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シムキン のバックアップ(No.1)


貴族の装いながら、目に痛いほどカラフルな服をまとっていることが多い青年で、軽くウェーブする金色の髪が特徴。社会のあらゆる場所、あらゆる層に出没し、多くの人が知っている道化。見た目は青年だが、不思議な事に、祖父の祖父の代、そしてそれより前にもその存在が知られています。

謎に満ちたこの人物は、下品さや皮肉さの混じった寸鉄釘を刺すような会話をする、人をいらだたせる達人です。シムキンの言葉をまじめに取り合うものは誰もいません。

特徴と能力

シムキンは強力な魔法を使う姿が時折目撃されています。例えば、誰か(集団)をテレポートさせたり、自分や他人の服装を自在に変えたり、無生物に化けたりなどです。ただ、彼にはヴィサルガもなく、魔法を使う際に精霊力の動きもありません。彼の魔法が何に立脚しているかは謎であり、その魔法を目撃した何人かは、シムキン〈人〉ではないかと疑っています。

性格

全てにおいて軽薄な印象を受ける態度を取ります。また、何百年も前に死んだ人物のことを持ちだしたりと、まるで死者が生きていた時代を知ってるかのような会話を織り交ぜるのも特徴です。シムキンに対するあらゆる追求は煙に巻かれますが、時折、非常に深い洞察に満ちた発言をすることがあります。もっとも、聞いた人の殆どは理解できないのですが。

PL&GM用情報

シムキンの真の正体は「ト=テルタ」本人です。変幻自在なこの神にとっては、数多の姿の一つにすぎないのでしょうが。キャンペーン『失われた世界』の最終章に参加した冒険者達のうち何人かは、その正体について察しましたが、外部の人に漏らすことを自粛しているため、事実上、誰も知りません。

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