの世界にも存在していない。
ソロモンは、「夢」として新たな世界を構築する力をもち、毎夜無数の夢を見ては新たな世界を生み出していた。
夢という言葉の通り、独立して機能するだけの力はなく、夢を見るごとに古いものは消えてしまっていた。
そこで、過去の夢に住まう者達を儚んだソロモンが生み出した世界が、図書の国である。
図書の国に住まう栞の悪魔レーゼンは、「栞」のように、一度生み出した夢を本として保存することができた。
こうして、様々な登場人物(ソロモンの悪魔)と様々な異世界が保存され、ソロモンは毎夜夢を楽しんだ。

マシーナは自分も技術士として軍に協力したいと考えているようだが、
才能を知る者が少ないこと、祖父とPCに止められているので、ずっと大人しくしていた。
しかし、それらの世界も結局は元の世界と紐づけされたものであり、世界の崩壊とともに消えかけていた。
そこで、消えかけていた図書の国とレーゼンをエンファータに召喚した存在が<人>である。
レーゼンは<人>の目的を知りつつ、自身の目的を果たすために従い続ける。
レーゼンの目的は、「ソロモンの愛した世界を独立させる」ことである。もう、消えてしまわぬように。
#ref(http://gurrad.verse.jp/paint/data/IMG_004437.png,177x250)
*シナリオの終了とその後 [#r4412cd0]
大空洞から再び、11の化物と落とし子、そして化物に殺されたNOAの戦士たちが蘇った。
ソロモンを騙る<人>のもつ「絶命の書版」によるもので、打倒後には綺麗さっぱり消え去る。
ソロモンを騙る<人>の打倒後、中央の円形エリアには空に浮かぶ方舟NOAが収まった。
着陸後、NOAのもっていた様々な機能は失われ、大地の一部となっている。
神話の始まり、「中央都市NOA」として、11の国共通の王都の役割を果たすだろう。
11の国の筆頭指導者には嵐王レイ・フェオンが、そのサポートに王子ハキーカが着くこととなった。
ハキーカの提案により、基本的にはニンギルスによる議会制を継続していく方針である。

-「その10」にてとうとう、ガーファス団長にその才能を明かすことになった。同時に、祖父ヴォールが元は帝国の技術士だったと知ったが、明るい態度で振る舞っていた。
-「その11」にて、湖国の技師達と共に将軍機の修理を手伝う技師になった。
-「その11」にて彼女は人間では無く「アルト時代を復活させる鍵」である「終わりの始まり」と呼ばれる特殊なアルトコアであることが判明したが、マシーナはまだ自分の正体を知らない。
-「その12」では、病人同然の状態で登場し(実際には蒸気機関の動作不良のようなもの?シャーマン技能で高熱を軽減できる)アルト人としての人格が復活しかかっていた。しかし「おじいちゃん・・・」と呟くこともあり、どちらの人格が勝っているとも言えない。
-「その12」ではうわごとでアルト語の特殊な言語で何かを言っていたが、言語に特化したPCの耳でもその言語がそうであることが分かっただけで、を理解、解読するのは不可能だった。
-「その12」の最後に、姿を消したが、それは『終わりの始まり』としての自分を自覚しショックを受け、家から飛び出してしまっただけだった。「その13(最終回)」でPC達が、「その1」でアニを助けた森で彼女を発見、保護した。
*NOAに集められた11の国と街 [#r4412cd0]
**神楽の国"ヤマト" ――武蔵 [#p29a0ef6]
白蛇信仰の根強い和風の国。
武蔵はヤマトの首都ではないが、活気のある街の一つ。

「その13(最終回)」で、マシーナはシィヴァンと幼い頃に遊んだ秘密基地で、
昔自分が作ったのであろう「アルト時代の物そのもの」な機構外装を発見する。
(シィヴァンが「マシーナの作る機構外装の仕組みはよく分からない」と言っていたのは
この機構外装を見た時の感想だと思われる)
霊峰フジに住まう"毒蛇"バシュムがヤマトを滅ぼした。
バシュムのもつ毒沼の力で、ヤマト全土は生物の住めぬ毒沼と化した。

また、帝国の大軍との決戦前夜に将軍機2機の復元を一晩でひとりでやってのけた。
(1機はヴォールとインジネルが協力して復元)
>
ヤマトの武士に伝わる居合の技「空突き」という名前から、
かつてPC達が救った本の世界「桜姫の本」との関連が疑われている。

最終決戦ではPC達に同行し、悪魔フェニクスが
まがい物のアルトコアに捕らえていた帝国人たちの魂を、その手で解放した。
**砂漠の国"アッシャムス" ――シュクラン [#p29a0ef6]
強い日差しと乾燥した気候が特徴の砂漠地帯。
アッシャムスでは、王子がそれぞれの得意分野を活かした街づくりを任されている。
シュクランを治める王子は「商才」を活かして、オアシスに集う一大商業都市を作り上げた。

***マシーナの秘密基地にあった古代の機構外装の能力 [#i24635a2]
【テンポラリ・ブースト】3回だけ使用可能。自身の判定の前に宣言して、判定の修正値を+1する。
【フィジカル・サポート】器用、敏捷、筋力を合計で+6になるように任意の値上昇させる。
【マジック・マスター】魔法を1つ選択する。選択した魔法の「基本消費精神力」を-5する。
【グリモワール】1回だけ使用可能。ラウンドはじめに宣言し、自身の行動とは別に魔法を使用できる。そのラウンドの間、自身の魔力は0となる。
【グッドラック】1回だけ使用可能。自信が失敗した判定を振り直すことができる。
【リザレクション】1回だけ使用可能。HPが0点以下になったとき、生死判定に成功すればHP1で回復する。
アッシャムス王都の地下には「大迷宮(マターハァ)」が眠っており、
大迷宮に現れた"蠍人間"ギルタブルルーがアッシャムスを滅ぼした。
大迷宮を巣としたギルタブルルーは、人間からギルタブルルーを生み出しており、
ギルタブルルーの掘り進めた穴で、アッシャムス各地の都市をすべて落とした。

:【マシーナ】 : | 「  アタシも手伝うって何度も言ってるのに。 おじいちゃんはそれだけはさせれないって。  」「  アタシそんなに頼りないかな。  」  「  一応、雑用みたいな感じで基地には出入りしてるんだけどね。 はーあ。  」
:【マシーナ】 : | 「  とりあえず!  」  「   お爺ちゃん、大丈夫よ。 アタシはおじいちゃんの孫だってことには変わらないし  」 「  いやほら、無意識のうちにお爺ちゃんの技に似てたんだなーって思ったらなんかいい気分だしね!  」
:【マシーナ】 : | 「   ええええええええええッ?!   」「  アタシ・・・  」「  アタシ、何でそんな凄い人の孫なのにこんなに筆記試験できないの?!  」
**遊牧の国"イディル" ――パスト地方 [#p29a0ef6]
11の国最大の面積と、最小の人口密度(一部例外を除く)をもつ遊牧国家。
一つの国家という認識は非常に薄く、多くの遊牧民族の集落が集まった連合のようなもの。
イディルの人々は、「ベルジェ」と呼ばれる二足歩行の爬虫類を遊牧しており、
騎乗から畜産まで広い用途に利用している。

聖地に巣食っていた"嵐の魔物"ウームー・ダブルートゥがイディルを滅ぼした。
ウームー・ダブルートゥは嵐を操り、強風ですべてを破壊した。
その風は、大地に深い傷跡を残すほどであった。

:【マシーナ】 : |「  あ、 アタ。  アタシ……  」「  何で、痛いの ……  」「  何で ……  何で、アタシ…… 違う、のに。  」「  アタシは、アタシはマシーナで、マシーナでしかないのに……  」
: |「  アタシ、目覚めたら何もかも…… 何か、何もかも自分のせいだって思って。 本当に情けなくなって、どうしたらいいかわからなくって …・・・ 」
: |「  ありがとう。 おじいちゃんがここまで育ててくれたから、アタシちゃんと踏みとどまれたよ。  」「  アタシ、頑張るからね。 おじいちゃんの自慢の孫娘として。  」
:【マシーナ】 : |「  それと、ヴィントに触ってわかった気がする。 この声がなんて言ってるか、本当はなんて言いたかったのか。  」「  ”違ってもいいから仲良くしなさい”  」  「   って。  」「  機械も、人間も。  」「  帝国も、湖国も。  」「  今も、昔も。  」「  全部一緒になったら。  」「  きっと、新しい時代が始まるんだわ!  」
-悪魔フェニクス討伐後、PC達の身体は元の世界に戻ったので、PC達『特務部隊ノーネーム』の姿を最後に見たのは、マシーナと、道案内役のフュイートだけだ。
**異能の国"バベル" ――ノースバベル [#p29a0ef6]
かつては、その名の元となった「バベル」という塔があったようだが、
現在はセントラルバベルの中央に跡地だけを残している。
セントラルバベルを中央に、四方に街が発展し、一つの国となった。
バベルに生まれたものは皆、「異能」と呼ばれる特殊能力をもつ。
異能の種類は、いわゆる魔法のような能力から、単純なパワーアップまで多岐にわたる。

**老技術士ヴォール [#d3b0f68c]
マシーナの祖父。
湖国の正式な技師で、初期は状況の解説役を担っていたが、
戦況の悪化に伴い基地に呼ばれて技師として働く日が増え、ほとんど家に帰れない時期もあった。
最近は戦況が少し落ち着き、また家に戻れる日もあるようだ。
マシーナの並外れた才能が戦争に使われることがないよう願っている。
-「その7」では戦闘には慣れていない技師であるにも拘わらず、戦場に駆り出されていた。
-「その10」で元は帝国の技術士だったことをPC達に明かす。それは何十年も前の話で、本当の名は「アウディ」だった。何故湖国に来たかは、まだ明かされていない。
-「その11」にて、ヴォールがアウディを名乗っていた頃――帝国第一技師だった頃に「将軍機五機」の開発を手掛け、のちに「将軍機の元にした5つのアルトコアはマシーナという特殊なアルトコアを守護していた」と知った。「マシーナ」の本質を知ったアウディは帝国から逃亡し、湖国に身を寄せ「技術士ヴォール」として「マシーナ」を育てた。
-ヴォールとは、行方無名だった湖国の兵士の名前。ヴォールの父はアウディとマシーナを暖かく迎え入れたらしい。
-「その12」では、倒れたマシーナの介抱を続ける。PC達と基地に行くということも考えはしたようだが、PC達の勧めでマシーナの傍にいてあげるように、という意見を聞き入れた。マシーナは単なる孫ではなく、将軍機達も、ただの帝国の発明ではない。だがそれでも『マシーナは家族』というPCの言葉と向き合いながらマシーナの介抱をしていたようだ。
-「その13(最終回)」ではいなくなったマシーナを案じていたが、戻ってきたらいつも通り“祖父として”スパナで殴ってマシーナを叱り、そして抱きしめた。
-「その13(最終回)」で技術長インジネルと共に将軍機1機の復元をする。
:【老技術士ヴォール】: |   「  パイソンを見たか。 あれは全装型の戦闘用機構外装じゃ。  あんなもの、一人で組み上げられる者は、首都でも特級の技術士扱いを受けるじゃろう。  」
: | 「  …… この街じゃから、そんなことも知らずに生きておる。  」「  技術士試験に筆記試験が必須で良かったと本当に思っておるよ。  」「  ワシは、あの娘の力が、湖国の中枢に伝わることが、恐ろしいのじゃ。  」
:【老技術士ヴォール】: | 「  その時がくれば、ワシも。  」「  マシーナも。 覚悟を決めるしかないということじゃ。  」「  ……。  」「  マシーナも。  」  「  一人の人間じゃからな。  」
: |「  それでも、ワシはマシーナを最も大切にしたいと思っておるし。  」「  それは、変わりゆく状況の中で、大切にするということがどういうことかを考え続けるということでもあるんじゃ。  」
バベルの跡地に現れた"有翼の牡牛"クサリクがバベルを滅ぼした。
クサリクのもつ聖なるオーラが異能を狂わせ、太刀打ちできる者はいなかった。
清浄過ぎる空気は一種の毒として、人を侵す。

:【老技術士ヴォール】: |「  心配かけおってからにこの馬鹿娘が!   」  スパナが飛ぶ
: |はしゃぐマシーナをぎゅっと抱きしめるヴォール。「  …… 。  」 抱きしめてため息をつくだけのヴォール
>
バベル、異能といったキーワードやかつての話との符号から、
かつてPC達が救った本の世界「塔の本」との関連が疑われている。

-ヴォールの正体が正体だけに、湖国に彼が拘束される可能性もあったが、PC達が先手を打って自分たちの正体を明かしたため、人知れずヴォールも窮地を脱していた。(※参考:「ふゆたにGM : インジネルによって爺さんの帝国出身がバレて爺さんが拘束されるっていうルートもあった。」/「その13(終)セッション後雑談より)
**凍土の国"リオート" ――リディニーク&オボロートニ [#p29a0ef6]
凍った大地と凍った海に住まう者たちの国。凍土と言いつつ、多くの国土が海に面している。
リオートには古くから、人間と人狼が住まい、争っていた。
長い戦いの歴史の中で、神秘術を扱う人狼の一族が人狼を離反し、人間との融和を求める。
人間はこの融和を受け入れ、人間との対立を続ける人狼達を僻地へ追いやった。
リディニークは、人間と、融和した人狼やその混血の住まう街。
オボロートニは、人間との対立を続けた人狼の長、人狼女王とその仲間が住まう街。

**アニ [#q86913d2]
マシーナの友達。本人も幼いようだが、更に居幼い妹がいる。
父親は兵団の一員であったが森の偵察中に命を落とした。
それを理解できていないようで、帝国と武力衝突が起こる森に父親を探しに行った。
PC達に助けられた時に怪我をしていたが命に別状はない。
氷河に現れた"巻き髪の海魔"ラハムがリオートを滅ぼした。
ラハムの鱗が立てる音と、巻き髪には「呪い」が備わっており、最強を誇った人狼女王すら退けた。
人狼女王は、ラハムとの戦いの後、継続する呪いの力で命を落とした。

アニを助けに行った際にPC達は始めて帝国の機構外装を退けたが、
この事件が元になり、その後も成り行きで蒸気機構兵団に力を貸すことになった。
**蓬莱の国"メイファーズ" ――ウーレン [#p29a0ef6]
11の国最大の人口をもつ中華の国。
体内の気を扱う技術に長け、魔法使いも戦士も気功のような技術を元に戦う。
また、メイファーズには「ロン」と呼ばれる足の無い龍のような霊獣が住まう。
かつてのメイファーズ王家は、力のあるロンを契約したという言い伝えが残っており、
ロンの住まう神山は、古くから祀られている。
メイファーズを治める王の子は皆、領土を与えられ、各々の才覚を発揮しており、
ウーレンの街はメイファーズ屈指の武力を誇る軍事の街。
ウーレンには、四聖獣にちなんで「四聖」という名の4人の優れた戦士、魔法使いが継承されている。

