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SandBox/KGM/レメトゲンシリーズ のバックアップの現在との差分(No.11)


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*非固定キャンペーン『レメトゲン』 [#a3476db5]
> 揺り篭の時代。多くの者人々が大陸を追われ、あるいは壮絶な戦いの後に死した。
だが、揺り篭の安寧に身を預ける事無く、四方を深淵勢力に囲まれながらも戦い続けた魔術師にして王がいた。
歴史から名を抹消された魔術師の名はソロモン。
その業をもって、異界の存在たる魔神を参考に作り上げた、ただ一つの魔術体系、『レメトゲン』を生み出し、
その悪魔を使役する力によって都市を長年守り抜いた。
けれどもその邪道の極致とも呼べる魔術は許容されることなく、王は最後に悪魔を封印し、消え去ったという。
けれどもその邪道の極致とも呼べる魔術は許容されることなく、魔術師は最後に悪魔を封印し、消え去ったという。
――レメトゲンの悪魔に関する調査書より――

レメトゲンは、かつてエンファータ大陸で活躍し、歴史から抹消された魔術師ソロモンと、彼が使役したとされる72の悪魔に関するキャンペーンです。
ソロモンはその驚異的な才智により、月語魔法、精霊魔法、神聖魔法だけでなく、禁忌とされる魔神の力さえ参考にして、ただ一つの固有魔術体系『レメトゲン』を作り上げ、72柱の悪魔を生み出しました。
ソロモンの使徒ともに悪魔たちは封印された、はずでした。
しかし、何のきっかけか7年ほど前に封印が解かれたのか、各地に72の悪魔たちが飛び散り、
己と相性の良いヒトに憑りついてしまいます。
本キャンペーンはそれらが巻き起こす事件を解決していくものとなります。
*キャンペーン概要 [#gcf03356]
レメトゲンは、歴史上の人物である魔術師ソロモンと、彼が使役した72柱の悪魔に関するキャンペーンです。
多くの謎に包まれ、人に憑りつく悪魔たちは、超常的な力を振るうなど、恐るべき存在であり、危険視されています。
本キャンペーンでは、事件を追う学院の魔術師ディオルやその仲間たちと共に悪魔が巻き起こす事件を解決していくものとなります。

本キャンペーンは1シーズンを9話とし、合計8シーズン72話を予定しています。
**シーズン1の概要 [#e609876a]
とある町で起きた悪魔の事件を皮切りに、冒険者たちと浮雲の碇亭OBの準導師ディオルは危険な力を行使する、悪魔の存在を知ります。
悪魔を封印する手段である『指輪』を発見した彼らは、数々の事件において悪魔に憑依された者たちを救い、悪魔たちを封印、ないしは力を抑えて庇護していきました。
徐々に悪魔たちの実態をつかんできた彼らの前に、突如『指輪』を所持したレイヴンとガルハドラがそれぞれ現れ対立します。
そうして冒険者たちは、指輪と悪魔をめぐる争いへと巻き込まれて行きました。

**シーズン2の概要[#od2126d9]
深淵のレイヴン"アポロニウス"、反社会組織『黒き血の盟約』のガルハドラ"『バチカル』"と衝突し、悪魔の奪い合いや思惑で巻き起こる闘争の数々。
冒険者たちとディオルは時に被害を被りながらも、着実に悪魔を封印、ないしは協力者を増やして行きます。
しかし、その中で、9柱存在するという悪魔の王たちと邂逅し、ケタ違いの力を思い知らされ、ディオルも一時瀕死の重体に陥りました。
また、悪魔の王たちと契約するアポロニウスやバチカルとの戦いに苦しめられますが、それらの勢力を出し抜き、新たに現れたソロモンの指輪を奪取することに成功します。
そんな折、ソロモンと旧知である"シバの女王"から




*レメトゲンの悪魔についての概要 [#i31f83ab]
レメトゲンの悪魔とは、恐るべき力を振るう存在であり、存在が危険視されています。
一部の例外を除いて彼らは肉体と精神を持たず、悪魔の特性に近い人物に憑依します。
悪魔は『過去現在未来を見通す』『周囲/特定の人物の精神を変質させる』『自然現象を大規模に引き起こす』など常軌を逸した力を持ち、悪魔が憑いた人物はその力を自らの意志で振るいます。
彼らから力を奪う為には、準導師ディオルらが保持する『指輪』が必要であり、それが無ければ基本的に対処は不可能と言えるでしょう。

*レメトゲンに関する用語集(作成中) [#a46e1eaa]
頻出用語
:悪魔(デヴィル)|KGM内で定義される、魔神と似て非なる存在です。悪魔は実態を持たず、他の生物の精神に寄生するもの達です。寄生しなければ何の力も発揮できませんが、寄生した宿主の体を用いて恐るべき力を振るってきます。
:レメトゲン|レメトゲンの悪魔を含む魔術体系……と言われているが実の所よくわかっていない。ソロモンが生み出した技術とされる。
:レメトゲンの悪魔|↑上記概要参照
:指輪|封印の指輪と言われる事が多い。悪魔の封印などを行うことができるマジックアイテム。9つ存在する。
:ソロモン|レメトゲンの悪魔の製作者。その記録が歴史からほとんど抹消されている。

