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SandBox/KGM/レメトゲンシリーズ のバックアップの現在との差分(No.3)
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- SandBox/KGM/レメトゲンシリーズ へ行く。
- 1 (2019-12-13 (金) 21:39:18)
- 2 (2019-12-13 (金) 22:20:57)
- 3 (2019-12-17 (火) 22:39:21)
- 4 (2019-12-20 (金) 23:55:54)
- 5 (2019-12-21 (土) 21:22:53)
- 6 (2019-12-21 (土) 21:22:53)
- 7 (2019-12-26 (木) 02:49:59)
- 8 (2019-12-28 (土) 21:29:35)
- 9 (2020-04-18 (土) 21:09:26)
- 10 (2020-04-20 (月) 23:40:47)
- 11 (2020-05-31 (日) 21:53:06)
- 12 (2020-05-31 (日) 21:53:06)
- 13 (2020-05-31 (日) 21:53:06)
- 14 (2020-09-04 (金) 21:01:07)
- 15 (2020-09-06 (日) 22:57:34)
- 16 (2020-09-11 (金) 00:06:00)
- 17 (2020-11-22 (日) 21:08:26)
- 18 (2020-11-30 (月) 21:12:22)
- 19 (2020-12-01 (火) 22:30:12)
- 20 (2020-12-01 (火) 22:30:12)
- 21 (2020-12-25 (金) 21:47:21)
- 22 (2020-12-27 (日) 17:43:06)
- 23 (2020-12-27 (日) 21:01:07)
- 24 (2020-12-27 (日) 21:01:07)
- 25 (2020-12-27 (日) 21:01:07)
- 26 (2020-12-29 (火) 21:11:32)
- 27 (2020-12-31 (木) 12:39:49)
- 28 (2020-12-31 (木) 12:39:49)
- 29 (2021-07-10 (土) 21:55:31)
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*非固定キャンペーン『レメトゲン』 [#a3476db5] > 揺り篭の時代。多くの者人々が大陸を追われ、あるいは壮絶な戦いの後に死した。 だが、揺り篭の安寧に身を預ける事無く、四方を深淵勢力に囲まれながらも戦い続けた魔術師にして王がいた。 歴史から名を抹消された魔術師の名はソロモン。 その業をもって、異界の存在たる魔神を参考に作り上げた、ただ一つの魔術体系、『レメトゲン』を生み出し、 その悪魔を使役する力によって都市を長年守り抜いた。 けれどもその邪道の極致とも呼べる魔術は許容されることなく、王は最後に悪魔を封印し、消え去ったという。 けれどもその邪道の極致とも呼べる魔術は許容されることなく、魔術師は最後に悪魔を封印し、消え去ったという。 ――レメトゲンの悪魔に関する調査書より―― レメトゲンは、かつてエンファータ大陸で活躍し、歴史から抹消された魔術師ソロモンと、彼が使役したとされる72の悪魔に関するキャンペーンです。 ソロモンはその驚異的な才智により、月語魔法、精霊魔法、神聖魔法だけでなく、禁忌とされる魔神の力さえ参考にして、ただ一つの固有魔術体系『レメトゲン』を作り上げ、72柱の悪魔を生み出しました。 ソロモンの使徒ともに悪魔たちは封印された、はずでした。 しかし、何のきっかけか7年ほど前に封印が解かれたのか、各地に72の悪魔たちが飛び散り、 己と相性の良いヒトに憑りついてしまいます。 