*蒸気機構兵団(登場順) [#q8eb4302]
**機構団長ガーファス [#k599c138]
実質的な依頼人となる人物。
マシーナと『自我を持ったアルトコアの戦士達の旅人(=PC達)』の繋がりを知り、
条件付きでも構わないからと湖国の遊撃隊にPC達を抜擢した。
メガネがチャームポイントで、PCが自分の理解を超えた言葉を使っていると、
自分の中で本来の意味とはズレた解釈をして一人で納得する癖がある。
本人が内心思っているだけなので、
ガーファスがどう解釈しているか知ることが出来るのはPLだけである。
突如現れた不治の病がメイファーズを滅ぼした。その病こそが"凶暴な龍"ウシュムガルである。
ウシュムガルは、己の凶暴さ故に己すらも滅ぼしたと言われる化物であり、その魂が病として顕現した。
一度感染すれば、「龍腫」と呼ばれる腫瘍が身体を蝕み、短時間で死に至る。
龍腫に耐えられる唯一の生物である「ロン」を依り代にして、ウシュムガルの本体が存在していた。

彼はマシーナの才能に気づいておらず、PC達のことは旅人の戦士達と思っている。
そのためマシーナにはPCと軍の橋渡し役を頼んでいる。
終盤の展開で、眼鏡が割れるのが持ち芸と思えるほど「ガーファスが驚くと眼鏡が割れ」た。
**機関の国"マキニスタ" ――ロコモトーラ [#p29a0ef6]
古い時代の魔術文明と、後に発展した蒸気機関文明とが合わさった魔導機関の活躍する国。
イディルを下回る人口密度だが、マキニスタでは魔導機関人形も人同様に扱われることが多い。
ロコモトーラは一般的な技師の街。比較的若い者は少なく、ベテランの技師が集っている。

「その7」でPC達が基地に足を運ばず戦場に直行した際、ショックと怒りで眼鏡が割れたらしい。
新しい眼鏡を使っているが、前の眼鏡を修理に出しているようなので、
元の眼鏡のデザインがよほど気に入っているようだ。
一度滅びた魔術文明と、蒸気機関文明が交わった分岐点には、デウス・エクス・マキナという
存在が大きく関わっていたという言い伝えが残っている。
機関人形を支える技術である「コア」には、人の魂が魔法の力で込められており、
デウス・エクス・マキナはこのコアの魂を自在にコントロールすることができたとされている。
人と機関とが共存する世界を目指し、デウス・エクス・マキナは魔導機関人形に「寿命」を定めた。
一定の期間稼働した魔導機関人形のコアは、記憶の消去を経て、眠るのだ。
デウス・エクス・マキナ自身も眠りにつき、マキニスタが滅ぶその時まで眠り続けていた。

「その10」にてとうとうPC達の正体がアルトコアではなく人間(や異種族)であると知る。
にわかには信じがたい真実ではあるが、実際に「見て」知ったため何とか納得し、PC達を信じることにした。
(真実を知った際、あまりのショックにより眼鏡がまた割れた)
狭間の遺跡群に現れた"蠍尾竜"ムシュフシュがマキニスタを滅ぼした。
怒れる蛇の力で、精神力をもたない魔導機関人形を暴走させることができた。
優秀な力をもつコアですら敵わず、多くの同士討ちが発生してしまった。

「その11」では異世界から湖国のマシーナの工房にやってくる現場に立ち会う。
蒸気で真っ白で、何も見えなかったらしいが、
蒸気が切れて気がついたらアルト人もどきの“機構外装装着前”の“ノーネーム”がいることに驚き
眼鏡が既に割れていた。翌日、ヴォールの正体が帝国の第一技師アウディであったことを明かしたとき、
また眼鏡が割れ、手持ちのストックが切れた。
その後、ロコモトーラでは、NOAの預言に従って「召喚」の能力をもつコアを魔導機関人形とし、
さらには眠っていたデウス・エクス・マキナのコアを目覚めさせることを決めた。

今までは戦場の手伝いなどの指令を出していたガーファスだが、
PC達の方が物事の本質に近い位置におり、
その場で適切な判断が出来ると考え「自由にせよ、諸君らが必要と思う行動を報告し、行動に移せ。」という指示を出す。
>
蒸気機関や、コアといったキーワードやかつての話との符号から、
かつてPC達が救った本の世界「蒸気機関の本」との関連が疑われている。
(参考:SandBox/栞の悪魔 ―蒸気機関の本―)

「その13(最終回)」では状況に合わせ、
「マシーナ嬢を捜索せよ。」「悪魔ヴィントを撃破せよ!」という指令を出す。
この命令が、特務部隊『ノーネーム』が最後に受けた指令となった。
**海洋の国"アラゴスタ" ――コスタマーレ [#p29a0ef6]
様々な海洋生物の姿をもつ者達が住まう海洋連合国家。
元は国という集まりではなく、それぞれの氏族が海の中で暮らしていたが、
人との対立の歴史から、互いの存在を守るために国家を立ち上げた。
国土のほとんどが海の中であり、コスタマーレは珍しい陸との中継地。水の都。
陸上に住まう人との外交を担っているため、人が生活することもできる。
コスタマーレでは、人との交流のために、人を水棲の環境へ招くための魔法があり、
そういった水の魔法を修めた魔法使いを敬意を込めて、「魔」をつけて呼ぶ習わしがある。
コスタマーレに住まう者達は、完全水棲から、半水棲から多種多様。
色々な魚型から、貝、軟体動物(イカ、タコ)、海藻など。

ガーファスは各兵団に指示を出した後、基地のある街に残り、
マシーナが使っている工房の前に現れたヴィントと同じ能力を持つ自動で無人の機構外装を、
秘書セクレテールと共に迎え撃った。
深海に現れた"魚人間"クルールがアラゴスタを滅ぼした。
深海にはアラゴスタの古い王族の治める地が残っていたが、逃げ出した王女を残して全滅。
クルールのもつ力により、海は水棲生物がまったく生きられぬほど汚染された。

:【機構団長ガーファス】 : |   「  ――――  ノーネームか。  」「  (  フッ…… なるほど。 古代語、アルト時代の言語というわけだな。 意思をもつアルトコアには時折見られる言語だという。 まあ、察するに意味は…… 正義、といったところか ) 」 メガネを抑えてわかった顔をする。
: | 「  (  マイルドハゲ!  …… アルマゲドンに通じる古代言語。最終戦争、か …… いや、自分たちが戦争を終結させるというわけだ。 )  」
:【機構団長ガーファス】 : |  「  …… なる、ほど。  」「  反吐の出るような話だが  」  「  が。  」「  容易に信じることも、できないような話だが。  」  「  が。  」「  それでも、信用に足るだけの状況証拠は揃っている。  」
: |「  ”特務部隊ノーネーム”。  」「  指令だ!   ―――― 湖国基地の作戦部隊として、帝国将軍機、スエロを討ち取れ。  」
**騎士の国"ナイツ・オブ・ラウンド" ――ランスロット領 [#p29a0ef6]
聖剣をもつ騎士王と、王に仕える円卓の騎士達が治める国。
騎士王は王都を、円卓の騎士それぞれが領土を与えられている。
ランスロット領は、円卓の騎士最強と名高いランスロット卿が治めていたとされる領土。
牧歌的な西欧風の町並みと、街の中央にある巨大な湖が特徴。
かつては湖畔に巨大な城があったようだが、今は湖面の中にのみ城を残している。
湖の城には湖の精霊が住まい、ランスロット亡き今、ランスロット領を見守っている。

:【機構団長ガーファス】 : | 「  悪魔との戦争は初めてだが ―――― 何、私も普通の戦争などしようと思ってるならとうの昔にしっぽを巻いて逃げているとも。  」
: |「  …… 湖国は我らの手で守る。 そのための犠牲は勿論あるだろう。  」  「  しかし我らは湖国の誇りをもって、その犠牲を最大限に抑える義務がある。  」
:【機構団長ガーファス】 : |「  、、 いいだろう。 ”ノーネーム”諸君!  」「  帝国基地、プラントへ潜入し、プラントの停止。 及び、そこにいると思われる帝国第一技師――― 悪魔ヴィントを撃破せよ!  」
ナイツ・オブ・ラウンドには、「ギフト」と呼ばれる能力が伝わっている。
それは生まれつきの才能を示す言葉であったが、アーサーという名の騎士王の治世の時代に、
円卓の騎士達のもつギフトを次代に継承できる仕組みを聖杯に願ったとされる。
その願いと共に聖杯は失われており、様々な円卓の騎士のギフトが今もなお残っている。

**機構秘書セクレテール [#s12c3451]
兵団所属の『自我を持ったアルトコア』のガーファスの秘書。
戦闘能力もあるらしいが、その5現在ではまだ実力は不明。
きっちりとした性格で、無駄なことはあまり話さない。
作戦内容の説明などをしてくれる。
最近、冗談を言うようになった。
-「その13(最終回)」では、ガーファスと共に街に残り、街にやってきたヴィントのコピーの無人機3体をその戦闘能力をもって退けた。
:【機構秘書セクレテール】  :|「  自我をもち、帝国に与する理由がわかりませんが。  」 「  自我といえど、結局こうして命令を待ち過ごす日々であればどちらにいても同じということなのかもしれません。  」「  私にはわかりませんが。  」
:【機構秘書セクレテール】  :|「  失礼いたします。  」「  壊れていたメガネが直りました。  」「  嘘です。  」
カムランの丘に出現した"巨大な獅子"ウガルルムがナイツ・オブ・ラウンドを滅ぼした。
ウガルルムは「太陽の権能」をもち、莫大な熱量を発する日差しで大地も人も森も焼いた。
また、「王威の獅子」たる威容で、王に仕える騎士の刃を一切寄せ付けることはなかった。

※自分の態度が丸くなったと言われたことに対する、セクレテール自身の自己評価
:【機構秘書セクレテール】  :|「  とすればインジネル技術士長の調整の結果か、あるいは戦闘行動をいくつか繰り返したことによる自我の最適化の結果でしょう。  」
>
騎士王や円卓の騎士、聖剣といったキーワードやかつての話との符号から、
かつてPC達が救った本の世界「騎士王伝説の本」との関連が疑われている。

-セクレテールの戦闘力は将軍機未満、団長以上らしい。(※参考「ふゆたにGM : セクレテール氏の戦闘力はまあ将軍機未満兵団長以上くらいあるので結構大丈夫ですw」/「その13(終)」セッション後雑談より)
**密林の国"フングラ" ――フムト [#p29a0ef6]
様々な虫の姿をした種族、虫人が住まう密林地帯の国家。
国の中央にあたる都には、生命の樹と呼ばれる大樹が聳え立っている。
生命の樹には、無限の果実が実ると言われ、一年中栄養豊富な果実を採ることができる。
また、生命の樹の周囲には、生命の樹と同じ果実をつける木々が広く群生している。
フムトは地下生活を主とする蟻の氏族の女王蟻が興したとされる街。
メイファーズのウーレン、アッシャムスのシュクランほどではないが、フングラの中ではよく栄えた街の一つ。
今では多くの氏族が移り住んでいるため、最大派閥の蟻の氏族は地下、翅のある虫の氏族は高い木々を利用する、
といった棲み分けが生活様式に合わせてなされているのもフムトの特徴である。

**第四兵団長アヴリル [#z89e970b]
暑苦しいノリが印象的。いつも身体を鍛えている(?)
よそ者である『ノーネーム(PC達)』にも好意的である。
戦況が厳しいから気にする余裕も無い、と本人は言っているが
朗らかな振る舞いから察するに、
たとえ戦況が良くても自我を持ったアルトコアやよそ者と仲良くしてくれそうである。
フングラに伝わる魔法は虫を操ることで超常現象を引き起こすというもの。
いくつかの手法があるが、最もメジャーなものは「虫の動きで魔法文字を描く」という方式。
魔法によって虫を使い分け、匂いなどを利用して意図した動きをさせることで、魔法を引き起こす。
複雑な内容であれば、複数の虫、色、スピード、三次元の空間など関わる要因がより高度となる。
簡単なものであれば、一種類の虫を葉の上で動かすだけでも可能。
ルアーブルに伝わる魔法と比べると、手間と技術が必要な分、精神力への負担が少ないという特徴がある。
フングラの魔法を修めた者には、虫の種類に「魔」をつけて呼ぶ習わしがある。

現在は湖国と帝国の国境に広がる森林地帯で戦闘をしている。現在は戦況が拮抗しているらしい。
:【第四兵団長アヴリル】 :|「  まあ、このところの森の睨み合いじゃ特務型もちらほら見かけるからな。 俺達も知らねえ新型がいたっておかしくはない。  」「  まあそうだな。 川の上流に《ポセイドン》なんかを仕掛けられるとなおのこと厄介だ。 そういうのを掃除するのが俺の仕事さ。  」
生命の樹に出現した"狂犬"ウリディンムがフングラを滅ぼした。
ウリディンムは「生命の簒奪者」の二つ名をもち、特殊な器官を用いたエネルギードレインであらゆる生命を奪った。
ウリディンムにとって生命の樹はまさに最高の甘露であり、無限と言われた生命の樹すら枯らしかけた。

:【第四兵団長アヴリル】 :|「  まあ、アイツらについてはむしろ腑に落ちたってなもんよ。   」  「  旅のアルトコアなんて言うにはあまりに”人が良すぎる”ぜ。  」
**竜人の国"ジャウハラ" ――スマラクト [#p29a0ef6]
宝石を宿した竜人の住まう国。国土のほとんどが山脈と高原地帯であり、人口は非常に少ない。
ドラグとは異なり、男女差はなく、大体どの竜人も人:竜の割合が8:2程度。背には飛べないが翼膜がついている。
スマラクトはエメラルドの宝石を宿した竜人が興したとされる街。
取り立てて栄えた街でもなく、人口の少ない高原の集落らしい穏やかな街並みが広がっている。
様々な宝石を宿した竜人が住まうが、エメラルドの系譜に産まれる竜人がやや多い。

**技術長インジネル [#h35a516a]
基地の技師をまとめる技術士。中性的な見た目で、長髪である。
帝国の機構外装を分解・研究した結果、本来は大量に存在するはずの無い
希少なアルトコアを帝国が『おぞましい技術』で量産しているというところまで突き止めた。
ジャウハラに住まう竜人は、それぞれの宝石を司る竜を祖先にもっているとされ、一時的に「竜化」することができる。
高度に宝石の記憶をコントロールできる場合には、半竜化、一部竜化などより応用の利いた変身が可能。
竜化できる竜人は現在では20~30人に1人、半竜化までできる竜人はほんの一握りであり、減少傾向にある。
竜人としての力は、それぞれの宝石を司る竜によって大きく異なるため、生まれもった部分が大きい。
また、竜化をした竜人は、宝石の記憶に従って、名前を与えられる。
宝石の名前そのものか、別名、もじった呼び方が当てられ、名前の一般さが同系譜内での強さの基準となる。
かつて、それぞれの宝石を司る竜を生み出したとされる「真なる竜」の伝説が残っているが詳細不明。

将軍機の解析を進めており、湖国の技術で再現できないか試みていた。
湖国のやり方で再現できる技術と再現できない技術があるらしい。
ヴォールが正体を明かし、マシーナが技師として参加した時、
技術長として当然、「スエロ」の復元を手伝った。
山脈地帯に現れた"七岐の大蛇"ムシュマッヘがジャウハラを滅ぼした。
ムシュマッヘは、「同族殺しの血毒」という名の呪いをもち、竜の一種である自身への攻撃を封じた。
強い者ほど竜に近づいているジャウハラの竜人達には太刀打ちする術がなかった。

理解を超えた話への耐性がある。
目の前で荒唐無稽な話をされても、とりあえず落ち着いて聞いていられるタイプ。
-「その13(最終回)」ではヴォールと共に将軍機1機を一晩で復元した。
>
かつてPC達は「竜の高原」に住まう竜人シグルドや、トルナードと共に悪魔アスタロトを討った。
ムシュマッヘのもつ呪いも、竜人シグルドが悪魔アスタロトから受けていたものと酷似している。
しかし、竜の高原に住まう竜人に宝石を宿す特徴はないため、関連は不明。

