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コラム/cf/シティセッションプレイガイド のバックアップ(No.2)


  • 作成者:cf

このコラムは、シティセッションを楽しみ、またその解決に向けての指針を示す目的で作成されたものです。
「シティセッションのやり方がわからない(PL)」
「情報収集ってどうやるの?」
「交渉が難しい」
「行動指針をどうすればいいのか」
などなどについてお悩みの方は是非一読を。
ただし、ここに書かれていることはGMによりけりの部分を多く含むため、必ず使えるとは言えない。
その点にはご留意頂きたい。

自分ができることを知ろう、探そう

あなたのPCはどんなPCだろうか。
これは技能については勿論、性格面や背景設定を指している。
シティセッションでは、情報収集を繰り返すのが主な進行の手段になっていることが多い。
では情報収集とは何によって行われるのか。聞き耳? シーフギルドの利用? 確かに正解だが、それらに限ったことではない。

シティセッションでは、シーフレンジャーは重要な存在だ。情報収集の能力に長けており、単独行動が利きやすいからである。
セージも同様だ。様々な言語を読解できる他、シティセッションにおいてはセージの成否で次に向かう場所が決まることも少なくない。
バードも強い。聞き込みはシーフセージの領分だと思われがちだが、一般人に対する聞き込みではバードが一強だからだ。吟遊詩人という体裁を持つキャラクターなら、あちこちで色々な話を聞き回っていても全く不自然ではない。
では、それ以外の技能は役に立たないか? と言われると、決してそうではない。
例えばプリーストは、一切の探索系技能を持たない。だが、神職という性格上、一般人に対する信用度では群を抜いている。テンプルの階級持ちともなれば、そのPCが発した言葉はよほどの場合、あるいはあからさまな嘘でもない限り、疑いなく信用されるだろう。
ファイターは、見た目の頼もしさでは一番だ。相手の力量を計ることもでき、舐められにくく、恫喝などの手段も取りやすい。無力な人々にとっては頼りになると同時に、恐ろしい存在でもある。
シャーマンはセンスオーラなどの能力によって、特別な変化を察知することができる。顕著なのはアンデッドが絡む依頼で、一見どころか近くを通りがかっただけで付近にアンデッドが存在すると分かるのは非常に有利に働く。非常に断片的かつ曖昧だが、精霊の声を聞くことができるのも、特別な情報源だ。
ソーサラーシャーマンと同様に、センスマジックなどを利用することで特別な情報を得ることができる。また単独行動にも長けており、シーフでは侵入不可能な場所でさえも到達し得る可能性がある。

以上のように、技能面だけでも可能なことが多く分かれている。
NPCもPCを観察しているということを忘れてはならない。性格面や外見なども、場合によっては情報収集の内容を左右するのだ。
プリーストは信用される存在だが、そもそも相手がPCのことをプリーストだと分からなければ、何の意味もない。
見た目が明らかに子供で、言動も落ち着きなく子供っぽいPCを、何の紹介もなく初対面で信用するNPCはいないだろう。
これらを参考に、グループメンバーを見て、自分にできること、自分にしかできないことを探そう。

依頼の目的をよく確認しよう

シティセッションと一口に言っても、その内容は様々だ。
シティセッションに限ったことではないが、「PC達は何をしなければならないのか」を確認しておく必要がある。
これは、やるべきことの優先順位を付けるためだ。

「泥棒に盗まれた品物を取り返して欲しい。泥棒はこの街/村の中にいる」
依頼人にこう依頼されたとして、PC達がやるべき事は「盗まれた品物を手に入れること」だ。
「泥棒を捕まえる」のは、それほど重要なことではない。確かに品物を盗んだ泥棒は、品物を手に入れるに当たって有力な手がかりだが、品物そのもののよりは当然ながら価値が落ちる。
品物を追いかけるに当たって泥棒の足跡を追いかけることは重要だが、泥棒を追いかけることが本旨ではない。場合によっては泥棒に接触することなく、品物の入手は可能だ。
逆に言えば、盗まれた品物を入手する手段は、泥棒を追いかけるだけではない。
泥棒は何故その品物を盗んだのか。そこを考えれば、別の手段が見えてくることもある。
切り口はひとつとは限らない、ということを念頭に置いて、手段を模索するべきだろう。

聞き込みの前に

「知らない」は重要!

組織には注意!

考えを簡潔にまとめ、話そう

まず動け!

他人の利益を考えよう

魔法を使え!

ウソも方便なり

事実を言う必要はない ‐ ウソを言うのは気がとがめる貴方へ

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