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村長 の変更点
#contents この項では、エンファータ世界における「村長」について解説します。 また、村長とその村の関係や、政治的なことにも触れています。 * 概要 [#t350a1ee] エンファータ世界において、一般に「村長」とは「開拓村の長」のことです。 長の存在は、様々な役目と問題に満ち溢れる開拓村にとって必須というべきものです。開拓村における様々な出来事に対する最終的な決定を下すのは村長ですし、領主に対し税を納めるのも村長です。冒険者への依頼は一村民にはなかなか手が出ないものであるため、村を代表して依頼を出すのも村長です。深淵などの攻撃を受けた際に、臨時の防衛指揮を執るのもほとんどは村長です。 大変幅広い知識、そして村人を纏め上げる能力が問われる役職のため、かつては冒険者であったとか、騎士であったような人物が就任することが殆どです。 * 村長とは [#ndf5f770] ある開拓村の長が最初に決定されるのは、その村を建設するための開拓団を結成する時です。 開拓団は通常、近隣の都市と、村を建設する土地を有している領主の支援を受けて結成されます。開拓団の人員は、この時に公募されるものです。 村長も公募されることはありますが、その機会はあまり多くはありません。というのも、殆どの場合はその支援した都市や領主が自身らと関わりの深い人物を予め村長として据えるからです。ここには様々な思惑が絡むことがあるものの、極端に無能ということは少ないため、そこまで不安となるものではありません。 こうして村長と決定された人物は、以後、村長の役職に不適切とされるまで村長を務めます。 不適切とされる理由は様々ですが、主なものとしては怪我、病気、老化による統率力の低下です。不適切と判断するのは村長自身か、村人ほぼ全員の意見の一致があった時か、その村の土地を有する領主です。 また、伯爵以上の爵位を持つ家に連なる貴族がその貴族権を行使することによって、領主の直轄でない開拓村の村長の権限を一時的に自身に移動させることができます。この権限は有事の際や、緊急と目される事態が発生している場合に行使されるべきもので、無闇な行使は貴族としての品格を低下させることに繋がります。 一般的な村 貴族 などの項も参照してください。 ** 仕事内容 [#ff54c20c] -開拓村の運営の中核に携わり、様々な事柄の最終判断を下す。 -開拓村の代表として、領主に税を納める。 -有事の際に村人の指揮を執る。 村長の仕事は非常に多岐に渡るため、これと決まっているものを挙げます。 まず、村の状態と村人の管理、報告です。 自身の村で何をどれだけ生産しているのか、村の資産はどうなっているのか、何か長期的な問題となりうることはないか、何人の村人がいて、それぞれ何をしているのか。こういったことを纏め、記録し、月に一度は領主に報告する必要があります。 次に、納税です。 領主が定めた納税法に従って、税をしっかり納めなければなりません。これは村長一人が村の代表として負うものであるため、納税分を確保する方法は村長に委ねられていることが殆どです。 最後に、有事の際の指揮です。 開拓村はしばしば深淵の攻撃や凶暴なモンスターの脅威に曝される為、これにどう対処するか――村のみでなんとか対処するか、領主に救援を求めるか、冒険者に依頼を出すか――を決定し、その為の指揮を執ります。 ゴブリン数体でも一般の村人にとっては絶大な脅威であるため、殆どは村自身でなんとかなることはなく、領主が強力な騎士団を有していればその騎士団か、冒険者に依頼を出したならその冒険者が駆け付けるまで、村の防壁の中に閉じこもって、迎撃の指揮を執ります。 ゴブリン数体でも一般の村人にとっては絶大な脅威であるため、殆どは村自身でなんとかなることはなく、領主が強力な騎士団を有していればその騎士団（とは言え、問題が頻発するような開拓村を有している領主は財政的に裕福でないことが多いため、騎士団と言っても総勢僅か六人ぐらいであったり、その上、その騎士団も他の問題に追われていることが殆どです）か、冒険者に依頼を出したならその冒険者が駆け付けるまで、村の防壁の中に閉じこもって、迎撃の指揮を執ります。 * 関連カテゴリ [#y48dfaa3] -[[世界観>Category/用語]] --[[職業>Category/職業]] -[[用語>Category/用語]]