: 【技術長インジネル】:|「  将軍機にはおそらく細工がほどこされている。  」   「  勿論、自動化され、自我に芽生えたアルトコアの戦士が優秀な戦闘能力をもつことは間違いないが。  」
: |「  それにしても、捲土重来――― 百花繚乱。 そんな都合良く、超能力のような力がポンポンと目覚めるとも思えない。  」  「  これまで発見された、《ポセイドン》機や、《タイラント》機がもつような  」「  何らかの”手”を、自我が芽生えたアルトコアに施したと考えるのが自然だよ。  」
: 【技術長インジネル】:|「  …… 既に私の理解の範疇を超えることはいくつか起こっているからね。  」「  安心してくれ、私は眼鏡が割れたりはしない。  」
*主な登場人物 [#r4412cd0]
**神楽の国ヤマト [#p29a0ef6]
***巫女サイジョウ [#p29a0ef6]
#ref(http://gurrad.verse.jp/paint/data/IMG_004366.png,177x250)
肩くらいまでで切りそろえた黒髪の女性。白蛇信仰を司る神社の生まれで、巫女服を着て生活をしている。
若いながらも才覚は確か。僅かではあるが、桜姫サクヤと似ている顔つき。
丁寧な性格で、少しおっちょこちょいなところはあるが何事にも一生懸命な明るい少女。

**第二兵団長トウェーデ [#oaf88f5a]
顔にある傷により片目を閉じている。
元は帝国の軍人だったが、帝国のアルトコアの兵士にその傷を付けられた。
帝国に復讐するために湖国の軍人となったが、ガーファスに恩もあるらしい。
自我を持つアルトコアには否定的な態度だったが、
『ノーネーム』の活躍により、少し考え方が変わったようだ。
***武蔵の長ヤクモ [#p29a0ef6]
#ref(http://gurrad.verse.jp/paint/data/IMG_004368.png,177x250)
男性としては長めの髪の毛で、無精髭の目立つ中年のオッサン。
口調からは消極的でだらしない一面が目立つが、性根は勝負師で、勝負どころを見極める眼をもつ。
客人がいない時は、サイジョウから割と口うるさく注意を受けている。

帝国技師フュイートが脱走してきた際、元帝国所属ということで
フュイートをトウェーデが見張っている時間は少し重要視されていたが、
残念ながらPC達が現れるまで、フュイートが口を開くことはなかった。
***刀使いクロガネ [#p29a0ef6]
#ref(http://gurrad.verse.jp/paint/data/IMG_004367.png,177x250)
毒蛇バシュムに師匠を殺されたヤマトの刀使い。ヤクモ曰く、若手期待の星。
短く切りそろえた黒髪に、意思の強い瞳が目立つ青年。
ヤマト最強の武士と名高かった師匠から、不完全ながら「空突き(カラツキ)」を継承しており、
武蔵の街の個人としては最も高い戦闘力を持っていることと、師匠の仇を討つためにバシュム討伐に志願。
「空突き」を扱う剣術の基本は、ハヅキという名の開祖から伝わっているものらしい。

:【第二兵団長トウェーデ】: | 「  ……。  」  「  よくやった、 ノーネーム ―――――   」  と、トウェーデが声をかけたところで
:【ナレーション】: |君たちの姿は無く。複雑な表情ながら、背中の憑き物が少し軽くなったような顔で。 ――――。
: | ――――。
***宿屋のハチスカ [#p29a0ef6]
#ref(http://gurrad.verse.jp/paint/data/IMG_004369.png,177x250)
気風の良い姉御肌。クロガネやサイジョウとも顔見知りで、評判の良い宿屋を経営している。
桜の立ち並ぶ景色を一望できる露天風呂や、岩盤浴のできる部屋が宿屋の売り。

-(※参考ふゆたにGM : 「トゥウェーデが帝国を離反した時期は、ヴォールより後で、第一技師が就任するより前っていう際どい時期」/「その13(終)セッション後雑談より)
**砂漠の国アッシャムス [#p29a0ef6]
***占い師サラート [#p29a0ef6]
#ref(http://gurrad.verse.jp/paint/data/IMG_004371.png,177x250)
長髪に、砂漠の国の女性らしい伝統的な服装で、顔の半分を布で隠している。
褐色の肌に伏し目がちの眼、古い伝統を守る厳格な性格と相まって冷たい印象を受ける女性。
占い師という名の通り、遠見や未来視などの魔法を一部扱うことができるが、
そう使い勝手の良いものではなく、多用もしない。
ハキーカの才覚を認め、己が仕える主として大いに信用している。

**第三兵団長シィヴァン [#lcbb10b6]
技術士と戦士を兼ねることが出来る才能を持つ。
王都で技術士の試験にも合格している。
『若き天才』と呼ばれているが、
マシーナの才能に気づいているためか、そう呼ばれることに違和感を感じるようだ。
一人称は「あし(わし)」で、マシーナとそう変わらぬ歳だが老人のような話し方をする。
マシーナの古い友達だが、一歩距離を置いている。
勘がかなりよく、セクレテールのデータ曰く、シィヴァンの勘が当たった回数は
「夕飯のメニューを当てた回数が15/19回。
団長の作戦内容を先に言った回数が6/6回。敵の作戦行動について言及し、当たった回数は5/7回」らしい。
-「その13(最終回)」でガーファスからマシーナやPC達の素性を聞き、全ての謎が解けた、という様子だった。
:【第三兵団長シィヴァン】: |  「  無人の機構外装を量産する帝国も。  」「  わけのわからん理屈で外装を作っちまうマシーナもどっちもバケモンじゃ。  」
: | 「  バケモンにはバケモノを当てんといかんじゃろと。  」  「  あしの勘は言うとるが。  」
***王子ハキーカ [#p29a0ef6]
#ref(http://gurrad.verse.jp/paint/data/IMG_004370.png,177x250)
短い黒髪に、健康的な褐色肌。商人風の格好を少し飾った衣装を好む。
多くいるアッシャムスの王子の一人であるが、一際目立つ商才をもつ。
冷静で知的な一面ももつが、本質は冒険心のある心優しい青年。
代表機関ニンギルスに於いても各国の状況をよく鑑みて、積極的に意見を言い放つ。
ニンギルスの会議にて、冒険者をサポートする協定を定めたのもハキーカである。

:【第三兵団長シィヴァン】: |  「  バケモノにはバケモノを、などと言うたが、まさか本当に悪魔じゃとは思わなんだ。  」  「  まして、人の魂なんぞというオカルトが飛び出るとわの。  」
***案内人ダリル [#p29a0ef6]
#ref(http://gurrad.verse.jp/paint/data/IMG_004372.png,177x250)
一応肌を隠す格好をしつつも、軽装の目立つ少女。シーフとしての様々な装備と、曲刀を腰にさす。
案内人とは、大迷宮(マターハァ)を探索、案内する者の総称であり、そのほとんどがシーフ。
ハイテンションかつ騒がしい性格で、落ち着かないが、案内人としての才覚は中々のもの。
元々は王都に住む父が案内人をやっており、それを継ぐように育てられた。
成長とともに、地下での生活に"つまらなさ"を感じ、父と大喧嘩、出奔。アッシャムスに流れ着いた。
そのおかげで、ギルタブルルーの襲撃を生き残ることとなったが、喧嘩別れのままの父を探している。

**第一兵団長ヴァーディル [#kd58db3e]
第一兵団は狭間の遺跡群にやってくる帝国を牽制している。その兵団をまとめるのがヴァーディルである。
きさくなオジサン。
任務で基地を離れていることが多いので、ナンパスポットは基地内ではなく狭間の遺跡群付近の方が詳しいらしい。
どこまで本気なのかは不明だが、『ノーネーム』を疑ってはいないようだ。
**遊牧の国イディル [#p29a0ef6]
***司祭エルバード [#p29a0ef6]
#ref(http://gurrad.verse.jp/paint/data/IMG_004373.png,177x250)
長髪を飾り紐でとめた男性。遊牧民族らしい帽子に、聖地の聖服を着ている。
イディルの聖地に生まれた司祭で、才能は当代随一の風魔法使い。
聖地の習わしに従って、各地を巡礼していたところ、パスト地方にも立ち寄った。
思慮深く慎重な性格故に冷たい印象を与えがちだが、その実は国の未来を憂う青年。
国としてのまとまりがなく、各々の氏族が利己的に生きるイディルに発展はあるのだろうか、と考える。
風に問うても、答える声はない。

単独や少数で帝国側の遺跡に潜入して、調査して無事戻って来れるほどの能力がある。
PC達が帝国側の遺跡を調査した後に消えてしまった時も
「遺跡の門番(ヒュドール)がいなくなった」ことを前向きにとらえ、
遺跡を調査し情報を基地に持ち帰ってきていた。
PC達とほぼ同等の情報と、遺跡の軍事情報(その遺跡には第一基地と繋がる通路がある)を得ていた。
遺跡の性質上、単独潜入かごく少数の精鋭を伴っての調査だったと思われる。
***女頭バシリッサ [#p29a0ef6]
#ref(http://gurrad.verse.jp/paint/data/IMG_004374.png,177x250)
パスト地方最大の氏族の女頭領。腕っぷしも中々のもので、豪快な笑い声が似合う。
ちぎれ気味の赤毛を編んで流しており、厚い革の衣装を纏っている。派手なフェイスペイント。
イディルが滅んだことについては、自分にとってある種のチャンスだと思っている。
エルバードの才能を見込んで、重宝しているが、彼の悩みについては青臭いと鼻で笑うほど。

:【第一兵団長ヴァーディル】: |「  まあ俺さんも君たちのことは気になるは気になるけどね。 それこそ、君たちこそ帝国の将軍機でスパイでしたなんてことだって。  」「  あるかもしれないじゃん?  」「  うんうん。 まあ、どっちにしても君たちがスパイならもうかなり詰んでると思うし。  」  「  そうでないなら手を借りないのは損だし。  」「  そう思ったら悪くないカケだと思うよ。俺さんもね。  」
***ベルジェ乗りオノス [#p29a0ef6]
#ref(http://gurrad.verse.jp/paint/data/IMG_004375.png,177x250)
短い髪を刈り揃えており、鍛え上げられた身体と、穏やかな糸目が印象的な青年。
実直な性格で、エルバードのこともバシリッサのこともそれぞれ違う部分を尊敬している。
ベルジェの飼育技術も一級品であり、ベルジェに乗って戦う戦士としても優秀な傑物。

*帝国軍将軍機(機構将軍) [#ff0003c5]
帝国の伝説的発明で生まれた戦闘に特化した、自我を持つアルトコア。
自動で動く無人機よりずっと前から存在していた。
(ヴォールが帝国の第一技師『アウディ』であった時に設計・開発したものが
さらに改造され強化されている)
**異能の国バベル [#p29a0ef6]
***"召喚の異能"ネネン [#p29a0ef6]
#ref(http://gurrad.verse.jp/paint/data/IMG_004376.png,177x250)
白いワンピースに、白髪の少女。朗らかな性格で、兄思い。勉強は苦手だが、家事は得意。
転移の異能をもっていた母の才能を色濃く受け継いでおり、「召喚」という大変貴重な異能をもつ。
母、兄イヌーティルと共に、セントラルに住んでいたが、クサリクの襲撃時に母の異能で生き延びる。
バベルが滅びた後に、NOAの中で異能が目覚めた。
今は、兄と共にドマトーレの知り合いである老人の家で世話になっている。
召喚の異能は、転移を含む表現であり、NOAの補助があれば両方の力を発揮することができる。

撃破した将軍機に内蔵されていたアルトコアは、湖国が厳重に管理している。
***"獣の異能"ドマトーレ [#p29a0ef6]
#ref(http://gurrad.verse.jp/paint/data/IMG_004378.png,177x250)
獣の異能をもつノースバベルの代表者。落ち着いた物腰で、30代くらいの長身男性。
犬のような動物を操る異能をもっており、数が少なければ軽度の感覚共有も可能。
一度に操れる数は才覚にもよるが、ドマトーレの場合は30匹程度まで同時に操ることができる。

-登場順はプロクス→アントス→スエロ→ヒュドール→ヴィント(悪魔憑依)
***"無能力者"イヌーティル [#p29a0ef6]
#ref(http://gurrad.verse.jp/paint/data/IMG_004377.png,177x250)
ネネンほどではないが、同じく髪色の薄い少年。バベルでは大変稀有な能力の発現していない「無能力者」。
無能力であることを買われ、異能を暴走させるクサリクへの対抗手段として扱われている。
母を殺したクサリクへの恨みと、バベルを取り戻す真っ直ぐな気持ちが綯い交ぜになって、気持ちばかりが急く。
どこか危なげなところもあるが、己の無力さは誰よりも痛感しており、人一倍の努力を重ねてきた。

***将軍機の撃破について [#b0b38d55]
『終わりの始まりマシーナ』の復活の条件は、5つのアルトコアの集合と、
復活の鍵を持つヴィントのコアに触れることだった。
アルト文明の後から栄えてきた今の文明に合わせ
『地上でヴィントが指揮する大戦争を起こし、将軍機全てが撃破され、
最後に将軍機を利用しようとする(湖国の技師の)マシーナが、ヴィントのコア触れること』で
マシーナが『終わりの始まり』として目覚めるはずだった。
実際にはヴィントの人格を悪魔が乗っ取っているため、ヴィントの指示する通りに動くだけでは
マシーナが目覚めるはずがなかった。
最終局面にて、生命の海の同行者として活躍。
無能の異能という特異な力を危険視したキングーによって、天命の書版の力で命の定義を書き換えられる。
現在は、ほとんど意識が覚醒することもなく療養中。

***最終決戦での将軍機達 [#r85c0def]
ヴィント以外の将軍機は、『“終わりの始まり”マシーナ』を守護する5つのアルトコアとしての特性に従い、
「その13(最終回)」で湖国の各兵団の兵力として戦場に投入された。
主であるマシーナが「湖国を守りたい」と思っているので、
マシーナを守るために湖国と協力して戦うのは、彼らにとっては当然のこと。
-将軍機の参戦は各兵団長に、戦闘開始前夜に伝えられた作戦にも織り込まれていなかったらしく、戦場に現れたとき、兵団長達は驚いていた。(復元に確実性が無かったためと思われる)
14か15まで、「識別」の異能をもってしても能力が判明せず、無能力者であると扱われてきたが、
その実、彼の異能の正体は「無能」の異能であった。異能や、魔法を打ち消す非常に特異な異能である。
無能の異能は大変不安定なもので、普段はイヌーティルの身体の中まで効果範囲が引っ込んでしまっており、
識別の異能のような内部的なものだけを弾いていた。
感情や覚悟といった精神的な要因、能力の慣れによって範囲が拡大する。
無能の異能は、魔化された武器の達成値すら上回って無効化できるほど強力であり、
彼の能力の範囲内では純粋な戦士としての技量のみで戦う他無い。