その他[[レメトゲン用語集>SandBox/KGM/レメトゲンシリーズ/レメトゲン用語集]]
*関連NPC [#h8342a70]
:ディオル・セレナーデ|本キャンペーンの導き手。ファイターLv5、ソーサラーLv5、セージLv5、レンジャーLv1。ルアーブルの賢者の学院において準導師の地位を持つ。賢者の学院から、レメトゲンの悪魔の調査主導者を任されている。本人自身、少なからずレメトゲンの悪魔に対して因縁がある模様。口数が少なめで、やや秘密主義な所はあるが、必要な説明は丁寧に行い、必要に応じて情報を開示する。
:アリシア|悪魔ストラスの憑依者。あくまで占星術、薬品学限定だが、セージLv8と同等の能力を持つ(冒険者Lvは0)
。アーファスの盾麓にある開拓者村出身。冒険者たちに村と命を救われ、現在はディオルの手伝いを行っている。公言はしていないが、現在も継続してストラスが憑依している状態。ディオルから力の封印を勧められたが、本人の希望や様々な事情により、力を抑えた状態で現在も生活している。誰かのために力になりたいと願う女性であり、世話好き。薬草水なる娯楽飲料を作成できる。悪魔の力を借りる事で、星見による高精度な未来予測を行うことが出来る。ただし、長期的な予測は難しく、比較的短期間の内容に限られる。事が済んだら、助けてもらった冒険者が所属する商会へと入る算段を立てている。
:イヴァン|悪魔フルカスの元憑依者。ファイターLv6、セージLv3。アルケナル十諸国のカイゼル騎士団領出身。今は力をはく奪されているが、元々アル=グラムの神官であり騎士。非常に頑固な男であり、自身にも他者にも厳しい男。同じアル=グラムの神官である冒険者の説得を受け、元憑依者として研究対象になるのを受け入れ、手伝いも行っている。本質的には人間(ひいては星霜種族)という生き物、強固に信用している反面、個を信用していない。ただし、知恵者や礼節あるもの、アル=グラムの使徒となれば話は変わってくる。とっくの昔に狂人と化しているが、論理的、理性的であるため、問題を起こさず学院でディオルを手伝っている。
:スローン|悪魔レラジェの元憑依者。ハンターLv6。シャオセッテ近郊のロクス村出身。矢や毒の扱いに長けているが、吃音であり、喋る事が出来ず、幼いころから一切の教育を受けていないため、文字の読み書きもできない。自分の周りの世界に対して、過去の経験から斜に構えており、基本的に信用していない。過去の経歴上、自身の村の住人を、悪魔の力によって間接的に全滅させており、公になっていないとはいえ難しい立場にある。死ぬつもりであったが、冒険者に捉えられ、現在ディオルの下で手伝いを行う傍ら、アリシアに文字の読み書きなどを教わっている。奇遇な事にフルフルと仲が良く、価値観があうようだ。それは同じ復讐者であるが故だろうか。
:フルフル|悪魔フルフルの元憑依者。ファイターLv4。レンジャー技能のアビリティを弓の使用以外6LV相当の能力を持っている。元の名前を捨てており、自身をフルフルと呼称している。レングラート地方の街アセットの南に位置するリスモンという町出身だった。彼女両親はリスモンで主流だった異教の祭祀(ヴェルラグではなく、狭間のような信仰体系の一つ)であり、彼女が幼い頃、リスモンに赴任し、九大神信仰を広めるのに躍起になっていたアル=グラムの司祭(プリースト技能は保有していない)に処刑され、それ以来自然の地へと身をひそめ、復讐を誓っていた。フルフルに適性を見出され(恐らくは彼女の家系が信奉していた幻獣に近しかった事も大きな要因だろう)、その力によって生き延び、リスモンの街を襲撃した。最終的に悪魔の力を奪われ放っておく事もできず、ディオルの下に来ることになった。フルフルは臭いで人を見分ける習性があり、およそ自身と同じような境遇を経験している人物には比較的親睦を深めやすい。ディオルやイヴァン、スローンにはあまり警戒しない。
:バラム|『奸智』の系列の悪魔の王の一人。憑依などはしておらず、人間の姿を形どっている。そのため護符の類は一切効かない。目的は不明だが、彼自身の語るところによれば、『バランスを取っている』とのこと。一見バンダナを巻いた気のよさそうな男だが、魔法を使わずに変身を可能としており、未来視の能力なども保有しているとみられる。ディオル曰く『今はとても手を出せたものじゃない』と言っており、極めて強力な能力を保有していると思われる。フルフル討伐の際には、ディオルたちが討伐に赴くのに時間が足りない事に気づき、先に現地にいた冒険者たちに接触。己の姿を偽ってフルフルを強化させる祭壇を破壊させ、準備を整えさせた。
:ガミジン|番外に登場。本人曰く、霊魂などを呼び寄せる事が出来るそうで、またそれに伴いいくつかの能力を保有していると考えられる。憑依している対象は吟遊詩人であり、両者合意の下憑依が行われている。バラムに使い走りにさせられたとつぶやいていた。
:ディオル|浮雲の碇亭OBの冒険者。賢者の学院にて準導師の地位を持ち、現在『レメトゲンの悪魔対策室』の陣頭指揮を執っている。&br;過去に悪魔と確執がある様子だが詳細は不明。
:アリシア|学院でディオルの補佐を行っている女性。悪魔ストラスの憑依者。浮雲の碇亭の冒険者に命を救われた。
:ズー|アリシアと同じく悪魔憑依者であり監視及び保護対象の少女。尻尾や耳が生えるなど奇異な姿であり、悪魔を封印した時点で死亡する運命にある。
:アポロニウス|深淵陣営における指輪保有者。悪魔の王パイモンと契約関係にある。生い立ちは不明だが、深淵領域にある天文台カルディアのリーダーをしていたという。
:『バチカル』|黒き血の盟約のリーダーであり指輪保有者。ワイバーンを駆る。
:パイモン|アポロニウスと契約する悪魔の王。白い翼のレイヴンの姿。伊達男。
:アスモデウス|悪魔の王。ほかの王たちが最も警戒するらしい。絶大な力を持つ。ドラグの姿。
:バラム|ディオルの下に時折現れて情報をもたらす悪魔の王。人間の青年の姿。
:ソロモン|レメトゲンの悪魔を作り出した魔術師。彼に関する記録は抹消されており、詳細不明。