本キャンペーンはそれらが巻き起こす事件を解決していくものとなります。 *キャンペーン概要 [#gcf03356] レメトゲンは、歴史上の人物である魔術師ソロモンと、彼が使役した72柱の悪魔に関するキャンペーンです。 多くの謎に包まれ、人に憑りつく悪魔たちは、超常的な力を振るうなど、恐るべき存在であり、危険視されています。 本キャンペーンでは、事件を追う学院の魔術師ディオルやその仲間たちと共に悪魔が巻き起こす事件を解決していくものとなります。 *レメトゲンの悪魔たち [#acc249c7] レメトゲンの悪魔は72柱存在するとされます。 それぞれに限定的な、神々の権能に近しい能力を持っているとされます。 悪魔たちはそのほとんどは実態を持たず、また人格も有していないため、 主に人間を始めとしたヒト種に憑依し、その力を貸し与えています。 本キャンペーンは1シーズンを9話とし、合計8シーズン72話を予定しています。 **シーズン1の概要 [#e609876a] とある町で起きた悪魔の事件を皮切りに、冒険者たちと浮雲の碇亭OBの準導師ディオルは危険な力を行使する、悪魔の存在を知ります。 悪魔を封印する手段である『指輪』を発見した彼らは、数々の事件において悪魔に憑依された者たちを救い、悪魔たちを封印、ないしは力を抑えて庇護していきました。 徐々に悪魔たちの実態をつかんできた彼らの前に、突如『指輪』を所持したレイヴンとガルハドラがそれぞれ現れ対立します。 そうして冒険者たちは、指輪と悪魔をめぐる争いへと巻き込まれて行きました。 **既出の悪魔 [#p630a16c] **シーズン2の概要[#od2126d9] 深淵のレイヴン"アポロニウス"、反社会組織『黒き血の盟約』のガルハドラ"『バチカル』"と衝突し、悪魔の奪い合いや思惑で巻き起こる闘争の数々。 冒険者たちとディオルは時に被害を被りながらも、着実に悪魔を封印、ないしは協力者を増やして行きます。 しかし、その中で、9柱存在するという悪魔の王たちと邂逅し、ケタ違いの力を思い知らされ、ディオルも一時瀕死の重体に陥りました。 また、悪魔の王たちと契約するアポロニウスやバチカルとの戦いに苦しめられますが、それらの勢力を出し抜き、新たに現れたソロモンの指輪を奪取することに成功します。 そんな折、ソロモンと旧知である"シバの女王"から ***『城塞の破壊者』アイム [#s4cda3e4] |50||50||c |序列|権能|位階|能力| |23番|炎による城塞及び都市の破壊|第二位|怒りを長時間蓄積し、一気に解き放つ。炎を操り、隠された物事を探り当てる| アイムは7年前の封印の解放より、二人の人物に憑りついています。 一度目はフラットスプリングと呼ばれるラクナウ地方にある豊かな内地の街でした。 アイムは貧しく、アルビノ体質の少女に憑りつきました。その少女は己を貶め、卑しめる周囲の環境、 それに対して無関心な街の人々に対して強い憎悪を抱き続け、アイムと同調し、 アイムの力によって町と自らの身を消し飛ばしました。 その後、アイムは次に己に適合するガルハドラ、サナに憑りつきました。 不遇な環境、理不尽な苦境にめげずにこそあれ、静かな怒りを蓄積する彼女は、 炎という属性の相性もあり、うってつけで、後すんでの所で、サナは怒りを開放し、あやうく都市を消し飛ばすところでした。 冒険者たちの活躍により、アイムは撃退され、サナの肉体からはじき出された挙句大ダメージを受けます。 ですが何れまた復活することでしょう。 *レメトゲンの悪魔についての概要 [#i31f83ab] レメトゲンの悪魔とは、恐るべき力を振るう存在であり、存在が危険視されています。 一部の例外を除いて彼らは肉体と精神を持たず、悪魔の特性に近い人物に憑依します。 悪魔は『過去現在未来を見通す』『周囲/特定の人物の精神を変質させる』『自然現象を大規模に引き起こす』など常軌を逸した力を持ち、悪魔が憑いた人物はその力を自らの意志で振るいます。 彼らから力を奪う為には、準導師ディオルらが保持する『指輪』が必要であり、それが無ければ基本的に対処は不可能と言えるでしょう。 *レメトゲンに関する用語集(作成中) [#a46e1eaa] 頻出用語 :悪魔(デヴィル)|KGM内で定義される、魔神と似て非なる存在です。悪魔は実態を持たず、他の生物の精神に寄生するもの達です。寄生しなければ何の力も発揮できませんが、寄生した宿主の体を用いて恐るべき力を振るってきます。 :レメトゲン|レメトゲンの悪魔を含む魔術体系……と言われているが実の所よくわかっていない。ソロモンが生み出した技術とされる。 :レメトゲンの悪魔|↑上記概要参照 :指輪|封印の指輪と言われる事が多い。悪魔の封印などを行うことができるマジックアイテム。9つ存在する。 :ソロモン|レメトゲンの悪魔の製作者。その記録が歴史からほとんど抹消されている。 その他[[レメトゲン用語集>SandBox/KGM/レメトゲンシリーズ/レメトゲン用語集]] *関連NPC [#h8342a70] :ディオル|浮雲の碇亭OBの冒険者。賢者の学院にて準導師の地位を持ち、現在『レメトゲンの悪魔対策室』の陣頭指揮を執っている。&br;過去に悪魔と確執がある様子だが詳細は不明。 :アリシア|学院でディオルの補佐を行っている女性。悪魔ストラスの憑依者。浮雲の碇亭の冒険者に命を救われた。 :ズー|アリシアと同じく悪魔憑依者であり監視及び保護対象の少女。尻尾や耳が生えるなど奇異な姿であり、悪魔を封印した時点で死亡する運命にある。 :アポロニウス|深淵陣営における指輪保有者。悪魔の王パイモンと契約関係にある。生い立ちは不明だが、深淵領域にある天文台カルディアのリーダーをしていたという。 :『バチカル』|黒き血の盟約のリーダーであり指輪保有者。ワイバーンを駆る。 :パイモン|アポロニウスと契約する悪魔の王。白い翼のレイヴンの姿。伊達男。 :アスモデウス|悪魔の王。ほかの王たちが最も警戒するらしい。絶大な力を持つ。ドラグの姿。 :バラム|ディオルの下に時折現れて情報をもたらす悪魔の王。人間の青年の姿。 :ソロモン|レメトゲンの悪魔を作り出した魔術師。彼に関する記録は抹消されており、詳細不明。 その他や詳細は[[レメトゲン登場人物>SandBox/KGM/レメトゲンシリーズ/登場人物]]を参照。 *セッションの記録 [#vaa37d89] **シーズン1 [#vb1739ed] ***第一話~城塞の破壊者アイム~ [#a9b9bf0b] ラクナウとレングラートの狭間にある港湾都市ハルディアに『太陽が落ちて街が消える』という啓示が下る。 居合わせた冒険者たちは、それが悪魔と呼ばれる存在の仕業であることを突き止める。 だが、その"悪魔"は意外な人物で……。 -関連ログ:http://gurrad.kuron.jp/log/2019/201912/log20191208c.htm ***『天と地の知恵者』ストラス [#q76c4560] |50||50||c |序列|権能|位階|能力| |36番|天文学、薬草学、宝石学に関する知識|第六位|驚異的な精度の占星術、および薬草、宝石に関する圧倒的知識| ストラスは7年前の封印の開放により、アーベ公国南東部にあるアーファスの盾の麓にある村落の少女と共鳴して憑依します。 アリシアという名の少女は、取り立てた才もなく、貧弱な己を悔しく思い、村のみんなの力になれるよう、願いました。 ストラスが憑りついてからというもの、彼女は村を守るために占星術による様々な予言を行い、深淵勢力による襲撃や作物の実り具合などを精確に言い当て村を救っただけでなく、その薬草学により、本来必要な多くの過程を乗り越え、薬草水なる、黒くシュワシュワした中毒性のある嗜好品の飲料を生み出し、村の名物として広め、多くの発展に寄与しました。 しかしながら、彼女のその行動は、畏怖され、あるいは妬まれ、多くの敵を作る結果となってしまいました。 最終的に、アリシアと接触した冒険者たちの手により、暴徒たちの襲撃間近のタイミングで彼女を村から逃がし、奸智によって彼女を死んだことにしました。 現在アリシアは、賢者の学院準導師であるディオルの下で手伝いを行っており、片が付いた折には、とある冒険者が所属する商会へ働きに出るつもりです。 ***第二話~天と地の知恵者ストラス~ [#a4dccf01] ハルディアでの事件から少し後、浮雲の碇亭にOBの魔術師ディオルが来店し、悪魔を追っていると告げ、協力を要請する。 アーベの辺境の村にて、7年前から常軌を逸した正確さの予言などを行う少女に悪魔の疑いがあり調査に乗り出す。 だが、何やら周囲の村々に不穏な気配があり……。 -関連ログ:http://gurrad.kuron.jp/log/2019/201912/log20191211b.htm ***『輝ける隠者』オロバス [#j7cc6a76] |50||50||c |序列|権能|位階|能力| |55番|根源的知識、真実|第六位|目視した対象周囲に限定された千里眼。月語、精霊語、神聖語魔法の付与。霊的攻撃に対する防御。地位の向上や敵味方からの協力の獲得| オロバスは悪魔の中でも穏健的存在であり、己を秘する傾向にある存在です。 オロバスは封印開放に際して、老い先身近けれど、知識の熱意と情熱に溢れた老人ハイネに憑依しました。 結果ハイネはその能力によりわずか数か月の内にネアム侯国の要職につき、更なる知識の探求へと深入りします。 とはいえ、老いを伸ばす力まではなく、死が近い事を悟った彼はネアムの遺跡図書館へと一人潜りひっそりと世界で語られる物語を楽しみ、死を待っていました。 彼は一つだけ、ほんの気まぐれで、オロバスを通じて知った抹消された魔術師ソロモンに関する知識から、ソロモンが悪魔を封じたとされる指輪を探求しました。 彼の死の瀬戸際、冒険者たちに指輪を託し、己に憑依するオロバスを封印させ、 その後、見送った後に穏やかに死を迎えました。 ***第三話~輝ける隠者オロバス~ [#v070a19b] より情報を得るため、ディオルと冒険者は悪魔とその製作者について調べるために、ネアム侯国の図書館へと向かう。 その奥地にて、彼らは悪魔が憑依した賢者と出会い様々な知識を伝えられる。 そして彼は最後に重要なものを冒険者たちに託すのだった。 -関連ログ:http://gurrad.kuron.jp/log/2019/201912/log20191212c.htm ***『暴虐にして礼節の騎士』フルカス [#gee8be3b] |50||50||c |序列|権能|位階|能力| |50番|哲学や修辞学、論理学、占術など|第七位|礼節や賢者ならざる者に対する高い攻撃力。占術による探索。武器による自動手加減| フルカスはレメトゲンの中で最も階位が低い存在ですが、それは権能のスケールの差であり、戦闘力が低い事を意味しません。 フルカスは憑依者と同調した際、対象の精神力を削る槍と連続で命中する3連フレイルを憑依者に装備させ、圧倒的戦闘力を誇ります。 フルカスが憑りついた老騎士イヴァンは、当時56歳であり、カイゼル騎士団領出身で、ベルアダームの戦場で名を馳せた騎士でした。 イヴァンはアル=グラムの信徒であり、プリーストとしての能力やクレリックとしての力もあり、規律に厳しく、非常に公明正大な人物で、罪を憎んで人を憎まずをモットーとした高潔な人物でした。 ですが、厳粛過ぎるが故に、周囲から煙たがられ、上官のみならず、将官の不正にも厳しく追及を行っていった結果、 周り全てを敵に回してしまい、結果、彼の一族郎党全て破滅させられてしまいました。 イヴァンはその行いを極めて憎みました。ですが人を憎むことのない彼は、罪には罰が与えられ、ただ罰によって更生されるという観念に狂信的にとらわれ、下手人全てを生かさず殺さず、半殺しに合わせていきます。 その精神性はフルカスに強く結びつき、さらに高度な暴力性を得たイヴァンは道を踏み外したものを罰する悪として己を定め、様々な地域に、嵐のように現れ、悪しき行為を働いたものを半殺しにしては去っていきました。 イヴァンがレメトゲンに憑りつかれているという情報を入手したディオルは、冒険者に依頼を行い、彼が出現すると考えられる地域へと派遣しました。彼は語りませんでしたが、この出現先の予測はアリシア/ストラスの占星術によるものでした。 