**壱番機『疾風迅雷』ヴィント(悪魔憑依) [#aaec9cc2]
「悪魔フェニクス」に人格を乗っ取られたヴィントの姿。
メンテナンス中の将軍機は技師の姿に気づけないことを利用して、「帝国第一技師」を兼ねていた。
ヴィントの本来の人格は不明。
**凍土の国リオート [#p29a0ef6]
***神秘術士ナルツイース [#p29a0ef6]
#ref(http://gurrad.verse.jp/paint/data/IMG_004379.png,177x250)
神秘術を継承した半人狼の青年。少し臆病な面もあるが、物事を真摯に捉える明るい青年。
ナルツイース自身は、神秘術を生み出し、人と融和した人狼の一族の直系であり、その才能も確かなもの。
また、己の生まれからオボロートニの人狼に大きな引け目を感じている。
しかし、同じ人狼であるのに人間から疎まれるというオボロートニの構図に疑問を抱き続けており、
オボロートニの人狼も含めて、皆で手を取り合って生きていきたいと考えている。

:【機構将軍壱番機"疾風迅雷"《ヴィント》】: |「  はじめまして。 ”異界”の諸君。  」「  俺の名はヴィント ――― いや、君たちには帝国の第一技師、と言ったほうがわかりやすいのかな?  」
: |「  それに俺は。  」  「   ”不死”だから。  」「   ―――――  永遠の命、命の輪廻。転生と永生の悪魔。 ”フェニクス”  」
: |「  クク・・・  ハハハハ! もしかして何か勘違いしてない?  」「  もしかして、もしかしてここで俺と戦って勝って大団円とか考えてる?  」
***長老マリートヴァ [#p29a0ef6]
#ref(http://gurrad.verse.jp/paint/data/IMG_004380.png,177x250)
重そうな眉毛に、伝統的な民族衣装、手工芸が生業の女性長老。
人と人狼の古い戦いの歴史に直接関わってきた世代でもあり、オボロートニの人狼へ深い恨みをもっている。
その反面、人と人狼の融和を象徴するナルツイースのことは我が子のように想っており、
ナルツイースの思いが分かっていても変わることのない自身を「古い人間」と思い続けている。

※以下は四番機スエロに見えていたヴィントの姿。少なくとも、野望達成間近になるまでは、
そう感じさせる振る舞いでヴィントを演じ、
自我を取り戻したアルトコアを言葉巧みに騙していたと考えられる。
:【機構将軍四番機"捲土重来"《スエロ》】: |「  疾風迅雷の言葉の通り、風のような男よ。  時に荒々しく、時に穏やかに。  」「  何物にも縛られぬようでありながら、そっと背中を押してくれることも  ――――  」
***人狼女王ヴォールク [#p29a0ef6]
#ref(http://gurrad.verse.jp/paint/data/IMG_004381.png,177x250)
母の死と共に人狼女王となり、ラハムの討伐を誓った純血の人狼少女。
栗色の長いくせ毛だったが、オボロートニの人狼を黙らせるために戦った結果、現在は肩くらいの髪の毛。
人狼女王(ヴォールク)とは、オボロートニで最も強い人狼を示す言葉であり、特定の人物を指す言葉ではない。
今代の人狼女王は、母親が先代人狼女王としてラハムと戦って、呪いによって命を落としている。
純血の人狼には、高い再生能力や、高い身体能力、様々な特殊能力が備わっており、
万全の人狼女王ともなればその戦闘力は碇亭のSSランカーを凌ぐレベル。
その高い戦闘力をもってしてもラハムに敵わなかったのは、
高い身体能力が故にラハムの騒音の呪いの影響を強く受けてしまったからである。

**弐番機『明鏡止水』のヒュドール [#wfebb78c]
機構将軍弐番機。ウンディーネのわずかな気配の違いを察知し、目を閉じたままでも
隠れている者の位置を特定できるような、達人的な雰囲気。
「アルトコア・マシーナ」と自分たちのアルトコアが眠っていた遺跡の入り口を守っていた。
:【機構将軍弐番機"明鏡止水"《ヒュドール》】: |「  ”終わりのはじまり”は目覚め、今は貴公らのその、機構外装を作成しているわけだ。  」「  そのような些事を、させている場合ではない。  」
: |「    何、  と  ……   」「  ……  これもまた、 一つの……  」「  予定、 調和……  」
***狩人ザリアー [#p29a0ef6]
#ref(http://gurrad.verse.jp/paint/data/IMG_004382.png,177x250)
リディニークで一番の狩人。20代後半の男性で、オボロートニの人狼からリディニークの街を守る役目を負っている。
実際はオボロートニの人狼が襲ってくるわけではないので、危険動物を狩る狩人として生計を立てている。
ナルツイースとは旧知の仲で、簡単な神秘術を扱うこともできる。

:【機構将軍弐番機"明鏡止水"《ヒュドール》】: |「  失礼。 マシーナ様の命により参りました。  」  「   帝国型蒸気機構自動兵 機構将軍弐番機"明鏡止水"《ヒュドール》。  」「  以後、お見知りおきを。  」
**蓬莱の国メイファーズ [#p29a0ef6]
***道士スザク [#p29a0ef6]
#ref(http://gurrad.verse.jp/paint/data/IMG_004384.png,177x250)
ウーレンの四聖の一人。道士スザクの称号をもつ女性。中華風の魔術師の格好で、基本的に無表情。
道士とは、仙術や呪術に通じる最も一般的な魔法使いの称号であり、その内容も多岐にわたる。
今代のスザクは特に、幼少時代から道術に関わる英才教育を受けており、多彩な魔術を操ることができる。
好物はリンゴ。

**参番機『百花繚乱』のアントス [#zba44ca3]
機構将軍参番機。女性型で、戦闘中に花弁が舞う。
それは自然のものと見間違うほどのもので、花弁には毒があった。
帝国から脱走してきたフュイートを追う任務の途中でPC達と遭遇し、撃破された。
アントス自身は重要機密を知るフュイートを追う任務を「くだらない」と感じているようだった。
-アルトコアの『悲願』を考えれば、帝国にしか益がない任務はくだらないかもしれない。本人は戦うことが好きなようなので、フュイートの戦闘能力の低さがアントスがそう感じていた理由である可能性もある。詳細は不明。
:【機構将軍参番機"百花繚乱"《アントス》】: |「  帝国型蒸気機構自動兵 機構将軍参番機  ―――― "百花繚乱"の《アントス》ですわ。  」「  全くもって感性が貧困ですわね。  」「  ワタクシの名は”美しい”のですわ。  」
***嵐王レイ・フェオン [#p29a0ef6]
#ref(http://gurrad.verse.jp/paint/data/IMG_004383.png,177x250)
ウーレンをメイファーズ屈指の軍事都市に仕立て上げた王子。嵐王と言いつつ、あくまで多くいる王子の一人。
人を治める王たる器を、人よりも優れた武力であると決めて己の道を進む強い意思をもつ。
気を操るメイファーズの武術、魔術に於いて、特段優れたところのないレイ・フェオンであるが、
独自の価値観と厳しい修行の果てに、他者の「妨害」をすることに長けた戦闘術を編み出す。
王となるために、人よりも上に立たねばならない。そのために必要なことであれば、毒の杯でも飲み干す。
その上で何故か生き残れるだけのものをもっているあたりが、嵐王たる所以。

:【機構将軍参番機"百花繚乱"《アントス》】: |「  帝国型蒸気機構自動兵 機構将軍参番機"百花繚乱"《アントス》、  ワタクシを置いて戦争だなんて酷い話じゃありませんこと?  」
ウシュムガルとの戦いで、利き腕である右腕を失い、両足の機能をほとんど失ったが、
PC達の魔法によって両足の機能は回復した。現在、片腕での再起を図ってリハビリ中。

**四番機『捲土重来』のスエロ [#tb56c2e0]
機構将軍四番機。シィヴァンが戦闘したことがある。
プロクス同様、スパーダ改良型2体と共に現れた。
人質交換(湖国軍人・技師=プロクス、アントスのアルトコア)の任務を受けていた(''※'')。
頭に響くほどの大声を張り上げる。
(''※'')帝国はアルトコアに「人権を認めていない」ため、
人質交換という表現は湖国がアルトコアに人権を認めていることを暗に馬鹿にしている。
-同時に、湖国は『自我を認める』という法に従わなければ自国の法を守っていないことになる。あらゆる意味で湖国の法を逆手に取られた形。
図書の国ビブリオテークへの調査を前に、同行者へ立候補し、結果的に選出される。
自身を、NOAの民を導く覚悟のあるものとし、すべての真実を知ってなお前に進む決断をした。

2度目の襲撃の時は、『ノーネーム』は帝国製の機構外装を纏っている、
帝国のものであるという主張の下、『ノーネーム』と
ノーネームを整備している技術士であるマシーナの身柄を取り戻すといって襲撃してきた。
少なくともスエロは、PC達の正体に気づいているわけでは無くアルトコアと思っていたようだ。
「“我らが”悲願」を達成する為に行動しているようだが、その悲願の内容は聞き出すことができなかった。
***方士ゲンブ [#p29a0ef6]
#ref(http://gurrad.verse.jp/paint/data/IMG_004387.png,177x250)
ウーレンの四聖の一人。方士ゲンブの称号をもつ青年。優しく、気弱な性格だが、内に秘める思いは強い。
方士とは、占術、医術、錬金術に通じる賢者の称号であるが、今代のゲンブは医術以外ほとんど適性がない。
その反面、医術においては先代のゲンブと同様に身体の気が大変向いているらしく、ゲンブの名を継ぐ。
先代のゲンブには、ウシュムガルに襲われた時に命を救われており、その恩を強く感じている。
才能はあるものの、圧倒的な経験不足から体内の気はまだ内側に向いてしまっていることが多い。
ウシュムガルとの戦闘を通して、徐々に力を発揮しつつある。

「その12」でマシーナ、ヴォール、インジネルらの手によって戦闘は不可能な状態であるが
人格は完全な状態で復活。
スエロにとって「悲願」は達成すべきものであり、それを達成した後なにを為すかというものではなかったようだ。
(アルト文明が復活し、「機械になったアルト人による終わらない時代」を築き上げる、と考えているくらい)
仲間を信じる熱い性格のようだが、いささか一方的である。
ウシュムガルの討伐を通して、ロンの赤子を受け取った。
ロンという霊獣を生かしていくための方策を、研究中。

自分が何者かに騙されており、帝国に従っているままでは『悲願』が達成できないことに気づいた彼は
PC達を帝国の遺跡の地下を案内する役になった。
「その13(最終回)」では戦闘機能も完全に復活し、戦場で活躍する。
***拳士ビャッコ [#p29a0ef6]
#ref(http://gurrad.verse.jp/paint/data/IMG_004385.png,177x250)
ウーレンの四聖の一人。拳士ビャッコの称号をもつ老齢の男戦士。豪快な性格で、握手からして力強いタイプ。
拳士とは、爪術、身体強化、拳術に関わる戦闘術を修めた戦士の称号である。
ビャッコは初代で、現在唯一残っている初代の四聖。拳士ビャッコといえば、メイファーズでもそれなりに知られた名。
見た目の豪快さとは裏腹に、テクニカルな戦闘を得意とし、力も技も両方あれば当然最強だろうというのが持論。
気の性質は堅く、岩を突き通す指や、刃を受け止める肌を可能とする。
酒も女も強い。最近の悩みは後継者が見つからないこと。

:【機構将軍四番機"捲土重来"《スエロ》】: | 「  帝国型蒸気機構自動兵 機構将軍四番機 ――――"捲土重来"《スエロ》!!  」
: | 「  我輩の。  」「  いや、我らが”悲願”のためには  」「  諸君ら、そう。  」  「  諸君らの正体を確かめる必要があった。  」「  この目で。  そう、 この我輩の目で!  」
: |「  始めようではないか、”ノーネーム”  ――――  いや、その正体を見せてみよ!  」
:【"捲土重来"《スエロ》】: |「  ”終わりの始まり”を、探しているのだ。  」
:【機構将軍四番機"捲土重来"《スエロ》】: |「  いいや、 我輩の目的は。  」  「   我輩達の目的は、”終わりのはじまり”。   」
: |「  ノーネーム。 その身柄はこの我輩、スエロが貰い受けるぞ。  」
: |「  ”終わりのはじまり”こそが、我が主。 我輩の生まれた意味である故。  」
:【機構将軍四番機"捲土重来"《スエロ》】: |「   ”終わりのはじまり”とはつまり、我輩の ――― いや、我らの悲願であり。  」「  我らの復活。 そう、アルト文明の復活であるが?  」「  我輩はそのために存在し、そのために”終わりのはじまり”を求め、守り、共に在る存在。  」「   ”終わりのはじまり”と共に、終わらぬ時代を築きあげるのだ。  」
: |「  我輩らは第一技師を名乗るものとほとんど接触をしたことがない ―――― 数度のメンテナンスも、本体なのか外装なのかわからぬような姿であった  」「  その身辺はヴィントが警護していたはずだ、つまりヴィントだけは何かを知っている可能性もある ――――  」「  吾輩も協力しよう。  」
***刀士セイリュウ [#p29a0ef6]
#ref(http://gurrad.verse.jp/paint/data/IMG_004386.png,177x250)
ウーレンの四聖の一人。刀士セイリュウの称号をもつ若き男戦士。
飄々としており、初対面としてはとっつきやすいが、掴みどころのない性格でもある。
刀士とは、薙刀術、刀術、槍術に関わる戦闘術を修めた戦士の称号で、武芸百般の代名詞。
今代のセイリュウは、柔軟な気をもって気だけを刃から飛ばしたり、気を見えない糸のように扱ったりすることが可能。
また、異常なほど「察しが良い」。それは、言葉の通じない相手の表情だけで何を言いたいのかおおよそ分かるほど。
普段は青い中華風の服装と、薙刀による戦闘を好む。

:【機構将軍四番機"捲土重来"《スエロ》】: |「  我輩の! 名を! 聞かせようとも!  そう!  そうとも、いかにも我輩は ―――――    」
**機関の国マキニスタ [#p29a0ef6]
***魔導機関人形"召喚士"ヘクセレイ [#p29a0ef6]
#ref(http://gurrad.verse.jp/paint/data/IMG_004388.png,177x250)
「召喚」の能力をもつコアによって作り出された魔導機関人形。作成者はアルマ。コアネームは召喚士。
ハーフエルフのような見た目をした人型に、召喚のための外装を換装できる接続部が多く作られている。
マキニスタが滅んだ以後に作成されたため、まだ1年程度の稼働期間であり、人格の芽生えはほとんどない。
ヘクセレイ自身の認識として、人格と呼べるものは赤と青であれば青を選ぶ程度のものであると感じている。
>
「召喚」の能力を持つコアとは、「蒸気機関の本」において、PC達が召喚されるために
用いられていた「ゲート型の魔法遺物」から取り出されたものである。

**伍番機『気炎万丈』のプロクス [#a1174d35]
PC達が最初に出会った将軍機。高笑いが耳につく。
スパーダの改良型2機と共に現れた。
炎による魔法ダメージを与える高い攻撃性能と
自身の能力強化、PC達の敏捷を下げる特殊能力を持っていた。
***魔導技師代表アルマ [#p29a0ef6]
#ref(http://gurrad.verse.jp/paint/data/IMG_004390.png,177x250)
人好きのする笑顔が似合うオッサン手前の男性。常に作業着を着ている。
マキニスタの技師は、魔導と蒸気機関の両方の面で才覚を発揮しているが、アルマは蒸気機関寄り。
かといって、決して魔導に疎いわけではなく、街の技師を代表するだけの知識と技術を兼ね備えている。
マキニスタが滅んだ以後、一部技師の反対も押し切って、デウス・エクス・マキナのコアを目覚めさせた。