*レメトゲンの悪魔たち [#acc249c7]
レメトゲンの悪魔は72柱存在するとされます。
それぞれに限定的な、神々の権能に近しい能力を持っているとされます。
悪魔たちはそのほとんどは実態を持たず、また人格も有していないため、
主に人間を始めとしたヒト種に憑依し、その力を貸し与えています。
**封印済みの悪魔 [#cb51ace3]
|指輪|悪魔の王|封印悪魔1|封印悪魔2|封印悪魔3|封印悪魔4|封印悪魔5|封印悪魔6|封印悪魔7|対応する九大神|h
|BGCOLOR(#000000):『嵐』の指輪|BGCOLOR(#000000):バアル||||||||クオ=ルート|
|BGCOLOR(#000000):『智慧』の指輪|BGCOLOR(#000000):パイモン||||||||ヴァル=ノレル|
|『憤怒』の指輪|BGCOLOR(#000000):ベレト|[[フルカス>#q76c4560]]|[[フルフル]]||||||アグ=ヴァ|
|BGCOLOR(#000000):『神秘』の指輪|BGCOLOR(#000000):プルソン||||||||ティガ=タルナ|
|BGCOLOR(#000000):『支配』の指輪|BGCOLOR(#000000):アスモデウス||||||||アグラ=イヴァナ|
|BGCOLOR(#000000):『創造』の指輪|BGCOLOR(#000000):ヴィネ||||||||レ=ティオン|
|『奸智』の指輪|BGCOLOR(#000000):バラム|[[オロバス>#j7cc6a76]]|BGCOLOR(#7b68ee):レラジェ||||||ソル=パル|
|BGCOLOR(#000000):『富』の指輪|BGCOLOR(#000000):ザガン||||||||ト=テルタ|
|BGCOLOR(#000000):『悪』の指輪|BGCOLOR(#000000):ベリアル||||||||アル=グラム|
**既出の悪魔 [#p630a16c]
その他や詳細は[[レメトゲン登場人物>SandBox/KGM/レメトゲンシリーズ/登場人物]]を参照。

***『城塞の破壊者』アイム [#s4cda3e4]
|50||50|50||c
|序列|権能|位階|適応|能力|
|23番|炎による城塞及び都市の破壊|第二位|『憤怒』|怒りを長時間蓄積し、一気に解き放つ。炎を操り、隠された物事を探り当てる|
アイムは7年前の封印の解放より、二人の人物に憑りついています。
一度目はフラットスプリングと呼ばれるラクナウ地方にある豊かな内地の街でした。
アイムは貧しく、アルビノ体質の少女に憑りつきました。その少女は己を貶め、卑しめる周囲の環境、
それに対して無関心な街の人々に対して強い憎悪を抱き続け、アイムと同調し、
アイムの力によって町と自らの身を消し飛ばしました。
その後、アイムは次に己に適合するガルハドラ、サナに憑りつきました。
不遇な環境、理不尽な苦境にめげずにこそあれ、静かな怒りを蓄積する彼女は、
炎という属性の相性もあり、うってつけで、後すんでの所で、サナは怒りを開放し、あやうく都市を消し飛ばすところでした。
冒険者たちの活躍により、アイムは撃退され、サナの肉体からはじき出された挙句大ダメージを受けます。
ですが何れまた復活することでしょう。
*セッションの記録 [#vaa37d89]
**シーズン1 [#vb1739ed]
***第一話~城塞の破壊者アイム~ [#a9b9bf0b]
ラクナウとレングラートの狭間にある港湾都市ハルディアに『太陽が落ちて街が消える』という啓示が下る。
居合わせた冒険者たちは、それが悪魔と呼ばれる存在の仕業であることを突き止める。
だが、その"悪魔"は意外な人物で……。
-関連ログ:http://gurrad.kuron.jp/log/2019/201912/log20191208c.htm