因果な事に、冒険者たちがたどり着いた先では、アリシアを襲撃しようとしていたかつての暴徒たちが半殺しの目に合っていました。冒険者たちはその行いを止め、イヴァンに憑りつくフルカスを封印し、彼と同じアル=グラムのプリーストによって諫められ、現在は元悪魔の憑依者として、ディオルの下で手伝いを行っています。 ログ:http://gurrad.kuron.jp/log/2019/201912/log20191213d.htm ***第四話~暴虐にして礼節の騎士フルカス~ [#ec4da37e] アーベ公国内に現れた血みどろ騎士イヴァン。それは悪魔フルカスが憑依し、罪あるものを血祭にしてゆく災害であった。 冒険者はディオルに依頼され、悪魔封印のための指輪を手にし、フルカス封印へと向かう。 自らを罰の代行者であると妄信した騎士に冒険者たちは力と言葉で戦いに挑む。 -関連ログ:http://gurrad.kuron.jp/log/2019/201912/log20191213d.htm ***第五話~腐敗と闘争の嵐レラジェ~ [#y16c4558] 開拓村のロクスで起こった凄惨な事件。村人同士が互いに憎み、全滅するまで殺しあった原因は悪魔にあった。 その兆候がシャオセッテにも表れ、ディオルの助手アリシアは冒険者たちに調査を依頼する。 悪魔の力を振るった男の正体は、村で迫害された吃音のハーフエルフで……。 -関連ログ:http://gurrad.kuron.jp/log/2019/201912/log20191221b.htm ***第六話~暴風と雷鳴の大鹿フルフル~ [#c8a0276a] -関連ログ:http://gurrad.kuron.jp/log/2020/202001/log20200111c.html アセットより内陸にある街、リスモン。古くから鹿の神の土着信仰の後を感じさせるこの街は雷雨で荒れていた。 偶然居合わせた冒険者は、カサンドラと名乗る占星術師から、レメトゲンの悪魔が現れ、街を雷と嵐で破壊すると聞く。 惨劇を起こさぬため、冒険者は鹿の神にして悪魔の祭壇を破壊し、復讐の悪魔憑依者と戦うのであった。 ***第七話~簒奪と幼護と混沌のシャックス1~ [#abb6cbc6] ルアーブルの上流層の子息たちが五感を失う事件が起き、冒険者たちは解決に乗り出す。 しかし奪われた子供たちはみな頑なに口を閉ざす。 そして貴族の娘は『この事件を解決しないでほしい』と冒険者に告げる。その真意とは。 -関連ログ:http://gurrad.kuron.jp/log/2020/202002/log20200204e.html ***第八話~水脈の支配者クロケル~ [#v363ba77] 渇きの島にてあちこちから間欠泉が噴出し、あちこちで水浸しにになる事件が起きる。 ディオルは助手のアリシアの力で悪魔の力だと認定。冒険者と共に荒れ狂う海を越え、島へとやってきます。 そこでは悪魔の憑依者を救い主と歓迎する者と、悪魔であると悪態をつく者が言い争っており……。 -関連ログ:http://gurrad.kuron.jp/log/2020/202005/log20200529b.html ***第九話~浄化と再生の炎フェニックス~ [#b78b4572] リューンス国アンバッサより南の地域の村で、跡形もなく村が焼失する事件が発生し、冒険者たちは調査に乗り出す。 果たして、それは悪魔の力を宿した少女が原因であったが、それは深淵陣営からの罠であった。 冒険者たちは最後に一つの決断を迫られ……。 -関連ログ:http://gurrad.kuron.jp/log/2020/202008/log20200830c.html **シーズン2 [#d192a172] ***第十話~天上の絢爛音楽アムドゥスキアス~ [#p3f83911] 古都ガルファードの音楽祭に、悪魔が現れると、予知がなされ、確保に向かう冒険者たち。 他の勢力の介入を警戒する中で、一組の演奏を奏でる少女たちと邂逅し、音楽祭に巻き込まれる。 