PC達は「その6」でプロクスと共に現れたスパーダに敗北したが、「その7」でプロクス本人に勝利した。
:【”気炎万丈《プロクス》】: |「  帝国型蒸気機構自動兵 機構将軍伍番機"気炎万丈"の《プロクス》  ――――   アアアン?!  」
:|「   ギャハハハハハハハハハハハハハハハハ!  ざまあねえ!  ざまあねえなあ!  湖国の戦士はこんなもんかよォ?!  」 「  死体を焼くのは勘弁してやるぜ ―――    」
:【”気炎万丈《プロクス》】: |「  ギャハハハハ、今日はまだしばらく退却命令も出ねえだろうが アアン―――?!  つまりイ。  」「  思う存分焼いてやろうじゃあねえのオ―――― ッ?!  」
:|「  ギャハ――――?!  」「   ガフッ  ……  グ、 まさか、 この……  」「  将軍  機、 が ……  まさ  か ……  」
***魔導機関人形"同行者"ネシティ [#p29a0ef6]
#ref(http://gurrad.verse.jp/paint/data/IMG_004389.png,177x250)
デウス・エクス・マキナのコアによって作り出された魔導機関人形。作成者はアルマ。コアネームは同行者。
同行者というコアネームはアルマが一応と名付けたものであり、本来はのコアネームは「機械仕掛けの神」である。
デウス・エクス・マキナが蒸気機関技師であった言い伝えと合わせて、見た目は技師らしい少女。
生み出されてから一年、一切言葉を話すことはなく、能動的な行動も人格の芽生えもほとんどないまま過ごした。

:【機構将軍伍番機"気炎万丈"《プロクス》】|「   アアアアアンンッ?!  この程度で”明鏡止水”たあ笑わせんじゃねえぞギャハハハハハハハハハ!!!  」
「捲土重来」のコアを前にして、デウス・エクス・マキナとしての能力を発揮し始める。
無言で長時間の作業を続け、捲土重来のコアを箱型の「コアボックス」に納める改造を施した。
コアボックスを己の身体に接続することで、捲土重来の力と人格を一時期に発揮することが可能となる。
また、ムシュフシュ討伐後、自身のコアの中に眠っていたもう一つの魂の声を収めた機関を取り出し、PC達に伝えた。
ネシティ自身の人格とはあくまで別物であり、ネシティが自身で発した言葉は「バイバイ」のみ。

*帝国人 [#ve428484]
**帝国技術士フュイート [#l700cbe5]
「その8」で湖国と帝国の国境の森林地帯でPC達と遭遇。
元から体力が無さそうなところもあり、かなり弱っていた。
***デウス・エクス・マキナ [#p29a0ef6]
#ref(http://gurrad.verse.jp/paint/data/IMG_004391.png,177x250)
「機械仕掛けの神」として、コアに宿る人の魂をコントロールする力をもった技師の少女型蒸気機関人形。
放浪の戦士たちと異界の悪魔に立ち向かった、などといった伝説が残っている。
魔導と蒸気機関の文明が交わったその時、人と機械が共に手をとって生きていく世界を作るために
機械の核となるコアに「寿命」を定めたとされるマキニスタの始まり的存在。

「その9」でPC達との面会を強く望んでいた。
彼は帝国の技術士として、徐々に帝国内で腕を上げ地位も獲得したが、
高い地位を得て知ったのは「帝国が作っている自動化された無人機に搭載されているアルトコアは、
戦死した帝国の軍人の魂を機構外装に移したもの」だという秘密を知り、
それはもはや人間のやることでは無いと考え湖国に逃亡してきた。
捕虜として湖国の基地に軟禁されているが、PCの働きかけにより厳しい尋問は避けるよう頼んである。
-「その13(最終回)」では、プラントへPC達を案内する役目を担った。
:【帝国技術士フュイート】:|「  頼む……  」「  頼む……  どうか  」「  帝国を 止めてくれ  ……  」
:【帝国技術士フュイート】:|「  …… 火は、人が得た原初の技術なんだ。  」  「  命も、また火のように揺らめいて燃えている。 その火だけ消して、燃料を抜くなんて真似は人の所業じゃあない。  」
:|「  もう一度言う…… 帝国を止めてくれ。 俺の直感が言ってる。 湖国は帝国に勝てない。 でも …… もし、それがひっくりかえるとすれば、それはお前たち”アルトコア”の力なんだ。 」
>
デウス・エクス・マキナとは、「蒸気機関の本」において、「マシーナ」と呼ばれていた少女のこと。
人と機械の共存に悩み、己の考えで寿命を定めたことに迷いを抱いたまま眠っていた。
寿命を迎えたはずのマシーナの魂が完全に消去されなかったのは、「機械仕掛けの神」としての役割のせい。
アルト文明時代に与えられた神としての役割は、これからも続いていく。
#ref(http://gurrad.verse.jp/paint/data/IMG_004392.png,177x250)

*悪魔 [#zf43e942]
**転生と永生の悪魔“フェニクス” [#ye264ed5]
アルト時代滅亡直前に、本の中の世界に現れ、
将軍機の壱番機の元となったヴィントの人格を乗っ取った。
本当に狙っていたのは『終わりの始まり(マシーナ)』のアルトコアだった。
***魔導機関人形"歴史"イストワール [#p29a0ef6]
#ref(http://gurrad.verse.jp/paint/data/IMG_004394.png,177x250)
ロコモトーラに住まう女性型魔導機関人形。眼鏡の似合うルックス。コアネームは「歴史」
コアネームの通り、マキニスタの歴史的事実に詳しい。

アルト文明滅亡の直前に現れ、『“終わりの始まり”マシーナ』を乗っ取ろうとしたが、何らかの理由で失敗。
やむを得ずヴィントを乗っ取り、
他のアルトコアと共に、自分が再び起動する日を待ち続け――とうとう、アウディ(ヴォール)に見つけられたのだ。
その日から彼の計画は実行に移されていったと思われる。
***魔導機関人形"捲土重来"??? [#p29a0ef6]
#ref(http://gurrad.verse.jp/paint/data/IMG_004393.png,177x250)
マキニスタに伝わる4つの強力なコアのうち1つを宿した魔導機関人形。コアネーム「捲土重来」。
ムシュフシュとの戦いで破損していたが、ネシティによってコアボックスとして復活。
ガンガンと響く大声と、自己主張の激しい性格が特徴。土を操る力をもっている。
ちなみに、残す3つのコアは「気炎万丈」「百花繚乱」「明鏡止水」。現在は所在不明。

ヴィントは『マシーナ』を守護するアルトコアの中でも特別な機能を与えられており、
全ての将軍機が撃破され、最後にヴィントのコアにマシーナが触れることで
マシーナが『終わりの始まりマシーナ』として復活するよう、アルト人によって設計されていた。
>
マキニスタに伝わる4つの強力なコアとは、そのまま「蒸気機関の本」に登場した将軍機のこと。
「捲土重来」はスエロのもつコアであったが、性格や能力などもおおよそ変わっていないようである。

彼は自分を『不死』と言ったがそれはアンデッドという意味ではなく、
永遠の命と命の輪廻を支配する『転生と永生の悪魔』という意味だった。
シャーマンのセンスオーラで見ても、精霊力は将軍機として至って正常である。
**海洋の国アラゴスタ [#p29a0ef6]
***魔海草ラミナーリア [#p29a0ef6]
#ref(http://gurrad.verse.jp/paint/data/IMG_004395.png,177x250)
海藻型。海藻型の身体には少しコンプレックスを抱いており、あまり見えないようにローブを何重にも羽織る。
魔法オタクで、幼い頃から師事した師匠の知識や魔法技術を十分に継承したため、「魔」海草の名を与えられた。
今でも自身で新たな魔法の研究に取り組むほどだが、没頭しすぎて周囲の様子が見えなくなることもある。

「その12」では将軍機としての特殊能力を使って防戦しながら逃亡。(処理としては1Rのみ戦闘する)
「その13(最終回)」で帝国のプラントでPC達と戦闘し、撃破された。
***蟹長老グランキオ [#p29a0ef6]
#ref(http://gurrad.verse.jp/paint/data/IMG_004396.png,177x250)
蟹型。長老という名の通り、長い年月を生きており、成長し続けた身体は3m近いサイズを誇る。
レッドとホワイトの甲殻に、大きな鋏。傷も多く、荒事をくぐり抜けてきたことが伺える。
サイズに見合うだけのパワーもあり、鋏による一撃の威力はマーレコスタで一番と言われるほど。
豪快な見た目とは裏腹に、計算高い一面も持っており、本人は「年の功」と思っている。

本の世界を掌握することが目的で、
その地が戦争で人が滅んだ更地であってもかまわないと彼は言う。
それは、フェニクスが命の転生を司っているからなのだろうか。
***深海の王女ランタールナ [#p29a0ef6]
#ref(http://gurrad.verse.jp/paint/data/IMG_004397.png,177x250)
深海魚、とくにチョウチンアンコウ型。広がるドレスのような格好に、切れ長の瞳、長髪の少女。
アラゴスタの古い王族の末裔であり、深海の街を1つ治めていた両親をもつ。
ランタールナの発する光は、広い意味での「汚れ」を祓う力があり、物質的なものにも、精神的なものにも有効。
女系の一族であり、母親は「戦士の力を引き出す」力をもった光を放つことができた。
これらの光の力は、ある程度出力を調整することができ、無制限に発することができるわけでもない。
クルールの襲来時、ランタールナの力を失ってはクルールに対抗する術が無くなってしまうと感じた母親が
時間稼ぎをする隙にランタールナだけを深海から逃した。
ランタールナ自身は、王の子として生まれた己の人生をいかに生きるべきか、常に考え続けている。

倒された後、帝国軍人の魂が残るプラントに憑依したが、
マシーナによってプラント内の機構外装が正常な状態に戻されたため、何も出来なくなった。
***イルカ主人デルフィーナ [#p29a0ef6]
#ref(http://gurrad.verse.jp/paint/data/IMG_004398.png,177x250)
イルカ型。中年の女性で、マーレコスタで一番の宿を経営している。

:【機構将軍壱番機"疾風迅雷"《ヴィント》】: |「  はじめまして。 ”異界”の諸君。  」「  俺の名はヴィント ――― いや、君たちには帝国の第一技師、と言ったほうがわかりやすいのかな?  」
: |「  それに俺は。  」  「   ”不死”だから。  」「   ―――――  永遠の命、命の輪廻。転生と永生の悪魔。 ”フェニクス”  」
: |「  クク・・・  ハハハハ! もしかして何か勘違いしてない?  」「  もしかして、もしかしてここで俺と戦って勝って大団円とか考えてる?  」
***半魚店長ペッシェ [#p29a0ef6]
#ref(http://gurrad.verse.jp/paint/data/IMG_004399.png,177x250)
一般的な半魚人。デルフィーナの経営する宿に併設した酒場の店長。噂好き。

:【機構将軍壱番機"疾風迅雷"《ヴィント》悪魔フェニクス】: |「  棺桶?  随分だなあ。  」   「   どれもまだ。  ちゃんと生きているっていうのにね。  」「  あ、いや。 ”コレ”はたった今死んでしまったかな? 酷いことするよね。   」
: |「  これでチェックメイトだ。 君たちは俺に負けて、”終わりの始まり”は俺のものになるからね。  」「  ハハハハハハ!! 勝てるとでも?  」「  いいよ、相手をしてあげる。 君たちには”終わりの始まり”を連れてきてもらった恩があるからね!  」
-転生を司る悪魔だけに、本当に「倒せ」たのかは定かでは無いが、少なくとも帝国の軍事力を完全停止させるほどのダメージは負わせた。湖国とPC達は勝利し、レーゼンとフェニクスの今回の“ゲーム”は、レーゼンの勝ちと言えるだろう。
***イカ船頭カラマーロ [#p29a0ef6]
#ref(http://gurrad.verse.jp/paint/data/IMG_004400.png,177x250)
イカ型。10本ある手足で巧みにオールを操る手漕ぎ船の船頭。

*専門用語 [#kd1d5c43]
**機構外装 [#r27c5d44]
本の中の世界で、人間が当たり前に付けている便利な道具。
動力は蒸気で、アルトコアを内蔵しており、人々の生活を豊かにしている。
ほとんどのものは作業用や工業用に開発されたもの。
人間が装着して使うことが前提となっているので『機構“外装”』と呼ばれている。
部分的なものもあれば、全身を覆うものもある。
マシーナは技術士の才能があるため、動物の形をしたロボットのようなものも作っていた。
見た目はSF的で、PCが身につける際は容姿については
無茶降りしてもマシーナが大体応えてくれる。(いわゆるスチームパンク系)
**騎士の国ナイツ・オブ・ラウンド [#p29a0ef6]
***魔術師アンブローズ [#p29a0ef6]
#ref(http://gurrad.verse.jp/paint/data/IMG_004401.png,177x250)
灰色のローブに、魔術文様の刻まれた濃い色の肌、尖った耳、口から牙が少し覗く見た目。
長い銀髪まとめており、彼の見た目には血筋に魔族の血が含まれていることが関係しているとのこと。
口調は軽薄で、メールのことを誂う節があるが、己の為したい道に必死なメールのことはむしろ羨んでいる。
魔術には花びらを生み出して、その上に魔術文様を刻むという独自のスタイル。
このスタイルにも、彼の母親の性質が深く関わっているようだが、詳細は不明。
アンブローズの肉体は、預言者マーリンが己の才覚を十分に発揮できる次代を確保するために、
永らく眠らせていたため、生まれた時代と生きている時代にかなりの開きがある。
マーリンのことを特に恨んではいないし、魔術師として生きることは最も自分に合っていると思っている。

***マシーナの機構外装について [#l0d82ba0]
「その9」から「その10」の間に本の中の世界の時間が進み、湖国が得た情報は
「マシーナがPC達に施している機構外装は、帝国の将軍機との類似点が見られるもの」だった。
『ノーネーム』とマシーナは、帝国と何か関係があるのでは、という疑いが掛けられそうになったが、
PC達は「自分たちがアルトコアですらない」ことを明かして窮地を脱する。
***湖の精霊ヴィヴィアン [#p29a0ef6]
#ref(http://gurrad.verse.jp/paint/data/IMG_004402.png,177x250)
ランスロット領の湖に宿る湖の精霊。かつて、ランスロットを育て、騎士王に牙を向けさせた存在とは別物。
往年のランスロットを見守り、深く慕った過去をもち、ランスロット亡き後も、
ランスロット領の領民やギフトを継承した湖の騎士を守っていくことを決めた。
青いドレスを纏った美しい女性の姿で、どこか物憂げ。普段は湖面の中の城に住んでいる。

マシーナの作る機構外装に帝国の技術の癖が見られるのは、
祖父であるヴォールがかつては帝国の技術士だったため。
-「その12」でマシーナが倒れたが、参加したことのあるPCはマシーナが作っていたものを、初参加のPCはヴォールがシャープで適当な物を装着してくれた。
***湖の騎士見習いメール [#p29a0ef6]
#ref(http://gurrad.verse.jp/paint/data/IMG_004403.png,177x250)
細身で、肩くらいまでで切りそろえた髪、女性用の鎧を纏う少女戦士。
湖の剣士イェゼロに命を救われた過去をもち、彼のために生きることを誓った。
イェゼロが最後の戦いを前に、ギフトの継承をアロンダイトに預けるだけに留めたことで己を責めている。
各種ギフトの継承のために残されたアロンダイトを振る日々であったが、身についた力は最低限。