***『天と地の知恵者』ストラス [#q76c4560]
|50||50|50||c
|序列|権能|位階|適応|能力|
|36番|天文学、薬草学、宝石学に関する知識|第六位|『智慧』|驚異的な精度の占星術、および薬草、宝石に関する圧倒的知識|
ストラスは7年前の封印の開放により、アーベ公国南東部にあるアーファスの盾の麓にある村落の少女と共鳴して憑依します。
アリシアという名の少女は、取り立てた才もなく、貧弱な己を悔しく思い、村のみんなの力になれるよう、願いました。
ストラスが憑りついてからというもの、彼女は村を守るために占星術による様々な予言を行い、深淵勢力による襲撃や作物の実り具合などを精確に言い当て村を救っただけでなく、その薬草学により、本来必要な多くの過程を乗り越え、薬草水なる、黒くシュワシュワした中毒性のある嗜好品の飲料を生み出し、村の名物として広め、多くの発展に寄与しました。
しかしながら、彼女のその行動は、畏怖され、あるいは妬まれ、多くの敵を作る結果となってしまいました。
最終的に、アリシアと接触した冒険者たちの手により、暴徒たちの襲撃間近のタイミングで彼女を村から逃がし、奸智によって彼女を死んだことにしました。
現在アリシアは、賢者の学院準導師であるディオルの下で手伝いを行っており、片が付いた折には、とある冒険者が所属する商会へ働きに出るつもりです。
***第二話~天と地の知恵者ストラス~ [#a4dccf01]
ハルディアでの事件から少し後、浮雲の碇亭にOBの魔術師ディオルが来店し、悪魔を追っていると告げ、協力を要請する。
アーベの辺境の村にて、7年前から常軌を逸した正確さの予言などを行う少女に悪魔の疑いがあり調査に乗り出す。
だが、何やら周囲の村々に不穏な気配があり……。
-関連ログ:http://gurrad.kuron.jp/log/2019/201912/log20191211b.htm

***『輝ける隠者』オロバス [#j7cc6a76]
|50||50|50||c
|序列|権能|位階|適応|能力|
|55番|根源的知識、真実|第六位|『神秘』|目視した対象周囲に限定された千里眼。月語、精霊語、神聖語魔法の付与。霊的攻撃に対する防御。地位の向上や敵味方からの協力の獲得|
オロバスは悪魔の中でも穏健的存在であり、己を秘する傾向にある存在です。
オロバスは封印開放に際して、老い先身近けれど、知識の熱意と情熱に溢れた老人ハイネに憑依しました。
結果ハイネはその能力によりわずか数か月の内にネアム侯国の要職につき、更なる知識の探求へと深入りします。
とはいえ、老いを伸ばす力まではなく、死が近い事を悟った彼はネアムの遺跡図書館へと一人潜りひっそりと世界で語られる物語を楽しみ、死を待っていました。
彼は一つだけ、ほんの気まぐれで、オロバスを通じて知った抹消された魔術師ソロモンに関する知識から、ソロモンが悪魔を封じたとされる指輪を探求しました。
彼の死の瀬戸際、冒険者たちに指輪を託し、己に憑依するオロバスを封印させ、
その後、見送った後に穏やかに死を迎えました。
***第三話~輝ける隠者オロバス~ [#v070a19b]
より情報を得るため、ディオルと冒険者は悪魔とその製作者について調べるために、ネアム侯国の図書館へと向かう。
その奥地にて、彼らは悪魔が憑依した賢者と出会い様々な知識を伝えられる。
そして彼は最後に重要なものを冒険者たちに託すのだった。
-関連ログ:http://gurrad.kuron.jp/log/2019/201912/log20191212c.htm

***『暴虐にして礼節の騎士』フルカス [#gee8be3b]
|50||50|50||c
|序列|権能|位階|適応|能力|
|50番|哲学や修辞学、論理学、占術など|第七位|『悪』|礼節や賢者ならざる者に対する高い攻撃力。占術による探索。武器による自動手加減|
フルカスはレメトゲンの中で最も階位が低い存在ですが、それは権能のスケールの差であり、戦闘力が低い事を意味しません。
フルカスは憑依者と同調した際、対象の精神力を削る槍と連続で命中する3連フレイルを憑依者に装備させ、圧倒的戦闘力を誇ります。
フルカスが憑りついた老騎士イヴァンは、当時56歳であり、カイゼル騎士団領出身で、ベルアダームの戦場で名を馳せた騎士でした。
イヴァンはアル=グラムの信徒であり、プリーストとしての能力やクレリックとしての力もあり、規律に厳しく、非常に公明正大な人物で、罪を憎んで人を憎まずをモットーとした高潔な人物でした。
ですが、厳粛過ぎるが故に、周囲から煙たがられ、上官のみならず、将官の不正にも厳しく追及を行っていった結果、
周り全てを敵に回してしまい、結果、彼の一族郎党全て破滅させられてしまいました。
イヴァンはその行いを極めて憎みました。ですが人を憎むことのない彼は、罪には罰が与えられ、ただ罰によって更生されるという観念に狂信的にとらわれ、下手人全てを生かさず殺さず、半殺しに合わせていきます。
その精神性はフルカスに強く結びつき、さらに高度な暴力性を得たイヴァンは道を踏み外したものを罰する悪として己を定め、様々な地域に、嵐のように現れ、悪しき行為を働いたものを半殺しにしては去っていきました。
イヴァンがレメトゲンに憑りつかれているという情報を入手したディオルは、冒険者に依頼を行い、彼が出現すると考えられる地域へと派遣しました。彼は語りませんでしたが、この出現先の予測はアリシア/ストラスの占星術によるものでした。
因果な事に、冒険者たちがたどり着いた先では、アリシアを襲撃しようとしていたかつての暴徒たちが半殺しの目に合っていました。冒険者たちはその行いを止め、イヴァンに憑りつくフルカスを封印し、彼と同じアル=グラムのプリーストによって諫められ、現在は元悪魔の憑依者として、ディオルの下で手伝いを行っています。
ログ:http://gurrad.kuron.jp/log/2019/201912/log20191213d.htm
***第四話~暴虐にして礼節の騎士フルカス~ [#ec4da37e]
アーベ公国内に現れた血みどろ騎士イヴァン。それは悪魔フルカスが憑依し、罪あるものを血祭にしてゆく災害であった。
冒険者はディオルに依頼され、悪魔封印のための指輪を手にし、フルカス封印へと向かう。
自らを罰の代行者であると妄信した騎士に冒険者たちは力と言葉で戦いに挑む。
-関連ログ:http://gurrad.kuron.jp/log/2019/201912/log20191213d.htm