やがて音楽を操る悪魔との対決となり、最高の演奏で打破することが出来たのだが……。 -関連ログ:http://gurrad.kuron.jp/log/2020/202009/log20200905c.html ***第十一話~死山血河の殺戮者アンドラス~ [#qa81d602] またしても悪魔の出現が予知される。 -関連ログ:http://gurrad.kuron.jp/log/2020/202011/log20201121c.html ***第十二話~経血と情動の悪魔ゼパル~ [#yde045dd] -関連ログ:http://gurrad.kuron.jp/log/2020/202011/log20201130c.html ***第十三話~勇猛果敢なる軍団長イポス~ [#xc6e3d0f] -関連ログ:http://gurrad.kuron.jp/log/2020/202012/log20201206c.html ***第十四話~嵐と海の統率者フォカロル~ [#y7e742fc] -関連ログ:http://gurrad.kuron.jp/log/2020/202012/log20201220b.html ***第十五話~愛を結ぶものウァサゴ~ [#jef5c9cd] -関連ログ:http://gurrad.kuron.jp/log/2020/202012/log20201225b.html ***第十六話~薬毒と蛇の担い手ウァラク~ [#t12d4d4d] -関連ログ:http://gurrad.kuron.jp/log/2020/202012/log20201229d.html ***第十七話~写し鑑のアロケル~ [#x2c95740] -関連ログ:http://gurrad.kuron.jp/log/2021/202101/log20210114d.html ***第十八話~喜怒哀楽弄びし獣グシオン~ [#n2876563] -関連ログ: *番外編の記録 [#he27e54e] **小さな鍵の幕間 [#eb452048] ***~白薔薇の花畑~ [#w8ff18cf] レメトゲンの調査の過程で、メギアス諸島、セヘル島にある区域において、調査の邪魔となる怪物の駆除と護衛の依頼が、ディオルの代行としてアリシアから浮雲の碇亭に出され、冒険者たちはセヘル島へと向かった。そこは『メギアスの白薔薇』かつてのメギアス領主の愛妾ストレリチアが別荘として使っていた場所。冒険者たちは香料を含んだ厄介なリザードを撃退し、依頼を遂行しました。 ディオルの祖先はストレリチアから、「愛する者皆落命する」という呪いを受け、代を重ねるごとにその呪いも強固なものになり、数奇な冒険の果てに、これを解呪し因縁を断ちました。その呪いの根幹こそ、悪魔の力によるものであったということが、この調査で判明したようです。 **レメトゲン番外 [#m54f09f4] ***~黒き血の胎動~ [#q8ebeb63] かつての話。南バルバロスの大海賊の中に、ガルハドラが船長を務める者がおり、ある諍いなどから沿岸の街の海上を半年もの間封鎖し、大きな事件となりました。食料も足りず、人々が飢えていく中で、貧民街に住むガルハドラの子供が倉庫を襲い、食料を強奪する事件が起きました。その結果、貧民街に住むガルハドラ、そして周辺の人々が皆殺しにされる事件が発生。そこで偶然にも生き延びてしまったガルハドラは復讐を誓い、忽然と姿を消しました。 それから数年後。そのガルハドラはレメトゲンの悪魔にして、悪魔の王『ベリアル』の力によって、とてつもない力を持つ怪物へと変貌し、街を襲撃するはずでした。幸い、他の悪魔が介入して、力ある冒険者たちに、『何もしなかった場合の未来』を体験させ――ガミジンは濁していましたが、これはある悪魔の権能であり、単なる幻覚や幻視ではありませんでした。―― その危険を伝え、怪物となり果てたガルハドラにかつての体験、経験、良き思い出を無理やり思い出させ、力を落とし、妥当します。 しかし、これはあくまで始まりであり、実験に過ぎませんでした。胎動する巨悪の、ほんの小さな前触れ。