**アルトコア [#ye02cc4e]
機構外装を自動的に動かすプログラムのようなもの。
個体差があり、希少なものはAIのように学習して自我を持つことがある。
PCたちは自我を持ったアルトコアに変装して、湖国の依頼を請けている。
太陽の剣ガラティーンが手に入ったことで、メールの素質は「太陽の剣士」に向いていたことが判明。
湖の騎士と、太陽の剣士との間で悩み抜いた結果、イェゼロの真意を説かれ、
今はまだ、どちらも不十分ではあるが、ガラティーンを振るう湖の剣士として生きることを決意した。

**アルトコアの仕組み [#f39ead42]
まっさらな学習機能(ソフト)が積まれたハードって感じで
情報を受け取って、反応を返すっていう単純な機能を持ってるのが基本のアイテム。
繰り返し同じ作業をすることで作業を学習する。
希少なアルトコアほど、学習能力が高く、次第に応用が利くようになっていって
自我をもつに至るモノもある。(※ふゆたにさんの原文ママ)
***湖の騎士イェゼロ [#p29a0ef6]
#ref(http://gurrad.verse.jp/paint/data/IMG_004404.png,177x250)
湖の騎士ランスロットのギフトと、湖の剣アロンダイトを受け継いだ男戦士。
アロンダイトをはじめとした、特定の装備にこだわらない戦闘スタイルや、身代わりのギフトも十分に使いこなす。
勿論、アロンダイトを使えば円卓最強の湖の騎士の名に違わぬ戦闘力を発揮できた。
しかし、イェゼロ自身は強さそのものよりも、人を治める統治者や人を守る騎士としての在り方を模索していた。
そんな騎士道の中で、メールの命を救い、ウガルルムとの戦いで命を落とした。
ウガルルムの戦いを前にアロンダイトにギフトを預け、領民を避難させ、それでも戦に向かったことに後悔はない。

:アルトコアを内蔵した機構外装の例 | 腰に装着し、第三の腕として使う。お茶を入れることが出来るので、物を拾ったり移動させたりするための物と思われる。この外装に内蔵されているアルトコアは、単純作業をいくつか学習している。
***太陽の騎士ソレイユ [#p29a0ef6]
#ref(http://gurrad.verse.jp/paint/data/IMG_004405.png,177x250)
太陽の騎士ガウェインのギフトと、太陽の剣ガラティーンを受け継いだ女傑。
太陽の日差しのような暖かさと、厳しい一面も持ち合わせた女性戦士の憧れらしい。
ギフトの内容は、日光の強さによって己の強さが引き上げられるというもの。(最大で、午前中3倍)

**自我を持ったアルトコア [#t9cc49e5]
上述のアルトコアが学習を繰り返した結果、自我が芽生えたアルトコア。
人間のように振る舞い、人間のように生活する。
かなり希少な個体で、アルトコアが自我を持つことは滅多に無い。
自我に目覚めたアルトコアも、機構外装ではなく剣で戦うことができたり
不思議な力(魔法のような力)を持っていることが多いため
アルト人と自我を持ったアルトコアの共通点が研究されている。
『自我を持ったアルトコアの戦士』が旅をして悪人を成敗したりする話は人気があるらしい。
-「その10」以降の情報から考えるに、実際には「自我を思い出しかけているアルトコア」のことを「学習を繰り返し、自我が芽生えた」と今の文明の人間は解釈している様子。
***騎士王アーサー [#p29a0ef6]
#ref(http://gurrad.verse.jp/paint/data/IMG_004417.png,177x250)
40席にもなる円卓の王として君臨した騎士王。ナイツ・オブ・ラウンドが最も栄えた時代の王と言われる。
騎士王のギフトをもち、聖剣の輝きでナイツ・オブ・ラウンドに安寧をもたらした伝説が残っている一方で、
穏やかで優しい人柄であり、読書を生涯の趣味としたといった話も伝わっている。

**帝国の機構外装とアルトコア [#tddec748]
機構外装とアルトコア、そして人間は基本的に三点セットである。
アルトコアが自我を持っている場合のみ、機構外装とアルトコアのセットでも自発的に動ける。
しかし帝国はどういうわけか、
自我を感じない''無人の''機構外装を戦場に何度も投入している。
なぜ、無人の機構外装を大量投入できるのか――このシリーズの大きな鍵であった。
**密林の国フングラ [#p29a0ef6]
***魔蝶ティトリー [#p29a0ef6]
#ref(http://gurrad.verse.jp/paint/data/IMG_004407.png,177x250)
エメラルドグリーンの美しい翅をもつ蝶の氏族の少女。蝶の母と、蛾の父をもつ混血の双生児。弟の名はペタルデス。
天真爛漫かつ周囲の空気を読めないほどの明るい性格で、少々のことはすべてポジティブに捉える。
大事なところで天然っぷりを発揮したり、おっちょこちょいを発動するのもご愛嬌だと自分で思っているほど。
色彩鮮やかな翅は魔法に向いた特性で、典型的な理論や努力よりも勘や才能で何とかなってきたタイプ。
その分、真面目でしっかり者の弟のことはある種の尊敬をしている。
師匠の魔蛍ランビリスは真面目な弟に対しての方が優しい気がするので、たまに拗ねる。

**帝国の無人機について(その1) [#fbc3447d]
第四兵団長のアヴリル曰く
:【第四兵団長アヴリル】:|「  補給線や技師を抱えてる部分には大抵《シールド》を積んでる。 《ランス》は大規模戦になると《スパーダ》より厄介だな。  」「  まあ、このところの森の睨み合いじゃ特務型もちらほら見かけるからな。 俺達も知らねえ新型がいたっておかしくはない。  」「 川の上流に《ポセイドン》なんかを仕掛けられるとなおのこと厄介だ。 」
***魔蝶ペタルデス [#p29a0ef6]
#ref(http://gurrad.verse.jp/paint/data/IMG_004406.png,177x250)
色褪せた茶色の翅をもつ蝶の氏族の少年。蝶の母と、蛾の父をもつ混血の双生児。姉の名はティトリー。
真面目で、ネガティブな面は場合によって暗い印象を与える性格。何事も、最悪の事態を想定するタイプ。
特に、明るく天真爛漫な姉に対しては、長年の付き合いもあってか呆れつつ厳しい言葉をかける事が多い。
濁った色合いの翅はお世辞にも魔法に向いたものではないが、高い知性と努力で魔法を身に付けた。
その分、才能で何とかしてしまう姉に対してはある種の尊敬と、ちょっとした嫉妬心を抱く。
師匠の魔蛍ランビリスのことは、幼い頃から師事していた影響もあり、実の祖父のように慕っている。

≪シールド≫:防衛向き
≪ランス≫:攻撃向き
≪スパーダ≫:攻撃、防衛の両方に優れるが、複数機投入となると≪ランス≫に劣る。
***女王蟻アーマイゼ [#p29a0ef6]
#ref(http://gurrad.verse.jp/paint/data/IMG_004408.png,177x250)
フムトを興した女王蟻の家系に生まれた蟻氏族の女王。生まれながらに約束されたカリスマと、高い知性をもつ。
親から受け継いだフムトの街を我が子のように愛しており、フングラの大地を取り戻すことを誓った。
そのために必要なことであれば、街の代表として多少の無理を利かせるだけの覚悟がある。
魔蛍ランビリスは、母の代から仕える魔法使いであり、アーマイゼ自身も深く信頼をしている。

**帝国の無人機について(その2) [#rfefed7b]
「その9」にて、帝国の技術士フュイートの証言により
帝国の自動の無人機に搭載されているアルトコアは遺跡から出土したものではなく、
「帝国の生きた軍人の魂を機構外装に移したもの」だと判明。
その魂を使われた帝国軍人は「戦死した」扱いに帝国軍上層部で情報が改竄され、
帝国の一般兵や技術士達には真実を知らされていない。
これを知った人間は、まともな神経の持ち主であれば、帝国のやり方に反感と疑問を持つだろう。
その例が脱走してきた技術士のフュイートである。
-魂を移す作業は「帝国のプラント」で行われており、無人機が統率を取れた動きを保つよう、軍人としての魂の記憶を生かすため、機構外装が破壊されるまではプラントに帝国軍人の肉体も冷凍保存されていた。
***魔蛍ランビリス [#p29a0ef6]
#ref(http://gurrad.verse.jp/paint/data/IMG_004409.png,177x250)
先代の女王蟻の頃から、フムトの街一番の魔法使いとして活躍してきた老蛍。
穏やかな性格で、争い事を好まないが、必要とあれば魔法を敵に向けて放つこともしてきた。
現在は、年齢がたたって長い外出や、魔法の多用を控えており、後進として魔蝶の双子を育てている。
魔蝶の双子については、真面目な弟よりも元気すぎる姉のことを心配してよく気にかけている。

**特務部隊『ノーネーム』 [#fc3aa7ca]
PC達が湖国から依頼を請けるときに使っている部隊名。
***天道虫マリキータ [#p29a0ef6]
#ref(http://gurrad.verse.jp/paint/data/IMG_004410.png,177x250)
甲虫、その中でも天道虫の氏族の男戦士。細身だが、高い知覚能力や凶暴な刃を活かした索敵と隠密が本領。
無口で、ほとんど言葉を発することがない。故に、何を考えているのかは本人以外知る由もない。
カンタロスとは同じフムトの戦士として活躍した間柄、仕事の終わりに誘われて食事に付き合うくらいはするらしい。

**アルト人 [#c958b103]
本の中の世界の古代人。
PC達と同じように、剣や魔法で戦っていたという伝説が残っている。
今の人間にはできないロストテクノロジーを持っていた。
なぜ、剣や魔法を使う技術や呪文が失われてしまったかは不明。
エンファータでいうところの<人>のような存在。
PC達はマシーナ達から見るとアルト人に見えるらしい。
エルフやセージブロッサムなどは、珍しくてたまらない。
最終局面にて、生命の海の同行者としてキングーから天命の書版を奪う役目を果たす。
その際の攻防で怪我を負うが、数週間の療養を経て回復中。

-「その11」にて、滅亡前に自我を機械に写す技術を完成させ、「アルトコア」として自分たちを残したと判明した。
***兜虫カンタロス [#p29a0ef6]
#ref(http://gurrad.verse.jp/paint/data/IMG_004411.png,177x250)
甲虫、その中でも兜虫の氏族の男戦士。巨体かつ堅い甲殻をもち、恵まれたパワーを活かした戦闘が得意。
快活で、戦士としても、人としても評判が良い。街で一番の戦士を挙げるとすれば、彼の名前があがることだろう。
マリキータとは同じフムトの戦士として活躍した間柄、しつこく食事に誘ってようやく会話を少しするようになった。

**狭間の遺跡群 [#j37107d8]
湖国と帝国の国境付近にある、アルトコアが眠っていた遺跡群。
アルト時代がエンファータの今の時代とイメージが近いこともあり、
PC達が見ても「かつて重要な役割を担っていた遺跡」というイメージだった。
アルトコアは掘り尽くされたとみられるが、詳細は不明。
30年前に湖国と帝国の間で起こった「大きな争い」の後に、帝国の支配下になった。
帝国は今も、この遺跡について調べているようだ。
-帝国と湖国の感覚であれば「遺跡はアルトコアが出土する場所」となるため、重要施設であったという発想にはなりにくいらしい。つまり、資源が尽きた遺跡をまだ調査するのは、少し不自然である。
***蜻蛉リベレ [#p29a0ef6]
#ref(http://gurrad.verse.jp/paint/data/IMG_004412.png,177x250)
蜻蛉の氏族の運び屋。細身に、紳士然とした態度、丁寧な言葉遣いが印象的な男性。
仕事柄、フングラ全土を飛び回っていたため、フムトというよりはフングラ全土への愛着が強い。
それ故に、フングラの地を取り戻すために必要であれば危険も冒すという覚悟がある。
特に、都への中継役を担うことが多かったため、都周辺の地理には詳しい。

「その7」でプロクスは遺跡の碑文が残っている場所(遺跡としての役割を持つ場所)を焼いて回っていた。
帝国側は、碑文の内容を自分たちだけ入手して消してしまいたいのか、
他に理由があって焼き払っていたのかは、現状では謎である。
**竜人の国ジャウハラ [#p29a0ef6]
***柘榴石の竜人ガーネット [#p29a0ef6]
#ref(http://gurrad.verse.jp/paint/data/IMG_004413.png,177x250)
柘榴石ガーネットを宿した竜人。深い赤の鱗をもつ男性型で、青年の見た目をしている。
柘榴石の竜は神聖竜の一種であり、「絆」の力を司る。転移・召喚、精神感応などの魔術に長ける。
ガーネットを宿して産まれる竜人の数は歴代でもそう多くないため、かなり一般的な名前が与えられた。
性格は、世話焼きの兄気質。カイヤナイトとは幼馴染。
力をつけて国の中央部に引き抜かれたカイヤナイトに代わってシリマナイトの面倒を見るほど。
スマラクトの代表であるエスメラルダは移動が困難なため、ニンギルスへの出席などの業務も代理している。

**帝国側の遺跡と将軍機達の唱える「悲願」“終わりの始まり” [#p7658ad2]
「アルトコア・マシーナ」とそれを守護する5つのアルトコアが安置されていた遺跡は
将軍機の弐番機のヒュドールがその入り口を守っていた。
帝国側の遺跡であるためか、碑文は全て無事だった。
***緑柱石の竜人エスメラルダ [#p29a0ef6]
#ref(http://gurrad.verse.jp/paint/data/IMG_004414.png,177x250)
緑柱石エメラルドを宿した竜人。深緑の鱗をもつ女性型で、老婆。
寿命が近く、既に身体はほとんどが宝石化、宝石からエメラルド色に発光する木々が生えている。
木々へと変じていく己の身体を「定めを全うした先の幸せ」と考えているため、落ち着いており、焦りはない。
緑柱石の竜は木竜として、植物や環境浄化に関わる力をもつ。
エメラルドにを宿して産まれる竜人はジャウハラ全土でも多い方で、エスメラルダという名前はそれなりに上位。
性格は穏やかで、スマラクトに住まう多くの竜人から母と慕われる包容力の持ち主。
シリマナイトが生まれた時、シリマナイトを殺そうとする両親から引き取って現在の岩屋を与えた。

PC達は「終わりの始まり」についての記述を発見し、『終わりの始まり』とは
滅亡したアルト時代の復活のことだと知る。
アルトコアとはアルト時代の人間の人格を機械に写したもの。
現存するアルトコアには、元々は全てに人格があったのだ。
しかし、自我を保ったまま、もしくは思い出すほど高性能なアルトコアはごくわずかで
大半のアルトコアは時が経てばアルトコアから自我が失われていく。
その自我を復活させるための特殊な能力を与えられたアルトコアが
「マシーナ」であり、マシーナの能力を持ってすればアルト人の人格は復活し、いずれはアルト時代を取り戻せる。
将軍機達は、湖国とPC達の傍にマシーナがいることを既に知っている。
***珪線石の竜人シリマナイト [#p29a0ef6]
#ref(http://gurrad.verse.jp/paint/data/IMG_004415.png,177x250)
珪線石シリマナイトを宿した竜人。暗い色の鱗をもつ女性型で、ギリギリ少女とも呼べる年齢。
珪線石の竜は再生や不死、永遠を司る邪竜の一種で、その反面恒常的に身体を滅ぼす呪いを受ける。
そのため通常、シリマナイトを宿して産まれる竜人は宝石のもつ再生の力を引き出す前に一月と経たず死に絶える。
ジャウハラでは呪いの子という側面が強く言い伝わっており、死なないシリマナイトの子を両親は殺そうとした。
エスメラルダがそれを止め、岩屋へと隔離することでスマラクトの住民からは忘れられて幼少期を過ごす。
今の年齢になるまで、兄カイヤナイトと、ガーネット、岩屋に響く声(エスメラルダ)以外と会話したことがなかった。
シリマナイトを宿して生まれ、生き残った竜人の存在は極々稀であり、シリマナイトという名は最上位。