***『腐敗と闘争の嵐』レラジェ [#qc12f458]
|50||50|50||c
|序列|権能|位階|適応|能力|
|14番|戦いや論争の発露、矢傷などによる壊死など|第三位|『奸智』|周囲の環境に存在する知性体を苛立たせ、争わせる。矢による攻撃が命中した対象の傷を悪化させる。自身を対象に攻撃してきた者に即時反撃する。|
レラジェは悪魔本体自身がそうであるように、狩人と高い親和性を持ちます。レラジェの能力は、射手としての戦闘能力と不和を起こす力の二つが中心であり、とくに後者は小都市や、複数の近隣の共同体にまでその範囲を及ぼすことが出来るため、環境次第では非常に厄介な能力となります。
レラジェの憑依者は生まれつき言葉を話すことが出来ない吃音のハーフエルフ、スローンでした。
人間の母親はエルフの父親と一夜限り夜を共にし生まれたものの、何歳になってもしゃべる事が出来ないスローンは村の中では『呪われた子/チェンジリング』などとして扱われて村の雑事、それがやがて狩人の仕事を押し付けられ、村の中にはほとんど入れてもらえず、離れの狩猟小屋で長らく生活を続けていました。
その過程で字を教えられることもなく、やがて世代が後退しても残り続けるスローンは新たな世代の者たちからはより疎まれる事となりました。
レラジェが憑依対象としてスローンを選んだのはごく最近の事でした。この事から、恐らくは既にレラジェに憑依していた者がどこかに降り、死した事は凡そ間違いないでしょう。スローンの怒りや憎しみに呼応したレラジェは村全体に疑心暗鬼と闘争心を湧き立たせ、時間をかけてそれを苛烈なものへと変貌させました。
人間が本来見過ごすであろう小さな不和を、決して許容できない行為と認識させられた村人たちは激しい憎しみの応酬、積み上げの果てに殺し合い、全て死に絶えます。その死にざまは惨いもので、村での事件を担当した栄光の王城亭の冒険者の中には(中堅以上の経験があるにもかかわらず)、その凄惨さを見て心を崩し、冒険者を引退した者もいたようです。
その後レラジェはシャオセッテへと赴き、レラジェ自身が望む闘争と腐敗を見せるためにシャオセッテへと移り住みます。
その時点でストラスの星読みの力によって予兆を読み取ったアリシアは、ディオルの代行で浮雲の碇亭へと依頼を行い、事件解決へ漸く歩が進みます。
シャオセッテという規模の大きな町でさえその力を存分に振るったレラジェでしたが、その能力が完全な意味で形を成す前に、冒険者に阻まれ、悪魔は封印される事となりました。
レラジェの力によって、喋る事が叶うようになったスローンでしたが、その力が封印されてからは沈黙。そしてディオルの元に引き取られ、アリシアに文字の読み書きを教わるようになっています。
ログ:http://gurrad.kuron.jp/log/2019/201912/log20191221b.htm
***第五話~腐敗と闘争の嵐レラジェ~ [#y16c4558]
開拓村のロクスで起こった凄惨な事件。村人同士が互いに憎み、全滅するまで殺しあった原因は悪魔にあった。
その兆候がシャオセッテにも表れ、ディオルの助手アリシアは冒険者たちに調査を依頼する。
悪魔の力を振るった男の正体は、村で迫害された吃音のハーフエルフで……。
-関連ログ:http://gurrad.kuron.jp/log/2019/201912/log20191221b.htm

***『暴風と雷鳴の大鹿』フルフル [#q6ad643c]
|50||50|50||c
|序列|権能|位階|適応|能力|
|34番|嵐や雷の招来|第四位|『嵐』|周辺の天候を嵐へと変えたり、雷を降らせたり、眷属を作ったりするなど|
フルフルは雷を象った大鹿の姿を取っています。憑依者である名もなき少女が信仰していた土着の鹿の神、ケリュネイアと姿が似通っており、それらの信仰が行われる祭壇などから力を受ける事が出来ます。
コントロール可能な天候の規模は広く、一つの街ならばすっぽりと覆うことはもちろん、ある程度までの範囲なら嵐、ないしは悪天候へと変える事が可能です。同時に意図的に雷を降らせることができ、その本領が発揮されればすさまじいパワーを誇ります。
フルフルの憑依者は彼女の家系が祭祀を務めていた土着の信仰、ケリュネイアという大鹿の幻獣を神と崇めるそれと深く結びついていましたが、彼女が生まれた頃にはケリュネイアはアル=グラム神官が率いる軍勢によって殺され、憑依者が幼い頃、両親は異教の異端者としてアル=グラムの司祭によって処刑され、強い恨みを抱いたまま森へと逃げ、その時フルフルと邂逅。復讐を誓い、力をため込んでいました。
結果的に彼女の復讐が完全に形を成すことはなく、冒険者たちに祭壇を破壊され、襲撃も阻止され、フルフルも封印されます。そしてそのまま冒険者たちが引き取り、ディオルの下、元憑依者として手伝いを行っています。ディオルに対しては従順に従っており、それは彼もまた完全な形での復讐を為せずに終わってしまったということを察知しているからなのでしょう。
ログ:http://gurrad.kuron.jp/log/2020/202001/log20200111c.html
***第六話~暴風と雷鳴の大鹿フルフル~ [#c8a0276a]
-関連ログ:http://gurrad.kuron.jp/log/2020/202001/log20200111c.html
アセットより内陸にある街、リスモン。古くから鹿の神の土着信仰の後を感じさせるこの街は雷雨で荒れていた。
偶然居合わせた冒険者は、カサンドラと名乗る占星術師から、レメトゲンの悪魔が現れ、街を雷と嵐で破壊すると聞く。
惨劇を起こさぬため、冒険者は鹿の神にして悪魔の祭壇を破壊し、復讐の悪魔憑依者と戦うのであった。

