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#style(class=rule) - 2023年11月7日:稼働中PCのファイター技能・グラップラー技能をトランスコンバット・ウェアブル技能にコンバートすることができます。コンバートをご希望の場合は、TEKにご相談ください。&br;※グラップラー技能を持たない純粋なファイターの場合でも可能です(習得のための社会点等は必要です)。 - 2023年11月7日:稼働中PCのファイター技能・グラップラー技能をトランスコンバット・ウェアブル技能にコンバートすることができます。コンバートをご希望の場合は、TEKにご相談ください。&br;※グラップラー技能を持たない純粋なファイターの場合でも可能です(習得のための社会点等は必要です)。&br;※シーフ技能からのコンバートも可能ですが、シーフギルドとの関係など、キャラによって可能不可能な場合があるかと思いますので、要相談の上でお願いします。 #style(end) #style(class=rule) - 2023年9月23日:選択アビリティに<シェイプシフト>を追加。 #style(end) #contentsx(depth=1:2) トランスコンバット技能は、素手や素肌を武器や防具のように使えるモンスターの一部に身体を変じて戦闘を行う技能です。 * 基本の戦闘ルール [#g3981fec] ** 経験値・社会点等 [#tca28f7c] #style(class=rule) - 経験点ベースは1000(ファイター、プリーストなどと同じ)。 - トランスコンバット技能の習得には、社会点「50」が必要。 - トランスコンバット技能は、習得時とレベルアップ時にレベルに応じた【自動習得アビリティ】を習得する。 - トランスコンバット技能習得時には、同時に「ウェアブル技能」を習得しなくてはならない。 - 【自動習得アビリティ】以外のアビリティは「ウェアブル技能」によって習得する。 #style(end) **変身時の戦闘ルール [#dd4338c2] *** 基本設定 [#rdfbb498] #style(class=rule) - ファイター技能と同様に、攻撃や回避などの判定を行うことができる。 - 戦術、体当たりなどのアビリティはファイター技能同様に使用可能とする。 - 武器や防具、盾を装備したままトランスコンバット技能で戦闘を行なうことはできない。 - 全身に、変化のための魔術刻印「ラジャス」が刻まれており、隠したまま力を発揮することはできない。 - 変化には、戦闘時の興奮状態を利用しており、一度変化すると戦闘終了まで解除されない。 #style(end) *** 武器・防具データの選択 [#r7b8c8e0] #style(class=rule) - 戦闘開始と同時に両腕を1Hの武器に変化させ、全身を覆う体毛や甲羅、甲殻などを防具とする。 - 戦闘開始時に変化しないことも可能であり、その場合は戦闘中であれば任意のタイミングで変化をしてもよい。 - 武器は自身の筋力と同じ値の必要筋力の1Hの【クラブ】【剣】【斧】【槍】のどれかとして扱う(投擲不可)。 - 武器の種別については戦闘開始時にどれか一つを選択し、戦闘中の変更にはアビリティが必要となる。 - 防具は自身の筋力の半分(切り上げ)の値の必要筋力とし、発動中は【ソフト・レザー】と同等の扱いとする。 - トランスコンバット技能によって得られる武器、防具の必要筋力の大きさは「種別:身体強化」の魔法の効果による一時的な筋力の変更によって変化しない。ただし、<フィジカルセンス>による筋力の上昇は適用される。 - この技能によって得た武器や防具のデータを他の技能で使用することはできない。 - なお、変化中でも、【ロック(投擲)】に限り、武器として使用して攻撃することができる。 #style(end) *** グラップラー技能の制限 [#p1000cac] #style(class=rule) - グラップラー技能の前提となる戦闘技能ではないため、「ブロー系」選択アビリティは使用できない。 - グラップラー技能のうち、「アーツマスター系」選択アビリティは、トランスコンバット技能と併用できる。 - グラップラー技能の「オーラマスター系」選択アビリティはラジャスに干渉するため、習得できない。 #style(end) **非変身時の戦闘ルール [#i2776ff3] #style(class=rule) - 変身していない状態のとき、トランスコンバット技能レベルの半分(端数切り上げ)に相当するファイター戦闘ができる(例:トランスコンバット技能5レベルのPCは、変身していないときは3レベルのファイター相当として戦闘ができる)。 - 変身していない状態のとき、戦術などのファイター技能アビリティも、トランスコンバット技能レベルの半分(端数切り上げ)のレベルとして使用できます。 - 変身していない状態のとき、グラップラー技能のうち、「アーツマスター系」選択アビリティは使用できます。 - 変身した場合、ファイター技能のアビリティは使用できず、変身前に装備していた武器・盾・鎧は非装備状態にしなければなりません。 #style(end) #clear * 戦闘ルール [#c17ba271] | 行動 | 解説 |h | 命中 | 【トランスコンバット技能Lv+器用度B】を基準値に行う。 | | 回避 | 【トランスコンバット技能Lv+敏捷度B】を基準値に行う。 | | 追加ダメージ | 【トランスコンバット技能Lv+筋力B】が基準になる。 | * 自動習得アビリティ [#h22222f3] |LEFT:140|LEFT |LEFT |c |アビリティ名称| 概要 | 効果 |h |Lv1<ビーストハート>| トランスコンバット技能の習熟度、ラジャスの成長を現す。 |武器の打撃力と防具の防御力に「トランスコンバット技能Lv」を足すことができる。この効果は「種別:武器強化」の魔法の効果として扱い、上書きすることはできない。| |Lv1<バイタリティ>| 戦闘中に高い治癒能力を発揮できる。 |ラウンド開始時に宣言し、回避修正を-1してラウンド終了時にMPを1点消費(固定)し、HPを1点回復する。&br;なお、このアビリティは休息によるHPの自然回復を強化する。一日ごとの回復量をトランスコンバットレベル分増やしてもよい。 | |LV1<ウルトラサウンド>|人間の耳では聞き取れない超音波で会話ができる。 |<ウルトラサウンド>を習得しているもの同士でしか聞き取ることができない会話をすることが可能。このアビリティは戦闘中でなくとも発揮される。| |Lv3<アヴォイダンス>|獣としての本能を呼び起こし、治癒の隙を作らない。|<バイタリティ>によって受けている回避修正へのペナルティを0にし、宣言を不要とする。| |Lv4<サヴァイヴ>|本能的に、致命傷を避けることができる。|一度の武器による攻撃で5点以上のHPが減るダメージを受ける場合、MPを1点消費(固定)し、ダメージを1点軽減することができる。| |Lv5<マジックフィルター>|魔法ダメージを1点減少する。|魔法に高い耐性をもつ変化ができる。魔法ダメージを1点減少する。| |Lv6<シンギュラリティ>|ラジャスの成長が一つの特異点、高い次元に達した証。|ウェアブル技能の【選択アビリティ】のうち、☆のついたアビリティを習得することができる状態になる。| 上記の技能は、1レベルであればトランスコンバット技能の習得時に、3レベルや5レベルであればトランスコンバット技能がそのレベルに達した時に自動的に習得されます。 * 選択アビリテイ [#e4cf02c5] |LEFT:140|LEFT:140|LEFT |c |アビリティ名称| 概要 | 効果 |h |Lv1<シェイプシフト>| 非変身時にも、変身時の外見特徴の一部が残り続ける | このアビリティを取得すると、非変身の状態でも、変身後の肉体の特徴の一部が常に残り続けます。そのため、例えば角が生えた人間、のような姿で日常を過ごすことになります。しかし、これは、ラジャスの不安定さの印でもあり、そのため、調律頻度や調律難易度の増加などにより、生活費に+1されます。ただメリットもあり、この姿でいる間、攻撃、回避、ダメージのいずれかを+1できます。なお、このメリットは完全に変身してトランスコンバット技能で戦う際には消失します(※あくまでも、非変身時に、技能レベル÷2分のファイター技能として戦う際のメリットです。また他の技能で戦闘する際も、このボーナスは適用されません)。&br;なお、社会点50+5000rkを支払うことで、安定化の証として生活費+1を削除することができます。 | 上記の選択アビリティは、トラコンスコンバット技能の基本アビリティですが、習得するかどうかは、PCごとに自由に判断して構いません。 * 種族ごとの運用ルール [#r8893208] ** ユニスロス [#h53a79b3] 刃の忌避:変化させる武器の選択肢から、剣と斧が削除されます。 唯一絶対の角:この技能によって変化をしても、ユニスロスの角が消えることはありません。 ** カマラム [#a3e21929] 巨人の肌:変化した防具はハードレザー相当のため、防御レートを+5しますが、回避修正を-1します。 金属鎧相当になってしまうため、<ハードスキン>を習得することはできません。 * 設定 [#vd3a30be] トランスコンバット技能とは、身体の一部をモンスターのような姿に変じて戦う技能のことです。身体を変じる力は、身体に刻まれた魔術刻印「ラジャス」に依るもので、ラジャスを隠したまま力を発揮することはできません。