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SandBox/ふゆたにGM/影之詩 のバックアップ(No.5)


  • このページは、『影之詩』のシリーズの情報をまとめたものです。
  • 2023年817日作成(作成者:ふゆたに)

ティテュス地方で発見された古代遺跡『影之詩』

 古代遺跡『影之詩』は、ティテュス地方での調査で発見されました。発見者は、アーベ公国冒険者"パスファインダー"のカイです。カイがこの遺跡を発見できたのは、アーベ公国ティテュス地方で起こった異神騒乱に積極協力していく特別法を定めた際に、その見返りとしてティテュス地方内の遺跡の調査をアーベ公国に許可したという背景があったからです。
 異神騒乱が終息したと同時に、この遺跡の本格的な調査が始まりました。カイは、シルトボーゲン・バロンボルトとこの件について様々な調整を行い、『影之詩』の調査に浮雲の碇亭冒険者を積極的に派遣する方針を決めました。このような方針となったのは、異神騒乱の復興のため、ティテュス地方は継続的な人手不足が懸念されていることも大きく影響しています。アーベ公国ルアーブル市の賢者の学院から、ティテュス地方海の森の魔術拠点へのテレポートを、戦時中同様に簡易に行えるようにし、調査のために派遣した冒険者を、一定の期間ティテュス地方での人手とすることもできるという目的があるようです。
 『影之詩』には、<人>の時代から続く古代の遺失魔法が様々眠っていることが分かっています。これらを調査するためには、『影之詩』のシステムに従い、遺跡を攻略せねばなりません。そのシステムとは、『影之詩』に封じられた詩をすべて手に入れることです。
 吟遊詩人の唄う詩は古代、今の呪歌よりももっと多様で、もっと強大な力があったといいます。事実、『影之詩』では、吟じられた詩が、敵となって冒険者たちを襲います。冒険者はそれらの敵を倒すことで、宝玉の中に詩を込めて手に入れることができるのです。

セッションの進行について

  • 冒険者は、詩の一覧から、それぞれ詩を選んで腕輪に込め、その力を借りることができる。
    ・詩は題材(エルフやロイヤル等)ごとに整理され、ステータスアップの効果と、特殊効果(※)をもっている。
    ・詩は、その数字の合計が挑む詩の数字以下であれば複数選ぶこともできる。
     例:「3」の詩に挑むならば、「2」の詩を1つ、「1」の詩を1つ選ぶことができる。「1」の詩を3つ選んでもよい。
    ・詩を複数選ぶ場合には、その題材が同じ詩の中から選ぶか、「ニュートラル」の詩から選ぶことができる。
     例:「3」の詩に挑むとき、「2」のエルフの詩を選んだならば、「1」のエルフの詩か、「1」のニュートラルの詩を選ぶ。
    ・複数選んだ詩のステータスアップ効果や、特殊効果(※)はすべて重複して得ることができる。
    ・複数のPCが同じ詩を選んだり、同じPCが同じ詩を重複して選んだりすることもできる。
  • 冒険者は、周囲の探索を行ってから、その後詩に吟じられた敵に遭遇する。(後述)
  • 遭遇した敵を倒し、詩として宝玉に込めて帰還する。腕輪は遺跡の中でのみ存在し、持ち帰ることはできない。

詩の一覧(第一層)

エルフ
[1]ウォーターフェアリー 精神+1 ※一度だけ使用可能、HPが半分以下なら、精霊魔法のレートを+1する。
【ロイヤル】
[1]クイックブレーダー 敏捷+1 ※一度だけ使用可能、シーフ技能で戦闘をしているなら、回避判定の前に宣言して、修正値を+1する。
[1]オースレスナイト 筋力+1 ※一度だけ使用可能、「分類:剣」の武器攻撃に失敗したとき、修正値を-4して振り直してよい。
【ウィッチ】
[1]学院の新入生・ルゥ 知力+1 ※一度だけ使用可能、真語魔法で6点以上のMPを消費したなら、MPを1点回復する。
ドラゴン
[1]アイボリードラゴン 筋力+1 ※一度だけ使用可能、3R目以降なら、武器攻撃のダメージロールの前に宣言して、打撃レートを+1する。
ネクロマンサー
[1]スカルビースト 生命+1 ※一度だけ使用可能、HPが半分以下になった時、現在のHPは変更せず生命力を+2する。
【ヴァンパイア】
[1]蠢く死霊 生命+1 ※一度だけ使用可能、武器攻撃の前に宣言して、HPを1点消費することで打撃レートを+2する。
【ビショップ】
[1]ラビットヒーラー 精神+1 ※一度だけ使用可能、神聖魔法を唱えた後、他のPC1人のHPを1点回復する。
≪ニュートラル≫
[1]ゴブリン 器用+1 ※一度だけ使用可能、探索判定の出目が5以下なら、達成値を+1する。
[1]ユニコーンの踊り手・ユニコ 敏捷+1 ※一度だけ使用可能、2R目以降なら、ラウンド終わりに宣言して、HPを1点回復する。

敵と遭遇する前の探索と補助詩(アイテム)について

  • セッションでは、敵と遭遇する前に探索判定(シーフスカウトレンジャー)をすることができる。
  • 基本的に、パーティの中で最も高い探索判定の達成値により、得られる補助詩が決定する。
  • 一定の達成値を複数人で同時に達成することで、より高い成果を得られることもある。
     例:達成値14を2人のPCが達成したことで、達成値16で発見できる補助詩を手に入れた。
  • 探索判定における6ゾロの扱いは、絶対成功ではなく達成値+2とする。
  • 手に入れた補助詩は、選んだ詩の題材が一致しているPCのみ使用できる。
  • 「ニュートラル」の補助詩は、すべてのPCが使用できる。
  • 補助詩は手番を必要とすることなく指定されたタイミングで使用することができ、使用すると失われる。
  • 補助詩は紙片に書かれたものだが、腕輪同様に遺跡の中でのみ存在し、持ち帰ることはできない。

現在所持している補助詩(アイテム)

新たなる運命(誰でも使用可能。判定で1ゾロを除くゾロ目が出た時に使用してよい。その判定の修正値を-2して、振り直すことができる)×1

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