***第七話~簒奪と幼護と混沌のシャックス1~ [#abb6cbc6]
ルアーブルの上流層の子息たちが五感を失う事件が起き、冒険者たちは解決に乗り出す。
しかし奪われた子供たちはみな頑なに口を閉ざす。
そして貴族の娘は『この事件を解決しないでほしい』と冒険者に告げる。その真意とは。
-関連ログ:http://gurrad.kuron.jp/log/2020/202002/log20200204e.html

**ディオルの手記 [#udcc307b]
***レメトゲンについて① [#c4d3727b]
  レメトゲンは再現不能な恐るべき魔術体系だ。ソロモンと呼ばれる歴史から名をはく奪された魔術師が
 編み出したようだが、そもそも発想があまりにも突飛だ。月語魔法が技術ベースの上で
 最も大きな技術基盤とはなっているのだが、その核は紛れもなく神聖語、
 神々の言葉の魔法を用いていると推測できる。
 そして冒涜的にも、力の源泉と能力の形は魔神や異界、デーモニックの力を利用している。
 力の再現において足りない部分を精霊の力で補完しているようで、
 利用可能なものを全て取り込んだ魔術と言えるが、このような力の統合を行えるものは、
 現在では存在しえないだろう。奇跡としか言いようのない魔術だ――――
 
  ――――今起こっている悪魔の憑依現象は、恐らく元々想定をしていなかった事だろう。
 文献によれば元々ソロモンは指輪に悪魔を封印し、その力を行使したという。
 ――現時点では偶発的に力を行使できたケースこそあるものの、意図的に指輪に封印した悪魔の力を
 使うことはできていない――
 悪魔は元々指輪に封印されていた。どのような経緯をもってかは不明だが、7年前、
 封印されていた全ての悪魔が解き放たれた。
 悪魔たちは、ごく一部の者たちを除き、自我や人格が存在しない、あるいは乏しい。
 その上肉体も持たない悪魔たちが、封印されていた指輪という拠り所を失った時、
 肉体を持ち、自身と近い性質の思考の者に憑依するのは当然のことであるともいえる。
 封印自体は精霊魔法であるコントロールスピリットの呪文と近似性があるが、
 精霊は解き放たれれば自然界へ還り、溶け込むのに対して、
 悪魔の場合は、還る先が人という個体にしかなく、それでは霧散することもないため、
 人知を超えた力を体の主に与える事が出来ていると考えられる。
 先ほどの通り、基本的に悪魔に人格はない。それ故に、この力を求める者たちが現れてくるだろう。
 できるだけ早く悪魔を見つけ封印しなければならない。
 特に組織立った者たちの手に渡ってしまえば、想像外の災厄を引き起こしかねない――――
***第八話~水脈の支配者クロケル~ [#v363ba77]
渇きの島にてあちこちから間欠泉が噴出し、あちこちで水浸しにになる事件が起きる。
ディオルは助手のアリシアの力で悪魔の力だと認定。冒険者と共に荒れ狂う海を越え、島へとやってきます。
そこでは悪魔の憑依者を救い主と歓迎する者と、悪魔であると悪態をつく者が言い争っており……。
-関連ログ:http://gurrad.kuron.jp/log/2020/202005/log20200529b.html

***悪魔の階位 [#j6460e0a]
 文献を調査していて分かったことがあるのでここにまとめておく。
 悪魔たちにはその中で地位、『階位』といったものがある。
 階位は第一位から第七位まであり、数字が低ければ低いほど、力の及ぶ範囲が広範になるようだ。
 力そのものに明確な優劣はないそうだが、文献の記述をまとめると下記の通りになる。
 ------------------------------
 第一位(王):対国家規模の能力
 第二位(公爵):対大都市規模の能力
 第三位(侯爵):対小都市規模の能力
 第四位(伯爵):対広範囲共同体/行政組織規模の能力
 第五位(総裁):対共同体/組織規模の能力
 第六位(君主):対群衆/村落規模の能力
 第七位(騎士):対個人/集団規模の能力
 ------------------------------
 第一位――今後は王と呼称する――を除いて力に優劣はないらしい。
 二番目に確認した事件の悪魔であるアイムは第二位であり、蓄えた力や憎悪によって、
 大都市を破壊する規模の攻撃を行う直前まで行ったという。
 他方、指輪に封印したストラスやオロバスの力は第六位程度のもののようで、
 実際力が及ぼしていた範囲は比較的狭かった。先日冒険者たちに封印してもらったレラジェは、
 村を滅ぼすだけに飽き足らず、近隣最大の街、シャオセッテをも包み込もうとしていた。
 もしあの場で止まっていなかったら、第三位であるかの悪魔はルアーブルにも
 大きな被害を与えていたのやもしれない。
***第九話~浄化と再生の炎フェニックス~ [#b78b4572]
リューンス国アンバッサより南の地域の村で、跡形もなく村が焼失する事件が発生し、冒険者たちは調査に乗り出す。
果たして、それは悪魔の力を宿した少女が原因であったが、それは深淵陣営からの罠であった。
冒険者たちは最後に一つの決断を迫られ……。
-関連ログ:http://gurrad.kuron.jp/log/2020/202008/log20200830c.html