また、ラジャスによる変化は、敵対者と対峙する興奮をきっかけとするものがほとんどで、その変化を戦闘以外に活用できる例は稀です。 この技術は大陸のほとんどが深淵の森におおわれて、果てしなく広がる浅瀬海を根城に果てしないゲリラ戦を繰り返しているティテュス地方にて、深淵に残っていた魔法技術・知識を回収して体系化されたものと言われています。深淵から得たものとはいえ、星霜の身体にも転用できていることから、遥か古代には星霜の月の魔法の一部であった(シェイプチェンジなどと同系統の変身魔法)とする学者もいますが、その起源は明らかになっていません。 また、パンドラム地方でも同じくトランスコンバット技能があり、「聖刻」と呼ばれています。こちらは「星々の聖女」と呼ばれる代々の聖女の元で長年培われてきました。 トランスコンバット技能の取得には、魔術刻印「ラジャス」が必要です。 ラジャスが身体に適合するかは、血統や種族ではなく、個人の素質によるものだと言われています。ラジャスは成熟と共に成長、変容していきます。そのラジャスによって変じる姿も変容していくわけですが、その変化は「ウェアブル技能の成長」として扱われます。 ラジャスは、成熟の証として、他者に受け継ぐことも可能です。自分のラジャスを他人に伝承した場合、基本的に自分のラジャスと技能は失われますが、卓越したトランスコンバット技能者は、自分のラジャスの一部を伝承したりすることもでき、それによって自分のラジャスと技能を失わないでいられます。なお、高レベルのトランスコンバット技能保有者から受け継いだからといって、高いレベルで技能を保有する、といったことは起こりません。あくまで、1レベルの技能として再スタートするのです。 つまり、ラジャスを手に入れる方法は、ラジャスを授ける力をもつ魔術師による儀式を受けるか、既にラジャスを手に入れたトランスコンバット技能保有者から受け継ぐか、そのどちらかです。ラジャスを授ける力をもつ魔術師がティテュス地方以外にいることは稀ですが、他の地方でティテュス出身の魔術師から力を授かったり、深淵の魔術師が実験のつもりで星霜に与えたりする、ということもあり得るでしょう。 なお、パンドラム地方では、星々の聖女は魔術師ではありませんが、ラジャスを授ける力を持っています。 ラジャスをもつトランスコンバット技能保有者は、地域によって「特異的な存在」として扱われることもあります。それ故に、戦いを生業とするだけではなく、一般技能などをもって星霜社会に溶け込んでいるといった者も少なくありません。 ** ラジャスの「調整」 [#z0b487bb] ラジャスは、自身の肉体に影響を与える技術です。( 個人差はあり、必ずそうなるというものでもないですが )トランスコンバットの変身を多用すると、次第にラジャスが不安定になり、肉体や精神に悪い影響を与えます。最悪の場合、人の肉体と心を失ってモンスター/ミュータント化することもありうるのです(※このようなモンスター化・ミュータント化は俗に「変身病」と呼ばれます)。そのため、定期的にラジャスの調整が必要となります。 ラジャスの調整には、ラジャスを熟知しているソーサラーが欠かせません。トランスコンバット技能の中でも調和・調整のアビリティを修めた者は、ソーサラーでなくとも、他者のラジャスをある程度調整し、悪影響を除去できますが、本格的な調整はソーサラーでないと行えないのです。これが、この技術がティテュス地方の外に広まらなかった理由だと言われています。 現在では、ルアーブルにも調和・調整のアビリティを修めたトランスコンバット・マスターがおり、学院などもラジャスの理解を深めているため、この技術がレングラートでも広まり始めています。 ** その他、詳細設定 [#j4d842fa] 調律、調律師、自己調律、継承、ラジャスメイカー、原典などの補足設定については、以下のページをご覧ください。 - トランスコンバット技能/設定補足 ** レングラートでの扱い [#p4ff524b] レングラート地方における、トランスコンバット技能とウェアブル技能の基本的な扱いを以下に掲載します。 ①ティテュス地方・パンドラム地方発の魔法的戦闘技能として、冒険者や交易商人、学院、軍人など為政者などには知られ始めています。特に知名度は設定しないので、知りたい人は好きに知っていて構いません。 ②ルアーブルの学院は、ティテュス地方にあるパンドラムの学院と接触して、ラジャス研究も行っています。 また、ラジャスの調整ができる調律師も増えてきています。 ③新しい技術であり、トランスコンバット/ウェアブル技能に対する拒否感や偏見などはありません。そもそも、ラジャスを知ってる人はこの技能がどういうものなのか承知しています。ただし、変身して戦うのを見た(何も知らない)村人Aが心臓発作に襲われることはあるかもしれない。それは未知数です。 * 更新履歴 [#v24a2509] #style(class=rule) -19/11/19:この技能はPC技能として正式に採用されました。(※2019年9月23日作成、作成者ふゆたに) -正式採用にあたって、<タフネス>の削除、<フィジカルセンス>の効果を戦闘中のみの適用に変更されました。 -正式採用にあたって、<カームマインド>の効果はオークのバーサーク中には発揮されなくなりました。 #style(end) #style(class=rule) - 2019年10月末に以下のルールを変更しました。ご確認ください。 - トランスコンバット技能によって得られる武器、防具の必要筋力の大きさはストレングス、ウィークネス、フルポテンシャルといった一時的な筋力の変更によって変化しない。 - <バイタリティ>の回復量を1点に、<サヴァイヴ>の軽減を1点に変更する。 - <バイタリティ>と<サヴァイヴ>の両方に、発動時に1点のMP消費(固定)を追加する。 - <ビーストハート>の効果を上書きのできない「種別:武器強化」の魔法として扱う。 - トランスコンバット技能6レベルの【自動習得アビリティ】に<シンギュラリティ>を追加する。 - ☆がついたアビリティは、<シンギュラリティ>を習得していなければ習得することができない。 - ☆がついたアビリティは、習得時に【社会点200】と【20000rk】を消費しなければならない。 - <ハンターセンスⅠ>及び<ハンターセンスⅡ>を削除し、習得レベル3に<ハンターセンス>を追加する。 - <ハードスキン>の効果を、戦闘開始時に適用するかどうかを選べるように変更する。 #style(end) #style(class=rule) - 2020年3月16日に以下のルールを追加しました。ご確認ください。 - ◆変身時の戦闘について、下記を変更しました。 - グラップラー技能の前提となる戦闘技能ではないため、「ブロー系」選択アビリティは使用できません。 - グラップラー技能のうち、「アーツマスター系」選択アビリティは、トランスコンバット技能と併用できます。 - ◆非戦闘時のルールを追加しました。 - 変身していない状態のとき、トランスコンバット技能レベルの半分(端数切り上げ)に相当するファイター戦闘ができる(例:トランスコンバット技能5レベルのPCは、変身していないときは3レベルのファイター相当として戦闘ができる)。 - 変身していない状態のとき、戦術などのファイター技能アビリティも、トランスコンバット技能レベルの半分(端数切り上げ)のレベルとして使用できます。 - 変身していない状態のとき、グラップラー技能のうち、アーツマスター系列のアビリティは使用できます。 - 変身した場合、変身前に装備していた武器・盾・鎧は非装備状態にしなければなりません。 #style(end) #style(class=rule) - 2021/06/26:カマラム関連の記述に誤りがあったので修正しました。&br; 誤)巨人の肌:変化した防具はソフトレザー相当のため、防御レートを+5しますが、回避修正を-1します。&br; 正)巨人の肌:変化した防具はハードレザー相当のため、防御レートを+5しますが、回避修正を-1します。 #style(end) #style(class=rule) - 2021/11/03:伝承に関する記載を変更。「ラジャスは、成熟の証として、他者に受け継ぐことも可能です。自分のラジャスを他人に伝承した場合、基本的に自分のラジャスと技能は失われますが、極稀にそれらを失わない者もいるといいます。」を「ラジャスは、成熟の証として、他者に受け継ぐことも可能です。自分のラジャスを他人に伝承した場合、基本的に自分のラジャスと技能は失われますが、卓越したトランスコンバット技能者は、自分のラジャスの一部を伝承したりすることもでき、それによって自分のラジャスと技能を失わないでいられます。」に変更しました。 #style(end) #style(class=rule) - %%2021年7月7日:カマラムの<巨人の肌>について、使用できなくしました。%% ルールの解釈に誤りがあったので元に戻しました。トランスコンバット状態でも<巨人の肌>は使用できますが、<ハードスキン>を習得はできません。 - 2021年6月26日:カマラム関連の記述に誤りがあったので修正しました。 - 2020年12月6日:トランスコンバットの基本アビリティ<サヴァイヴ>を4レベルに変更。5レベルに<マジック・フィルター>を追加しました。 - 2020年8月2日:設定に「ラジャスの調整」について記載追加。 - 2020年5月23日に以下のルールを追加しました。 - <ウルトラサウンド>をトランスコンバット1レベルの基本アビリティにしました。なお試用期間であり、変更が発生する場合もあります。 #style(end)