PC達が元の世界に帰り、消えた後もヴァーディルが単身にて調査し
上記の情報の他に「帝国の第一基地と直通の通路がある」ということを突き止めた。
現在のシリマナイトの身体は、身体を滅ぼす呪いと、宝石の力による再生が高度に釣り合っており、
重傷であろうと即時に自力修復する。その回復力は、特技を「死なないこと」と自称するほど。
その反面、神聖魔法などは受け付けず、常に呪いの力で身体は傷ついては再生する痛みを繰り返している。
兄のことは大切に想っており、兄を殺したムシュマッヘへの仇討ちが生きる意味だと考える。両親への恨みはない。
痛みだけでなく、驚きや喜びに対しても無感動気味だが、感情が無いわけではない。

また、2度目に遺跡に入ったPC達の調査で、
”終わりのはじまり”として保管されていたアルトコア(マシーナ)は、
その機能であるとこの、”アルト文明復活のための機能”については、いわゆる魔法的なパワーであり
それをコントロールする人格というのは極めてピュアな状態で保存されていたということが分かったが、
「なぜ」そういう状態で保存されていたのかは分からなかった。
-PC達の予想では「発見され、目覚めたときにその文明に合った人格になるため」「純粋な状態(アルト人に近い思想)でないと力を行使できない」などがあるが、''どれも予想であって確信ではない。''
ムシュマッヘの落とし子討伐後、竜化に目覚める。暗い紫色の鱗をもつ美しき邪竜の姿に変じることが可能となる。
見た目に痛ましい傷などは一切無く、高い再生能力のままにあらゆるダメージを治癒する。
自らを傷つける呪いは健在であり、様々な呪いを他者にかけることもできる。

**帝国のプラント [#w1977916]
ヴィントのアルトコアの自我を乗っ取り、第一技師になりすました悪魔フェニクスが、
帝国軍人の魂を機構外装に移していた工場。
帝国技師フュイートはこれを見て、帝国を出ることを決意した。
先代の第一技師アウディ(ヴォール)は、こうなることをなんとなく恐れて、マシーナをつれて湖国へ逃亡した。
***藍晶石の竜人カイヤナイト [#p29a0ef6]
#ref(http://gurrad.verse.jp/paint/data/IMG_004416.png,177x250)
藍晶石カイヤナイトを宿した竜人。深く美しい藍色のグラデーションの鱗をもつ男性型。
藍晶石の竜は、意思の強さや冷静さ、問題解決を司る竜であり、高い戦士適性を誇る。
半竜化や一部竜化も操るスマラクト歴代最強の戦士として、国の中央へ引き抜かれた。
ガーネットとは幼馴染で、自身が街を発つ時に、妹シリマナイトの秘密を打ち明け、妹を託した。

普通の生産設備とは思えない、バイオテクノロジーを使った設備がある。
魂を抜かれた帝国軍人の身体は、フラウが舞うほど低温な部屋に保存されていた。
無人機が倒されてしまうまでは、軍人の身体は生きているようである。
**生命の海 [#p29a0ef6]
***新たなる生命の王キングー [#p29a0ef6]
#ref(http://gurrad.verse.jp/paint/data/IMG_004434.jpg,177x250)
生命の海に誕生する生命を率いる王として生み出されたティアマトの子。
生命の頂点として、人のようで人ではない姿と、存在感をもつ。服装は長いローブのようなものを羽織っている。
天命の書版を操作する力と、進化を司る力を与えられており、自身を「神に等しい立場」を与えられたと考えている。
その実、「神話」の中でPCに倒されるという役割を同時に与えられているため、傲慢かつ窮地に脆い精神構造。

**将軍機 [#j8825c72]
アヴリルやシィヴァンが手を焼くほど強い、兵団長クラスの個体。
「自我に芽生えたアルトコア」であることが特徴で、5体いる。
元は「アルトコア・マシーナ」を守護するアルトコアだったが、
帝国第一技師時代のヴォールが将軍機として設計した。
5機の名前もヴォールが名付けた。
ヴォールが設計した当時の将軍機は今ほどの戦闘能力は無かったらしい。

それぞれがコードネームを持ち、
それに応じたアルトコアの能力も持っており、その戦闘能力はPC達が敗北を喫することがあるほど強い。
シィヴァンの話と、プロクスの発言から察するに、将軍機が戦場に居られるのは限られた時間であるか、
将軍機が命令を絶対としており、目的を達すると敵将(湖国の将)を前にしても撤退するようである。

-各個体の特徴や性格、能力は「機構将軍」の項と、戦闘データを参照のこと。


*終盤用情報 [#w450e6ab]
※終盤の展開でどんでん返しで一気に公開され、得た情報ですので、そのまま残しておきます。
追記はしていないので、最終回直前までのものです。
本文に情報は反映済みですが、読み方によってはこちらの方が分かりやすい可能性があります。

**マシーナ [#r3338188]
アルトコアの「将軍機」達が「終わりの始まり」として探していた存在で、
その正体は「必ずアルト文明を復活させる者として、特別な機能を与えられた」特殊なアルトコアである。
マシーナの身体は、蒸気機関と魔法のハイブリッドのような、理解の外の理屈で動いている。
だが、普通の人間にしか見えないほどのアルトコアとしては、ヴォールがその人格を育てた。
マシーナは「その11」現在では、まだ自分がアルトコアであることを知らない。

「その12」では病人同然の状態で登場。
高熱にうなされ、''うわごとで「今は失われたアルト時代の言語、''
''それも古語とかいうものではなく、大変特殊な言語」を呟き、''
''これまでのマシーナとは違う人格を宿しているとすら言える状態''だった。
この状態になったきっかけは、将軍機の修復を行っているときだったようで、
突然、機関を切った外装のように(糸が切れた人形のように?)、マシーナは意識を失ったらしい。
-つまり、ヴォールの育てた『孫娘マシーナ』としての人格が危ういということ。
-一方で、PCからの呼びかけには「おじいちゃん・・・」と反応するなど、『孫娘マシーナ』の人格も確かに存在している。

-マシーナが『終わりの始まり』として完全復活する条件は『将軍機になった5つのアルトコア』の力が必要で、特に壱番機となったヴィントが占める割合が大きい(スエロ曰く『鍵』)。5機全てが撃破され、ヴィントのコアに接触することで『終わりの始まり』として完全復活する。

**アルトコア [#m95e25f0]
アルト時代が滅亡する前に、人格を機械に移す技術が完成したもの。
文明が滅亡していく中、アルト人は「己(=人格)」を機械に写す技術を完成させた。
それがアルトコアの真実である。
しかし、アルトコア自体は不完全なものが多く、
時が流れると共にほとんどのアルトコアからは自我が失われた。
ごく一部の個体だけが人格を徐々に取り戻したりしている。
(それが、今まで「学習を重ねて『自我を得た』希少なアルトコア」と思われていたもの)

つまり現存する全てのアルトコアに、アルト人(古代人)の人格が封じられている。
この人格は、マシーナの能力で解放することが出来る。

**帝国第一技術士アウディ(=湖国の老技術士ヴォール) [#u779f1cc]
将軍機5機を設計した帝国の天才技術士。
将軍機の現在の名前も、ヴォールが名付けた。
帝国技術士時代に
帝国の遺跡から将軍機の元になる5つのアルトコアと、マシーナのアルトコアと人型の素体を入手。
マシーナというアルトコアの本質を知り、帝国からマシーナだけを連れて逃亡し、
湖国の技術士として働いていた。帝国からマシーナを連れて逃げたのは、ある「予感」があったから。
:【老技術士ヴォール】: |「  アルト人たちは、一体何を思ってそのような存在を作り上げたのか ……  」「  じゃが、人と機械の境目が無くなっていきそうな、恐ろしい予感を…… ワシは感じたのじゃ。  」

**5つのアルトコアとマシーナというアルトコア [#z03eb8bf]
アルトコア「マシーナ」を5つのアルトコアが守護する形で安置されていたらしいが、
アルト時代を知らないヴォール(アウディ)は、アルトコアを発掘する過程で
5つのアルトコアとマシーナを発見し、それが守護する何かだったというのは後から知った。

「その12」にて、『終わりの始まり(=マシーナ)』のアルトコアは、
『アルト文明の復活機能』を使うときには魔法のような力を行使するものであると判明。
また、極めてピュアな状態で保存されていた。
なぜそういう状態で保存されていたのかまでは、PC達の調査では分からなかった。

**将軍機の唱える「悲願」である「終わりの始まり」 [#t406fc0f]
アルト時代の復活のこと。
マシーナの能力を持ってすればアルト人の人格は復活し、いずれはアルト時代を取り戻せる。
そして、アルトコアは機械であるがゆえに、永遠のアルト時代を築くことが出来る。
将軍機達は、湖国とPC達の傍にマシーナがいることを既に知っている。
-「その12」にて、『終わりの始まりマシーナ』の復活には『将軍機が全て倒されている』ことが条件だと判明したが、最後の将軍機であるヴィントを悪魔が乗っ取っていたので、他4機は悪魔にだまされていただけだった。
-『マシーナ』と5つのアルトコアがある遺跡に侵入され、将軍機5機が倒された場合、帝国側からヴィントが指揮する大戦争を仕掛けて、ヴィントはわざと負ける手はずになっていた。壱番機ヴィントは倒せていないが、大戦争自体は始まってしまった。(湖国にいる『マシーナ』が技師であれば、将軍機の技術を湖国で転用するためにヴィントに触れるはず、と考えていたと思われる)
-ヴィントの人格は悪魔フェニクスが乗っ取っているため、大戦争だけが始まった。

**復活した将軍機スエロ [#weab94b7]
PC達の頼みで優先的に修復された将軍機。
しかしマシーナの突然の不調もあり、戦闘機能の復活まではさせられなかった。
話は、見た目は反応の印象に反して、かなり通じた。
マシーナが『終わりの始まり』として目覚めていないことにショックを受け、
どうすればマシーナが目覚めるのか語った。(=将軍機が全て撃破されればよい、という話)

その会話の過程で、スエロはヴィントの傍ににいる誰かによってヴィントがまだ倒されていないと理解。
自分(達)が謀られていたと知り、
帝国の第一技術士を護衛する将軍機の壱番機ヴィントの場所を教え、
PC達と同行して帝国側の遺跡に突入。

スエロ自身は『悲願』の達成をゴールと見ているところがあり、
『悲願』を達成し永遠のアルト文明を復活させた後どんな世界にするのかは、深く考えていなかったようだ。
(アルト文明が復活し、「機械になったアルト人による終わらない時代」を築き上げる、と考えているくらい)
PC達は、スエロを伴って帝国側の遺跡に再潜入したが
そこで待っていたのはスエロの知る
「壱番機ヴィント」ではないヴィント…悪魔に乗っ取られたヴィントだった。
-悪魔フェニクスがずっとヴィントの人格を演じていただけで、
ヴィントはアルト文明滅亡直前からずっと、悪魔に乗っ取られていた。

**帝国側の遺跡 [#wce259cd]
「その11」「その12」でPC達が突入した帝国領にある、『マシーナ』と5つのアルトコアが安置されていた遺跡。
ヴァーディル(遺跡担当の兵団長)が調査した結果、''帝国の第一基地と繋がっていた。''
(ヴァーディル自身は、可能性の高さを確認した時点で撤退しているが、
その後PC達が突入し、実際に繋がっていたので情報が確定した)


*登場した敵(登場順) [#z5867aa1]
**帝国型蒸気機構自動兵《ジャイアント》MK-Ⅸ [#gefd11d3]
名称=帝国型蒸気機構自動兵《ジャイアント》MK-Ⅸ ML=6
知名度=13 敏捷/移動=10/15
出現数=単独~数体 出現頻度=まれ
知能=命令をきく 反応=命令による
攻撃点=機構腕:14×4 打撃点=15×4
回避点=13 防御点=11
生命点/抵抗=24/16
精神点/抵抗=--/14
特殊能力=アルトコア"多腕"(通常攻撃が4回の腕攻撃になる)、精神無効、病毒無効
生息地=蒸気機関の本 言語=無し 知覚=疑似
-通常の簡易戦闘ルールで戦闘が行われた。(1R簡易戦闘実装前)

**帝国型蒸気機構自動兵《タイラント》試作型弐式 [#t547fa55]
名称=帝国型蒸気機構自動兵《タイラント》試作型弐式 ML=7
知名度=13 敏捷/移動=15/15
出現数=単独~数体 出現頻度=まれ
知能=命令をきく 反応=命令による
攻撃点=機構腕:15×2 打撃点=17×2
回避点=14 防御点=11
生命点/抵抗=24/17
精神点/抵抗=--/15
特殊能力=アルトコア"暴君"(半径10m以内のPCはラウンド終わりに冒険敏捷14、失敗するとR10+7の魔法ダメージ)、精神無効、病毒無効
生息地=蒸気機関の本 言語=無し 知覚=疑似
-機構将軍「プロクス」登場まで、この戦闘以下の戦闘は1R簡易戦闘ルールで行われた。

**帝国型蒸気機構自動兵特務シリーズ《ポセイドン》ver2.07 [#m18eec83]
名称=帝国型蒸気機構自動兵特務シリーズ《ポセイドン》ver2.07 ML=7
知名度=13 敏捷/移動=10/10
出現数=単独~数体 出現頻度=まれ
知能=命令をきく 反応=命令による
攻撃点=機構槍:14×2 打撃点=17×2
回避点=13 防御点=12
生命点/抵抗=24/17
精神点/抵抗=--/15
特殊能力=アルトコア"海王"(通常行動の前にPC全員へ生命抵抗14、失敗するとHPを4点減少&ラウンド終わりまで魔法使用不可&攻撃回避-2)、精神無効、病毒無効
生息地=蒸気機関の本 言語=無し 知覚=疑似

**帝国型蒸気機構自動獣機兵《レオーネ》 [#u4af1a9e]
名称=帝国型蒸気機構自動獣機兵《レオーネ》 ML=7
知名度=13 敏捷/移動=16/20
出現数=単独(つがい) 出現頻度=ごくまれ
知能=命令をきく 反応=命令による
攻撃点=牙:14/爪:15/爪:15 打撃点=17/16/16
回避点=14 防御点=11
生命点/抵抗=25/17
精神点/抵抗=--/15
特殊能力=アルトコア"百獣の王"(通常行動前に一度だけ、PC全員に精神抵抗14、失敗すると回避-2&魔法の出目5以下をファンブルとする状態。)
生息地=蒸気機関の本 言語=無し 知覚=疑似

※つがいで登場し、PC側とNPC側で1体ずつ倒した。

**帝国型蒸気機構自動兵《ジャイアント》MK-Ⅺ(潜入型) [#h166c790]
名称=帝国型蒸気機構自動兵《ジャイアント》MK-Ⅺ(潜入型) ML=6
知名度=13 敏捷/移動=10/15
出現数=単独~数体 出現頻度=まれ
知能=命令をきく 反応=命令による
攻撃点=機構腕:14×4 打撃点=15×4
回避点=12 防御点=11
生命点/抵抗=18/15
精神点/抵抗=--/14
特殊能力=アルトコア"多腕"(通常攻撃が4回の腕攻撃になる)、精神無効、病毒無効、忍び足、潜伏
生息地=蒸気機関の本 言語=無し 知覚=疑似