*未知の悪魔 [#ua4fb66e]
|30|||||||||c
|本質|王|序列1|序列2|序列3|序列4|序列5|序列6|序列7|h
|『嵐』|バアル|ウェパル|アガレス|フォカロル|キマリス|フォルネウス|フルフル|マルバス|
|~|BGCOLOR(#000000):COLOR(#000000):|BGCOLOR(#000000):COLOR(#000000):水域支配|BGCOLOR(#000000):COLOR(#000000):地震|BGCOLOR(#000000):COLOR(#000000):嵐|BGCOLOR(#000000):COLOR(#000000):船渡し|BGCOLOR(#000000):COLOR(#000000):海魔使役|召嵐/召雷|BGCOLOR(#000000):COLOR(#000000):疫病|
|『智慧』|パイモン|バティン|ウヴァル|ロノウェ|モラクス|デカラビア|ストラス|ウァサゴ|
|~|BGCOLOR(#000000):COLOR(#000000):|BGCOLOR(#000000):COLOR(#000000):空間超越|BGCOLOR(#000000):COLOR(#000000):運命|BGCOLOR(#000000):COLOR(#000000):大衆扇動|BGCOLOR(#000000):COLOR(#000000):天体運営|BGCOLOR(#000000):COLOR(#000000):宝石術|占星/薬学|BGCOLOR(#000000):COLOR(#000000):愛の扇動|
|『憤怒』|ベレト|[[アイム>#s4cda3e4]]|フラウロス|ゼパル|アンドラス|マルコシアス|イポス|ラウム|
|~|BGCOLOR(#000000):COLOR(#000000):|都市破壊|BGCOLOR(#000000):COLOR(#000000):殲滅業火|BGCOLOR(#000000):COLOR(#000000):熱情支配|BGCOLOR(#000000):COLOR(#000000):殺戮|BGCOLOR(#000000):COLOR(#000000):破槌|BGCOLOR(#000000):COLOR(#000000):勇猛果敢|BGCOLOR(#000000):COLOR(#000000):破滅|
|『神秘』|プルソン|エリゴス|ムルムル|アロケル|ガミジン|オリアス|ビフロンス|[[オロバス>#j7cc6a76]]|
|~|BGCOLOR(#000000):COLOR(#000000):|BGCOLOR(#000000):COLOR(#000000):未来掌握|BGCOLOR(#000000):COLOR(#000000):終末演奏|BGCOLOR(#000000):COLOR(#000000):鏡面予知|BGCOLOR(#000000):COLOR(#000000):霊魂招来|BGCOLOR(#000000):COLOR(#000000):月掌握|BGCOLOR(#000000):COLOR(#000000):死霊術|根源知識|
|『支配』|アスモデウス|アスタロト|クロケル|アンドレアルフス|ボティス|オセ|ブエル|シトリー|
|~|BGCOLOR(#000000):COLOR(#000000):|BGCOLOR(#000000):COLOR(#000000):豊穣の母|水脈掌握|BGCOLOR(#000000):COLOR(#000000):測量/計測|BGCOLOR(#000000):COLOR(#000000):河川掌握|BGCOLOR(#000000):COLOR(#000000):権威|BGCOLOR(#000000):COLOR(#000000):庇護|BGCOLOR(#000000):COLOR(#000000):異性陥落|
|『創造』|ヴィネ|バルバトス|アムドゥスキアス|ウァプラ|サブナック|フェニックス|ハルファス|マルファス|
|~|BGCOLOR(#000000):COLOR(#000000):|BGCOLOR(#000000):COLOR(#000000):自然迷宮|BGCOLOR(#000000):COLOR(#000000):絢爛音楽|BGCOLOR(#000000):COLOR(#000000):大工房|BGCOLOR(#000000):COLOR(#000000):建築/武装|BGCOLOR(#000000):COLOR(#000000):生命再臨|BGCOLOR(#000000):COLOR(#000000):軍備/軍事|BGCOLOR(#000000):COLOR(#000000):塔建造/設計|
|『奸智』|バラム|グシオン|ダンタリオン|アモン|レラジェ|アミー|カイム|ウァラク|
|~|BGCOLOR(#000000):COLOR(#000000):|BGCOLOR(#000000):COLOR(#000000):感情変転|BGCOLOR(#000000):COLOR(#000000):幻覚支配|BGCOLOR(#000000):COLOR(#000000):敵意支配|闘争/腐敗|BGCOLOR(#000000):COLOR(#000000):流言飛語|BGCOLOR(#000000):COLOR(#000000):万能弁論|毒/蛇支配|
|『富』|ザガン|ブネ|シャックス|サレオス|ベリト|フォラス|ハーゲンティ|セーレ|
|~|BGCOLOR(#000000):COLOR(#000000):|BGCOLOR(#000000):COLOR(#000000):強欲|強奪|BGCOLOR(#000000):COLOR(#000000):調停/和平|BGCOLOR(#000000):COLOR(#000000):黄金作成|BGCOLOR(#000000):COLOR(#000000):天恵賦与|BGCOLOR(#000000):COLOR(#000000):万物堕落|BGCOLOR(#000000):COLOR(#000000):願望成就|
|『悪』|ベリアル|ウァレフォル|グレモリー|ナベリウス|アンドロマリウス|グラシャ=ラボラス|ガープ|[[フルカス>#q76c4560]]|
|~|BGCOLOR(#000000):COLOR(#000000):|BGCOLOR(#000000):COLOR(#000000):概念簒奪|BGCOLOR(#000000):COLOR(#000000):愛情/色欲|BGCOLOR(#000000):COLOR(#000000):暴権|BGCOLOR(#000000):COLOR(#000000):暴露/裁定|BGCOLOR(#000000):COLOR(#000000):暗殺|BGCOLOR(#000000):COLOR(#000000):悪魔強奪|暴虐/礼節|
**シーズン2 [#d192a172]
***第十話~天上の絢爛音楽アムドゥスキアス~ [#p3f83911]
古都ガルファードの音楽祭に、悪魔が現れると、予知がなされ、確保に向かう冒険者たち。
他の勢力の介入を警戒する中で、一組の演奏を奏でる少女たちと邂逅し、音楽祭に巻き込まれる。
やがて音楽を操る悪魔との対決となり、最高の演奏で打破することが出来たのだが……。
-関連ログ:http://gurrad.kuron.jp/log/2020/202009/log20200905c.html

