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シーフ技能 のバックアップ(No.2)


シーフ技能は盗賊として諜報力や潜伏力、戦闘能力の技量の事です。
シーフギルドなど、犯罪組織ともかかわる技能ですが、非常に多様な能力を持っており、冒険者としては重宝されることが多いです。
その為、裏の仕事を本業とする者たちだけではなく、冒険者の中にもこの技量を持つ者は多数存在します。(ただし、彼らも、技量を持つ以上、拠点とする町のギルドには顔見世をしています)
シーフ技能シーフの技量を持つ者から教わるか、あるいは(クラケットのように)天性の者のみです。

以下からはSWルールブックに掲載されているシーフ技能について、エンファータでの扱いについて解説します。
特に、エンファータにおけるシーフ技能所有者の扱い(立ち位置)について説明しています。

基本ルール

  • SWルールブックに記載されている戦闘能力を使用することができます。
  • SWルールブックに記載されている能力(アビリティ)を使用することができます。シーフ技能のアビリティは、基本的に「屋内」「屋外」の両方で使用できます。
  • また、追加アビリティを使用できます。

シーフ技能も、SWオリジナルの技能と、ほとんど変わりません。
ただし、以下のアビリティが追加され、また、シーフギルドとのかかわりが変更されています。

シーフ技能の追加アビリティ

名称基準概要
<隠匿>知力●小物などを、服や荷物の中に隠したりできます。
●基本的に固定値で「シーフ技能レベル+器用ボーナス+7」が達成値になります。
ただし、GMは適宜ペナルティ/ボーナスなどを与えた上で、ダイスロールを指示することができます。
●隠匿された品物を発見するには、「冒険者技能レベル+知力ボーナス+2d6」で
隠匿された品物の目標値を超える必要があります。
  • この行為は、遊戯会ではよく行われていましたが、ルールとしてはサポートされていませんでした。そのため、正式にアビリティとして追加します。「小物」はGM判断ですので、このアビリティを使用する際は、かならずGMに確認を取ってください。

シーフギルド関連ルール

ルアーブルでのシーフギルドのルール

ルアーブルシーフギルドは、主に陸・遺跡などを縄張りとする「キャスパール」と、海・海賊との付き合いを縄張りにする「トリュアート」の2つのギルドに分かれています。

シーフ技能PCは、片方に250rkずつ。合計500rkの額を払って顔見世をしないといけません。顔見世してないほうのギルドからは情報は手に入りません。

シーフギルドというのは、シーフ技能保持者が中心になって作る互助集団の総称です。といっても、トップと部下の多くがシーフというだけで、組織内にはシーフ技能を持たない人もいます。「シーフギルド=その土地の犯罪組織」であるため、組織ごとに独立していて、他との交流はほとんどありません。また、組織ごとにバラバラなため、組織内のしきたりや構成はそれぞれ大きく違い、規模も違います。
大きな街であるルアーブルには、『キャスパール(陸の事柄がシマ)』『トリュアート(海の事柄がシマ)』という2つのギルドがあります。PCシーフが一番お世話になるのも、この両ギルドでしょう

詳細情報

顔見世料を払ったシーフの立ち位置

顔見世料を支払った段階では、ギルドに所属はしていません。そういったシーフにも情報は売ってくれますが、それ以上のサポートは一切しません(かなりの利益が見込めるならするかもしれませんが)。そして、このシーフが、スリなどの“仕事”で官憲などにつかまっても、当然、ギルドは手助けしません。 [#s48cfe26]

※顔見世料を払わないと情報は買えません

ルアーブルでは、「顔見世料」は片方につき【250rk】で、250rkを分割して支払う(例えば50rkずつとか)のは不可です。ただし、両方に顔見世料を収める必要はなく、片方だけでもいいです(支払ってない方のギルドの情報窓口は利用できません)。

正式メンバーシーフの立ち位置

  • 顔見世料を支払い、いろいろな活動でシーフギルドに認められたシーフは、そのギルドの正式メンバーとなることができます。シーフギルドに加入する場合には、PCは「キャスパール(陸)」と「トリュアート(海)」、どちらのギルドを選択しても構いません。ただし、加入できるのは片方だけです。両方に加入することはできません。情報を購入する窓口は、それまで通り、どちらのギルドも利用する事ができます。また、正式メンバーは、所属するギルドのある程度のサポートは受けられます。
  • 二つのギルドが協調路線をとっているため、キャスパールに入っているものがトリュアートの窓口を利用する事もでき、その逆も可能です。ただし注意点として、キャスパール所属のギルド員がトリュアート窓口で購入した場合『完全に正確な情報』を教えて貰えるとは限りません。

正式メンバーには、以下の特典と義務などが付随します。

  • メンバーの義務として、ギルドに上納金を払う必要があります。
  • メンバーはギルドに忠誠を誓わなくてはいけません。上役からの命令や、ギルドの明文化された法、しきたりなどには基本的に従わなくてはいけません。
  • ギルドは、メンバーを(基本的に)守ります。たとえば、メンバーが行った“仕事”の証拠を隠蔽したりなどです。といっても、そのメンバーの組織への貢献度によって受けられる庇護は変わりますが。(GM判断です)
  • メンバーは、情報料が安くなったり、払った料金以上の情報を教えてもらえることもあります。(GM判断です)
  • ギルドは、メンバー間の紛争やトラブルには基本的に不干渉です。

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