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SandBox/cfGMのモンスターリスト/デーモン

ディメンジョナル・ホラー Edit

概要 Edit

アザービーストの一種です。
古の時代、魔法が盛んであった頃、〈人〉『門』『港』と通称される、マジック・ワープ・ポータル技術の開発に余念がありませんでした。これは言わば空間固定式のテレポートであり、ある空間の二点を魔力によって捻じ曲げ、直通させ、そのまま固定することで、術者個人単位ではなく、術者以外の者や物質を多量に、一瞬で遠く離れた場所に移動させる技術で、深淵に対抗しつつ魔法王国を築き上げるには欠かせない技術でした。
しかし、その技術開発の前に立ち塞がったのが、この怪物です。次元の狭間と呼ばれる領域を徘徊する存在であり、ポータル魔法の発動に失敗することでこの領域に通路を構築してしまうと、この怪物は一瞬にしてそれを見つけ出し、エンファータ世界に溢れかえろうとするのです。
そのため、ポータル魔法の開発には大きな危険を伴います。今日、その技術がほとんど継承、開発されていないのは、この怪物のせいでもあります。

外見 Edit

その姿は触手と口があるという点以外には「不定形」と言わざるを得ません。
例えるなら、黒に近い紫一色の粘液状で、ブロブの上に耳と目を失った犬の前半身があり、その胴体から無数の触手が生えている――という感じです。
勿論、上記のは単なる一例で、様々な形態のものがいます。

生態 Edit

この怪物に知性と呼べるものはなく、ただひたすらにエンファータ世界に住まう存在を破壊することだけにその生命の限りを尽くします。
何かしらの生物であることは間違いないのですが、その生態は謎に包まれています。
彼らに感情があるとすれば、それは自分達以外の世界の全てを滅ぼそうとする『狂乱』ただひとつのみです。交渉などは一切通用せず、ウォーロックの契約にも応えることはありません。
ひとたびポータルが狭間の領域に接続されれば、後述するトランプラー種を中心に、毎分十体を超える頻度で出現し、破壊の限りを尽くします。
対処するには、ポータルを無理やり閉鎖する以外にありません。ポータルの切断にさえ成功すれば、この怪物は根源力を失って、十分と掛からずに死滅するか、世界の強制力によって送還されていきます。

戦闘データ Edit

ML3
知名度14
敏捷12(移動:12)
知能なきにひとしい
反応暴力的
知覚魔法
攻撃12(5)
打撃12
回避8(1)
防御5
HP/抵抗10/11(4)
MP/抵抗8/11(4)
言語なし

ML3 敏12 攻12 打12 回8 防5 生10/10(11) 精8/8(11)
特殊能力:異次元からの狂乱

特殊能力の説明 Edit

  • 異次元からの狂乱:バーサーク状態(ステータス適用済み)です。また、全ての状態異常を受け付けません。

デザイナーズノート Edit

出現数の余りの多さから、一体一体殴っていては埒が開きません。薙ぎ払いや範囲魔法で殲滅すべきですし、GMはそうできるようにするべきです。
攻撃性能だけはML3としては非常に高いため、PCのレベルに応じて状況の設定が必要です。
基本的にはLv4~5のPCに対し、数を繰り出すよう設計されています。

ディメンジョナル・トランプラー Edit

概要 Edit

アザービーストの一種です。
ホラー種の上位存在であり、より攻撃的かつ破壊的です。

外見 Edit

全長1メートルを超えることはないホラー種に対し、トランプラー種は全長3メートルを超えることもある巨体を持ちます。
黒に近い紫一色の体色を持ち、二足歩行、あるいは四足歩行で、幾分か人に近い姿をしています。顎の下や背面、手の先端から無数の触手を生やしており、それを叩きつけることで攻撃します。

生態 Edit

生態はホラー種に似通っていますが、トランプラー種はより効率的に世界に破壊をもたらすための邪悪な知性を持っています。
その知性を発揮して暴れまわる様は、まるで煮え滾った溶岩のような『憤怒』を感じることでしょう。
それ故、危険性はホラー種とは比べ物になりません。

戦闘データ Edit

ML5
知名度14
敏捷14(移動:14)
知能普通
反応暴力的
知覚魔法
攻撃15(8)
打撃15
回避12(5)
防御8
HP/抵抗20/15(8)
MP/抵抗18/15(8)
言語不明

ML5 敏14 攻15 打15 回10 防8 生20/20(15) 精18/18(15)
特殊能力:異次元からの憤怒 古代語魔法Lv4

特殊能力の説明 Edit

  • 異次元からの憤怒:1R間に2回攻撃を行います。また、精神的な状態異常を受け付けません。
  • 古代語魔法:レベル4までの古代語魔法を魔力6で使用します。使用魔法選択の基準は往々にして破壊的です。

デザイナーズノート Edit

耐久力はそこそこですが、ML5のモンスターとしては非常に高い火力を持ちます。
お供の選択は慎重に。

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