***第十一話~死山血河の殺戮者アンドラス~ [#qa81d602]
またしても悪魔の出現が予知される。
-関連ログ:http://gurrad.kuron.jp/log/2020/202011/log20201121c.html

***第十二話~経血と情動の悪魔ゼパル~ [#yde045dd]
-関連ログ:http://gurrad.kuron.jp/log/2020/202011/log20201130c.html

***第十三話~勇猛果敢なる軍団長イポス~ [#xc6e3d0f]
-関連ログ:http://gurrad.kuron.jp/log/2020/202012/log20201206c.html

***第十四話~嵐と海の統率者フォカロル~ [#y7e742fc]
-関連ログ:http://gurrad.kuron.jp/log/2020/202012/log20201220b.html

***第十五話~愛を結ぶものウァサゴ~ [#jef5c9cd]
-関連ログ:http://gurrad.kuron.jp/log/2020/202012/log20201225b.html

***第十六話~薬毒と蛇の担い手ウァラク~ [#t12d4d4d]
-関連ログ:http://gurrad.kuron.jp/log/2020/202012/log20201229d.html

***第十七話~写し鑑のアロケル~ [#x2c95740]
-関連ログ:http://gurrad.kuron.jp/log/2021/202101/log20210114d.html

***第十八話~喜怒哀楽弄びし獣グシオン~ [#n2876563]
-関連ログ:
*番外編の記録 [#he27e54e]
**小さな鍵の幕間 [#eb452048]
***~白薔薇の花畑~ [#w8ff18cf]
 レメトゲンの調査の過程で、メギアス諸島、セヘル島にある区域において、調査の邪魔となる怪物の駆除と護衛の依頼が、ディオルの代行としてアリシアから浮雲の碇亭に出され、冒険者たちはセヘル島へと向かった。そこは『メギアスの白薔薇』かつてのメギアス領主の愛妾ストレリチアが別荘として使っていた場所。冒険者たちは香料を含んだ厄介なリザードを撃退し、依頼を遂行しました。
 ディオルの祖先はストレリチアから、「愛する者皆落命する」という呪いを受け、代を重ねるごとにその呪いも強固なものになり、数奇な冒険の果てに、これを解呪し因縁を断ちました。その呪いの根幹こそ、悪魔の力によるものであったということが、この調査で判明したようです。
**レメトゲン番外 [#m54f09f4]
***~黒き血の胎動~ [#q8ebeb63]
 かつての話。南バルバロスの大海賊の中に、ガルハドラが船長を務める者がおり、ある諍いなどから沿岸の街の海上を半年もの間封鎖し、大きな事件となりました。食料も足りず、人々が飢えていく中で、貧民街に住むガルハドラの子供が倉庫を襲い、食料を強奪する事件が起きました。その結果、貧民街に住むガルハドラ、そして周辺の人々が皆殺しにされる事件が発生。そこで偶然にも生き延びてしまったガルハドラは復讐を誓い、忽然と姿を消しました。
 それから数年後。そのガルハドラはレメトゲンの悪魔にして、悪魔の王『ベリアル』の力によって、とてつもない力を持つ怪物へと変貌し、街を襲撃するはずでした。幸い、他の悪魔が介入して、力ある冒険者たちに、『何もしなかった場合の未来』を体験させ――ガミジンは濁していましたが、これはある悪魔の権能であり、単なる幻覚や幻視ではありませんでした。――
その危険を伝え、怪物となり果てたガルハドラにかつての体験、経験、良き思い出を無理やり思い出させ、力を落とし、妥当します。
 しかし、これはあくまで始まりであり、実験に過ぎませんでした。胎動する巨悪の、ほんの小さな前触れ。

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