※3体出現した。

**帝国型蒸気機構自動兵《スパーダ》改良型 [#se65ddde]
名称=帝国型蒸気機構自動兵《スパーダ》改良型 ML=7
知名度=13 敏捷/移動=12/17
出現数=単独~数体 出現頻度=まれ
知能=命令をきく 反応=命令による
攻撃点=機構腕:14×2 打撃点=17×2
回避点=14 防御点=12
生命点/抵抗=28/17
精神点/抵抗=--/15
特殊能力=アルトコア"剣豪"(回避判定に成功したPCは、次の回避判定を-1する。この効果は4回まで重複し、回避判定に失敗することで失われる)、精神無効、病毒無効
    =将軍機"気炎万丈"《プロクス》(???【スパーダのHPを合計28点以上削れば解放】)
生息地=蒸気機関の本 言語=無し 知覚=疑似
-その6攻略時点では、敗北した。
-「将軍機"気炎万丈"《プロクス》(???)」の能力は、PC側がスパーダのHPを合計28点以上削った場合、後述のプロクス本体の「特殊能力=アルトコア"気炎万丈"」が戦闘形式に合わせて使用される予定だったとのこと。

**帝国型蒸気機構自動兵 機構将軍伍番機"気炎万丈"《プロクス》 [#lff3b7b2]
名称=帝国型蒸気機構自動兵 機構将軍伍番機"気炎万丈"《プロクス》 ML=8
知名度=13 敏捷/移動=12/17
出現数=単独 出現頻度=ごくまれ
知能=人間なみ(命令をきく) 反応=敵対的(命令による)
攻撃点=腕:15×2 打撃点=17×2
回避点=15 防御点=12
生命点/抵抗=28/18
精神点/抵抗=--/16+2
特殊能力=アルトコア"気炎万丈"(ラウンドはじめ、PC全員に精神抵抗15、R10+8の魔法ダメージ、失敗したPCはラウンド終わりまで敏捷度を-6する、抵抗減少)
    =機構将軍伍番機(精神無効、病毒無効、精神抵抗+2、炎無効)
    =プロクスの炎(HPが5点減るごとに【攻撃点+1】【打撃点+1】【攻撃回数+1】【防御点+1】【魔法ダメージ+1】)
生息地=蒸気機関の本 言語=共通語 知覚=疑似
-通常の簡易戦闘ルールで戦闘が行われた。

**帝国型蒸気機構自動兵 機構将軍参番機"百花繚乱"《アントス》 [#k5fa47f5]
名称=帝国型蒸気機構自動兵 機構将軍参番機"百花繚乱"《アントス》 ML=8
知名度=13 敏捷/移動=16/20
出現数=単独 出現頻度=ごくまれ
知能=人間なみ(命令をきく) 反応=敵対的(命令による)
攻撃点=扇子刃:16×2 打撃点=16×2
回避点=15 防御点=12
生命点/抵抗=22/17
精神点/抵抗=--/16+2
特殊能力=アルトコア"百花繚乱"(PCは行動内容を宣言後、精神抵抗15、失敗すると行動の対象をGMが決定する。拡大数の変更などはできない。)
    =機構将軍参番機(精神無効、病毒無効、精神抵抗+2、魔法ダメージ減少+2)
    =アントスの毒花(ラウンド終わり、PC全員はHPを2点失って生命抵抗15、失敗すると攻撃&回避&武器攻撃の打撃修正を-1する。-4まで累積。)
生息地=蒸気機関の本 言語=共通語 知覚=疑似
-通常の簡易戦闘ルールで戦闘が行われた。

**帝国型蒸気機構自動兵《スパーダ》改良型 [#x6ef204f]
名称=帝国型蒸気機構自動兵《スパーダ》改良型 ML=7
知名度=13 敏捷/移動=12/17
出現数=単独~数体 出現頻度=まれ
知能=命令をきく 反応=命令による
攻撃点=機構腕:14×2 打撃点=17×2
回避点=14 防御点=12
生命点/抵抗=28/17
精神点/抵抗=--/15
特殊能力=アルトコア"剣豪"(回避判定に成功したPCは、次の回避判定を-1する。この効果は4回まで重複し、回避判定に失敗することで失われる)、精神無効、病毒無効
    =将軍機"捲土重来"《スエロ》(???【スパーダのHPを合計28点以上削れば解放】)
生息地=蒸気機関の本 言語=無し 知覚=疑似

''※将軍機"捲土重来"の能力''
アルトコア"捲土重来"(ラウンド終わり、PC全員に冒険敏捷18、失敗したPCにR20+8の物理的なダメージを与える。
ただし、達成値が足りない分だけ防御修正値をマイナスすること。)
-1R簡易戦闘で戦闘が行われた。なお、スエロのお付きのスパーダ改良型を倒しただけで、この時点ではスエロ本人は倒していない。

**帝国型蒸気機構自動兵 機構将軍四番機"捲土重来"《スエロ》 [#f81bbf1f]
名称=帝国型蒸気機構自動兵 機構将軍四番機"捲土重来"《スエロ》 ML=8
知名度=13 敏捷/移動=10/12
出現数=単独 出現頻度=ごくまれ
知能=人間なみ(命令をきく) 反応=敵対的(命令による)
攻撃点=腕:16×2 打撃点=17×2
回避点=14 防御点=13
生命点/抵抗=30/19
精神点/抵抗=--/16+2
特殊能力=アルトコア"捲土重来"(ラウンド終わり、PC全員に冒険敏捷18、失敗したPCにR20+8の物理的なダメージを与える。ただし、達成値が足りない分だけ防御修正値をマイナスすること。)
    =機構将軍四番機(精神無効、病毒無効、精神抵抗+2、刃武器のクリティカル+1)
    =スエロの岩(このモンスターに接敵したPCの攻撃が命中した場合、命中した数だけ攻撃16/打撃17の反撃を行う。)
生息地=蒸気機関の本 言語=共通語 知覚=疑似
-通常の簡易戦闘ルールで戦闘が行われた。

**帝国型蒸気機構自動兵 機構将軍弐番機"明鏡止水"《ヒュドール》 [#u21b9d88]
名称=帝国型蒸気機構自動兵 機構将軍弐番機"明鏡止水"《ヒュドール》 ML=8
知名度=13 敏捷/移動=16/20
出現数=単独 出現頻度=ごくまれ
知能=人間なみ(命令をきく) 反応=敵対的(命令による)
攻撃点=小剣:16×2 打撃点=17×2
回避点=15 防御点=12
生命点/抵抗=26/18
精神点/抵抗=--/16+2
特殊能力=アルトコア"明鏡止水"(ラウンド終わり、このモンスターを対象にして行った攻撃などをすべて、同じ達成値、ダメージでそれぞれのPCへ与える。)
    =機構将軍壱番機(精神無効、病毒無効、精神抵抗+2、「ノーム」無効)
    =ヒュドールの雫(このモンスターの攻撃を受けたPCは、防御力を半分にしてダメージを受ける。)
生息地=蒸気機関の本 言語=共通語 知覚=疑似
-通常の簡易戦闘ルールで戦闘が行われた。

**機構将軍壱番機"疾風迅雷"《ヴィント》 [#s82c88f1]
ML=10 HP=-5/20 MP=--/18+2 攻撃=-- 打撃=-- 回避=18 防御=13 敏捷/移動=24/30
特殊:アルトコア"疾風迅雷"(???)
    機構将軍壱番機(精神無効、病毒無効、精神抵抗+2、魔法の対象となって抵抗した場合術者にR0+10の魔法ダメージを与える)
    ヴィントの旋風(このモンスターに攻撃するとき、-4までの任意の値で回避点を下げてよい。攻撃後、下げた回数だけ、攻撃点17/打撃点18の攻撃を受ける。)
-1Rのみ、通常の簡易戦闘ルールで戦闘が行われた。ノーデータの状態で始まり、PC達が様々な攻撃手段を用いて最終的に暴いたデータが以上のもの。

**帝国型蒸気機構自動兵 機構将軍壱番機"疾風迅雷"《ヴィント》 [#m2313fbe]
名称=帝国型蒸気機構自動兵 機構将軍壱番機"疾風迅雷"《ヴィント》 ML=10
知名度=15 敏捷/移動=24/30
出現数=単独 出現頻度=ごくまれ
知能=人間なみ(命令をきく) 反応=敵対的(命令による)
攻撃点=腕:17×2 打撃点=18×2
回避点=20-2 防御点=13
生命点/抵抗=26/20
精神点/抵抗=--/18+2
特殊能力=アルトコア"疾風迅雷"(回避点-2。ラウンド終わり、行動順が遅かったPC3人に精神抵抗17、R10+10の魔法ダメージ、抵抗減少。最も遅かったPCへのダメージはR20に変更する。)
    =命長ければ恥多し(生命力ボーナスの値が「3」のPCの精神抵抗を-1、生命力ボーナスの値が「4」のPCの精神抵抗を-2する。)
    =機構将軍壱番機機構将軍壱番機(精神無効・病毒無効・精神抵抗+2・このモンスターが魔法の対象となって抵抗した場合、術者にR0+10の魔法ダメージを与える)
    =ヴィントの旋風(このモンスターに攻撃するとき、-4までの任意の値で回避点を下げてよい。攻撃後、下げた値と同じ回数だけ、攻撃点17/打撃点18の攻撃を受ける。)
生息地=蒸気機関の本 言語=共通語 知覚=疑似
-「その12」からダメージを持ち越した状態で登場。通常の簡易戦闘ルールで戦闘が行われた。

*セッション履歴 [#l5666a52]
-その1(再):http://gurrad.kuron.jp/log/2017/201711/log201701122b.htm(簡易戦闘)
-その2(再):http://gurrad.kuron.jp/log/2017/201712/log201701208c.htm(1R簡易戦闘)
-その3:http://gurrad.kuron.jp/log/2017/201712/log201701226d.htm(1R簡易戦闘)
-その4:http://gurrad.kuron.jp/log/2018/201801/log20180108c.htm(1R簡易戦闘)
-その5:http://gurrad.kuron.jp/log/2018/201801/log20180120b.htm(1R簡易戦闘)
-その6(敗北):http://gurrad.kuron.jp/log/2018/201802/log20180217c.htm(1R簡易戦闘)
-その7:http://gurrad.kuron.jp/log/2018/201803/log20180303d.htm(簡易戦闘/将軍機戦:プロクス)
-その8:http://gurrad.kuron.jp/log/2018/201803/log20180310d.htm(簡易戦闘/将軍機戦:アントス)
-その9:http://gurrad.kuron.jp/log/2018/201803/log20180319b.htm(1R簡易戦闘)
-その10:http://gurrad.kuron.jp/log/2018/201803/log20180321c.htm(簡易戦闘/将軍機戦:スエロ)
-その11:http://gurrad.kuron.jp/log/2018/201803/log20180324b.htm(簡易戦闘/将軍機戦:ヒュドール)
-その12:http://gurrad.kuron.jp/log/2018/201803/log20180328d.htm(簡易戦闘)※特殊
-その13(最終回):http://gurrad.kuron.jp/log/2018/201803/log20180331d.htm(簡易戦闘/ラスボス戦:将軍機ヴィントと悪魔フェニクス)
神楽の国 前編:http://gurrad.kuron.jp/log/2018/201804/log20180401f.htm
神楽の国 後編:http://gurrad.kuron.jp/log/2018/201804/log20180407d.htm
砂漠の国 前編:http://gurrad.kuron.jp/log/2018/201804/log20180414d.htm
砂漠の国 後編:http://gurrad.kuron.jp/log/2018/201804/log20180429b.htm
遊牧の国 前編:http://gurrad.kuron.jp/log/2018/201805/log20180502c.htm
遊牧の国 後編:http://gurrad.kuron.jp/log/2018/201805/log20180506c.htm
異能の国 前編:http://gurrad.kuron.jp/log/2018/201805/log20180519e.htm
異能の国 後編:http://gurrad.kuron.jp/log/2018/201806/log20180605c.htm
凍土の国 前編:http://gurrad.kuron.jp/log/2018/201806/log20180616f.htm
凍土の国 後編:http://gurrad.kuron.jp/log/2018/201806/log20180618c.htm
蓬莱の国 前編:http://gurrad.kuron.jp/log/2018/201806/log20180623c.htm
蓬莱の国 後編:http://gurrad.kuron.jp/log/2018/201806/log20180630b.htm
機関の国 前編:http://gurrad.kuron.jp/log/2018/201807/log20180707f.htm
機関の国 後編:http://gurrad.kuron.jp/log/2018/201807/log20180717c.htm
海洋の国 前編:http://gurrad.kuron.jp/log/2018/201807/log20180721b.htm
海洋の国 後編:http://gurrad.kuron.jp/log/2018/201807/log20180722c.htm
騎士の国 前編:http://gurrad.kuron.jp/log/2018/201807/log20180724e.htm
騎士の国 後編:http://gurrad.kuron.jp/log/2018/201807/log20180727d.htm
密林の国 前編:http://gurrad.kuron.jp/log/2018/201807/log20180730d.htm
密林の国 後編:http://gurrad.kuron.jp/log/2018/201808/log20180803d.htm
竜人の国 前編:http://gurrad.kuron.jp/log/2018/201808/log20180807c.htm
竜人の国 後編:http://gurrad.kuron.jp/log/2018/201808/log20180815c.htm
生命の海 前編:http://gurrad.kuron.jp/log/2018/201808/log20180818c.htm
生命の海 後編:http://gurrad.kuron.jp/log/2018/201808/log20180819d.htm
図書の国 前編:http://gurrad.kuron.jp/log/2018/201808/log20180820f.htm
図書の国 後編:http://gurrad.kuron.jp/log/2018/201808/log20180821b.htm

-(※特殊:「その11」はヴィントの顔見せ回であり、「1RのみPCが通常の簡易戦闘ルールでモンスターを攻撃する」戦闘だった。この1Rで情報が判明すればするほど、次の回のモンスター戦で開示される情報が増えるとのことだった。最終回ではセージチェック成功でフルデータが開示された。
-最終回に登場したモンスターは、「その12」で受けたダメージを引き継いでいた。

*外伝回(方舟の本) [#zba0692b]
-栞の悪魔 ―方舟の本・機関の国”マキニスタ”前編―:http://gurrad.kuron.jp/log/2018/201807/log20180707f.htm
-栞の悪魔 ―方舟の本・機関の国”マキニスタ”後編―:http://gurrad.kuron.jp/log/2018/201807/log20180717c.htm

**概要 [#xb44f6d7]
悪魔レーゼンから請ける依頼も最終段階に来た。(PC達は知らない)
レーゼンが執筆するNOAでは、11の国が滅亡の危機に瀕し、預言を受けた順に救済されていた。
NOAに選ばれた国に、かつて「蒸気機関の本」として関わった国「マキニスタ」があった。
マキニスタはPC達に救われた後、デウス・エクス・マキナ(マシーナ)が建国した
アルトコアと人間が共存する国である。

しかし人間として育てられたマシーナは、いつの時代にだろうか、
寿命の無いアルトコアは人間の死を見送るしかできないことを嘆き、
アルトコアの記憶を消去、再起動させる法を作ったらしい。

NOAに選ばれた他の国と同じく、マキニスタも滅亡の危機にあった。
PC達は再び、この地に干渉することになる――。

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