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水鏡 暁の雑談ちっくなコラムですょ。

第1回:NPCってなんじゃらほい。



既にTRPGで遊んでる人ならばNPCとはノンプレイヤキャラクターの略語であり、一般にGMが管理しているキャラクターのことを指すのはご存知のことかと思われます。
ではNPCをなぜ出すのでしょうか?
もちろん依頼を持ちかけたり、PC達に情報を提供するという大事な役目を持っています。
だがしかーし!
それだけじゃないんですょ。


例えば!

スピアーズさんの仲介で依頼人Aさんがみなさんの前に立ちました。そして

「私の住んでいるトアール村がゴブリンの群れに襲撃されてしまいました。私が見た様子では恐らく10匹は下りません。村総出でバリケードを作ってなんとかやり過ごしていますが一刻の猶予もありません。どうか助けてください。あ、報酬としてなんとか3000rk程用意したのですけれども、これでなんとかしていただけないでしょうか?」

と依頼をされます。



どうでしょうか?

…といわれても困りますよね。

では依頼人Bさんの場合を見てみましょう。



依頼人B:「たいへんたいへんたいへんたいへんたいへんたいへんたいへんたいだーーー!!!」ずばんっと碇亭の扉をぶち破る勢いで一人の青年が入ってくる。

依頼人B:「おらの村が魔物に襲われちまっただよ!!冒険者さんならなんとかできって聞いたんだべ。お願いだべ!助けてくんろ!!」

なんて感じで依頼を持ちかけられたりして。

依頼人B:「魔物の名前?わっかんねぇだ。ただ、背の高さはこんぐらいで、小柄な人みたいにも見えっけども、あれはどうみても人じゃねぇだー」

なんてよくわかんない説明されたりして。


こんなBさんのような依頼人ではセッションを進めるのにとても時間がかかってしまうことでしょう。

けれども、どうでしょうか?

確かに依頼人Aさんの方がはっきりしていてわかりやすいだろうと思います。
しかし、依頼人Bさんの方が、より人として親しみやすくはないでしょうか?
より、エンファータという世界で生きる人々を身近に感じることができるのではないでしょうか?

確かに風景描写や具体的な数値は大切な情報です。
けれども実際にその地に住まうNPCとの会話は直接の感覚として、その世界を感じさせてくれるものではないでしょうか?
そしてそういった会話の中で、PCはPCとしてより自然にエンファータという世界の中で生きていけるのではないかと思っております。




まーなんか偉そうな書き方をしてしまいましたが、が!

要はもっとNPCでPCに絡もうぜ!ってことが言いたいのです。
事務的に情報提供して終りー、てのはちょっと切ないと思うのですょ。
(あ、もちろんそういった位置づけのNPCならそれがそのキャラの個性!ってことでとっても良いと思うのですが!!情報屋さんとかネ)
GMだからセッション進行ちゃんとしなきゃ!とかきっちり情報提供しなきゃ!とかばっかりじゃなくて、NPCとの会話を通してPCと絡んだっていいと思うのですよっっ。PC同士の会話だってもちろんおいし…いやいや、見ているだけでも楽しいものですが一緒に絡めたらもっと楽しい!はず!!!

とゆーわけで!
どんなわけだというツッコミはとりあえずおいておいて!!
用法・用量を正しく守ってみなさん素敵なTRPGライフをお送りください♪













おまけ

Q:「最後の用法・用量を守ってってなんでしょう?」

A:「主に時間とか時間とか時間とかリアル都合とか体力とかですネ」

Q:「用法、用量…?」

A:「気にしない!!」

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